2016/03/20 - 2016/03/20
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ブランメル伊達さん
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2016年3月3連休を使って,青森県の八戸と弘前へ行った.
八戸は住んでいたこともあるが,訪問は3年ぶり.道中はJR八戸線に沿って北上した.
弘前は去年の7月以来となる.弘前城天守の曳屋が終わっているとのことなのでその様子を見に行った.
3連休2日目(3/20)八戸から十和田湖経由で小坂へ.旧鉱山関係の遺構を見学して夕方弘前市へ入る.
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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八戸駅から西へ13.5kmほど五戸町荒町の江渡家住宅.
南部藩五戸代官所の下役を勤めたことがある在郷武士の住宅.
現役の住宅で立派な門も建つ.江渡家住宅 名所・史跡
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江渡家住宅.
1783年頃の建造,寄棟造,茅葺,北正面玄関付,国重要文化財.江渡家住宅 名所・史跡
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江渡家住宅の説明板.
江渡家住宅 名所・史跡
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西へ200mほど移動.五戸町消防団第一分団屯所.
所在は五戸町野月.
1922(T11)年建造,木造2階建,望楼付,青森県重宝. -
国道4号を北上,14.5kmほど走り十和田市街へ.
カトリック十和田教会.
1932(S7)年建造,木造2階建,切妻造,鐘塔付,鉄板葺,国登録有形文化財.
所在は十和田市稲生町.十和田カトリック教会 寺・神社・教会
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十和田市街より十和田湖方面へ向かう.
西へ20kmほど移動し旧笠石家住宅.
所在は十和田市奥瀬栃久保.
江戸後期の建造,寄棟造,茅葺,国重要文化財.旧笠石家住宅 名所・史跡
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笠石家から4kmほど進むと奥入瀬渓流に入る.
流石にこの時期観光客は殆どいない.
新緑時期と紅葉時期はかなりの渋滞となる.奥入瀬渓谷 紅葉
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奥入瀬渓流の様子.
雪融けが早いのか水量が多そうだ.奥入瀬渓谷 紅葉
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十和田湖に到着.
休屋付近も観光客はほとんどいない.
観光シーズン有料駐車場となる場所も除雪で山にされた雪と僅かな駐車スペースに数台の車があるばかり.
そんな中,台湾からの観光客がいた.数年前だと想像もつかないことだ. -
十和田湖のシンボル乙女の像.
駐車場から3〜400mほど歩くが風が強く寒かった.乙女の像 名所・史跡
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乙女の像脇に残る溶岩.
十和田湖は火山の噴火で形成したカルデラ湖で,噴火した際に出た溶岩が湖畔にも残る. -
湖畔を離れカルデラの外輪山へ.秋田県に入り発荷峠.
7年半ぶりに来た.
展望台上も雪が少なく上がることができた.
八甲田には雲がかかり,あまり良くなかった.
新緑時期がいいな.発荷峠展望台 名所・史跡
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発荷峠から樹海ラインで小坂町の中心部へ向かう.
15kmほど坂を下り続けると道脇に滝が見える.
七滝,日本の滝100選のひとつである.
高さは約60m,名の通り7つの滝が連なっている.日本の滝100選「七滝」 自然・景勝地
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七滝.
樹海ラインより100m程度遊歩道が整備され,滝壷近くまで難無く行ける.
道路挟んだ向かい側には,道の駅こさか七滝もある.日本の滝100選「七滝」 自然・景勝地
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イチオシ
七滝から6.5kmほど坂を下り,小坂町の中心部の旧小坂鉱山事務所へ.
所在は小坂町小坂鉱山字古館.
明治の殖産興業を支えた小坂鉱山の事務所として使われた建物で,役目を終えた後に町に譲渡され,現在地に移築復元されている.
ここも7年半ぶりだ. -
旧小坂鉱山事務所.
1905年建造,木造正面3階建,両側面2階建,背面中央部平屋建,銅板葺及び厚板葺,正面中央ベランダ付,国重要文化財.
鉱山の歴史を展示する資料館となっているほか貸ホールとしても使用されている.
開館時間9:00〜17:00,入館料\300,年末年始休館.
康楽館と小坂鉄道レールパークとの3館共通券もある(康楽館の芝居なしで\1,270). -
旧小坂鉱山事務所内部の様子.
玄関入って正面の螺旋階段. -
旧小坂鉱山事務所内部の様子.
正面玄関上のベランダ. -
旧小坂鉱山事務所病院記念棟.
敷地内東側に建つ.
旧小坂鉱山病院の霊安施設である.
1908(M41)年建造,木造平屋建,寄棟造,銅板葺,国登録有形文化財. -
旧小坂鉱山事務所電錬場妻壁.
解体の際に残されモニュメント化している模様.
病院記念棟の隣に建つ. -
天使館(旧聖園マリア園).旧小坂鉱山事務所の西側道路を挟み建つ.
1932(S7)年建造,木造平屋建,切妻造,銅板葺,国登録有形文化財.
小坂鉱山従業員のための幼児教育施設だった建物.旧聖園マリア園「天使館」 名所・史跡
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天使館前に立つシスターと子供の像.
旧聖園マリア園「天使館」 名所・史跡
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イチオシ
旧小坂鉱山事務所の南200mほどの箇所には芝居小屋康楽館が建つ.
小坂鉱山の隆盛期に鉱山の厚生施設として生まれ,1970(S45)年まで興行が続いた.
1986(S61)年に県の文化財に指定されるとともに興行も再開された.
建物は1910(M43)年建造,木造一部二階建,正面入母屋造,背面切妻造,正面両突出部寄棟造,銅板葺,国重要文化財.国重要文化財「明治の芝居小屋 康楽館」 名所・史跡
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康楽館前の通り.幟旗がはためく.
ここも7年半ぶりに来た.前回来た際は公演中だったと記憶する.国重要文化財「明治の芝居小屋 康楽館」 名所・史跡
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康楽館内部の様子.
2階の客席,畳敷きだ.
見学時間9:00〜17:00,見学料\600,年末年始休み.
芝居見物がセットだと\2,100だ(4月〜11月).
3館共通券対象施設.国重要文化財「明治の芝居小屋 康楽館」 名所・史跡
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康楽館内部の様子.
客席の座布団,康楽館の名入り.
売店で売っている模様.国重要文化財「明治の芝居小屋 康楽館」 名所・史跡
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康楽館内部,奈落.
舞台下の奈落も見学できる.国重要文化財「明治の芝居小屋 康楽館」 名所・史跡
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康楽館内部,奈落の様子.
奈落には回転舞台の仕掛けがあり,動かすこともできる.国重要文化財「明治の芝居小屋 康楽館」 名所・史跡
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康楽館内部,奈落の様子.
回転舞台の車輪.国重要文化財「明治の芝居小屋 康楽館」 名所・史跡
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康楽館内部,奈落の様子.
周囲には石垣が組まれている.国重要文化財「明治の芝居小屋 康楽館」 名所・史跡
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康楽館内部の様子.
花道下の人力昇降設備「切穴(すっぽん)」.国重要文化財「明治の芝居小屋 康楽館」 名所・史跡
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舞台下から舞台へ上がる.
舞台に上がるのは初めてだ.前回来た際は公演中だったので舞台には上がれなかったようだ.閑散期に来ていいこともある.国重要文化財「明治の芝居小屋 康楽館」 名所・史跡
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康楽館内部の様子.舞台裏の楽屋.
通常の公演は松井誠とその弟子により行われているが,不定期に著名な歌舞伎役者が来ることもあり,楽屋の壁には人間国宝も含む多くの歌舞伎役者のサインが残る.
水戸黄門一行もあった.国重要文化財「明治の芝居小屋 康楽館」 名所・史跡
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康楽館内部の様子.
1階の客席から見た舞台.
公演開始前で今年新規に寄贈される幟が準備されていた.国重要文化財「明治の芝居小屋 康楽館」 名所・史跡
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康楽館内部の様子.
入口にある札回収場所と思われる.
大入りの額と康楽館の名入り暖簾.
康楽館はここまで.国重要文化財「明治の芝居小屋 康楽館」 名所・史跡
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康楽館から南へ300mほど,小坂町小坂鉱山字古川の小坂鉄道レールパーク.
2009年まで営業していた貨物鉄道小坂製錬小坂線の終着駅小坂駅跡に作られた鉄道保存展示施設.
開館時間9:00〜16:30,入館料\500,火・水曜休館.小坂鉄道レールパーク 名所・史跡
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旧小坂鉄道小坂駅本屋及びプラットホーム.
1909(M42)年頃の建造,国登録有形文化財.
本屋:木造平屋建,鉄板葺.
プラットホーム:石造及びブロック造,延長60m.
小坂鉱山の繁栄を支えた小坂鉄道の代表的遺構の一つである.小坂鉄道レールパーク 名所・史跡
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旧小坂鉄道小坂駅機関車庫.プラットホームと線路を挟み建つ.
1962(S37)年建造,鉄骨造平屋建,切妻造,鉄板葺,国登録有形文化財.小坂鉄道レールパーク 名所・史跡
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小坂駅機関車庫内部の様子.
TMC200形モーターカー.
積雪地帯用に除雪用の排雪板を設置した軌道用モーターカー.車両の入れ替え作業や保線作業,構内の除雪作業に使用されている.小坂鉄道レールパーク 名所・史跡
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小坂駅機関車庫内部の様子.
エボルタと書かれた車両.パナソニックの乾電池エボルタを動力に車両を動かす実験に使われた車両と思われる.小坂鉄道レールパーク 名所・史跡
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小坂駅機関車庫内部の様子.
DD131ディーゼル機関車.
同じ様な機関車が3台並んでいた.運転席にも入れる.
前後両方向に向いた2基の運転台を確認できた.小坂鉄道レールパーク 名所・史跡
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小坂鉄道レールパークの様子.
プラットホームの奥には大正・昭和に活躍した蒸気機関車と皇族を乗せた貴賓車が展示されている.
レールパークでは,この4月から土日祝とその前日に,引退した寝台特急「あけぼの」が入線し宿泊できるようになっている.鉄道ファンにはたまらないことではないだろうか.小坂鉄道レールパーク 名所・史跡
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レールパークから西へ1km弱,旧工藤家住宅.
地主であった工藤氏の私邸.
1885年建造,寄棟造,銅板葺,小坂町指定文化財.
かつては茅葺だったと思われる.
小坂町はここまで,東北道で弘前へ移動する.
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