2015/10/03 - 2015/10/03
83位(同エリア193件中)
よっちゃんさん
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JR九州ウォークの一つである荒尾駅を起点に世界遺産の万田坑まで歩く約11kmのウォーキングである。
コースはまず
豊肥線東海学園前8:20発で8:43熊本駅到着。熊本駅8:52発→9:35荒尾駅到着。
荒尾駅で手続きをしてスタートは9:50.ウォークの開始。
まず宮崎兄弟の生家と資料館を見学する。ここはぜひ一度行ってみたいところだったのでゆっくりと見てきた。
辛亥革命の指導者孫文を支援した宮崎滔天の生家である。思ったより内容がしっかりしていて面白かった。
そのあと普段はあまり見ない荒尾市内を歩く。そして天才少女詩人として知られる海達公子詩碑群を巡った。途中にきれいなバラ園があった。今は廃止された荒尾競馬場の横も通った。
それから標高56mの山頂に鎮まる四山神社まで300段以上の階段を上っていくと、有明海の向こうに雲仙普賢岳などがきれいに見える。この神社は商売繁盛の神「こくんぞさん」として地元の人たちに親しまれているということである。
ここで美しい風景を眺めながら昼食をしている人たちもいた。
また、ラムサール条約に認定されている「荒尾干潟」や大牟田方面のメガソーラーなども見られた。
このあと今日のメーンである「三池炭鉱専用鉄道敷跡」を西原駅付近から入って万田坑まで歩いて行く。普段は火入れないそうである。軌道敷きはゴムのマットが敷かれているが、ガタガタして歩きにくかった。しかし、明治期のこの炭鉱のにぎわいが感じられる所であった。そして三池炭鉱万田坑へ到着する。
入場料が普段は410円だが、今回は特別に320円で入場できた。写真で見たとおりだが実物を見ていろいろな説明を聞きながらこの炭鉱が明治日本の産業に大きな働きをしたことを実感することができた。ボランティアの人々が丁寧に説明してくれるのでありがたい。
ここは三井が総力を挙げて整備したという日本最大級の竪坑が一番の見ごたえがある。今残っているのは第二竪坑で第一竪坑はその名残が残っているだけである。竪坑の内部の巨大な巻き上げ機は迫力がある。
万田坑からはまた平坦な道を歩いて荒尾駅に帰る。昼食は遅くなったが荒尾駅前のレストランで食べて熊本駅まで、それから豊肥本線で武蔵塚駅まできて歩いて家に帰った。
こうして充実した一日を過ごすことができた。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- その他
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- その他
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宮崎兄弟資料館と生家(奥の茅葺きの家)
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宮崎兄弟の生家(茅葺きは最近葺き替えられたという)
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生家の説明
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生家の展示
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宮崎兄弟の生家にある展示
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宮崎兄弟の家にある木
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元荒尾競馬場付近
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海達公子の詩碑がある付近のバラ園
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天才少女詩人「海達公子」の句碑がこのようにずっと造られている
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四山神社の入り口
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四山神社(商売繁盛の神)
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商売繁盛の神様
五円玉(四山神社) -
大牟田方面のメガソーラー
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雲仙普賢岳が見える
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ラムサール条約に登録されている荒尾干潟
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四山神社付近の灯台と慰霊碑
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専用鉄道敷の地図
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三池炭鉱専用鉄道敷あと
西原駅付近 -
三池港専用鉄道の駅の跡
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このような鉄道敷がずっと炭鉱まで続いている。炭坑で掘られた石炭を専用鉄道で三池港まで運び輸送していた。
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専用鉄道敷あと
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専用鉄道軌道敷にある駅の跡
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専用鉄道敷から見た万田坑の竪坑
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第二竪坑の中から見たようす
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第二竪坑
このように組まれていた -
第二竪坑の運転室
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第二竪坑機械室
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第二竪坑の機械室の巻き上げ機
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巻き上げ機
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石炭を運んでいた貨車
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炭鉱内部の様子
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鉱夫たちが持っていったもの
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万田坑の建物群
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万田坑の別棟
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万田坑に敷地内の爪痕
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