2015/11/03 - 2015/11/03
17位(同エリア825件中)
まめ猫さん
いつか行ってみたいと思っていた三鷹の森ジブリ美術館。今更ですが、美術館ができてから14年、やっとその時がきました。
館内は不思議な作りで、迷子になりながらジブリの世界を楽しめました。
ジブリ美術館を出た後は、目の前にあることりカフェ 吉祥寺でインコを眺めながら可愛いケーキセットをいただきました。
三鷹駅まで行く途中の風の散歩道に素敵な建物の三鷹市山本有三記念館があったので、見学してから帰りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
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美術館は完全予約制。チケット(入場引換券)は、毎月10日の午前10時に翌1か月の日時を指定して、ローソンの店頭で購入するか、ネットや電話で予約申込みをする。
入場時間は10時、12時、14時、16時の1日4回に分かれている。
今回ネットで12時の回の予約申込みをし、ローソンの店頭でチケット(入場引換券)に引き換えた。 -
三鷹駅南口のロータリー。美術館へは、このコミュニティバスに乗って。
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バスに描かれているのは、となりのトトロのオープニングに出てくる動物や昆虫、そしてマックロクロスケの絵。
10分間隔で運行されているので、乗り遅れてしまってもすぐに次のバスが来るのが嬉しい。 -
中は…あれれ?なんだジブリの絵はなくて普通のバスと一緒か。ちょっと残念。
料金は大人片道210円・往復320円、子ども片道110円・往復160円。SuicaやPasumoが利用でき、往復割引券は、バス停前の券売機とバス案内所で販売している。 -
約5分程でジブリ美術館に到着。入場時間まで少し時間があるので、入口付近を散策。
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看板の上にトトロと小トトロがいる(*^_^*)
ジブリアニメの中では、となりのトトロが一番好き。 -
この日にギャラリーで見られるのは、江戸川乱歩の小説「幽霊塔」を漫画で解説し、迷路やジオラマを展示した「幽霊塔にようこそ展」。
映像展示室で上映している美術館オリジナルの短編アニメーションは「くじらとり」。「くじらとり」は「いやいやえん」という絵本の中の一話。保育園の男の子たちは「ぞうとらいおんまる」という船を作ってくじらをとりに海へ出る。くじらとりには成功したものの、嵐が船を襲う…。というお話。時期によって上映作品が変わるので、見たい映画で行く日にちを決めるのもいいかも。 -
門のエンブレム。デザインは、見ての通り三羽の鷹(三鷹)とイノシシ(井の頭)とトトロ。
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門の先の受付には…
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大きなトトロ♪下の丸い穴にはマックロクロスケがいる。
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可愛いくて、テンションが上がる。
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こちらは受付ではないので、矢印の方向に進みましょう。
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トトロにさよならして、ほんものの受付に。
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案内板もおしゃれ。
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可愛らしい窓。扉が開いてアニメのキャラクターが出てきそう。
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もさもさ茂っている草に、ちょっと変わった不思議な建物。ジブリの世界の風景だ。
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赤い時計が印象的なこちらがほんものの受付。指定時間から30分以内に入場する。
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ワクワクしながら、入口へ進む。
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入場時間は決められているけれど、入れ替え制ではないので、中に入ったら閉館時間までゆっくりできる。
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目で見て、体で感じ、心の中にその思い出をしまって帰ってほしいとの事で、館内は許可された場所以外の撮影が禁止になっている。
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受付ではローソンで受け取った入場引換券を渡すと、フィルム付きの入場券をくれる。ポニョのフィルムだった。作品フィルムを使用しており、1人1人渡されるコマが違うので記念になる。
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さっそくカフェ「麦わらぼうし」でランチを。
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…と思ったら、激混みだった(>_<)
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飲み物(お日さまのりんごジュース)だけテイクアウトし、念のため駅で買っておいたパンをデッキで食べた。
カフェの前にあるデッキは、持ち込んだ物の飲食可能。 -
2階へ上がるとカフェのガラス天井が見える。
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奥の窓に猫が。
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テラスにあるお洒落な水飲み場。館内のあちこちにこだわりがみられる。
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草のからまる塔。
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らせん階段を上っていくと屋上に出られる。
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塔の中から空を見上げる。いい天気。
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屋上から見た景色。
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屋上庭園には、青空にそびえ立つ「天空の城ラピュタ」のロボット兵。
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アニメでは3.5メートルの設定だが、こちらは約5メートルもあって迫力満点。
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後ろからおしりをパチリ☆
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イチオシ
ススキと一緒に。美術館の守り神。
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木が茂る小道を歩いていくと…
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要石が。ここで滅びの呪文「バルス!」と唱える人が多いとか。バルスの意味は、ラピュタ語で閉じよとなっているけれど、トルコ語で平和を意味するようだ。
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ラピュタ語が刻まれている。
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カフェと美術館の間にある中庭。
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ガゼボには手こぎポンプ式の井戸があり、実際に井戸水を汲むことができる。
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ここの壁の中にもマックロクロスケが。
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マックロクロスケ、出ておいで〜♪
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薪わり小屋。冬にカフェの薪ストーブで使う薪が積み重なっている。
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緑がいっぱい。
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キャラクターが描かれたカラフルなステンドグラスのドア。光を受けると館内に鮮やかな色が差し込む。
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館内は順路がないので好きなように見て回れる。
常設展示室(動き始めの部屋)では、静止画が動いて見えるしくみを紹介している。見どころ満載でとても楽しい。写真で紹介できないのが残念だが、ここは実際に行って見て体験するのが一番。 -
常設展示室(映画の生まれる場所)には、アニメーションの制作現場が見られる部屋がある。1つ1つ細かい作業の積み重ね。アニメを作るのはほんとに大変なんだなと実感できる。ここには、スタジオジブリの仕事がはかどらないスタッフの冷や汗やあぶら汗をしたって集まってくる「ジブリブリ」という怪人がいるのだ(笑)。行った方はぜひ見つけてみて。
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思う存分美術館で楽しんだ後は、すぐ目の前にあることりカフェへ。
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外から見るとペットショップのような雰囲気。
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ここは、インコや文鳥などの小鳥を見ながら食事ができるカフェ。
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写真も撮り放題なので、鳥好きさんにはたまらないお店でしょう。
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赤いほっぺが可愛いオカメインコ。
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ポニョ♪を歌ってくれるというオカメインコのいくらちゃん。この時は聞けなくて残念だった。
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鳥が一番よく見える席は、人気なので1時間制になっている。他の席に座っていても空くとお店の人が案内してくれて移動できる。
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ケーキをたのむと、こんな可愛い籠に入れて運んできてくれる♪
写真を撮り終わるまで、籠を下げずにいてくれるのが嬉しい。 -
ケーキとドリンクのセットは1500円(税別)となかなか良いお値段。
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とぼけた顔の三鷹の森モンブラン。マロンクリームの中にカシスが入った甘〜いモンブラン。
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こちらは、オカメインコチョコムース。美味しかった♪
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カップもお皿もポットもぜ〜んぶ鳥。
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店内は小鳥グッズがいっぱい。鳥づくしのとても楽しいお店だった。
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帰りは三鷹駅まで歩いて行こう。
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美術館から少し歩いたところにあった風のすみかというお店で、天然酵母のパンを買った。
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玉川上水沿いのこの歩道は、「風の散歩道」という名前がついている。風という言葉をあちこちで見かける。風の街の三鷹。
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道には可愛い美術館の案内板。
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閑静な住宅街の中に変わった門が見えたので行ってみると山本有三記念館だった。
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ここは1936年(昭和11年)〜1946年(昭和21年)まで作家の山本有三氏が家族とともに住んだ家。
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大正末期に建てられた煙突の石積みが個性的な建物は、三鷹市の文化財に指定されている。
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南側には有三記念公園があり、四季折々の風景を楽しめる。
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公園から見るとまた違った雰囲気の建物。
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「史実と創作−有三が描いた歴史−」という企画展が開催中だったので入ってみる。玄関の扉が素敵。入場料300円。
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受付脇には、イングルヌックという有三一家の団欒の場や来客の控室として使われた暖炉のある小さな空間があった。建物内に3つある特徴的な暖炉のうちの1つ。
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2階に上がってみましょう。
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旧洋室書斎の展示室。少年が様々な苦難を乗り越えて成長していく姿を描いた代表作の小説「路傍の石」もこの家で生まれた。
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歴史を素材にした作品も多く執筆している。薩摩藩を舞台にした戯曲「西郷と大久保」の初刊本(1927年)。大久保利通の性格や見識を高く評価し、西郷隆盛には人間的な魅力を感じていたようだ。
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和室書斎。見ることはできないが、この和室の上には広い屋根裏部屋があって子供たちの遊び場になっていたようだ。
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家庭と演芸に載った「熊谷蓮生坊」の舞台写真。
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ステンドグラスが美しい階段。
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1階の展示室。当時、自らの蔵書を利用してこの部屋で「ミタカ少国民文庫」を開いた。
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有三氏の愛用品。硯箱、万年筆、ペン皿、眼鏡。
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応接間。
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応接間の脇にある幾何学的な模様の暖炉。
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部屋の反対側には、スクラッチタイルが使われた暖炉。3つの異なる暖炉があるのは、面白い。
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長女が使っていた部屋は図書・映像コーナーになっている。珍しいデザインの窓から光がたくさん降り注ぐ居心地のいい場所。
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素敵な軽井沢彫りの椅子。
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前庭も広々としていてベンチで休憩ができる。
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門の前にある「路傍の石」。この石は、執筆当時に有三氏が道端で見つけて裏庭に運んできたもので、作品名に因んで「路傍の石」と呼ばれるようになり、後に記念するものとして現在の場所に移されたようだ。
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ジブリ美術館でたっぷりと宮崎ワールドに浸り、ことりカフェでインコに癒され、山本有三記念館では、素敵で珍しい建物を楽しめることができた。
充実した時間を過ごせて満足の一日だった。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- たらよろさん 2016/03/08 20:27:43
- もう14年か〜
- こんばんは、まめ猫さん
私もジブリ美術館に行きたいと思いつつ、もう14年かぁ。。。
東京に行った時にって思うんだけれど、三鷹となるとやっぱり1日がかりになっちゃうし、他にもしたいこと、ーいきたいところがあって、後回しにしているうちに、
時ばかりが経過した〜(笑)
でも、こうして旅行記を見ていたら、やっぱり行きたい。
本物のロボット兵のほうが、アニメより大きいんだ。
ランチも持ち込みで頂けるスペースがあるっていうのが良心的だね。
凄く混んでいるのなら、持ってきて食べたいって気持ちになるもんねー
某テーマパークとか、見習って欲しいわ(笑)
何年経っても、綺麗に世界観を保っておられるんですね。
維持費も大変だろうけれど、こういう夢の世界はいつまでも夢のままでいたいもんね。
たらよろ
- まめ猫さん からの返信 2016/03/09 22:57:57
- RE: もう14年か〜
- たらよろさん、こんばんは。
いつもコメント、ありがとうございます♪
> 私もジブリ美術館に行きたいと思いつつ、もう14年かぁ。。。
> 東京に行った時にって思うんだけれど、三鷹となるとやっぱり1日がかりになっちゃうし、他にもしたいこと、ーいきたいところがあって、後回しにしているうちに、
> 時ばかりが経過した〜(笑)
いつか行こうと思っていて、気づいたら14年も経っていました。
新しいスポットができると、ついそっちへ…って
なっちゃいますよね。
美術館内はそんなに広くないので、カフェやショップでの待ち時間を
含めなければ、2〜3時間で充分に楽しめると思います。
> でも、こうして旅行記を見ていたら、やっぱり行きたい。
> 本物のロボット兵のほうが、アニメより大きいんだ。
> ランチも持ち込みで頂けるスペースがあるっていうのが良心的だね。
> 凄く混んでいるのなら、持ってきて食べたいって気持ちになるもんねー
> 某テーマパークとか、見習って欲しいわ(笑)
ロボット兵、かなり迫力がありました〜。
館内の写真撮影が禁止なので、屋上庭園で沢山撮りまくりました。
モサモサ茂っている草もアニメの風景と一緒でしたよ。
カフェが混んでいるといううわさを聞いていたので
パンを買っておいてよかったです。
ランチで何時間も待たされるのは辛いので、持ち込み可はありがたいですね。
> 何年経っても、綺麗に世界観を保っておられるんですね。
> 維持費も大変だろうけれど、こういう夢の世界はいつまでも夢のままでいたいもんね。
維持費の一部は三鷹市が負担しているようです。
小学生以下じゃないと入れなかったネコバスルーム。
ふわふわ感を体験したかったな〜と大人も入れるネコバスルームを
作ってくれることを夢見ています。
京都の旅行記、拝見しました☆
見どころたっぷりですが、特に一之船入は素敵な場所だな〜と思いました。
京都では、お雛様飾りの男雛が右側なんですね。初めて知りました!
たらよろさんの旅行記は美味しそうなものが満載なので
いつも写真に釘づけになってしまいます。
ショコラベルアメールのクレームブリュレオショコラ
食べてみたいです♪
まめ猫
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