ボスニア・ヘルツェゴビナの味

2015/12/27 - 2015/12/28

ボスニア・ヘルツェゴビナは、サラエボとモスタルに１泊ずつ。
．．．の予定でしたが、イスタンブール発サラエボ行きの飛行機がサラエボの濃霧で欠航。
同日のプリシュティナ（コソボ）行きの便に振り替えられたものの、降りてみればそこはスコピエ（マケドニア）。離陸後に悪天候がコソボまで南下したようです。
おかげでスコピエからサラエボまで１５時間のバスの旅（車中泊）で、サラエボ着は当初の予定の２６時間後。着いてすぐのバスでモスタルに移動するしかなく、非常に残念。サラエボゆっくり見たかった〜。

表紙写真は、サラエボのバスターミナル近くのビョレク屋さん。
並んでいる大きなビョレクを写真に撮っていいかと聞くと、厨房の方を撮れと勧められた（笑）。
こうやって焼くんですね。

旅写真
https://goo.gl/photos/53dhMViGyBdxQCqs6

エリア ボスニア・ヘルツェゴビナ

庶民的なファストフード屋＠サラエボ
１５年１２月

モスタル行きのバスを待つ１時間の間に、バスターミナル横のお店で軽いランチ。
トルコでいうボレキ（一種のパイ）。
うす〜い生地（トルコではユフカという）を延ばし、具（チーズ、ほうれん草、マッシュポテト、ひき肉等）が入るものは、それを散らして巻き込みながら細長いホースのような状態に巻き、それを丸い鉄板にぐるぐる渦巻き状に敷き詰め、焼いた物。
これはチーズ味。
焼きたては本当に美味しい。粉モン好きにはたまらない味。
けっこうな手間だと思うけど、ファストフードな扱いなのが不思議。
チャイを頼もうと思ったらティーバッグだというのでコーヒーに。
オスマントルコの遺産をあちこちで感じるバルカンだけど、チャイはそれほど定着していない模様。
いやイスタンブールでさえ、チャイといってティーバッグが出てくること、なくもないんだけどね

ボスニア料理レストラン＠モスタル旧市街
１５年１２月

こちらはビールではなくガス入りのミネラルウォーター。
見たことないメーカーだし、綴りが東欧っぽいなと（笑）。

Hindin Han 地元の料理

同上

イスタンブール・サビハギョクチェン空港で約１０時間、スコピエ空港で約３時間半、バス旅15時間＋２時間の後の、最初のまともな食事（ビョレクはファストフードってことで）。
まずは野菜のクリームスープ。
クリームスープとメニューにあったので、クリームシチューのような白いものを想像していたけど、これもクリーミーには違いなく、コクがあって美味しい。
優しい温かさが胃にしみわたります。

同上

残念ながらボスニア・ヘルツェゴビナでのちゃんとした食事はこれ一回となったので、とりあえずおススメを頼む。
チェバプというので、まあケバブだろうと予測していたら、来たのがこれ。
お皿が巨大なのが判るでしょうか？
ナイフ・フォークの大きさに注目。

同上

ナンのようなパンをずらして見ると、ギョッとするような量のキョフテが。
うーむ、いわゆるケバブじゃなくてこっちだったか。
というか、これ一人前ですか？
ジューシーで弾力があり、非常に肉肉しいキョフテでとても美味しく、パンももっちもち、ポテトも揚げたてで大満足。
というか、満腹すぎてデザートは無理。たった一度の食事なのに〜。

庶民的なカフェ＠モスタル旧市街
１５年１２月

朝食をとりに近所のカフェへ。
メニューのコンチネンタルや英国式の朝食セットを眺めていると、別のページにボスニア式の朝食というのがあったのでそちらを注文。

同上

来ました。
揚げパンのようなものと、チーズと、ハムのようなベーコンのようなもの。

同上

揚げパンを切ってみるとこんな感じ。もっと空洞な感じのもあったり、手作り感満点（笑）。
中は意外とふかふか・もちもちで、全然油っぽくない。
朝から揚げ物？と思ったけど、バターたっぷりのトーストよりヘルシーかも、と思うくらい軽い食感で美味しかった。