歳末レッサーパンダとコアラ詣の埼玉こども動物自然公園（前編）北園の可愛い小動物たち：ぎりぎり間に合ったイレギュラーのレッサーパンダ・レクチャーのハナビちゃんとソウソウくん＆なかよしコーナーのモルモットの橋渡り

2015/12/26 - 2015/12/26

スロースタートで11時に家を出て、電車とバスのタイミングも良く、自宅から最短の40分で埼玉こども動物自然公園に到着したら、なんと、11時45分から「レッサーパンダのおはなし」！

埼玉こども動物自然公園ではめったにないイレギュラーなイベントです。
ぎりぎりでした。
いつもはのんびり進む坂道をひーひー言いながら、なんとか間に合いました！
そして、大きなリンゴをゆっくり味わうソウソウくんと、リンゴしか目に入らない食いしん坊のハナピちゃんがおねだりする、いつもと違う可愛い姿が見られました。
２頭とも、その後は木の上でお昼寝してしまったので、レッサーパンダに会う時間としてもぎりぎりの来園でした。
そのお昼寝場所は、ハナビちゃんもソウソウくんも、以前よりもずいぶん高い位置に移ってしまいました。

そのあと同じ小動物エリアの動物たちを見て回りましたが、ランチ時、大半の小動物たちはまったり寝ていました。
今回は、ヤブイヌのオハギちゃんは寝ているところしか見られませんでした。でも、オハギちゃんの寝相は可愛かったです@
それに代わりに、オハギちゃんの両親のユウタくんとアズキちゃんが仲良く歩いている姿はちゃんと見られました。

そして東園のコアラやカピバラを見に行った後、閉園時間までハナビちゃんやソウソウくん、それからヤブイヌをもう一度見られないかと思って北園に戻ってきました。
夕方のハナビちゃんは、元気、元気、めちゃくちゃ元気でした@
そんなハナビちゃんの様子を木の上からじっとうかがっていたソウソウくんは、動きはおっとりしていたので、ハナビちゃんよりフォトジェニックでした。
ハナビちゃんとソウソウくんの追いかけっこもみられました。

さあて、この２頭の関係は、２月のバレンタインの頃のレッサーパンダの恋の時期にはどうなるでしょうか。
レクチャー・タイムにキーパーさんができるだけ２頭を近づけるようにしていましたが、どちらもリンゴしか見ていなかったし、夕方の追いかけっこは、かなり必死な追いかけっこで、あんまり甘い雰囲気は感じられませんでした。
でも途中で鬼が交代していて、ソウソウくんも決して負けていませんでした。
だから、期待しちゃいます。
ハナビちゃんのお母さんぶりも見たいし、ハナビちゃんとソウソウくんの赤ちゃんも見たいから。

＜今年2015年最後の埼玉こども動物自然公園の旅行記のシリーズ構成＞
■（前編）北園の可愛い小動物たち：ぎりぎり間に合ったイレギュラーのレッサーパンダ・レクチャーのハナビちゃんとソウソウくん＆なかよしコーナーのモルモットの橋渡り
□（後編）東園の寒さに弱い動物たち：Hello！クインちゃんとランディくん〜名前が決まったコアラの赤ちゃんたちのおんぶに抱っこ＆カピバラのゆず温泉

埼玉こども動物自然公園の公式サイト
http://www.parks.or.jp/sczoo/

＜タイムメモ＞
11:00　家を出る
11:33頃　高坂駅に到着
11:36発の鳩山ニュータウン行きバスに乗車
11:40　埼玉こども動物自然公園に入園
11:45-12:25　レッサーパンダ
（11:45〜　レッサーパンダのおはなし）
12:25-12:45　ヤブイヌ・ミーアキャット・フェネック・マングース
13:00-14:20　コアラ
14:25-14:40　ロウバイ
14:40-14:55　カピバラ・ワラビー
15:00-15:20　買い物・豚汁休憩
15:30-15:50　なかよし広場
（15:30〜　モルモットの橋渡り）
15:55-16:15　レッサーパンダ
16:15-16:25　ヤブイヌ
16:30　埼玉こども動物自然公園を出る

※これまでの動物旅行記は目次を作成済。随時更新中。
「動物／動物園と水族館の旅行記〜レッサーパンダ大好き〜　目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070

エリア 東松山(埼玉)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

11時40分、自宅を出て最短時間で埼玉こども動物自然公園に到着

2015年度はこれで16回訪問したことになります。

正門前広場のインフォメーション看板をのんびり撮っていたら

動物園が年末年始休みに入る最後の週末だからか、イベントが多いです。
と思いながら写真を撮った後、一瞬、目を疑いました。

レッサーパンダのおはなし、11時45分！

今何時？
もうすぐ11時45分になるところ。
きゃーーーっ、レッサーパンダ舎まで、急げば５分未満でたどりつけるかしら。
こういうイベントは10分程度で終わってしまうので、急げ、急げ、急げ！

……と言っても、寄る年波に勝てず（？）、坂道を走り上がることはできず、せいぜい速歩で、途中、乳牛やマヌルネコたちのところで寄り道せずに真っ直ぐ向かったくらいです。

キーパーさんからリンゴをもらうソウソウくん

でも、なんとか間に合いました！！
レクチャーは途中からでしたが、レッサーパンダたちがリンゴをもらっているところこそ、見たかったのです。
レクチャーは笹がある狭い側で行われていたので少し人垣ができていましたが、動物園オフシーズンなので、２番目くらいから展示場内を覗くことができました。

嬉しさが隠せない、といった表情のソウソウくん

ハナビちゃんは全くリンゴしか見ていませんでしたが、ソウソウくんはこうやって時々、顔をあげてくれました。

でも、必死にリンゴをもらいに来るハナビちゃん、可愛い@

大きなかたまりのリンゴをもらったソウソウくん

ソウソウくんはもらったこの場でゆっくりリンゴを味わうのです。

一方、ハナビちゃんは、ひと口サイズのリンゴをあちこちで移動しながらもらう@

ハナビちゃんに大きなかたまりのリンゴをあげてしまうと、それをもって奥へ引っ込んでしまうからだそうです。

ほとんど真っ逆さまに下りて来たハナビちゃん

立ち姿を披露しながらリンゴをもらうハナビちゃん

食べさせてもらうハナビちゃんの可愛い顔@

次のリンゴがほしくて、キーパーさんの手に集中するハナビちゃん

体を乗り出して食べるハナビちゃん、可愛いなぁ@

リンゴに誘導されるままにたっちするハナビちゃん

前のめりハナビちゃん、リンゴはないかと鍵束をくんくん@

ターゲットのリンゴをひたすら見つめる

一方、ゆっくりゆっくりリンゴを味わうソウソウくん

ゆっくりというより、レッサーの噛み口は意外と小さいので、ちょこまかと食べるかんじです。

下あごが可愛いハナビちゃん

表紙候補でした@

キーパーさんが２頭を近づけさせたけど

お互いリンゴに夢中で、しらんぷり（苦笑）。

食べ終わったソウソウくん、リンゴはもうないかな、と探したけど

ないと分かると、お昼寝するために木の上へ

写真を撮っていたリアルタイムでは、これから食後の運動をしてくれないかと、わくわくしながら見ていたのですが（苦笑）。

木の股に落ち着いて、しばらく毛づくろいするソウソウくん

ちょうどよい角度のベッドだね

とろんとしてきたソウソウくん

目をつぶった顔がキツネ顔で可愛い@

ソウソウくんのお休み位置は、これまでより一段と高いところに！

赤く丸で囲ったところにソウソウくんがいます。
以前はあれより下の木の股で休んでいることが多かったのに、いつのまにかランクアップ（！？）していました。

ハナビちゃんはソウソウくんよりもさらに高い位置でお昼寝

ハナビちゃんがお昼寝場所に選んだのは、ほとんど頂上でした！

あんなに細い枝で体を支えられるハナビちゃん

しばしおやすみ、ハナビちゃん

レッサーパンダ屋内展示場の様子

本日見られるレッサーパンダの紹介

ナツちゃんはまたお休みでした。
展示のタイミングがなかなか合いませんが、足のケガでいったん展示が中止していたものの、いまは展示再開していると思います。

屋内でずーっと動き回り、この横顔しか撮れなかったミンミン

今年2015年11月11日から新しく公開されたヤブイヌ舎

このヤブイヌ舎の前だけでなく、この背後からマヌルネコ舎の背後まで、ずいぶん整備されていました。
新しい展示場になるのかな、と思われるスペースもできていました。
期待しちゃいます。

ひっくり返って寝たまま、のびをするオハギちゃん

ワンちゃんってこんな風に寝返りする？

私はイヌを飼ったことがないのでよくわかりませんが。

でも気持ち良さそう@

本日はタイミングが悪く、起きているオハギちゃんには会えませんでした。

目を覚ましたアズキちゃん

オハギちゃんのお母さんですが、オハギちゃんは人工哺育だったので、母子に母子の自覚はなくなってしまい、アズキちゃんはオハギちゃんを娘というよりライバルとしてみて、同居させるとケンカしてしまうので、母子は別居です。

くんくんと旦那のユウタくんのにおいをかいだ？

きりりとポーズを決めたアズキちゃん

眠そうなユウタくん

背中のシルバーヘアがアズキちゃんのトレードマーク（？）のはず

こちらはユウタくんかな

このペアはいつも一緒に行動します。仲良しです。

お昼寝していたフェネック

この子ははじめこっち向いて寝ていたのですが、見られていると気付いたら、顔を隠してしまいました（苦笑）。
部屋にいるとき、片割れが入ってくるとぴゃーっぴゃーっと抗議して追い払ったり、けっこう我が物顔のこの子は、ひょっとしたらメスではないかと思っています

もう一頭の子はガラスのすぐ手前でぽかぽかお昼寝@

でも前回訪れたときは、さきほどの子に室内に入るのを拒まれていて、仕方が無く外を歩き回っていました（苦笑）。

手前にいた子は耳垂れちゃん

死んだように寝ていたシママングース

うっすら目が開いたシママングース

見張りか、ひなたぼっこか、それが問題だ！

ミーアキャットは寒さに弱いですからね。

気持ち良さそう@

しっぽを真ん中にぺたんと座り込んだ子

しっかり立って、見張り兼ひなたぼっこ@

また窓の外を見ていたマヌルネコ

セバスチャンと推定。

タビーちゃんと推定

子供のうちの１匹

やはり埼玉こども動物自然公園では、今後マヌルネコの名前を公開しないことにしたようです。

この時点で、コアラたちが目覚める確率の高い13時まで余裕がなくなってしまったので、途中、乳牛舎やマーラ／ヒメマーラ舎に寄り道せず、真っ直ぐ東園に向かいました。

東園から戻った後、中央売店で買い物

今回はこれに目をつけました。
確かに食べ始めたら、とまらなくなる、スナックの美味しさでした@

これも買おう@

スナックみたいにニンニクが軽く食べられてしまうので、一日にいくつと決めて食べています。

中央売店前の広場の屋台で豚汁を買ってしばし休憩

すでに15時すぎていて、ランチ時はとっくに過ぎていたため、具だくさんにしてもらえました。

ピーターラビット・グッズ売店前にあったクリスマスツリー

クリスマスツリーのピーターラビットたちに注目

ちなみに、売店は閉店となりましたが、カフェとしてリニューアルオープンされるそうです。
そこでピーターラビット・グッズも引き続き販売されるそうです。
カフェなら利用するかもしれないので、楽しみにしています。

15時半からのモルモットの橋渡りが見たくて、久しぶりに「なかよしコーナー」

なかよよしコーナーは、フェースブックでヤギやヒツジの赤ちゃん誕生の知らせを見るたびに、せっせと足を運んだものです。
ヤギやヒツジの赤ちゃんの誕生はたいてい春。
来年の春もきっと生まれる命があるのではないかと楽しみにしています。

モルモットの橋渡り

猛然と走ります。速いです。
ピントを合わせているひまがありません（苦笑）。

おうちに帰ればごはんが待っていることを知っているから

ピントが甘くて、あしからず。

ケージの入口前でちょっと渋滞

ケージでは２階にも橋が渡されて、２階の子たちがエサのある１階に下りてくる

２階に分類されていた子たちは、ふれあいタイムでお仕事をしない子たちだそうです。
ご飯の時間には、橋を渡して、下ろしてあげます。

夢中になってごはん@

とりわけグレーの子の口元が可愛いです。
この子たちはみんなメスで、オスはバックヤードです。
たしかにオス・メス一緒にしておくと、あっという間にねずみ算ですね。

寄り添うヤギ母子

このガチョウさんは、一足早くお休み中

とってもハンサムなラマさん

柵にアゴ乗せ

横顔もキリッ！

ラマってけっこう顔つきに個体差があるようです。
この子は、期間限定でやってきたモカちゃんでした。それともモカくんかな。
お披露目はまだだったですが、小屋にいるところが見られてラッキーでした。

アルパカがやってきました！（なかよしコーナー）
「今年もアルパカの季節になりました。那須動物王国から、冬季限定でやってきたアルパカの「モカ」です！
もともとは南アメリカの高原にすむ、寒さに強いアルパカです。埼玉の暑すぎる夏を越すことはできないため、期間限定でやってきてくれました。
今はまだ、健康チェック中なのでお披露目をするのは年明けになると思いますので楽しみにしていてくださいね。」
（埼玉こども動物自然公園の2015年12月25日のニュースより）
http://www.parks.or.jp/sczoo/news/index.html

シチメンチョウたちはオス同士

ピントが甘くてあしからず、意外に移動スピードが速いのです。
通せんぼしてみたけれど、よけられてしまいました（苦笑）。

ぴったりくっついて行動し、とっても仲良し@

なかよしコーナーには小型ワニもいる

ヨウスコウ（揚子江）ワニです。
水槽展示です。
大人の手からヒジくらいの大きさの子でした。

水面に対して真横から覗いたところ

15時55分、閉園までの残り時間をレッサーパンダと過ごすために戻って来た@

まだまだ展示場内を走り回っていたハナビちゃん

閉園30分前だと、早めにバックヤードに戻ってしまうこともあれば、バックヤードの扉の前ばかりうろうろしていることもあると思ったのですが、本日のハナビちゃんたちは、この時間でも元気いっぱい、あちこち走り回っていました！

そんなハナビちゃんを木の上からじっと観察するソウソウくん

スイッチが入ったハナビちゃん、大暴れ@

そんなハナビちゃんをじーっと見ていたソウソウくん

外の笹の残りで夕飯前のつまみ食い

冬になったので、食欲もりもりだそうです。
その調子で、色気ももりもりになってくれるといいんだけど。

冬の笹は美味しいかい？

ハナビちゃんの可愛い正面顔なので、ピントが甘くて失礼！

このあとしばし、ハナビちゃんとソウソウくんの追いかけっこが展開されました。
ソウソウくんは、はじめ、必死に逃げていましたが、不思議なことに途中で鬼がソウソウくんに交代していました@

鬼ごっこのあとで、一時、ハナビちゃんから身を隠すように引っ込んだソウソウくん（苦笑）

ハナビちゃんはすたすたっと丸太のスロープを駆け上がり、駆け下りる

さすがここ埼玉こども動物自然公園生まれのハナビちゃん、木登りするときは駆け上がってしまいます。

ソウソウくんはあたりの様子を伺うようにのっそり移動

そしてソウソウくんも、残った笹をつまみ食い

目つきがきりりと、ますますハンサムになったソウソウくん

ぜひハナビちゃんと子作りに励んでね、ソウソウくん！
ソウソウくんとハナビちやんの赤ちゃん、楽しみにしてるよ！

ヤブイヌのアズキちゃん

オハギちゃんの方はもうバックヤードに戻っていました、残念。

アズキちゃん（手前）と、ひっくり返ったヤブイヌ・ポーズのユウタくん（奥）

仲良く一緒に移動するユウタくん（右）とアズキちゃん（左）

とてとてと短い足でよく歩くヤブイヌ夫婦

北園の動物編おわり。

「歳末レッサーパンダとコアラ詣の埼玉こども動物自然公園（後編）東園の寒さに弱い動物たち：Hello！クインちゃんとランディくん〜名前が決まったコアラの赤ちゃんたちのおんぶに抱っこ＆カピバラのゆず温泉」へとつづく。