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スイス旅行三日目、この日はルネッサンスタワーホテルをチェックアウトし、タクシーに乗り20フランでチューリッヒ中央駅に着きました。そこからICと書いてあるブリック行の特急に乗ってベルンと言う町に向かいました。ベルンはチューリッヒから123キロ約一時間強の距離でそんなに遠くはありません。ここでも一人17フランのベルンカードと言う一日券を買うとバス電車が乗り放題になります。これがあると本の200メートルでもトラムを利用できるので便利かと思い購入しました。9時半ごろベルンに到着し、駅前のカフェでコーヒーを飲みながら今日の予定を考えました。まずよく写真で見るマルクト通りに足を勧めました。マルクト通りは駅前のバンフォフ広場からトラムが走っている通りで、アインシュタインハウスというものもありました。皆さんご存知の相対性理論を世に出したアインシュタインは実は1902~1920年の20代をベルンで過ごしており新婚時代の2年間を過ごしたのがこのアインシュタインハウスです。相対性理論は1905年に発表されたのでこのベルンで生まれたのです。そこにまず行くことにしました。中世のヨーロッパのイメージそのものの通りで、ここには牢獄塔や時計塔があり、「アンナ・ザイラーの噴水」、「射手の噴水」などがありとても情緒のある通りです。ショッピングセンターにもなっていますが、円安が進んでいるので今の日本人にはベルンであまり買い物をしたいとは思わないと思います。昼にはツェーマットに行かなくてはならなかったので、街をぶらぶらして時計台を見てキルシェンフェルト橋を渡りました。その橋の下にはアーレ川の遊泳場があり(8月末なので誰も泳いではいませんでしたがボートを漕いでいる人は居ました)その横にレストランカサという所があり、川面を見ながらの食事ができるということで行きました。ここはフィッシュ&amp;チップスというイギリス名物の料理がありました。イギリスに留学していたことのある女房が懐かしいと思い頼みましたが、イギリスのそれとは違いおしゃれにアレンジして、魚を小さく切ってからフライにしてありました。味もそこそこで、日本人の私からは高く感じましたが、スイスでは妥当な値段の4人で200フラン弱でした。このカサというレストランは私はガイドブックでたまたま見つけたレストランですがベルンに何軒かあるようなので、川の眺めを楽しみたい方は気を付けて選んでください。その後ブリック行きの特急に乗ました。列車からの眺めは初めに美しい湖が見えましたが、その後スピードアップのためトンネルに入るのであまり楽しめませんでした。眺めを見たい場合は旧線で普通列車に乗ることになります。そこまでのんびりとする時間はないのでそのまま特急で行くことにしました。<br /> ウィスフィスクで乗り換えてからは登山鉄道になります。乗客がとても多いので登山列車にもかかわらず10両ほど連なっていました。途中何カ所かですれ違いがあるのでゆっくりと1時間ほどかけて登ります。段々ツェルマットに近づくにつれて涼しくなって気分も高まってきました。泊まるのはパルナスホテルここは三ツ星ホテルですが円安なので高級ホテルばかりは泊れないという事でここにしました。駅でホテルに行くバスについて尋ねると、笑いながら歩いたほうが早いと言われたので、歩くことにしました。そのホテルは街の中心にあり、街並みを見ながら歩いて5~10分ほどだったのでそんなに疲れることもなく到着できました。ゴルナーグラート鉄道にも近く、マッターホルン・グレーシャー・パラダイス展望台に向かうロープーウェイにも近く便利なところにありました。マッターホルン・グレーシャー・パラダイス展望台は標高3833メートルにあり、クラインマッターホルンという山の頂上にあります。当に氷河の上に登って行くのでここは必ず行きたいと思っていたところです。体力があればもっといろいろな所に行きたかったのですが、私自身はもとより家族全員の体力を考え、無理の無いように一日1か所というようなのんびりしたペースの予定でした。ホテルに着いた後は街をぶらぶらすることにしました。夕食はホテル近くのレ・マチャットという山小屋風のレストランに行きました。外から見ると小さく見えてそんなにたいしたことが無いように見えましたが、ラム肉も子羊も肉料理がとても美味しかったです。メニューには日本語もありましたが、そんなに日本人はいませんでした。トリップアドバイザーと言うインターネット上の旅の情報サイトでも日本人の書き込みはありませんでした。リゾート地ですので食事の値段は少し高めですが、そんなにぼったくられているほどでもなく、味もサービスもよく、スタッフも暖かい感じでしたので、また次も寄ってみたいと思うレストランでした。日本の焼肉も美味しいですが、西欧に行くといつも思いますが、本場の肉料理はおいしいと感じます。スイスは物価が高いので何をしても高く感じますが、高いお金を出したからと言って必ず美味しい物とは限らないので本当に店選びには苦労しました。<br />この日泊まったパルナスホテルは日本人の評判もよくスタッフはフレンドリーでした。西欧諸国には、日本人を蔑視したりするホテルや、中国人が沢山泊っていてうるさく騒ぎビュッフェに寄りつけないようなホテルもありますがそんなこともなく食事も美味しいホテルでした。部屋もきれいに清掃されていますが、ただ部屋は小さく浴槽の無い部屋がほとんどなので寒がりな方にはおすすめできません。ホテルの庭やレストランからマッターホルンが望め本当に見晴らしの良いホテルでした。私がこのホテルに決めたのもそんな景色が見たかったからです。晴れたマッターホルンを見ながら過ごせたのはとても贅沢な時間でした。<br />

家族で個人旅行でスイスの定番を回った。3 ベルン経由ツェルマット。

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2015/08/20 - 2015/08/20

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好きに生きる

好きに生きるさん

スイス旅行三日目、この日はルネッサンスタワーホテルをチェックアウトし、タクシーに乗り20フランでチューリッヒ中央駅に着きました。そこからICと書いてあるブリック行の特急に乗ってベルンと言う町に向かいました。ベルンはチューリッヒから123キロ約一時間強の距離でそんなに遠くはありません。ここでも一人17フランのベルンカードと言う一日券を買うとバス電車が乗り放題になります。これがあると本の200メートルでもトラムを利用できるので便利かと思い購入しました。9時半ごろベルンに到着し、駅前のカフェでコーヒーを飲みながら今日の予定を考えました。まずよく写真で見るマルクト通りに足を勧めました。マルクト通りは駅前のバンフォフ広場からトラムが走っている通りで、アインシュタインハウスというものもありました。皆さんご存知の相対性理論を世に出したアインシュタインは実は1902~1920年の20代をベルンで過ごしており新婚時代の2年間を過ごしたのがこのアインシュタインハウスです。相対性理論は1905年に発表されたのでこのベルンで生まれたのです。そこにまず行くことにしました。中世のヨーロッパのイメージそのものの通りで、ここには牢獄塔や時計塔があり、「アンナ・ザイラーの噴水」、「射手の噴水」などがありとても情緒のある通りです。ショッピングセンターにもなっていますが、円安が進んでいるので今の日本人にはベルンであまり買い物をしたいとは思わないと思います。昼にはツェーマットに行かなくてはならなかったので、街をぶらぶらして時計台を見てキルシェンフェルト橋を渡りました。その橋の下にはアーレ川の遊泳場があり(8月末なので誰も泳いではいませんでしたがボートを漕いでいる人は居ました)その横にレストランカサという所があり、川面を見ながらの食事ができるということで行きました。ここはフィッシュ&チップスというイギリス名物の料理がありました。イギリスに留学していたことのある女房が懐かしいと思い頼みましたが、イギリスのそれとは違いおしゃれにアレンジして、魚を小さく切ってからフライにしてありました。味もそこそこで、日本人の私からは高く感じましたが、スイスでは妥当な値段の4人で200フラン弱でした。このカサというレストランは私はガイドブックでたまたま見つけたレストランですがベルンに何軒かあるようなので、川の眺めを楽しみたい方は気を付けて選んでください。その後ブリック行きの特急に乗ました。列車からの眺めは初めに美しい湖が見えましたが、その後スピードアップのためトンネルに入るのであまり楽しめませんでした。眺めを見たい場合は旧線で普通列車に乗ることになります。そこまでのんびりとする時間はないのでそのまま特急で行くことにしました。
 ウィスフィスクで乗り換えてからは登山鉄道になります。乗客がとても多いので登山列車にもかかわらず10両ほど連なっていました。途中何カ所かですれ違いがあるのでゆっくりと1時間ほどかけて登ります。段々ツェルマットに近づくにつれて涼しくなって気分も高まってきました。泊まるのはパルナスホテルここは三ツ星ホテルですが円安なので高級ホテルばかりは泊れないという事でここにしました。駅でホテルに行くバスについて尋ねると、笑いながら歩いたほうが早いと言われたので、歩くことにしました。そのホテルは街の中心にあり、街並みを見ながら歩いて5~10分ほどだったのでそんなに疲れることもなく到着できました。ゴルナーグラート鉄道にも近く、マッターホルン・グレーシャー・パラダイス展望台に向かうロープーウェイにも近く便利なところにありました。マッターホルン・グレーシャー・パラダイス展望台は標高3833メートルにあり、クラインマッターホルンという山の頂上にあります。当に氷河の上に登って行くのでここは必ず行きたいと思っていたところです。体力があればもっといろいろな所に行きたかったのですが、私自身はもとより家族全員の体力を考え、無理の無いように一日1か所というようなのんびりしたペースの予定でした。ホテルに着いた後は街をぶらぶらすることにしました。夕食はホテル近くのレ・マチャットという山小屋風のレストランに行きました。外から見ると小さく見えてそんなにたいしたことが無いように見えましたが、ラム肉も子羊も肉料理がとても美味しかったです。メニューには日本語もありましたが、そんなに日本人はいませんでした。トリップアドバイザーと言うインターネット上の旅の情報サイトでも日本人の書き込みはありませんでした。リゾート地ですので食事の値段は少し高めですが、そんなにぼったくられているほどでもなく、味もサービスもよく、スタッフも暖かい感じでしたので、また次も寄ってみたいと思うレストランでした。日本の焼肉も美味しいですが、西欧に行くといつも思いますが、本場の肉料理はおいしいと感じます。スイスは物価が高いので何をしても高く感じますが、高いお金を出したからと言って必ず美味しい物とは限らないので本当に店選びには苦労しました。
この日泊まったパルナスホテルは日本人の評判もよくスタッフはフレンドリーでした。西欧諸国には、日本人を蔑視したりするホテルや、中国人が沢山泊っていてうるさく騒ぎビュッフェに寄りつけないようなホテルもありますがそんなこともなく食事も美味しいホテルでした。部屋もきれいに清掃されていますが、ただ部屋は小さく浴槽の無い部屋がほとんどなので寒がりな方にはおすすめできません。ホテルの庭やレストランからマッターホルンが望め本当に見晴らしの良いホテルでした。私がこのホテルに決めたのもそんな景色が見たかったからです。晴れたマッターホルンを見ながら過ごせたのはとても贅沢な時間でした。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
5.0
グルメ
5.0
交通
3.5
同行者
家族旅行
交通手段
鉄道
旅行の手配内容
個別手配

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