2016/03/26 - 2016/03/27
104位(同エリア138件中)
ししじゅうろくさん
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昨年秋,太っ腹企画 一ノ蔵を楽しむ会 in名古屋 に参加して以来,同蔵のファンになりました.いろいろネットで調べていると,何と日本酒大学なるものが開講されているではありせんか.コレはいかにしても入学せんとして一念発起,見事入試(?)の難関を突破して碩学の身になる事が出来ました.
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 1.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
名古屋から仙台へのアクセスはANA.
短距離なのでプロペラでした.
仙台空港から市内はJR.
電算への乗換は非常に簡単でしたがこの電車,
途中の駅からかなり混みます.
さながら朝の通勤電車を思わせる混み具合でした. -
仙台と言えばずんだ餅.
空港や駅にあるずんだ茶寮でも味わえますが,
敢えてお餅屋さん 村上餅店をチョイス.
堂々たる 餅 の漢字がありました. -
お店は元々,お餅屋さんで創業されたようですが,和菓子も製造されてます.
2人でずんだをオーダーするのもナンなので,
妻は,クルミ ずんだ ゴマの三色を
私は季節の桜餅にしてみました.
お餅がしっかりしていて三色の餡に特徴があるので,食す順を考えてアッサリ系からいくと楽しめました.
桜餅は丁度良い甘味で桜の香りも美味しかったデスね. -
仙台駅前のエスパルでお土産を一つ調達して
一ノ蔵がある松山町へ向かいました.
各駅停車で40分位でした. -
大学校舎.
駅で大学のバスが待機してあって乗り込みました. -
講義室.
-
流石,大学と銘打っているだけにテキストが
事前に自宅に送られてきました. -
このテキスト,入門書の様ですが,
専門用語で説明されていたり化学式があったりで,なかなか読み応えがありました. -
酒造りの講義は総論と各論,実習は見学・利酒・酒造り体験とがあります.
勿論,大学なので修了試験にもパスしなければなりません.
まず,総論講義の後に施設見学が始まります. -
見学コースは一般のお客さんが来訪された際に
実施している内容の様でした. -
お酒のラベル.
ラベルは洋の東西,時代に関係なく
風情がありますね. -
見学から講義室に戻ると,チョットした
おやつがサーブされていました.
地元の高校生達によるジュースとマドレーヌ.
運営スタッフのお心遣いが嬉しいデスね. -
さて,次なる展開は試飲です.
実際に飲む前に,総論講義があったのは
言うまでもありません.
このテーブルには敢えて劣化酒が置いてあります. -
此方のテーブルでは,お酒の種類による違いを感じとる練習ですね.
一般的な試飲はこのような形態でしょう. -
初日の講義・実習は無事終了し
古川にある芙蓉閣で懇親会となりました.
お品書きも用意され大変美味しい料理です. -
まず学長からご挨拶をいただき,乾杯です.
-
運営スタッフの皆様方.
素晴らしい大学です. -
留仕込歌.
-
懇親会最後は三本締めとなりました.
-
大学二日目.
ホテルからバスで蔵に向かいます. -
この日は実習がメインとなります.
勿論,大学なので修了試験も設定されてます.
実習用の長靴にはきかえ,念入りに手指消毒. -
酒造りの実際の手順とは違いますが,一連の作業を実習します.写真の順で実習しました.
この部屋は蒸した酒米を放冷する所です.
マットのようなものが並べてありますが,学生ひとりひとりづつ割り当てになります. -
麹作り.
台上にある麹の山を小さくしていきます. -
麹作り.
最初は手作業ですが専用の機械に移します. -
麹作り.
細かくした麹を麹箱に移します. -
やがて醪はタンクに移され醸成していきます.
-
櫂で上手く攪拌すると,
-
沈澱していた醪がプカーッと浮いてきます.
この一連の作業,簡単そうですが仲々,難しいのです.タンクの側はガスが発生していて,人によっては気を失うなんて事もあるようです. -
蒸し上げた酒米を移しています.
-
蒸米をベルトコンベヤーに移し,
-
その蒸米に麹を振る係りの方.
-
麹の混ざった蒸米を別の場所に移します..
完全な人海戦術,1人約15kg位かな. -
酒母造り.
-
麹米を投入した後,櫂で丁寧に拡販させています.
『麹,潰すな溶かすもの』 -
昼食は,ちゃんこ,ソップ炊き.
当然のように,大学のお酒が用意されてます.
ちゃんこも美味かったけど,手前の塩辛が絶品.
親父さんに,持ち帰りないのかと聞いたほどです. -
ちゃんこ鍋を用意していただいたお店の大将.
元力士.
なんと北の湖や輪島の大先輩というのですから
驚きです. -
一ノ蔵大学 鈴木整学長.
修了証書授与の後に,式辞を賜ります.
残念ながら首席卒業とはなりませんでした.
筆記試験もそうですが
実技試験がかなり厳しかった様に思います.
非常に充実した大学生活でした. -
仙台空港で夕食.
向こう側は,牛タンラーメン,手前にあさりラーメン.
鮭はらこ飯付をオーダー.
ラーメンは,麺もスープもイマイチだったのでリピしません. -
地酒のお土産.
大学から,大和伝 特別純米(宮城限定販売).
石巻から,日高見 純米酒. -
仙台といえば,牛タン.
地元在住の大学同期生に聞くと,『利休』を薦めてくれました.
4キレで一人前となっています.
牛タンに切り込みがあって,予め調味されています.
グリルで焼いて頂きました. -
御菓子司 九重本舗 玉澤.
創業延寶三年のの老舗.
冬季限定菓子【霜ばしら】を購入したかったけれど,
残念ながら,単品では在庫切れ.
詰め合わせならあるとのことでこちらを購入.
右から,ゆべし・くり宝珠・霜ばしら・森の都けやき・九重.
なお,仙台空港では売っていないようです. -
湿気・衝撃・熱に弱い冬季限定菓子.
防湿と破損防止のため,缶の中に「らくがん粉」が充填されている.
強く引っ張ると脆くも崩れてしまいます.
口に含むと,すっと消えてしまう飴なのです.
儚くて繊細,いかにも日本らしい逸品でした.
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