故宮南院･蓮池潭一周･安平路地裏探索　路線バスの旅−後編・・・2016年5月　

2016/05/05 - 2016/05/09

GWの旅行、3月に行ったばかりなので迷っていたのですが
少し日程をずらせばPeach関空-高雄便が安くなることが
わかったので、思いきって出かけることにしました。

高雄2泊−台南1泊−高雄1泊。
ホテルもバーゲン価格で合わせて2人で約25,000円。

予約しやすくなった｢故宮南院｣と
八田與一さんの慰霊祭が行われる｢烏山頭水庫｣
がメインテーマだったのですが・・・
｢烏山頭水庫｣へクルマで連れて行ってくれることに
なっていた友人が仕事で急に行けなくなったために
そちらは急遽キャンセル。
代わりに久しぶりに安平を散策してきました。

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ピーチ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

【５月７日(土)】

バナナ１本で軽めの朝食の後、７階のプールへ。

宿泊客は無料で利用できます(受付で氏名とルームNo.を書くだけです)。

一泳ぎしてから熱いジャグジーでまったり。

そして別室の男女別サウナで裸になってひと汗かきました。

部屋に戻って荷造りを済ませてから、ブランチを食べに。

長〜〜いベンチ。

『高雄豆漿』

　高雄市新興區新田路7號

以前は２階の壁に看板がかかっていたのですが、外れてしまったようです。

すごい量！何を作っているのでしょう？

何にしょうかなぁ♪

店内は、ほぼ満席。

ひっきりなしに買いに来る人で混んでいます。

小籠包(というよりミニ肉饅)
10個で60元。

蛋餅と油條
豆漿(熱)と塩豆漿

合わせて120元のブランチ。

部屋に戻って11時少し前にチェックアウト。
カバンのひとつを明日まで預かってもらい、ホテル東側のバス停から民族幹線に乗車。

昨日は通学の学生たちで満席でしたが、今日は土曜日なので空いていました。
30分以上乗って12元はほんとに安い♪

高鐵左営駅到着。

彩虹市集３階のインフォメーションでカバンを預かってもらい
(無料ですが営業は11:00から)
駅構内を横断して西側の台鐵新左営駅前へ。

駅を出て右手にあるバス停から

11:30発の舊城文化公車に乗車。

土日祝日のみ(平日運休)
10:00発から18:00発まで、30分間隔で時計廻りに一周。

50元の一日チケットをガイドさんから購入。

※このチケットで、当日限りですが
　他の文化観光公車路線などにも乗車できます。
　★哈瑪星文化公車
　★鳳山休日文化公車
　★紅毛港文化園區專車
　★大樹祈福線公車
　午前･午後にそれぞれ別路線で観光すると
　すごくお得になります。

蓮池潭の周囲を一周するバスはこの路線だけ。

ガイドの男性が、車内で地図を見せ、何番で降りたいか聞いてくれます。

韓国から旅行に来ているというカップルと一緒に、眷村文化館バス停で一回目の下車。

火曜〜日曜、09:00−17:00
入場無料

眷村は第二次大戰後に台湾に逃げてきた軍人とその家族向けに、接収あるいは建設された住宅地。

現在の左営区には、この文化館がある海光三村以下22ヶ村が設けられました。

日本海軍高雄警備府が置かれていた関係で、左営の眷村に住んでいたのはほとんど海軍軍人だったそうです。

足踏みミシンや蓄音機など、日本の昔の家にあった道具類がたくさん展示してありました。

きれいなトイレ棟が、建物の後ろに設置されています。

眷村文化館から数分歩いて、鳳山舊城の城壁跡へ。

この辺りは修復が済んでいます。

右側は高雄市立永清國民小學(以前は海軍子弟學校)の広〜い敷地。

東門。

くぐって右手へ少し行けば東門バス停。

城壁に登ってみました。

散策ができるようになっていたので、もうひとつ先のバス停まで歩いてみることに
しましたが・・・

・・・このkyon2の判断が大失敗。

行き止まりで、しかも降りる所がありません（≧･≦）

どうしょうもなく東門バス停まで逆戻り。

30分のロスタイム（≧･≦）

バスに乗車し、南門バス停・北門バス停を車窓から眺めて通り過ぎ、何度も行った龍虎塔も素通りして・・・

崇聖祠バス停で二回目の下車。

向かいの高雄市立舊城國民小學へ。

舊･孔子廟は小学校の敷地内にあるのです。

正門左手の警備員室に
「コンツーミャオ」
と、断ってから入りましょう。

奥へ進むと・・・崇聖祠。

舊･孔子廟の一部(孔子の先祖五代を奉った拝殿)。
他の施設は日治時代に小学校を造るために取り壊されてしまったとのこと。

どなた様ですかねぇ？

國民小學の隣が「啓明堂」

お参りして、トイレをお借りしました。

向かいが「春秋閣」

入場無料。

龍に昇格する前の鯉？

・・・魚のエサ自販機でした。

こちらは龍

向こうにも龍

次のバス時刻が迫ってきたので、五里亭まで行くのはあきらめました。

やってきたバスは、最初に乗ったバスで、今度はガイドの男性と研修中らしい若い女性が乗っていました。

最後のバス停「孔子廟」で三度目の下車。

高雄孔子廟は1976年竣工。

櫺星門

儀門(大成門)

大成殿

以前は蓮池潭に水陸両用観光バスが走って(航行して)いたのですが、そのときに使われていた水面に登り降りするための傾斜路。

四回目のバス乗車。

次のバス停が終点･新左営駅前。
歩くとけっこう遠いですから、このバスはほんとうに便利です。
平日は運行されていないのが残念。

駅ビル構内を横断して新光三越へ。

三越の彩虹市集３階の飲食店街でおやつにスィーツ。

左は仙草。右はマンゴー冰。

預かってもらっていた荷物を引き取り、台鐵駅に戻り、自強號チケットを購入。

わずか30分で台南駅。

駅前北バスターミナルから２番バスに乗ってホテルへ。

駅西側の旧市内はすごく渋滞していて時間がかかりました。
土曜日で、しかも明日は｢母の日｣だから、買い物や外食の家族連れがとても多いせいなのでしょう。

承天橋口バス停で下車。

徒歩５分で今日泊まる「台南・維悦酒店」

台湾の旅行会社の16周年セールのおかげで
スタンダードツイン朝食付き2,100元でした。

道路を挟んで東隣りに7-ELEVEN。

313号室

ウエルカムドリンク♪とお菓子。

冷蔵庫は冷えていました。

セーフティボックスは残念ながら無し。

バスタブは大きめ。シャワーブースも独立。

バスルームは、ゆとりのある広さ。

アメニティは標準的。

さて今晩のご飯をどうしよう・・・旧市内はどこも混んでいるだろうしなぁ。

ということで、今夜も肴を買ってきて部屋呑みに決定(笑)。

バス停からホテルまでの道で見かけたこのお店に。

台南の知人からよくお土産にもらう地元の有名店です。
安平店　安平區慶平路569號　9:00〜22:00

セール中だったのでついでに買い物も。

ミニサイズの鳳梨酥
24個で360元。

ばらまき土産に最適。

虱目魚Ｑ餅
5個入　220元

台南大餅−鴛鴦餅　210元

パンと饅頭をおつまみに今日も部屋呑み♪

すると鄭小姐からLINEが・・・
『急に仕事が入ってしまい、明日の烏山頭は行けなくなりました（≧･≦）』

仕事ではもちろんしょうがないです。
さて、どうしようかと思案。
列車とバスを乗り継いでももちろん行けるのですが、明日も暑そうなので面倒になり、このまま台南で過ごすことにしました。ちょうど安平の近くなので、安平や七股を観光することにしました。

【５月８日(日)】

朝のお散歩。

ここから1.2km歩けば安平古堡。

安平観光の拠点としては絶好の立地です。
その分、旧市内までは距離がありますが。

朝食は１階レストランで。

天井はステンドグラス。

建物真ん中は吹き抜けになっており、部屋の窓は全室外向き。

昨晩、大型バス２台で小学校の親子ツアーが到着していましたので、混まないうちにと6:30の開店と同時に入りました。

まだ誰も手をつけていません。

台南担子麺のセルフコーナー。

いただきま〜す♪

記念撮影していたら・・・

・・・小姐が「こっちでも撮りなさいよ」と。

コーヒーとデザートでまったりと。

1.5時間かけてゆっくり朝のひとときを過ごしました。

地下はかなり人気があるレストランになっており、池には大きな鯉が。

ロビーには、二人の親戚のように似た子たち。

ホテル向かいの7-ELEVENで88線･99線共通の一日バス乗車券：80元を購入しました。
①オンラインサービス端末[ibon]を操作して　引換券を印刷
②引換券をレジに持って行き、代金を払って　チケットを発行してもらう

※以前は台南駅バスターミナルやバス車内でも買えた一日票ですが
　現在はこの方法でしか入手できません。
※当日限り有効。
　また販売期間は2016/6/30までです。
※詳細はまだ正式発表されていませんが
　7月から、台南市全域のバスが乗り放題になる
　ICカード形式の一日票･二日票が発売される予定。

チェックアウトして荷物を預かってもらい、向かいのバス停へ。

昨晩の旧市内渋滞はもっと悪化しているようで、乗る予定にしていた99線バスは、なんと1時間近く遅れました（≧･≦）

運河沿いの有名なプリン屋さん。

御神輿を運搬中。

後で寄ろうっと♪

更にバスは進み・・・

ここで右にターンして

四草大橋を渡り

四草大衆廟

四草緑色隧道遊覧船乗り場

四草野生動物保護區

もっと先の七股鹽山まで乗りたかったのですが、残念ながらこの車両はここが終点。

※土日の99線は30分毎の運行ですが、七股鹽山まで行く便は1時間毎。

ここは前に見学しているので、このまま安平まで折り返し便で戻ることにしました。

マングローブ林

台江觀光船乗り場

四草大橋を逆戻り

徳記洋行/安平樹屋バス停で下車。

バス停そばのお店に寄り道。

豆菓子が美味しいんです。

本の型になった詰め合わせパッケージを購入。

鄭成功像を左手に見ながら古堡街へ。

西門國民小學

安平樹屋の前です。

トイレが開放されています。
ありがたいサービスです。

さっそく利用させてもらいました。

学校の入り口には、アイスキャンデーを頬ばる子どもたちの像。

徳記洋行の西側、古堡街118巷に入って行きました。

古堡街118巷から見る安平樹屋。

土曜日、さすがに入場者が多い感じ。

堤防の手前で右に折れて古堡街90巷へ。

きれいに整備された公園。

劍獅がたくさ〜ん。

堤防に登ってみました。

欄干にも劍獅。

安平樹屋の全景。

古堡街90巷はぐるっと廻って小学校の方へ続いています。

劍獅の専門店。

大小さまざま。

道なりに歩くと、その並びに・・・

ナッツ菓子の看板が。

お店といっても外観はふつうの民家。

おじゃまします。

２個ずつ３種類購入。
1個30元。

店番のお兄さん。

台南安平郵局。

傾いてはいませんでした(笑)

同記安平豆花・安平２店

赤鉛筆で数量を書き込めばよいので注文は楽。

持ち帰りの人と中で食べる人とにレジが別れています。

いつ食べても美味しい♪

右の豆花は、黒豆。

99線バスでホテルに戻って預けた荷物を受け取り、こんどは2線バスで台南駅に向かいました。

※88線･99線一日票で、2線など府城客運路線にも無料で乗車することができます。

15:24発、自強號121次のチケットを自販機・カード払いで購入。

窓口に行列ができていましたので始めて(予約せずに)自販機で買いましたが、どの駅でも自販機は空いているのが不思議。

こちらの區間車の最後尾は、自転車を分解せずにそのまま乗せられる車両でした。

16:00に高雄駅に着いて捷運でホテルへ。

結婚式場としても人気があるホテルのようです。

日が暮れるまで部屋で一休み。

夕食はYUNAちゃんのお家でご馳走になります。

捷運で鳳山西駅へ。

この駅のテーマは
SNOOPY♪

駅までYUNAちゃんが迎えにきてくれました。

おじゃまします。

感謝ｲ尓的招待（ガンシャ･リ･エ･ジャウダイ）

８品の手料理がズラリ♪

どれもとっても美味しかったです。

デザートは愛玉＋仙草＋タピオカ

なんという贅沢。

旬の金讃鳳梨。

すぐ近くの大寮はパイナップルの名産地。

西瓜も甘くて感激♪

ドラッグストアで試飲提供されていたというウィスキー＋ビールのカクテルを
呑ませてもらいました。

これ、日本人飲兵衛好み♪
コンビニで売っているチューハイやビアカクテルは、どれも甘ったるくて。
正式販売されるのが待ち遠しい。

ご馳走様でした。

もう食べられません、吃飽落(おなか一杯)。

そのうえ、お土産まで頂戴してしまいました（≧・≦）

ほんとうにありがとうございました。

【５月９日(月)】

金土日と三日間かなり歩き回りましたので
今日はのんびり過ごしてから帰国することに
します。

荷造りをおおかた済ませてから、恒例の朝の散歩へ。

自来水＝上水道

東に進んで次の角を右折して高雄市文化中心へ。

周囲にはさまざまなオブジェが並んでいました。

原住民の踊り(？)

京劇の仮面

太極拳でしょうか。

高雄市文化中心・本館前でも。

広〜い敷地。

緑もたくさん。

あっ台湾リス、発見！

ホテルへ戻ろうとして見かけた女学生。

一瞬、あれいつの間にか日本に戻った？
と混乱してしまいました。

10階から、水道タンクの向こう
雲の中に高い山が見えました。

残っていた明新食品のパンとバナナで朝ご飯。

荷造りを完成させてチェックアウト、お世話になりました。

これまで通っていたより１本西側の道を駅に向かったら朝市に遭遇。

おまりに美味しそうなので購入。
右側の大きな切り身、鳳梨１個分で100元でした。

捷運車内でプチ日台交流。

これから兄弟で北京へ旅行に行かれるのだそうです。

「空気がよくないそうなので、マスクを持って行くよ。」
と、おっしゃっていました。

Pecch搭乗カウンター(長栄航空の請負)には長〜い行列ができていました。
早めにいったんですけど（≧･≦）

何となく｢研修中｣という雰囲気。

陳菊市長さんはどこにでも顔を出している感じ。

指定席。

ほぼ満席。しかも日本人は５％ほど。

もう台湾は夏休み・・・違うよなぁ

もしかして若い人たちは卒業旅行？

5日間で、67,100歩。

われながら、良く歩きました。