2016/01/10 - 2016/01/11
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jilllucaさん
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中国・四川省。
云わずもがなのジャイアントパンダの故郷、そして、シセンレッサーパンダの故郷・・・僕の憧れの地です。
この度、四川省成都に行くことが出来、成都大熊猫繁殖研究基地を訪問することができました。
もちろんジャイアントパンダの繁殖・研究で世界の注目を集める同施設ですが、自然に近いレッサーパンダの飼育環境も素晴らしいものがありました。
野生のレッサーパンダはこんな風にして四川の山の中で暮らしているのかも・・・と言う空想、連想をかき立てるとても素晴らしい施設でした。
ジャイアントパンダのファンの方はもちろんのこと、レッサーパンダのファンの方にも是非お勧めしたい施設です。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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関空から中国国際航空で北京乗継で成都でした・・・当初は直行便を予約していましたが年末にフライトキャンセルの連絡があり北京乗継に。
北京での乗り継ぎ時間は2時間でしたが、入国審査が激混みで身体はギリギリで予定の便に乗りこめましたが、預入荷物は間に合わずで1便遅れで成都入りしました。
フライトキャンセル時の対応、機内サービス、機内食、ロスバケの対応どれをとってもちゃんとしており問題ありませんでした
CCA0928 関西→北京 546PP
(2016年トータル 3359PP 内 ANA 2813PP)
CCA4104 北京→成都 479PP
(2016年トータル 3838PP 内 ANA 2813PP) -
成都での足はタクシーを利用しました。
乗ったのは全て緑色のVWのタクシーでしたが、全てメーター料金でちゃんとお釣りもくれますし何の問題もありませんでした。
成都空港ではタクシー待ちのすごい行列が出来ており、一瞬並ぶのを躊躇しましたが、待機しているタクシーの数も半端ではなく、案外すんなりと乗ることができました。 -
宿泊したのはIBIS成都チュンシロード。
1泊4、000円弱とお値打ち、部屋も綺麗で問題ありませんでした。
歩いて5分ちょっとに伊勢丹とイトーヨーカドーがあって日本人にとっては便利です。
空港からはタクシーで約40分、62元でした。 -
翌日にこの旅最大の目的地である成都大熊猫繁殖研究基地に向かいました。
本当は開園時刻の8時前に到着したかったのですが、ホテル近くでタクシーがなかなか捕まらず、また、途中で工事渋滞もあり到着したのは8時10分頃になってしまいました。
ホテルからパンダ基地までのタクシーは約30分34元でした。 -
成都大熊猫繁殖研究基地の入園料は58元でした。
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朝早く来園した時の・・・と言うか、パンダ基地の最大の見所は9時からの仔パンダのわらわら展示だと思います。
園内バスでまずは一番遠いジャイアントパンダ月産室へ。 -
園内バスは10元、園に入ってすぐ正面の建屋でチケットが買えます。
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園内バスの停留所を降りて月産室までは徒歩200m。
施設内のほぼ全ての案内看板に日本語が併記されているので安心です。 -
吊り橋を渡っていきます。
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月産房に到着!!
TVでよく見る室内のベッドには2頭の赤ちゃんがいました。 -
この部屋はまだ生まれて間もない幼子パンダの遊び場のようで、現在は2頭ですが、もう少し早い時期だとここがわらわらになるようです。
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ここは動物園ではなく研究施設なのでキーパーさんと言うか研究員さんになるのでしょうね。
1頭はカメラを回す研究員さんの前にちょこんと座り、もう1頭はごろごろ。 -
月産室裏手には6つほど屋外放飼場がありましたが、9時前に出ていたのはこの子だけでした。
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個体紹介の札が出ていなかったので誰なのかはわからず。
仔パンダや他の大人パンダが出てくる9時まで、この子が可愛らしいしぐさで時間をつないでくれました。 -
こちら仔パンダ放飼場。
こちらもTVなどでよく紹介されていますよね。 -
国宝の私は騒ぎが嫌いですよ!!
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9時17分、1頭目の仔パンダが連れてこられました!!
ここからは魅惑の倍倍ゲーム(笑) -
2頭目っ!!
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友達がやってきて嬉しい1頭目が2頭目にアタック!!
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はい、3頭目!!
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なんだろうこの不可思議な生物は・・・。
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一気に増えて5頭!!
写真右奥に1頭いるの分ります? -
6頭!!
もうこの段階で僕の頭の中はオーバーフローの状態です。 -
最後は遅生まれでしょうか?小さな2頭(さっきベッドにいた子かな?)が登場して、今日は合計9頭の仔パンダが放飼場に出てきてくれました!!
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恍惚・・・。
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パンダ好き、動物好き・・・そんなのに係わらず、中国が好きか嫌いか・・・そんなのも関係なく、ここは見れるものなら見ておくべき場所だと思いました。
こんなへんてこりんな白黒でしぐさがやたら可愛い熊が世界で唯一暮らす地球の特異点・・・四川とは摩訶不思議なところですね。 -
カメラを回しつつも、おチビたちに追いかけまわされる研究員さん・・・なんと羨ましい!!
大の大人が真剣に逃げないと間合いが取れないくらい仔パンダは俊足なのです。 -
「降りれない〜」
そりゃ、そこ持ってる限り何ともならんよっ!! -
「なんとかなった!!」
研究員さんに連れ出されてくる時にも思ったのですが、この子たちは手の力だけで自分の体重を軽々支えれるのですね。
レッサーも爪1つ木に掛かれば体重を支えられると聞きますが、ジャイアントパンダも子供の頃は身を守るために樹上にいることが多いそうです。 -
地上での遊びに疲れたおチビ達はなんとなく樹上に上がっていきます。
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木の枝がじがじ・・・少しまったりしてきたようですね。
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今日は平日で、しかも天気予報は雨(幸いにもほとんど降りませんでしたが)なので入園者は少ないようでしたが、仔パンダ前はさすがの盛り上がりでした。
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仔パンダに夢中になっているうちに、いつの間にやら大人パンダも出ていました。
この子は名前控えるのを失念・・・。 -
月産室裏の放屋外放飼場には南紀白浜アドベンチャーワールド生まれの雄浜君がいました。
ちなみにアドベンは世界で初めてジャイアントパンダのブリーディングローンを受けた動物園で成都大熊猫繁殖研究基地の支部があります。
日中の関係が懸念される昨今ですが、成都とアドベンの関係がいつまでも良好に続くことを願っています。 -
雄浜君は2001年12月17日アドベン生まれ。
彼は中国外で生まれて初めて成都基地に帰ってきた個体なんですね。 -
大満足の月産室を離れて個人的最大目的のレッサーパンダを探しに・・・まずはレッサーパンダ産房へ。
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成都大熊猫繁殖研究基地は四川省小熊猫保護研究・・・施設でもあるわけですね。
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こちらが小熊猫産房。
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この時期に妊娠しているレッサーはいないと思いますが室内の観覧は中止されていました。
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産房はクローズでしたが、産房の横に放飼場がありました・・・と言うか森です。
今日はそのシーンに遭遇出来ませんでしたが、普通にレッサーが園路を歩いてたりするそうです。 -
レッサーは樹上にいることが多いので動物園ですら五感を働かせて探さなくては見つからない事がありますが、こう言う施設ではなおさらです。
五感を働かせて・・・いたっ!! -
1匹目!!
光学ズームをぎりぎりまで伸ばしてなんとか写真に収めれました。
日本の動物園では「この子は○○ちゃんに違いない」「△△君はどこだ?」とか考えなくてはならず少なからず神経をすり減らすのですが、ここではそんなことも考えずにレッサーに相対することができました。 -
餌場のような所で2匹目&3匹目!!
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この2匹は発信機のような装置を付けていました。
行動調査でしょうか? -
かっこいい!!
性別は分りませんが男前な子です・・・まあ、こう言ったキリッとした子が往々にしてて女の子である場合も多いのがレッサーですが・・・。 -
奥のあなたは・・・、
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なんて可愛らしい子!!
千葉のみいちゃん、メイタ君に似てますね!! -
右利きですね。
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そんなキリリ&ホニャリの2匹のはるか後方を1匹歩いているのを発見!!
4匹目です。
この子はそのまま森の奥へ消えていきました。 -
5匹目、お昼寝中。
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6匹目、こちらもお昼寝中。
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7匹目、この子は先ほどの子たちとは別の餌場でお食事中でした。
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かぼちゃでしょうか?
日本ではかぼちゃを与えているのは見たことがないですが・・・まあ、きっと食べるでしょうね。
蒸かしてあげたら更に喜びそうですね・・・過保護すぎか・・・。 -
産房横の放飼場を出てすぐにレッサーパンダ第2運動場がありました。
第2運動場には放飼場が3つあるように見えました。 -
1つ目の放飼場では1匹しか見つけれませんでしたが、きっと樹上などに何匹か
隠れているんでしょうね。
この子で8匹目。 -
2つ目の放飼場では3匹に会えました。
9匹目、降りてこず。 -
10匹目、この子は降りてすぐ森の中へ。
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こんなとこにも!!
あやうく見逃すとこでした。 -
はい、この子で11匹目。
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3つめの放飼場では2匹に会えました。
12匹目、顔はそれほどでもないですが全体の雰囲気が八木山のティエン君に似ているような。 -
13匹目、降りてこず。
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続いてレッサーパンダ第1運動場、放飼場は2つでした。
1つ目の放飼場に4匹!!
14、15、16、17匹目・・・下に3匹、上に1匹いますね。 -
4匹の子たちが行ったり来たり・・・なんかとても動きが面白かったです。
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今度は一列縦隊。
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ここでアップで撮れたのは2匹。
千葉のまいちゃん似?のこの子と、 -
この子。
う〜ん、どこかで会ったことあるような(笑)
東北サファリにいそうな雰囲気? -
2つ目の放飼場でも4匹。
1本の木に4匹いるの分りますか?
18、19、20、21匹目。 -
こちらの子は全員アップで撮れました。
上の写真で一番分りづらいのがこの子・・・可愛く尻尾を抱いていました。
レッサーはきっと野生でもこんな感じでのほほんとしているのでしょうね・・・愛おしいなぁ。 -
この子はカメラ目線をくれましたが降りてくる様子はなし。
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この子もどこかで会った気がするんですよね〜・・・この特徴的なお目目は誰に似ているんだろう?
秋吉台出身で現在は日本平にいるアーヤちゃんに似ているのかな? -
この子は八木山のシュララちゃん似だと思いました。
今日は21匹のレッサーを何とか写真に収めることができました、他にも写真には撮れなかった子が2匹いましたので合計23匹のレッサーに会うことができました・・・満腹です。
でも、これだけ多くのレッサーに一度に会ったからこそ気づいたのが、茶臼山動物園のすごさとアドベンの后ちゃんの抜きんでたへんてこりんさ(笑)
日本のレッサーもすごいです!!
先ほども書きましたが南紀白浜アドベンチャーワールドにはこの成都大熊猫繁殖研究基地のブランチがあるほど良好な関係です、出来れば例えば繁殖期だけでもいいので成都レッサーをアドベンにお借りするような事は出来ないものでしょうか? -
今日は朝抜きで来たので少し早めにスワン池まで降りて食事です。
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レストランは敷居が高そうだったので売店で写真の坦々麺10元と謎のソーセージ5元、オレンジジュース6元で食事。
かなりスパイシーでしたが僕はけっこう好きな味でした。 -
食事の後は大人パンダ巡り。
全員紹介するとえらいことになるのでどこか印象に残ったパンダをご紹介しますね。
奇珍(キゼン)さんでしょうか?
あるいは喜蘭(シラン)君?
僕は奇珍さんだと思ってずっと眺めていたのですが、お客さんのお人方が「シラン〜」って呼びかけていたので・・・。
奇珍さんなら1999年9月4日生まれ、
喜欄君なら2008年8月31日生まれです。 -
寝方が印象的だったのが迎迎(インイン)君。
彼は2008年8月23日生まれ。 -
2013年生まれの5匹がごろごろ・・・ちょうど中学生くらいのお年頃でしょうか?
5頭のうち4頭は個体紹介が掲示されていました
夢夢(メンメン)ちゃん 2013年7月10日生まれ、
和興(フーシン)君 2013年7月23日生まれ、
茜茜(シシ)ちゃん 2013年8月14日生まれ、
三児(サンアル)ちゃん 2013年8月19日生まれ。
サンアルちゃんの”サン”は本当は”人偏に三”なのですが字を見つけれなかったので”三”にしています。 -
最後はアドベン生まれのパンダ探し
幸浜君みっけ!! -
う〜ん、幸浜君なのだろうか?
ちょっと小柄だったので違うかも・・・。
幸浜君は2005年8月23日アドベン生まれ。 -
愛浜ちゃんめっけた!!
”浜”家族は口が尖るのかぁ。 -
この子は愛浜ちゃんっぽいのですがどうでしょう?
愛浜ちゃんは2006年12月23日アドベン生まれです。 -
朝は園内バスで通ってしまったので撮れなかった”黄金の親子パンダ”の像をパチリ・・・大満足の成都大熊猫繁殖研究基地でした。
航空券とホテル2泊、タクシーを入れても〆て5万円以下のこの旅・・・機会があれば何度でも来たい場所ですね。 -
実は成都にはもう一カ所ジャイアントパンダとレッサーパンダがいる施設があります、それが成都動物園。
繁殖研究基地の後は成都動物園に向かいました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- スイカさん 2016/01/12 19:12:53
- ふふふ
- ふふふ、
何だか、あれだけ毎週のように動物園に行っているjilllukaさんが興奮しているような感じですね\(^o^)/
ぞろぞろいるから無理もないですよね。
それにしても、パンダ基地でこんなにレッサーを見て回った人はいないんじゃないでしょうか。
動物園も行くみたいですね。
私は行ったことないので、動物園のパンダがどんな状態でいるのか、続編が待ち遠しいです。
スイカ
- jilllucaさん からの返信 2016/01/12 22:24:43
- RE: ふふふ
- スイカさん
こんばんは。
おかげさまで快適に旅行することができました。
中国に本格的に行くのは初めてだったので多少構えていましたが、言葉以外は国内旅行のような感じでした。
仔パンダわらわらに大興奮し、ほぼ自然の中に暮らすレッサーに感激しました!!
それにしてもジャイアントにしろレッサーにしろなんであんなのほほんとした動物が四川あたりにかたまったんでしょうね?
ちょっとした地球の特異点ですよね。
動物園は行ったのですが、パンダ舎が2月中頃まで改装中でジャイアントもレッサーも会えませんでした(涙)
動物園の様子は近々旅行記に致しますのでお楽しみに。
改めまして、この度はたくさんのアドバイス頂きありがとうございました!!
jillluca
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