2016/02/07 - 2016/02/07
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まみさん
ハナビちゃんとソウソウくんがラブラブでうまくいっているのか、そうでないのか。
期待に目がくらむあまり、良いように捉えすぎているのかどうか、自分ではわかりませ~ん。
ソウソウくんは、去年2015年2月に福井県の鯖江動物園から我が地元の埼玉こども動物自然公園にお婿に来て、同年3月から公開開始となりました。
以来、私は、月1回程度ですが、ずっとこのペアを見守って来ました。
そろそろレッサーパンダの恋の季節なので、このペアがどうなるか、地元ファンとしては、とても気になります。
ソウソウくんは、公開開始当初からハナビちゃんとずっと同居していて、いつもばりばりにハナビちゃんを意識していました。
人工哺育で育ったソウソウくんなので、きっと、それまで他のレッサーパンダと同居することがなかったせいもあるでしょう。
一方、ハナビちゃんもソウソウくんを多少気にしていましたが、ハナビちゃんの方は、これまで両親であるミンミンとナツちゃん以外にも、従姉のリリィちゃんやそのお婿さんとなったコウタくん、双子の弟のカフェ・ラテやリリィちゃんの子供のキャラ・メルと、さまざまな同居を経験済みなので、ソウソウくんのことも、また自分のなわばりに他のレッサーパンダがいるな、くらいにしか思っていなかったろうと思います。
だけどバレンタインデーの頃は、レッサーパンダの繁殖の時期。
本日は、これまでよりも2頭の距離が縮まっていたように見えました@
ハナビちゃんは少しだけ恋鳴きをしました。
するとそれを聞いて、ソウソウくんが一生懸命ハナビちゃんのところへ行こうしているように私には見えました。
これは恋がちゃんと成立しているのか、そして今年の夏に可愛い赤ちゃんが望めるのか、期待でいっぱいの私には、ちっとも予測がつきません(苦笑)。
ただ、ハナビちゃんもソウソウくんも、クスノキの樹上で過ごすことが多かったので、距離が近くなっても、樹上では接触はほとんどありませんでした。
私が見ていた午前中、テンションが上がったハナビちゃんが一度、ソウソウくんにちょっかいを出したり、追いかけ回したりしました。
でも、追いかけっこの鬼が逆転してソウソウくんに追いかけられるうようになったら、ハナビちゃんは樹上に逃げてしまいました(苦笑)。
本日は、前夜に軽く降った雪が、朝のうちは園内のあちこちに残っていましたが、レッサーパンダ展示場に朝ほぼ一番にたどり着いた時、雪はすでにほとんど溶けていて、レッサーパンダが雪にたわれる姿は全く望めませんでした。
写真としては雪景色の中のレッサーパンダをかろうじて撮れましたが、ハナビちゃんたちは雪を全く気にしていなかったでしょう。
また、本日は、ひそかに期待していた「レッサーパンダのおはなし」イベントはなく、ハナビちゃんもソウソウくんも、朝一番、展示場に出てきたら、笹も食べずに、すぐに樹上に姿を隠してしまい、はじめとてもがっかりしました。
でも、2時間ほどレッサーパンダに張り付いていた間、なんだかんだと2頭ともフォトジェニックでした@
というのも、ハナビちゃんもソウソウくんも午前中から枝葉に隠れて昼寝したわけではなく、クスノキの中を駆け回り、時には地上に下りてきたからです。
そして、70-300mmの望遠レンズで狙っていて画角が狭かったこともありますが、樹上なので人工物がファインダーの中に入らず、午前中の太陽の光とクスノキの豊かな緑の中のハナビちゃんとソウソウくんの姿は、露出補正は厳しかったものの、そういう意味では実に絵になりやすかったのです。
そして公式フェースブックの記事にもありましたが、2本のクスノキの間にあった丸太の渡り木が復活し、ハナビちゃんは再びクスノキの中を自由自在に軽やかに走り回っていました。
一方、ソウソウくんは、ハナビちゃんと同じ高みに登れるようになっていましたが、下りるルートはハナビちゃんと違って最短距離の幹を伝うことが多く、頭を下に幹に抱きついて少しずつ下りる姿は、上手なのですが、すごく笑えました@
ハナビちゃんの方は、樹上ではいったん立ち止まって進路を見定めてから一気に移動していたかんじでしたが、ソウソウくんは進路を探りながら上り下りしていたので、そういうときはおぼつかなく見えました。
一度、ソウソウくんは足を踏み外しそうにでもなったのか、「わあ」と慌てる顔をしたのを、バッチリ目撃できました@
後足で体を支えて必死な姿も、とっても可愛いくて、笑えました@
なので、この2頭の対称的な樹上での様子は、写真に撮りづらくても見ごたえありました。
<今年2016年2度目でどこともハシゴしなかった埼玉こども動物自然公園の1日の旅行記のシリーズ構成>
■(1)恋の季節のレッサーパンダのハナビちゃんとソウソウくんが気になって
□(2)親離れの時期のコアラのクインちゃんとランディくんはまだまだ甘えん坊
□(3)ほんのり雪景色と早春の花と共に、ヤブイヌや子ヒツジ・子ウサギ、温泉カピバラや外に出られなくて元気だった子キリンのマルくんたち
埼玉こども動物自然公園の公式サイト
http://www.parks.or.jp/sczoo/
<タイムメモ>
08:30頃 家を出る
09:14 高坂駅発の鳩山ニュータウン行きバスに乗車
09:20 埼玉こども動物自然公園に到着
09:30 開園と同時に入園
09:40-09:50 乳牛・マヌルネコ
09:50-11:50 レッサーパンダ
11:50-12:10 ヤブイヌほか
12:10-12:25 ヒメマーラ・マーラ
12:30-12:45 なかよしコーナー
13:00-14:25 コアラ
(13:00~ユーカリ交換&コアラのおはなし)
14:40-15:20 ランチ休憩
15:25-15:40 ワラビー・カピバラ
15:45-15:55 ワオキツネザル・アカエリマキキツネザル
16:00-16:10 キリン
16:15-16:20 正門売店で買い物
16:20 動物公園を出る
16:25 高坂駅行きのバスに乗車
17:20頃 帰宅
※これまでの動物旅行記の目次を作成済。随時更新中。
「動物/動物園と水族館の旅行記~レッサーパンダ大好き~ 目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
うっすら前夜の雪が残った、朝の埼玉こども動物自然公園最寄りのバス停留所
東武東上線の高坂駅前から鳩山ニュータウン行きのバスに乗れば5分で到着です。徒歩だと30分くらい?
でも、休日でもだいたい1時間に4〜5本バスが運行しているので、動物園路線としては頻発していると思います。
高校や大学や住宅地がある路線のためだと思います。 -
園内がうっすら雪化粧をしていた、埼玉こども動物自然公園の開園前の正門
開園と同時に入園したくて、東武東上線の都合で開園10分前に到着しました。
朝ご飯のコンビニおにぎりを食べながら開園を待ちました。 -
入園後、正門前広場のトクトクタイムをチェックしてみると……
あ〜、残念です。
11時45分からのレッサーパンダのおはなしイベントは、本日はありませんでした。
もうやらないのかなぁ。
来週の2月14日のバレンタインデーは、各動物園でいろいろイベントが予定されているところが多いので、やるかも知れません。 -
雪をかぶったレッサーパンダのトピアリー
-
レッサーパンダ屋外展示場で、雪が残っていたのは周りだけ
レッサーパンダたちが走る回るところは、すでに雪はほとんど溶けていました。日当たりがいいんですね。
でも、奥の方の日が当たりにくいところには少しだけ雪が残っていて、雪景色の中のレッサーパンダという写真はなんとか撮れました。 -
最近はこのパターンが多い、レッサーパンダの本日の布陣
ナツちゃんは全然外に出てこないってことはないと思うのですが、最近、タイミングがなかなか合いません。
でも、お気に入りの若ペアがこの時期はたいてい外で会えるので嬉しいです。 -
バックヤードからしゅたっと出てきたハナビちゃん
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ソウソウくんも、用心しいしい出てくる
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クスノキの間の渡り木が復活
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ちょっとだけ雪が残っていた竹やぶの中のハナビちゃん
野性味があって、いいかんじ!?
まもなく2頭とも、せっかく用意された笹にメモくれず、樹上に登ってしまいました。
レッサーたちの朝ご飯の笹タイムを楽しみにしていたのに。 -
枝にしがみつくようにして下りるソウソウくんのポーズはいちいち可愛くて笑える
しばらく待っていたら、ソウソウくんが下りて来ました。 -
イチオシ
足を踏み外しそうになったのか、「あーっ」と阿鼻叫喚顔も可愛い@
-
ひしっと体勢を立て直す
レッサーパンダですもの、落ちそうになることはあっても、ちゃんと挽回するのです。 -
全身で枝に抱きつく姿が可愛いソウソウくん@
-
葉っぱの間から、地上を見ようと、ぴょこっと顔を出したソウソウくん
朝一番のソウソウくんは、見学者(私)のカメラを意識していて、シャッターチャンスのたびに、私のカメラに気付くと顔をそむけちゃって、つれなかったです。
でもだんだんと見学者を意識しなくなったらしく、気取らない姿を見せ、シャッターチャンスもくれるようになりました。 -
下りるときは頭を下に、幹に抱きつくようにして
-
このポーズでひょこひょこ下りるソウソウくん@
-
雪の残る樹上から見下ろすハナビちゃん
朝の早い時間は、樹上でレッサーパンダたちが移動するたびに、はらはらと粉雪が落ちてきました。 -
よっこらしょいと下の枝へ移るソウソウくん
-
イチオシ
きちんと行き先の足場を確保するまで、上の枝にかけた足は離さない
-
というか、上の足はなかなか離せない(笑)
-
行きたい向きが反対だったようで
ソウソウくん、大事なところが丸見えのこの大股開きをしばらく披露してくれました(笑)。 -
枝でできた額縁の中で、目をつぶっても可愛いソウソウくん
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にこにこしながら下りるソウソウくん
やっぱり腰を低くして、枝にしがみつくように下りるのです。 -
あれ、次の足を引っかけるところが見つからない(笑)
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樹上で見つめ合う2頭
樹上では、この2頭の距離が今までこんなに縮まったことがなかったように思います。
やっぱりこの季節はお互いの距離が縮まってきているのではないでしょうか。期待してしまいます。 -
枝を抱き抱き下りるソウソウくんと、それを見ていたハナビちゃん
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真ん中がしょんぼりなしっぽをふりふり、バランスを取りながら下りる
ミンファちゃんママ(現・神戸の王子動物園)に毛づくろいされすぎて一時はハゲてしまったしっぽの毛も、だいぶ復活しています。 -
この調子でひょこひょこ地上をめざす@
それが見ていて実に楽しいのです。
特にレッサーパンダ・ファンでない見学者たちも「見て、見て、あれ!」と笑いを誘われていました。 -
枝の上で、高々と掲げられた笹を食べる
-
おかげで、見学者から見やすい位置で食べることになったソウソウくん
-
このときは笹に夢中@
私のカメラに狙われているからといって、もういちいち顔をそむけたりしなくなりました。 -
そんなソウソウくんをじっと見下ろすハナビちゃん
下りておいでよ〜。 -
垂直な幹を伝って木登りするソウソウくんの後ろ姿
-
シャクトリ虫のようにひょこひょこ登る
上手なんです、上手なんですが、笑えるんです@ -
やっと活動し始めたハナビちゃん
よかったです。でないと、本日の写真はソウソウくんばかりになってしまうところでした。 -
ハナビちゃんも急勾配の枝を頭から下りるけど
-
ソウソウくんのようにシャクトリ虫ではなく、しゅたっと軽やかに下りる
-
イチオシ
枝運びするハナビちゃんを初めて見た!
感激!
それってもしかしたらソウソウくんへのプレゼント?
だったらいいな、と思ったけれど、しばらくしたら落としてしまったのか、もうくわえていませんでした(苦笑)。 -
下をめざすソウソウくんに再び注目
-
また可愛いかっこで抱きつくようにすりすりと
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にこにこしながら、えっちらおっちら
でも朝一番のように足を踏み外しそうになることはなく、この下り方で安定したようです。 -
地上で笹ご飯を始めたハナビちゃん
-
イチオシ
地上でふと立ち止まってじっと様子を伺うソウソウくんの、きりりとした顔つき
男前です、ソウソウくん@ -
ハナビちゃんが頭上でトゥルル……と鳴いたとき、じっと上を見たソウソウくん
そしてソウソウくんはいそいそと木に登りました。
でも、ハナビちゃんの方へ向かったようでいて、ただ単に木登りしたくなっただけにも見えました(苦笑)。 -
登ったと思ったらもう下りるハナビちゃん
まずは進路を見定めます。 -
難しいところもさっさとクリアするハナビちゃん
-
小休止
ちまきのようなシルエットのハナビちゃんです。 -
進もうとしたら、鼻に枝がちょん
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食べられるかしら、これ?
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下りながらも、くんくんと探る
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駆け下りれそうな枝を見つけて、軽やかに下りるハナビちゃん
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ソウソウくんはやっぱり、ほぼ垂直だけど太い枝を選び
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しっかり抱きついて下りる
レッサーパンダは鋭い爪を持ち、見た目よりずっと体重が軽いので、4本の足の爪でこの体勢でも体を支えることができるのだと思います。 -
頭を起こして下の様子を見定めて
-
べたっと幹に腹をつけて、シャクトリ虫、シャクトリ虫@
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日だまりの中で笹を食べるソウソウくん
-
このアングルのソウソウくんも可愛い@
-
イチオシ
うっすら雪が残るところは若い笹が生え始め
-
花より団子、ならぬ雪より笹のハナビちゃん
-
樹上のハナビちゃんを気にするソウソウくん
-
行け行け、ソウソウ、がんばれ、ソウソウ!
ぜひ今年は可愛い赤ちゃんのパパになってね! -
イチオシ
雪の中をお散歩、お散歩
可愛く走る姿をたくさん見せてくれたハナビちゃんです。
走るときは前足をそろえて地面を蹴るので、おしりがひょこひょこ上下して、とても可愛らしいです。
でも、走っている最中はとても写真は撮れず、カメラで捉えることができるのはせいぜい歩いているくらいのときだけ。 -
幼いような色っぽいような顔つきのハナビちゃん
-
クスノキを下りるときのハナビちゃんに再び注目
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ゆるくカーブした枝をささっと駆け抜けて下りるハナビちゃん
バランスをとるために、しっぽをふりふり@ -
丸っこい背中を見せて笹を食べるソウソウくん
-
その食べ方はなかなかワイルドで@
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大きく口を開けて、舌をちょっとだけ見せて、可愛く食べる
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たっぷり用意された笹がカーテンのよう
-
屋内のミンミンはそこから外を覗く時以外は動きっぱなしで
ミンミンはハナビちゃんのお父さんです。
ナツちゃんとは相性がよく、これまでハナビちゃん(2011年生まれ)以外に、タクくん(2010年生まれ、現・日本平動物園)、アンちゃん(2010年生まれ、現・夢見が崎動物園)、カフェくん(2013年生まれ、現・富士サファリパーク)とラテくん(2013年生まれ、現・羽村市動物園)と5児の父です。 -
減速する瞬間のミンミンをなんとかカメラで捉える
写真を撮らせてくれないわりには、ちらっとこちらに目線をくれたりする悩殺もののミンミンなのです。 -
新しく設置された渡り木をハナビちゃんもソウソウくんもよく渡る
-
渡り木を渡るときはシャッターチャンス!
-
イチオシ
目をつぶったところも可愛いハナビちゃん
本日は、はじめはソウソウくんばかり撮りやすくて、ハナビちゃんの写真はちっとも撮れないかもしれない、と危ぶみましたが、やはり冬は、元気の良いレッサーパンダたちは撮っても楽しいし、見るだけでも楽しいです。
ハナビちゃんには、もっとソウソウくんと仲良くなって、お母さんになった姿をぜひ見せてほしいです。
レッサーパンダ特集おわり。
次の旅行記はコアラ特集です。
「冬日よりの埼玉こども動物自然公園〜早咲きの梅とどちらに行こうか迷ったけど〜(2)親離れの時期のコアラのクインちゃんとランディくんはまだまだ甘えん坊」へとつづく。
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