南インド洋に浮かぶフランスの海外県の一つ、Ile de la Reunion レユニオン島。神奈川県ほどの面積の小さな島に、一言ではとても表しきれない魅力が詰まっています。そんな南海の楽園を自分の足とレンタカーで味わい尽くす旅！<br /><br />旅行８日ー９日目はいよいよ世界で最も活発な火山のひとつ、ピトン・ド・ラ・フルネーズへ迫ります。旅ももう後半ですが、ここからはとにかく絶景の連続でした！<br />

レユニオン島一周旅　その４（フルネーズ尖峰）

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2015/10/26 - 2015/10/27

31位(同エリア42件中)

#自然

のんぴんさん

南インド洋に浮かぶフランスの海外県の一つ、Ile de la Reunion レユニオン島。神奈川県ほどの面積の小さな島に、一言ではとても表しきれない魅力が詰まっています。そんな南海の楽園を自分の足とレンタカーで味わい尽くす旅！

旅行８日ー９日目はいよいよ世界で最も活発な火山のひとつ、ピトン・ド・ラ・フルネーズへ迫ります。旅ももう後半ですが、ここからはとにかく絶景の連続でした！

エリア

レユニオン

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 5.0

同行者: カップル・夫婦

交通手段: レンタカー徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

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８日目　Saint Denis→Pas de Bellecombe／車：90km
Pas de Bellecombe→Nez Coupe de Sainte Rose／徒歩：片道1時間半-2時間

サンドニからN2でサンブノワへ、そこから島を横断するN3に乗り換え、木生シダの茂るBellevue峠を越えると、
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牧畜が盛んな高原地帯、プレーヌデカフル。
そしていよいよフルネーズへ続く、Route du volcan "火山道路"と呼ばれる林道５号線へ。
Point de vue Nez de Boeuf

8kmほど進むと、ネドブフの展望台。ここからのランパール川の作る渓谷の眺めもなかなかですが・・・
やっぱりこのルートのハイライトはここ！
Plaine des Sables

標高2200mにあるプレーヌデサーブルは砂の平原。
月面のようなこの風景はおよそ一千年前、ピトンシスニーの噴火によるものと考えられています。赤い色はスコリアという火山噴出物が作っているらしい。
私がレユニオンで一番見たかった風景です。
日本はもちろん、私たちの住むワシントン州も火山の多いところですが、こういう風景って今まで見たことない！

あの端っこはどうなってるんだろう。時間があったらここも歩いてみたかった！
Pas de Bellecombe

プレーヌデサーブルを抜けて未舗装の道をさらに進むと、火山道路の終点、パドベルコンブ。
enclos Fouque エンクロフケと呼ばれるカルデラの外輪山にある標高2311mの展望台で、小ちゃなビジターセンター内には軽食スタンドときれいなトイレあり。
Piton de la Fournaise／Formica Leo

雲は多めでしたが、何とか憧れのフルネーズの山頂と"蟻地獄"フォルミカレオを見ることができました！
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ここからはフルネーズを楽しむ３つのトレイルが出ています。

私たちはもちろん、このパネルの赤い線で書かれたトレイル（sentier du cratere Dolomieu）、標高約2500mの火口までのハイキングへ出発！
と、意気揚々と歩き始めて５分、
がーん。いきなりの通行止め！
２か月前に起きた噴火の影響で、カルデラの下にさえ降りることができませんでした...。
火口は無理でも、せめて下までは行きたかった！このフォルミカレオの周りを歩くのが憧れだったのに。

ちなみに、この夜宿で同室になったフランス人の若者は、早朝に柵を越えてトレッキングを楽しんだらしい。曰く、「本当に危険なエリアは山の向こう側だし、その直前にはもうひとつちゃんとした柵があるから大丈夫」。ってこらこら！
しょうがないので、唯一オープンしていた外輪山のトレイルを歩きます。
Nez coupe de Sainte Rose

１時間半くらい歩いてフルネーズがまた別の角度で一望できるらしい見晴し台まで来たのものの、見事に霧の中！
ま、まあ良いエクササイズになったということで。
Gite du Volcan

少々消化不足のハイキング後は、今日の宿、パドベルコンブから目と鼻の先にある山小屋、ジットデュヴォルカンに早々にチェックイン。
きれいに整備された庭園もある素敵な宿。いい意味で、イメージしていた山小屋とだいぶ違いました。
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眺めも素晴らしい。

この辺りは車でのアクセスは悪くないし、展望台周辺もそんなに人が多かった訳じゃなかったので山小屋も空いてるのかなと思っていたら、結局満室状態。
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私たちが泊まったドミトリーは４人相部屋。こういう所は同室になる人によってかなり印象も変わると思うけど、幸い前述の若者二人組はとっても礼儀正しく一安心。

清潔なシーツも備え付けられていて、なかなか快適でした。
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味に定評のある夕食は併設のレストランで。
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で、お待ちかねの！夕食は決められたテーブルで全員同じ時間に。ビュッフェスタイルで、前菜（２品）、メイン（２品）、デザートと、それぞれワゴンで運ばれてきます。

評判通り、ここの食事めちゃくちゃおいしい。特にこの日出されたポタージュスープと中華風野菜炒め（キクラゲ入り）はもろ日本人好みの味付け。もう私の中ではレユニオン滞在中ダントツの一番でした！
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レユニオン島の定番、食後のラム酒。
火口までのハイキングが出来なかった鬱憤をおいしい食事で昇華しつつ、９日目の夜は更けていきました...。

余談ですが、消灯後部屋の暗さには衝撃を受けました。雲で月が隠れていたのと鎧窓を閉めていたからだと思うけど、目を開けているのか閉じているのかもわからない暗闇は人生初。枕元に置いておいたヘッドランプとスマホがなかったらパニックになっていたかも。