2015/10/10 - 2015/10/11
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hornets.homeunix.orgさん
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- 旅行記117冊
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中国で失敗してしまったにも関わらず、その経験をすっかり忘れて台湾の国慶節の日にエアチケットを取ってしまった この旅も2日目に突入。本日は夜の便で帰国なので、使える時間を最大限活かして満喫する。
まず、朝から精力的に活動する。最初に向かったのはお粥のお店。店内に入ると想像もしなかった光景が!
そして、その後もいろいろな所を周り、一件の店に向かう。そこでは悲しいかなシャッターが閉まっている。 ガイド本で事前に調べていたのだが、今日は定休日ではない。何故だ?!
そんなこんなで、目的の品は結局食べることができたのかっ!?
本家ホームページ
http://hornets.homeunix.org/
ここまでの台湾旅
Day1 台湾は悶絶の地だったぁ?!
http://4travel.jp/travelogue/11068296
Day2 痛恨のミス!あの店のシャッターも閉まっていた!
http://4travel.jp/travelogue/11073169
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日の夜便で帰国の予定なので、今日は朝から活発に動く。ただ、おじさん・おばさんにとって、夜中まで体力がもつかどうか?についてが一番心配だ。
-
朝から活発に活動するためには、腹が減っては動けない。ということで、まずは朝飯だ。
と向かったのは、「吉星港式飲茶」。ガイド本にうまそうな「お粥」の写真が載っていたので行ってみることに。 -
地下鉄を乗り継いで「松江南京駅」へ。1番出口を出たらそのまま大通りを真っすぐ(西の方角へ)進み、5分程歩いた所にある。
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ガイド本に載っている割には、店の看板が意外と小さく見落としそうになる。しかも、この写真のような看板のすぐ下に店があるのかと思いきや、その隣ぐらいにあってややこしい。間違う人が多いのか、看板のすぐ下のところには「ここは吉星港式飲茶の入り口ではありません。右の建物が入り口です」みたいな貼り紙があった。
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店に入ってみると、かなりの混雑ぶりに若干引いた。
「おぉ、朝からこんな待たなくてはならんのか?」と、ちょっと萎える。順番待ちの席はすでに一杯で、立って待っている人も大勢いた。 -
どうしたら良いのか分からず困ったのだが、とりあえず店員の所に行く。すると、名簿みたいなのに記録され、そして番号が書かれたこんな札を渡された。要は「この番号(A-94番)が呼ばれるまで待て」ということらしい。
そうなると、ここで海外旅行ですごくある問題点にぶち当たる。それは「現地語で番号を呼ばれるので、果たして自分が呼ばれているのか分かるか?」という点。そう、台湾ではかなりの人は日本語をしゃべることができるが、だからと言って日本語で呼んでくれるわけではない。せめて英語で呼んでくれたらわかるだろうが、どうみても常に現地の言葉で呼んでいる。
そうなると、我々は待っている間にやらなくてはならないことが出てくる。それは「即席の中国語学習」だ。
ネットを駆使して
「え〜っと、9は「ジョウ」と言うのね。んで、4は「スー」らしいから、94は「ジョウ・スー」って呼ばれるのかな?」
とか。もちろん教えてくれる先生等いないので、完全に勘だ。と、わけのわからない中国語学習をした我々は、待っている間、頭のなかで「ジョウスー・ジョウスージョウスー・・・」と唱え続けるのだ。アホな日本人2人。
そんなこんなで待っていると、「ジョウスー」と呼ばれたかどうかは全く聞き取れなかったのだが、係員が何となく最後に「スー」と言っていたような気がしたので、持っていた札を見せたらビンゴ!で、無事席に案内された。
と、そんな地味〜な困難があるので注意が必要。我々が待っている間も何組かの日本人が来たが、混雑しているのと、どうしたら良いのか分からないので、諦めて出て行ってしまった。
だいたいのこういった混雑した店とかだと、待っている客をさばく店員とかは感じ悪い場合が多いのだが、この店は意外と親切に案内してくれた。忙しそうなタイミングの合間で「我々は日本人です。システムわかりません。どうか助けてください」的な空気を出しつつ問い合わせれば、なんとかなりそうなので諦めずに挑戦してみるべし。 -
店の入口と待合所は狭いのだが、店内は結構広い。日曜日の朝ということもあってか?家族連れの客で賑わっていた。
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注文した物を待っている間に気づいたのだが、この店はお値段がちょっとお高めの店だったようだ。しかしながら、朝は割引されるようで、お得な値段で食べられる。朝専用のメニュー表も置かれていた。だからこんなに混雑しているのかもしれない。
-
ということで注文したお粥が運ばれてきた。
本当はガイド本に載っていた「エビのお粥」が食べたかったのだが、先ほどの朝メニューに載っていなかったので、「肉・魚とピータン」のお粥をチョイス。お粥の中にある黒い物体がピータン。
3月に香港に行った時、自分は初めてピータンを食べたのだが、「ピータンって全然クセがないなぁ〜。むしろ味が淡白すぎて、味が無いって言っても過言ではないなぁ〜」と言うのが正直な感想だった。しかし、ここのピータンはクセは無いのは同じだが、味わい深く美味いのだ。お粥自体は香港で食べた物の方が美味しかった気がする。こちらは若干薄味。 -
そして、もう一品頼んだのが「雲呑麺(ワンタンメン)」。
こちらの雲呑麺はワンタンが絶品。エビがプリプリなのは当たり前なのだが、すごく「香ばしい」のだ。エビを軽く炙った時のような香りが素晴らしかった。
しかしながら、スープは美味いのだが麺が残念な感じ。香港で食べた雲呑麺のような麺の方が美味しかったなぁ〜と思う。
と、当然のように香港と比較しているが、この店に来た時には全く気づかず、ただ「お粥の写真」に惹かれて来た。しかし、帰国してからよく考えると、この店の主なメニュー(お粥や雲呑麺等)と、店の名前に入っている「港」や「飲茶」の文字から「あ〜、この店は香港料理の店なのね」ということに気づく。わざわざ台湾に来てまで香港料理を食べるというプチ失敗。まあ、それなりに良い体験ができたからいいんですけどね。 -
さて、お粥に満足した我々であったが、ガイド本によれば、この近くに昨日食べた「鶏肉飯」の美味しい店があるという。お腹が空いているというわけではないのだが「ここは行っとくべきでしょ〜」ということで向かうことに。
松江南京駅方向に戻って、途中を右側(南の方向)に曲がってしばらく歩くとある「梁記嘉義鶏肉飯」というお店。 -
ガイド本の地図とiPhoneのマップアプリで現在位置を確認しながら来たのだが「ここら辺だよなぁ〜」という場所に店が見たらない。通りすぎては戻ったりしてみたが「なんだ?潰れたか?」と思ったりしつつも何度も探したら、頭上の方に看板が。
「???」と思ってたら、どうやらその下が店のようだがシャッターが閉まっている。さらに「???」の状況だったので、ガイド本を確認すると、なんと「日曜定休」。
やっちまったよ〜! 休日とか確認せずに行動する我々の悪い癖。何度こういったガッカリ感を海外で体験していることか・・・。
というわけで、梁記嘉義鶏肉飯は日曜定休なのでご注意を。 -
さて、気を取り直して次に移動。
次に向かったのは「龍山寺」。定番のド観光地ですね。
松江南京駅から地下鉄を乗り継いで、「龍山寺駅」へと移動。 -
「龍山寺駅」の改札を抜けると親切にも案内板に「龍山寺」への矢印が出ているので、それに従っていけば迷う心配は無し。地下道を通って行くことになるのだが、地下道にはちょっとした服やらお土産やら、お供え物等を売る店が並んでいた。
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「龍山寺駅」という名前になっているだけあって、駅から龍山寺まではすぐ。地下道を上がって地上に出ると、目の前に「龍山寺」が見える。
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地上に上がったとたんに見える立派な門。しかしながら、その門に設置されてしまった電光掲示板が若干残念。
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龍山寺は大陸からやってきた漢民族によって建てられた寺。当時は環境が悪く、たくさんの仲間が死んだことから、「神様に保護していただけるように」という願いを込めて建てられたそうだ
(台湾ナビのページより引用 : http://www.taipeinavi.com/miru/19/) -
電光掲示板があった門をくぐると、ふたたび立派な門が見えてくる。これは「前門」。本堂に入るにはこの門の右側の小さな門から入る。
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さて、中に入ると中央に立派な本堂があって、たくさんの人でごった返す。
本堂には菩薩様がいて、中は絢爛豪華でピカピカだ。ご利益がありそう。
また、本堂の周りにある柱も立派な彫刻がされている。石の柱なのかと思ったが、銅製の柱だそうだ。 -
さて中央にある本殿からさらに奥に進むと「後殿」があり、こちらも人でごった返していた。
同じような仏様が祀られているのかと思いきや、先ほどの本殿にあるのは仏教の菩薩様なのだが、後殿に祀られているのは道教の神様で、学問や商売、子宝、恋愛などそれぞれの分野毎の神様が祀られているのだそうだ。
日本ではお寺と神社が一緒にあるのは普通だが、海外から見たらかなり異様な光景。「まあ、日本独特なんだろうなぁ〜」と思っていたが、台湾でもあるんだね。 -
流石に台北で超有名なお寺な上に、国慶節ということもあってか、かなりの混雑だった。
建物は隅々まで美しく、特に屋根の曲線なんかは印象的だった。 -
さて、龍山寺のすぐ横の通りは「薬草ストリート」となっているそうなので、行ってみることに。
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ガイド本に書いてあった「薬草ストリート」の文字を見て心踊り、勝手に香港とかにあった「青空市場」的な活気のある狭い通りなのかと思っていたのだが、全然活気は無く、「えっ?これ、薬草ストリート?」と思ってしまうような通りだった。
確かに、何件か薬草らしきものを扱っている店があったが、通り全体がそうなっているような感は無くちょっと残念。 -
さて、薬草ストリートは若干残念だったが、気を取り直して次に向かう。
次に向かうのは、地下鉄で一駅の「西門駅」近くにある「阿宗麺線」。西門駅の6番出口から徒歩で2〜3分ぐらいの場所にある。
西門駅付近は、日本で行ったら「原宿」的で、「若者の街」って感じが溢れている。若者向けの洋服とかを売る店も多く、賑わっている。 -
そんなこんなで「阿宗麺線」に到着。相変わらずこの店の前はかなり賑わっている。多分地元の人も多いのだが、そこに加えて我々のようなド観光客も乗っかっちゃてるもんだから、ごった返してしまうんだと思われる。
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さて、さっそく普通サイズを1つ購入。台湾の料理には珍しく、かつおだしの効いた味で、ちょっとモツも入っていて、この組み合わせが自分は好きなのだ。(ちなみに妻は「そんなに絶賛するほどではないよねぇ〜」と言っていた)
しかし、去年来た時には、薬味が「パクチー」だったのだが、今回来たらなんだか良くわからないミントみたいな葉っぱになっていて、これが絶妙なマズさ。なんで変えてしまったんだろう?と不思議になる。麺自体の味は変わっていないのにすごく残念だ。 -
ということで、この絶妙なマズさを演出するミントみたいな葉っぱの効力を少しでもなくそうと、全体を混ぜて食べる。
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さてさて「次はどこに行こうかなぁ〜」なんて考えていたら、「せっかく台北に来たんだから、スイーツも食べたいよね」ということになり、スイーツを食べに行くことに。
なんとなく台湾のスイーツと言えば「マンゴー」という気もするのだが、過去2回の台北旅行でマンゴーのかき氷とかは食べたので、今回は杏仁豆腐にすることに。(といっても、前回来た時も杏仁豆腐は食べたのだが・・・)。
ということで向かった先は、「阿宗麺線」から大通りを渡って反対側にある「于記杏仁豆腐」 -
「杏仁」とはアーモンドのことで、この店は店の名前に「杏仁」の文字がついているだけあって、メニューのほぼ全部が杏仁のメニュー。
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ということで、メニューは豊富。メニューは日本人が思い浮かべるような杏仁豆腐もあれば、ドリンクやかき氷とかもある。
暑い台湾だけあって、冷たいメニューばかりと思いきや、やはり食べ物は温かくして食べる習慣のある中国ということもあって、同じメニューでも冷たいままで食べることはもちろんできるし、温めてもらうこともできるという、「これは女性にはいいんぢゃない?」という感じだ。 -
さて、数あるメニューの中から、我々は杏仁のジュースの中に3種類の好きなトッピングを指定することができるものをチョイス。
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杏仁は日本で食べる安物と違って、ケミカルな感じは全然なく、甘さも控えめでちょうど良い。タピオカやタロイモなんかと合わせると、本当に日本人の口に合う感じに仕上がっている。
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デザートを食べて満足した我々は、本日も228記念公園にある健康歩道で悶絶しようと言うことで、歩いて228記念公園の方へ向かう。
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西門付近から228記念公園の方に向かうと「総統府」の前を通ることになる。
本日は国慶節の次の日で且つ日曜日。総統府の前にはなにやらお祭り騒ぎのような感じになっていた。 -
総統府の建物自体もこんな感じで、たくさんの台湾国旗が飾られ、中央には「慶祝中華民国一〇四年国慶」と、正確には読めないが多分「104年目の建国記念日ですよ」と言った感じの看板が取り付けられていた。
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そして、総統府の前にはゲリラライブ的で大きなステージが組まれていた。
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さらに、そのステージ前には「それ、そんなに人来るの?」ってぐらいの椅子が並べられている。まだ人は集まっていないのだが、これから何かお祝いの行事が行われるんだろうというのは、容易に予想がつく。
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さて、そんなお祭り騒ぎを横目に見ながら、228和平公園に向かう。
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228和平公園という名は、もちろん台湾の歴史の中で大きな意味を持つ228事件にちなんで名付けられたそうなのだが、その前からこの公園はあって、その時には「台北新公園」という名前だったのだそうだ。
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で、今回この公園に来た目的は、昨日大安森林公園で悶絶した「健康歩道」がココにもあるということで、本日も自分の健康を確かめる為に挑戦しに来た。
大安森林公園にある健康歩道は、石と石の間隔が結構離れているので、各石に体重が集中してしまい超痛い結果となってしまった。しかし228和平公園の健康歩道は石と石の間隔がそれほど広くないので、たくさんの石に乗ることになり、圧力が分散され痛くない可能性を期待して来た。
健康歩道の横にはこんな感じで、足の裏のどの部分が体のどの部分に影響しているか?という解説をした看板が建っている。仮にこの内容が正しいとすると、昨日大安森林公園で試した時には、足の裏全体が痛かったので「もうすぐ死ぬんぢゃないか?」というぐらい不健康だという結果となる。正直そんな結果は受け入れられない。というわけで再チャレンジなのだ。 -
んで、まず驚くのが、地元の子どもたちがこの健康歩道を普通に歩いていることだ。「お前ら痛くないんか?」と聞きたいところだが、普通に歩いているので痛くない、むしろ気持ち良いぐらいに思っているんだろう。おかしいぞ。
-
さっそく妻が挑戦。
「痛いねぇ〜」と言いつつも普通に歩く。お前もおかしいぞ。 -
ということで、自分も挑戦。
一歩・二歩と歩く。「ん?これは昨日より行けるか・・・?」 -
「やっぱ、あかんわ」
昨日と同じく5歩ぐらい歩いた段階で悶絶する。しかも「足の裏のどこが痛いか?」と聞かれれば「全体が均等に痛い」のだ。先ほどの看板を見れば「俺の体はどこもかしこも悪い」って事になるぢゃないか!
しかも、先ほど普通に歩いていた地元の子どもたちは「おじちゃん痛いの?」と、もちろん現地語なのでそう言っているのかよく分からないが、雰囲気的にそういった感じで、悶絶している大人をバカにする。くそぉ〜!
というわけで、健康歩道を歩いた結果「自分は不健康」というのが証明された。 -
この健康歩道のすぐ横に228記念館がある。これは228事件を後世に伝えるための記念館で、入館料は無料。日本語のオーディオガイドもあって、パスポートを預ければこちらも無料で借りることができる。
さて、ここで台湾で起こった228事件について少し解説。詳しくはネットに詳しく解説しているページがたくさんあるのでそちらを参照。
その昔、日本が台湾を統治していた時代があった。まあ、日本人からしても「それってどうなん?」と思ってしまうような時代ですよね。そんな時代も日本が太平洋戦争に負けることで終わり、台湾は大陸の中華民国に返還されることに。当時の中華民国は蒋介石率いる国民党が支配していた。
日本の統治から開放された台湾の人々は大喜び。今まで他国の日本なんかに支配されていた時代が終わって、祖国に戻れるから。
しかし、大陸から来た国民党軍を見た台湾の住人達は唖然とする。何故なら、その身なりは酷く、水道すら知らず蛇口をひねると水が出るのを見てビックリするような人たちばかり。日本の統治時代に全員が読み書きできるようになっていた台湾の住人に対して、読み書きすら出来ない大陸の国民党軍の軍人たち。
その上、彼らは腐敗しきっており、日本政府が残した公の財産を私有化し、さらには賄賂を渡さないと事が前に進まない事態に。さらに大陸では国民党と共産党との内戦が激しくなり、戦費調達の為に台湾で通貨を乱発したことで、インフレが激しくなり物価が上昇。
そんな背景もあり、日本の統治から解放されたと思ったら、別の支配者によって支配される事態になった台湾の住人には、不満や怒りが溜まっていった。
そんな折、当時専売局しか売ることができなかったタバコを路上でヤミで売っていた女性を専売局の取締官が見つけ、銃で殴りつける事件が発生。社会が混乱していた当時、ヤミでタバコを売らないと生活できないような状態だった事を理解していた周りの台湾住民はその取締官を囲む。焦ったその取締官は銃を発射し、近くにいた男性に当たりその男性は死亡する。
この事件が発端となり、普段の不満が募っていた台湾住民の間で暴動が始まった。見た目はあまり変わらない台湾住民と国民党軍の人を識別する手段として「日本語が話せるかどうか?」というのが使われたという事実は、日本人としてちょっと残念。
この暴動は台湾全体に広がり、焦った政府側は、台湾住民と対話をする振りをして、密かに大陸の国民党軍に応援を求める。応援に駆けつけた国民党軍は暴動を起こした台湾住民の虐殺を開始。その後の調査で約28000人の人が虐殺されたという。
というのが、228事件についてのざっくりとした解説。そんな内容を当時の資料なんかと共に展示してあるのがこの記念館なのだ。 -
228記念館で228事件の背景や詳細を学んだ我々は、次にお土産を買いに行くことに。妻が同僚の為に「台湾らしい小物のお土産を買いたい」と言うので、ガイド本に載っていた「雲彩軒」というお店に向かう。
「雲彩軒」は地下鉄中山駅と松江南京駅のちょうど中間ぐらいの場所にある。228和平公園のすぐ横にある「台大醫院站」から地下鉄で乗り換え無しで中山駅に行くことができる。 -
西門駅付近は「若者の街」と言った感じで活気があったが、中山駅付近もかなりの活気。若い人も多いのだが、西門駅付近よりはもうちょっと大人な人が多い感じがする。日本で言ったら「銀座」ぐらいだろうか? いや、そこまで高級ではないが・・・
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中山駅からは大通り沿いを歩いて、5〜10分ぐらいで「雲彩軒」に到着。公園の横をちょっと入ったところにある。
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「雲彩軒」はそれほど大きなお店ではないものの、すぐに「おぉ、高級お土産店だね」とわかるような外観。
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店内も日本人なら間違いなく心躍るような雰囲気のお店で、日本人が想像するようなオシャレな台湾小物がたくさんある。
このお店、自分が持っていたガイド本の他にもほとんどのガイド本に載っている。しかも多分ツアーとかでも組み込まれているようで、有名な旅行会社のシールとかが貼ってあった。多分ここで買うと多少割引が効くんぢゃないか?と思われる。そして、我々が行った時も店内に居た客は100%日本人だった。もちろん、お値段も日本人価格に設定されていることは予想通りだった。 -
さて、「雲彩軒」で台湾小物のお土産をゲットした我々が次に向かったのは、小籠包で有名な「京鼎小館」。
先ほど地下鉄を降りた「中山駅」まで戻り、そこから新しくできた「松山新店線」で「台站北小巨蛋駅」に向う。 -
京鼎小館へは、台站北小巨蛋駅の1番出口を出て、すぐの小道を北(松山空港方向)に曲がり、突き当りを左に曲がった所にある。歩いて5〜10分ぐらいのところにある。
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京鼎小館に到着すると、またもやトラブル発生! ここでもまたシャッターが閉まっている! 今日の朝、鶏肉飯の店のシャッターが閉まっていた反省を活かして、ちゃんと京鼎小館の定休日は調べてきたハズだ。京鼎小館は正月ぐらいしか休みぢゃないハズだ。おかしい。
と、ガイド本をもう一度確認すると、営業時間が土日は「9:30〜14:30」と「17:00〜21:00」だった。現在の時刻は16:00。
汗・・・。
「途中で休憩すんなよぉ〜!」と叫びたかったが、叫んだところでどうにもならず。さて、ココで1時間待つか? それとも諦めるか? 悩んだ挙句、今夜の便で帰国する我々にとって時間は貴重だ。というわけでとりあえずココを離れて次に向うことに。何度こんな失敗を繰り返したら学習するんだ?我々は? -
とりあえず「京鼎小館」から徒歩でもアクセス可能な距離にある、パイナップルケーキで有名なお店「微熱山丘(sunnyhills)」へ。
帰国してから調べたら、このお店は日本にもあるみたいっすね(汗)。 -
そんなことはさておき、お店は結構な賑わい。ほとんどが日本人観光客なのかと思いきや、けっこう地元の若者も多い。
-
このお店の特徴は店内で試食ができるってこと。試食のパイナップルケーキに加えて、台湾らしくちゃんとお茶も付けてくれる。
そりゃ、試食までしちゃったら、日本人的には何も買わずに帰れないよね。日本人の性格をよくマーケティングしているような気がする。 -
今まで、スーパーで売っているような安いパイナップルケーキを食べたことはあった。しかし、まともな(有名な)店の物を食べたことがなかったのだが、さすがに高いだけあって美味い。パイナップルの味が活きていて「あ〜、スーパーで売っている安いお土産物とは違うわぁ〜」というのが正直な感想。
この店はさすがにどのガイド本にも載っているだけあって有名なので、日本人観光客も多い。店員は日本語ペラペラだし。そんな金持ち日本人目当てだと思われるが、店の前にはタクシーが客待ちしており、「タクシーどうですか?」と日本語で声をかけられる。
確かに、この店は地下鉄の駅からも少し距離があるので、思わず乗っちゃいそうになる気持ちも分かる。 -
そのままタクシーに乗ったら完全に「負け」な気がすると、意地を張る貧乏な我々は、徒歩で一番近い「松山空港」にある地下鉄駅まで歩く。15分ぐらいかかるので結構な距離だ。台湾のタクシーはそれほど高くないので、素直にタクシーに乗ったほうが楽だと思うYo!
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松山空港は、台北市街にある空港で、ここの飛行場に到着する飛行機で来れば、すぐに台北の街歩きができるので便利。日本で言ったら羽田空港みたいな空港。とはいえ、松山空港着のエアチケットやツアーは若干お高めの場合が多いので、安さ優先となるとどうしても桃園空港になってしまう。
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さて、松山空港にある地下鉄駅から続いて向うのは龍山寺駅。って、今日すでに一回行っているのに、また向うのだ。
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というのも、京鼎小館が営業時間外だった為に予定が狂い、微妙に時間が余った。この後夜市に行こうかと思っていたのだが時間が早過ぎるので、ガイド本を見ていて気になっていた胡椒餅の店に行く事にしたのだ。
龍山寺駅の3番出口から出て、「えっ?この小道を入るの?」と思ってしまうような小道を入った所に有名なお店がある。 -
「福州元祖胡椒餅」というお店で、一人しか通れないような小道にこんな派手な電光掲示板を掲げているお店。時間帯によってはその小道に行列ができるらしい(自分の行った時間には誰もいなかったが)
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胡椒餅は過去2回台北に来た時に夜市で食べたことがあった。で、今回はこの店に来たのだが、さすがにどのガイド本にも載っているだけあって、間違いない美味さ。
胡椒餅とは小麦粉で作られた生地にたっぷりの肉とかネギとかの餡が包まれて、独特の釜でじっくりと焼かれた「焼き肉まん」のようなもの。ここの胡椒餅は肉がたっぷり入っているし、皮もパリパリに焼かれていて超美味く、オススメ。
しかし、胡椒餅を食べる時の注意点なのだが、皮がパリパリなのでそのまま噛むと、胡椒餅自体が押し潰されるように変形していく。そうなると、ただでさえ溢れんばかりの肉汁を、さらに押し出すような行為になるので、胡椒餅を持っている手にその溢れた肉汁が垂れる。
そこまではまだ良いのだが、その肉汁が超アツアツなので、肉汁でヤケドをするという、今までに経験の無い事態が発生するので、食べる時はそのアツアツの肉汁に注意だ。自分はこの後、左手親指がず〜っとヒリヒリしながら行動していた。 -
さて、美味い胡椒餅で満足したかと思いきや、ここから夜市に向かいさらに台湾の「食」を楽しむことに。
というわけで地下鉄を乗り継いで向かったのは「士林夜市」。ド観光地の夜市ですな。 -
士林夜市は淡水線の「劍潭駅」を降りて数分歩いた所にある。地下鉄の出口にはこんな感じで「士林夜市」の方向を示す案内も出ているので迷う心配はゼロ。
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昨日行った「寧夏觀光夜市」は、ほぼ「食」の屋台で構成されている夜市だが、こちらの「士林夜市」は食だけではなく、服や雑貨なんかも充実している夜市。規模も大きいので、観光客もたくさんいる。
しかしながら、我々の目的は「食」なので、地下にある「美食区」に向う。 -
どのガイド本にも載っているこの写真は駅から結構奥まで歩いた所にあるのだが、この地下に美食区がある。
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さて、地下に降りてみると、これまたすごい賑わい。美食区には常設の店が所狭しと並んでいて、お客さんのほとんどは観光客といった感じだった。おかげで呼び込みもすごい。
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と、最初に訪れた店はこちら。この店でのお目当ては・・・
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この「ソーセージ in ソーセージ」。自分で勝手にそう呼んでますが・・・。
これはご飯で出来たソーセージを縦半分に切って、そこに台湾らしいスパイスの効いた普通のソーセージを挟んだもの。「世界行ってみたら本当はこんなとこだった」で紹介されていて、食べたくなったのだ。
テレビでは「甘いソーセージが苦手」と言っていたので「どれだけ甘いんだぁ?」と思っていたが、甘くはなく、多分台湾独特のスパイスの味が苦手だったんだろうと思われる。
番組では大絶賛していたが、個人的にはそれほど大絶賛というほどではなかった。 -
さて、次のお店へ。現地の人は夕飯とかで夜市を利用することが多いらしいのだが、基本的には一つの店で全てを済ますわけではなく、何件かのお店をハシゴすることが多いらしい。
ということで、次に我々が訪れた店での目的はこの「臭豆腐」
名前の通り「臭い豆腐」なのだ。過去2回台湾に来た時は、2回ともその臭いで挑戦できなかったのだが、3度めの正直ということで今回挑戦することに・・・。
臭豆腐のメニューはいろいろあるのだが、初心者向けとしては、その臭いが多少抑えられる「揚げ」メニューが良いらしいというのをどこかで聞いたので、揚げ臭豆腐に挑戦する。 -
ということで運ばれてきた実際の臭豆腐。早速食べてみる。
「パクっ」。う〜ん、さすがに揚げてあっても臭い。口の中にはなんとも言えない臭いが広がる。てか、口に入れなくても臭う、その臭いがそのまま口の中に広がるのだ。
んで、肝心のお味の方だが、普通こういった発酵食品というのは、臭いに反してすごい美味いというのが一般的だが、個人的な感想としては「別に発酵させなくても良かったんぢゃない?」というのが正直な感想。「すごい美味いもの」を想像してきてしまったのが失敗だったのか、それほど大絶賛ではなかった。
そして、予想はしていたが、2口目3口目には臭いにすっかり慣れてしまい、普通に食べれてしまうという始末。ということで、すごくオススメというわけではないが、せっかく台湾に来たら挑戦してみることをオススメする。
今度は煮てある臭豆腐を食べてみようかしら・・・。 -
ソーセージと臭豆腐を満喫した我々は、地上に上がる。
美食区から地上に上がったすぐのところで、かなりの行列が出来ているお店を発見したので、行ってみた。 -
豪大大鶏排というお店で、士林夜市では結構有名なお店らしい。「大鶏排」とは「大」の字が付いてあるだけあって、 大きなフライドチキンのこと。いつも混雑しているので、カットするのも手間なので、「カットとかしません」と 掲示してあるそうだ(現地語なので自分は読めないのだが・・・)
-
ということで実際購入した大鶏排がこちら。女性一人では絶対に食べられないだろうと思われる大きさなのだ。 しかし、ただフライしてあるだけではなく、しっかりと下味をつけた肉を揚げているのでそのままで全然美味い。
しかしながら、当然揚げ物なので、たくさん食べると胃にもたれますYo! -
さて、次も「世界行ってみたら本当はこんなとこだった!」の番組で紹介されていたネタなのだが、その番組で 一番人気だった食べ物が「葱油餅」。我々も聞いたことが無い食べ物だったので、是非食べてみたいと思っていた。
ということで、iPhoneでお店の場所を探して向かう。美食区からはちょっと回って反対側の位置にある屋台。 -
さすがにこちらでも人気が高いのか?たくさんの人が列を成していた。葱油餅とは、葱が練りこまれた小麦粉で出来た生地を 油で揚げたもの。特製のニンニク醤油が美味いそうなのだ。
買った時は気づかなかったが、店の看板に「卵を加えたもの」は25元で、ノーマルは17元と書いてあった。自分は それに気づかず「1個」と注文したのだが、デフォルトで「玉子付」で渡された。まあ、当たり前だけど・・・。 -
早速食べてみる。
テレビでは大絶賛だったのだが、実際食べてみると決して大絶賛とは言いがたい。決してまずく無いのだが、我々にとっては 小籠包とかの方が全然美味く感じる。まあ、食べ物なんで、それぞれの人の好みがあるよね。 -
さて、胡椒餅から士林夜市での食事、特に大鶏排が決め手となって、もうお腹いっぱいなのだが、我々には一つだけ 心残りがあった。
そう、営業時間外で食べれなかった京鼎小館の小籠包だ。我々のお目当ては通常の小籠包ではない。目的は「タロイモの小籠包」なのだ。以前一度食べたことがあるのだが、あの優しい甘さが忘れられない。
とりあえず「もう食べられない」と断るとは思ったが、妻に「どうする?」と聞いたら、なんと「がんばれば入る」と 言い出すではないか! それにはちょっとびっくりしたが、再び士林夜市から地下鉄を乗り継いで京鼎小館へ行くことに。 -
ということで京鼎小館に到着。すでに腹はいっぱいだというのに、何故かノーマルな小籠包まで頼んでしまう。 これは間違いなく美味い。今さら、わざわざ述べる必要も無いだろう。
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最近発行される台湾のガイド本や特集には、なかなか紹介されなくなってきた京鼎小館だが、それでも観光客のみならず、 地元の人達にも人気は健在で、店内は結構な賑わいだった。
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さて、とうとう我々にとってはメインとなるタロイモの小籠包が来た。杭州小籠包でもタロイモの小籠包を食べたが、 あちらの小籠包はかぼちゃの形をするという独特の小籠包だったが、京鼎小館のタロイモの小籠包は外観は 通常の小籠包と変わりはない。
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早速食べる。
「あ〜、この味が求めていたものなんだよなぁ〜」と、腹はいっぱいでなかなか食べるのがキツイのだが、それでも 満足感に浸ることができるという超絶品。甘すぎない優しい甘さがすごくオススメ。そして舌触りは基本的になめらか なのだが、それでいてたまに残る「イモ」感がなんとも言えない。
次に台北に来た時も必ず食べよう!と思う美味さ。食べたことの無い人には是非とも食べてもらいたい。 -
もう、動けない程、腹はいっぱいなのだが、そろそろ帰国便の時間も近づいてきた。ということで、ホテルに戻って バックパックをピックアップし、松山空港に向かう。
このまま松山空港から飛べれば楽なのだが、今回の便は桃園空港から飛ぶ。松山空港から桃園空港に向かうバスが 出ているので、バスに乗るためにわざわざ松山空港に来た。 -
松山空港から桃園空港へは、国光客運というバス会社の1840便に乗ると楽ちん。
空港の外にバスターミナルがあり、7番乗り場(ちょっとうろ覚えだが)から乗れる。1840便は超特急なので、 台北市内で数か所止まった後は高速に乗って直接桃園空港に向かうので、時間にして40分ぐらいで到着してしまう。 -
桃園空港から台北市街へ行くバスに乗る時には、バスのりばの前にチケットセンターがあるのだが、松山空港から 乗る場合はチケットセンターが無い。「どうやってチケット買うんだろう?」と思っていたのだが、バスで買えば良い。
地下鉄に乗る時に使った「悠遊カード Easy Card」で支払うことができる。桃園空港までは一人125元なので、それ以上の チャージが残っていたら、運転席すぐ横のタッチ機にタッチすることで、地下鉄に乗るのと同様に乗れる。
チャージが足りない場合は、現金で乗ることもでき、運転席横の代金箱に直接お金を入れる。しかしながら、運転手は お釣りを持っていないので、予めキッチリした金額を用意しておく必要がある。我々はきっちりした金額を持っておらず、 運転手に「どうしたらいいのか?」と尋ねたら、「空港内にあるセブン-イレブンで崩してこい」と言われて、わざわざ 空港内のセブン-イレブンに行きお金を崩した。
そう考えると、「悠遊カード Easy Card」に帰りのバスの分のチャージを残しておいたほうが楽かもね。 -
ほんの1泊2日で、しかも台北のみの旅だったが、それなりに楽しむことができた。
出発前はガイド本をみながら「あ〜、これも食べたいなぁ〜。あっ、これも食べたいな〜」と思っていたのだが、 なんだかんだで、満足するほどたくさん食べることができなかったのが残念。次回はさらに入念な準備をして 行こうかと思う。
桃園空港の出発セキュリティーのところにある、この写真の「See you Taiwan!!」の文字に見送られながら、名残惜しくも 台湾を離れ、日本に帰国。 やっぱり楽しいわ。台湾。 -
さて、ココからは番外編。
「世界行ってみたら本当はこんなとこだった!」で紹介されていたのだが、台湾で良く売れているというカップラーメンを 買ってみた。正直、冷静に考えたらこんなかさばる物を買っていくなんてバカバカしいのだが、買ってきてしまった。 -
さて、このカップラーメンの面白いところは、容器がこんな感じで2重になっている点。これをどう活用するのか?
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実は、麺を戻すために使ったお湯をそのままもう一つの容器に移す。
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カップラーメンの中にはこんな感じで2つの小袋が入っている。写真左側の小袋は「肉味噌」の小袋で、右側の 小袋は「スープ」の小袋。
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肉味噌の小袋は麺の上にあけてかき混ぜると「ジャージャー麺」のようになり、スープの袋は別容器にあけたお湯に 入れることで優しい味のスープになる。
ジャージャー麺は少し強めの味になっているので、スープと一緒に食べると絶妙な組み合わせとなって美味い。 さすが食の都「台湾」人の考える事で賢いなぁ〜と思う。
このようにジャージャー麺とスープに分けて食べることもできるし、分けないで一つの容器に全てを混ぜてしまい、 普通のカップラーメンのようにして食べることもできる。
2種類の食べ方ができてなかなかおもしろいし、味もけっこう美味しいので、スーツケースに空きスペースがある人は 買ってみてはどうでしょう?
ここまでの台湾旅
Day1 台湾は悶絶の地だったぁ?!
http://4travel.jp/travelogue/11068296
Day2 痛恨のミス!あの店のシャッターも閉まっていた!
http://4travel.jp/travelogue/11073169
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この旅行記へのコメント (2)
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- ゆみずさん 2016/01/03 19:28:28
- 足跡をたどる旅!?
- hornets.homeunix.orgさん☆はじめまして!
フォローさせていただいているゆみずです。
私は旧正月に旅行が重なり食事に困った経験があるのhornets.homeunix.orgさんの国慶節に・・・旅行記、楽しく拝見しました。
ちょうど年末に台北に行くことになっていたので、タイムリーでしたし、何度も熟読して出かけたんです。
そうしたら自然と足跡をたどるような旅になってしまいました。
真似しんぼのようで恥ずかしいので、旅行記をアップする前にご挨拶しておこうと思ってコメントさせていただいたところです。
一番気になっていたのは容器が二重のカップ麺。
現地でしっかり食べてきました!
分けて作るのと普通のカップ麺で作るのと両方。
分けて食べるとかなりスパイシーですね♪
話のタネにいくつか買ってこようかと思ったんですが、やっぱりかなり嵩張るので断念しました。
そして飯団!
もち米に油條ってあり?と感じましたが、食べてみるとサクサク感が残っていてイケますね。
貴重な情報、ありがたかったです。
他にも小籠包屋さんとか、hornets.homeunix.orgさんの行ったところ多数。。。
本当は健康歩道もやって悶絶したかったんですが、生憎のお天気でこちらも断念。
台湾は近いですし、また次回の課題にとっておこうと思います。
また訪問させてくださいね。
今年もよろしくお願いします!
ゆみず
- hornets.homeunix.orgさん からの返信 2016/01/13 00:29:25
- RE: 足跡をたどる旅!?
- 書き込みありがとうございます。
ウズベキスタンの旅に出ておりまして、返信が遅くなりました。申し訳ありません。
いや〜、誰かが自分の旅行記を参考にしてくれたなんて嬉しい限りです。旅行記書いててよかったなぁ〜と思う瞬間です。
自分の旅行記で参考になる部分がありましたら、わざわざお断りしていただかなくても結構なので、バンバン真似してもらって構いませんよ〜。なんせ私もガイド本やテレビで紹介されているまんまで動いているだけなので〜。
自分も「孤独のグルメ」で紹介されていた鶏肉飯は行きたかったなぁ〜。
あのカップラーメンは賢いですよねぇ〜。
我々はあのかさばるものを2個もバックパックに詰めて帰りましたよ〜。
袋麺タイプもあるみたいなんで、今度は袋麺タイプにしようかなぁ〜と思っています。
次回は必ず健康歩道で悶絶してくださいねっ!
ということで、また新たな旅行記をお待ちしてま〜す!
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