鹿児島の大自然とグルメを満喫！！(2)本土最南端の佐多岬＆桜島編

2015/09/20 - 2015/09/22

鹿児島周遊2日目。
指宿（いぶすき）で宿泊後、本土最南端の大隅半島『佐多岬』へ向かいました。

大隅半島へは、指宿の山川港から根占港へとフェリーを利用予定。
本数も少ないので、車を乗船できるかドキドキです。
いざ港へ向かいます！！

※こちらは全3編の2作目になります。
　良ければ、ぜひ他の旅行記もご覧下さい。

→鹿児島の大自然とグルメを満喫！！(1)指宿と長崎鼻編へ
http://4travel.jp/travelogue/11070667

エリア 大隅半島（鹿屋・垂水・志布志・肝属）(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 船 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝食後、急いで山川港に到着！
9/21現在、夏期（3月〜10月）の土日祝の運行は
8：00
10：00
12：00
14：00
16：00
の1日5本のみ。（平日は4本）

車は約30台しか乗船出来ないと聞いていたので早めに到着したのですが、朝8時前に、ご覧の行列。

勿論8時発の便は満車で、10時発には残り2台とギリギリ。
滑り込みセーフでした・・・

8時発の根占港行きのフェリーを見送ります。
係員のおじさんによると8時発は7時前に満車になったそう。

その後、バイクや車が続々とやって来たので、遅い時間帯はもっともっと混雑していたのかも知れません。

車の場所をキープしたので、ゆっくり乗船手続き。
ふるさとの助成金？が使えて、予定していた金額よりお安く乗れました。しかも混雑のお詫びなのか・・・待ち時間にどうぞ！と天然湧水で作ったサイダーも1本ずつ頂けて嬉しかったです。

時間があるので、近くの「道の駅 山川港活お海道」を散策。
指宿の山川港名産のかつお節や、あおさなどお土産を購入。

（かつお節は色も香りも良くって、関西の母に大好評でした。）

それに気になっていた、マンゴープリンを食べたりして満足満足。

意外に2時間はあっと言う間で、いざ乗船です！！！！

山川港を後にして、

根占（ねじめ）港に向かいます。

（日本地図を思い浮かべて見てください。
鹿児島の南にある2つの半島を左から右へ渡る航路です。）

約50分程で到着。

すでに根占港でも順番待ちの行列が出来ていました。

下船しドライブ。

最初の目的地は、諏訪神社。

鳥居が2つ並ぶ、並立鳥居です。縁結びのご利益があるそう。
写真で見たことがあって行ってみたかったのです。

左の鳥居から入って、右の鳥居から出る習わしみたい。
御朱印が欲しかったのですが、社務所があいてなくて断念。

・・のんびりした風景が続きます。

そうそう今回、この大隅半島に渡ったのは・・
一つに日本の秘境グルメの「時海」さんの海鮮丼が食べたかったから。

佐賀の「魚山人」や、福岡糸島半島の「工房 とったん」の花塩プリンとか、最近秘境グルメに目覚めた、くーも夫婦。

お店を予約をして楽しみにしていたのですが、後日まさかのキャンセルの電話。どうやら、周囲のお店や魚市場がSWで営業しないので同じようにお休みされるとのこと。

本当にここの海鮮丼が食べたかったぁ。わかりにくい場所にあるのですが、私が撮影している時にもバイクに乗った人達が訪問されていました。

★食べログ：秘境グルメセレクション
http://tabelog.com/matome/360/

・・・佐多岬へはくねくねの道が続きます。
ちょいっと、くーも嫁も運転させて貰ったのですが・・
あまりの危なさに旦那と交代。

以後、運転は任せっきりになってしまいました。

佐多岬に近づくと、SWの混雑を避けるため仮設のシャトルバス乗り場が出来ていました。確か一人往復200円だったと思います。

15分毎に運行しているので、すぐに乗れました。

窓の外は北緯31度。
佐多岬は、カイロやニューデリー、ニューオーリンズ、上海と同じ緯度に位置します。

バスを下車。
大きな大きなガジュマルの木が迎えてくれました。

本州最南端にある公衆電話。
灯台の形をしています。

他にも特設の観光案内のデスクなど出来ていました。
（この日はアンケートに答えたら、佐多岬到着証明書を無料で頂けました。）

さてさて・・・トンネルを抜け佐多岬に向かいます。
（怖いトンネルかなぁと心配していたのですが、沢山の観光客が居て良かったです。）

こんな道を歩き、

中腹の御崎神社に立ち寄りました。

ソテツなどの木々が繁った、赤い屋根の神社。
なんと創立は708年。歴史深い神社です。

せっかくなので御朱印を頂きました。
本土最南端の神社の御朱印をGETです。

キラキラの日差しの中、ちょっとタフな道のり。

だんだん、断崖絶壁の岬の先端へと近づいてきました。

たまに展望スポットがあるので覗いて見ると絶景。
海の色がとても綺麗です。

・・・

あれが、佐多岬の灯台。

さすがに、あそこまでは歩いて行けませんが
最南端という趣きがあります。

・・・

案内板によると本土の最北端は北海道の稚内。
最東端は根室。最西端は佐世保のようです。

撮影スポットで記念撮影。

ガイドブックで見た景色に感激です。

天候が良ければ屋久島や種子島、昨日行った開聞岳も見えるそう。

開聞岳だけが、かろうじて見えました！！

・・・

・・・

見たことのないような不思議な水の色です。

佐多岬を観光後、お昼ご飯を求めて出発。

シルバーウィークやのに、なぜか色んなお店が閉まっていて・・
お腹が減りました。

何とか「道の駅　ねじめ」に到着。

絶対、食事処があるだろうと中に入ったのですが・・

ご覧のように準備中でした。
悲しかった・・

時刻は昼の２時半。
仕方ないので道の駅で、残り2個のカツサンドを見つけて・・・

やっと空腹から開放。

たんかんで出来たシャーベットも胃に染みて美味しかったです。

腹ごしらえしたので、これから桜島方面へ向かいます。

ひたすらドライブ・・・
移りゆく景色と時間を楽しみながら・・

海辺を走ります。

・・・

途中、休憩した駐車場で

たまたま見つけた猫ちゃんに癒されました。

そして・・・
とうとうあの山陰は！

心待ちにしていた桜島です。

今、こんな場所を走っています。
大正時代の噴火の影響で、陸続きになった道より上陸します。

明日も桜島を回る予定ですが、

先に一箇所。大正時代の噴火で土の中に埋もれてしまった鳥居を観光しました。

高さ3mの鳥居がこんな風に・・・。
火山の脅威を感じます。

実際見る桜島は

想像以上の大きさ。
これが噴火するとはスケールが大きすぎます。

さてさて夕暮れ時・・・

・・・

・・・

桜島も茜色に染まってきました。

・・・

今から温泉に入ります。

訪れたのは、フェリー乗り場近くの桜島マグマ温泉。
くーも旦那は昔行ったことがあるそうだ。

茶色がかったお湯で、塩辛かったです。
湯冷めしにくい泉質なのか・・・ポカポカの身体になりました！

・・・

続いて鹿児島市の宿泊先に向かうためフェリーに乗ります。

驚いたのが、この桜島フェリーは24時間運航で格安なのです。
値段も一人片道160円。生活に密着しているから安いのかな？
セブンイレブンやファミマなどコンビニでは、もう少し安く買えます。
特に車の乗船代は数百円割安になっていました。

すっかり日が落ちてきました。

ちょうどいい時間に乗れたなぁ。

・・・

・・・

外人さんと子供の横でカメラを構える、くーも旦那。

一眼レフで、いい仕事をしています。

夕焼けの中にヘリコプターを発見。
格好いです。

オレンジ色の太陽は、

ものの数分で山へと沈みました。

乗船時間は15分ほど。陸が近づいてきたので急いで車に戻ります。
地元の人たちは景色を見慣れているのか、外に出ず車で待機されていました。

・・・

今日のお宿は、鹿児島中央駅に直結の『JR九州ホテル 鹿児島』です。

ここでも、ふるさと割を使い、2人でなんと6860円！！
朝食、観覧車のチケット、女性用のアニメティグッズ付きでした。
あっぱれ。ふるさと割の大ファンになりました♪

今日の夜ご飯は、鹿児島ラーメンの『豚とろ』さん。

チャーシューがとろっとろ柔らかでうまーい。
スープもコクがあって美味しかったです。
しかも、るるぶのお陰で煮玉子無料でした。

黒豚の餃子と、チャーシューごはんも追加。
お腹いっぱい幸せです。

すっかり夜に。
JR九州ホテルさんに貰ったチケットで観覧車に乗りに！！

夜の観覧車は久しぶり。

私達の宿泊先も、どんどん小さくなり、

鹿児島の夜景が一望出来ました。
昼間なら桜島も見えるみたい。

旅先で観覧車など乗ることがあまりなかったので楽しい体験でした。

帰り道。
ちょうど駅前広場にて、九州ビアフェスティバル2015鹿児島が開催されていたので立ち寄ってしまいました。

ご当地ビールが飲みたくなって霧島高原ビールで乾杯。
濃い色のはボヘミアン・ブロンドだったかな？
外国のビールのような味わいでした。

ホテルの部屋からは、さっき乗った観覧車がよく見えます。
明日は、鹿児島市内と桜島を観光する予定。

明日も良い１日になりますように！！

→鹿児島の大自然とグルメを満喫！！(3)桜島本編
に続きます。