そうだ シンガポール、行こう。（後編） ～完全ノープランの自身22ヶ国目～

2015/07/20 - 2015/07/22

突如思い立ったノープランでのシンガポール3泊5日旅の後半は、緑と戯れる日、そして定番のマーライオンやマリーナ・ベイ・サンズ周辺散策です。
思い付きで行ってみたウビン島が意外とよい場所でした。

初めてシンガポールを訪れてみての感想は

・意外と日本人がいない
・マレー系やインド系の料理を食べられるのがいい
・場所を選べば食事も比較的安い
・とにかく暑い。MRTをケチって歩くと休憩のコーヒー代のほうが高くつく
・マリーナ・ベイ・サンズ周辺は誰かとまた来てみたい

（前編）http://4travel.jp/travelogue/11033255
（後編）http://4travel.jp/travelogue/11033796

□7/18　成田→シンガポールへ。アラブ＆ブギスストリート周辺散策
□7/19　リトル・インディア、オーチャードロード、チャイナタウン散策
■7/20　早朝ボタニック・ガーデン散歩、ウビン島散策
■7/21　マリーナ・ベイエリア、マーライオンパーク周辺散策、フットマッサージ→夜行便搭乗
■7/22　早朝羽田着、そのまま出社！

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 航空会社: シンガポール航空

【3日目：7/20（月）】
この日は「緑と戯れる日」と位置付けました。
もともと、国境を越えてジョホール・バルへ行ってみようかなと思っていましたが、パスポートコントロールとか行き方とか調べるのが面倒になり、シンガポールに留まることに。

前日とは打って変わって8時前にホテルを出発。
MRTを乗り継いでやってきたのはボタニック・ガーデンです。
世界遺産なんですね！
調べてみたら今年の7月4日、つまりわずか2週間前に登録されたばかりでした

緑が多く癒されます

ショッピングセンターが立ち並ぶオーチャードロードから
遠く離れていないエリアに、こんな広大なガーデンがあることに驚きです

なぜかショパンの銅像がありました。
ポーランドとシンガポールの友好の証として寄贈されたとか。
シンガポール訪問前、21ヶ国目がポーランドだった私は不思議な縁を感じます

熱帯植物もたくさん

ナショナル・オーキッド・ガーデン

ここだけ有料で、確か5ドルだったと思います。
ここまで来るのにMRTのボタニック・ガーデン駅からかなり歩いてきたので
パスしました

写真を撮りたくなる植物はそこらじゅうにあります

ボタニック・ガーデンは、イギリス統治時代の1859年開園で、
そのためイギリス風のバンドスタンドが残っています。
文字通り、昔はここでバンド演奏が行われたそうです。

まったく人通りのないエリアで発見しましたが
なんかオシャレな感じ

少し朝早く出たとはいえ、日差しもそんな強くないのに暑くてしんどかったですが
よい運動になりました

MRTの駅へは戻らず、園内を横断するように歩いて
タングリンゲートへ出ました

ここからバス、MRTを乗り継いでブギスへ戻り、
そこから2番系統のバスに乗って、終点のチャンギ・ビレッジへ

ブギスから終点のチャンギ・ビレッジまでは2.4ドルですが、
意外と遠く、1時間30分ぐらいは乗っていたような気がします

ホーカーズがありましたが、食事はこの先の目的地まで封印。

歩いてすぐのフェリーターミナルへやってきました

フェリーターミナル

ここからウビン島へ渡ります。
歩き方をざーっと読んでいて、何となく興味を持ったので。

フェリーターミナルといっても、大層なフェリーが停泊しているわけではなく
手作り感あふれる船で移動します。

定員は12人、船頭さんに片道2.5ドルを支払います。
チケットは発行されません

午前中はやや曇り気味でしたが
知らないうちに天気も良くなってきました

10分ほどでウビン島へ到着。
先に書いておくと、素朴でとても気に入りました

水が澄んでいてきれい！

シンガポールでは唯一開発の手が届いていないマレーの村です。
野生動物も生息しています

歓迎ありがとう

到着場にはレンタサイクルの店が軒を連ねていますが、

その前にまずランチ。
ブギスからここまで来るのに意外と時間が掛かりました。

シーフードの麺を食べようと思い、ビーフンでない名前のメニューを頼んだら
こんなのが出てきました。
タイガービールの缶も頼んでジャスト10ドル。
観光地価格ですがまぁいいでしょう

さっき声を掛けてくれたレンタサイクル屋のおばちゃんに
I'll be back later!と返事しており、約束通り戻ってマウンテンバイクを
借りました。

しかし両替を忘れており残金が9ドルしかないことに気づき、
やむにやまれず値切り交渉。
12ドルといわれたところを、自転車のグレードを落とし、時間を短縮し、半額の6ドルにまけてもらいました。

こんな感じの舗装路が続きますが、途中からは砂利道に。

4〜5km走ると、島東端のチェク・ジャワに到着します。

道はポイントごとにわかりやすい案内が出ており、まったく迷いませんでした。

ここに自転車を停め、歩いて散策。

Information Kioskとなっていますが、誰もいません。
自動販売機はあります

代わりに？、野生のイノシシがたくさんいました

7/27から工事で閉鎖されるようです。
直前に来れてラッキーでした

水が澄んでいてきれい！
心が洗われます

熱帯雨林沿いに遊歩道が整備されています

チャンギ国際空港へと着陸する飛行機が間近に見えます

風に吹かれながらのボードウォークの散歩は快適そのものです

マングローブの林も残っています

そのど真ん中を500mほど歩くコースも整備されています

ここに登ればマングローブ林を見下ろせるのでしょうが
あまりにも暑いうえにペットボトルの水も尽きたので、パス。

戻ってきました。
こうやってみると結構な人がウビン島に来ているともいえますよね

私が6ドルで借りた自転車です

あまりにも暑いので上半身裸でサイクリングしている人がいました

ということでウビン島での滞在は終了。
何があるわけでもないですが、緑と戯れることができて良い気分転換になりました！

待合所にてのんびり次のボートを待ちます。

帰りも2.5ドル。これで残金がわずか60セントとなりました苦笑

チャンギ・ビレッジには両替所がなく焦りましたが
ATMがあるのでVISAカードでキャッシングし、なんとかシンガポールドルをゲット。
遠くへ来るときはちょっと多めに持っておいた方が安心ですね

ホーカーズにてシュガーケイン・ジュース！
サトウキビを搾って作るジュースです。
青臭さがあるのでレモンを絞ってもらうと、すっきりとした味わいに

帰りは、29番系統のバスでMRTタンピネス駅へ行き、
そこからタンジョン・パガー駅まで戻ってきました

タンジョン・パガー・ロードはこんな感じ

トロピカルフルーツはどこでも売ってます

マックスウェル・フードセンターというホーカーズへ行こうと思ったのですが
工事中？で閉まっていました。。

フラフラ歩いているうちに
ラオ・パ・ザ・フェスティバル・マーケットの前まで来ました。
ビジネス街にあるホーカーズで、品揃えも豊富でたいへん良い印象でした。
残金不足で食べれませんでしたが。
（休憩でコーヒーを飲んだ時にお釣りの5ドルをもらい損ねたようで…。。）

高層ビルが立ち並ぶビジネス街エリアです

ついにあのマリーナ・ベイ・サンズが見えた！

ちょっとだけ感動

日が暮れるまでマリーナベイサンズ周辺で待とうかと考えましたが
ウビン島サイクリングで汗だくになっていたので早くシャワーを浴びたくて
帰ってしまいました。

ホテル近くの「シンガポール・ザム・ザム」というお店で
マトンのムルタバ（イスラム風お好み焼き）を6ドルでテイクアウト。
ホテルのロビーで食べました。
食べにくいですが、これはウマい！！

【4日目：7/21（火）】
最終日はゆっくり寝て、11時のチェックアウトまでホテル滞在。

シャワーを浴びれず夜行便に乗ることから、
あまり汗をかきたくないということで、市街地を軽く散策する程度にとどめる計画。

マリーナ・スクエアで撮影

ウロウロしていた途中で発見した店で、
シンガポールといえば、ということでカヤトーストを食べてみました。

何となくわかっていたのですが、私はイマイチこの食べ物には惹かれません。。

一度は見ておこう、と思いラッフルズ・ホテルへ。

エスプラネード駅の出口からすぐです

おおーっ！

いざ目の前に現れると少し感動します

宿泊客でなくても、周囲のショッピングアーケードやバーは利用可能です

そのままビル・ストリートを南下し、
シンガポール川を渡らず、川辺のプロムナードへと出ました。
目の前には高層ビルが立ち並んでいます

対岸はポート・キーとよばれる
ディナーエリアとなっています

そのまま歩いていくと
マリーナ・ベイを挟んで、向こう側にはマリーナ・ベイ・サンズが！

そして、シンガポールといえばお馴染みの
マーライオン！

火曜日の昼なので、そこまで混んでいません

しかしラッフルズ・ホテルからここまで歩き通すのは
暑さの面で厳しく、しかもマーライオン・パーク周辺には
冷房が効いた施設がありません。。

仕方なくスタバでモカフラペチーノのgrande、6.8ドル払って休憩。
スタバは日本より高いですね

遊歩道でシンガポール川を簡単に渡ることができます。

良い天気で暑すぎです

前日は南側から回り込みましたが、今日は北側からマリーナ・ベイ・サンズへ

その前にちょっと寄り道してシンガポール・フライヤーへ

フードコートもありますが、特に食べたい店はなし。
涼める場所もありませんでした

ということで
マリーナ・ベイ・サンズへ戻り、冷房が効いた室内で涼みます

ここで、サンズは太陽(suns)ではなく砂(sands)であることに初めて気付きました。
なぜ砂？と思って帰国後に調べてみたら
砂漠の楽園、ラスベガスのリゾート会社が運営しているからのようですね。

スケート場？があります

真下から撮影

こんな奇抜なデザインをよく考えたものです

BREAD & BUTTERなのに
食料品店ではないんですね

ホテルへは地下道で繋がっています。

テレビなどで何度も見たことがある場所を歩くことができました

マリーナ・ベイ・サンズは
着飾ったセレブしか入れないような場所というイメージを勝手に持っていましたが
そんなことはなく、夜ならともかく昼は誰でも気軽に入れる雰囲気です。
フードコートもありました。

ここまで食べる機会がなかった
キャロット・ケーキを食べました

最後に、マリーナ・ベイ・サンズ内にある
ケンコー・ウェルネス・スパで60分のマッサージを受けました。
フット中心に肩、手もやってもらいました。
16:30頃に行ったら1時間待ちだと言われましたが、ここだと時間をつぶす場所には困らないので最適です。

99ドルなので日本より高いかも？
体のあちこちが固くなっていて、メンテナンスや運動の重要性を再認識しました。。

最後にまたブギス・ストリートでスイカのジュース（1ドル）を飲み
ホテルで荷物をピックして帰路につきました。
19:30頃で、暗くなってきていました

チャンギ国際空港は出発ロビーすらシャレています。

荷物検査が搭乗ゲートの近くで行われるので混み合わず入れるのは
有難いです

サテーの模型に見送られ、帰りもシンガポール航空直行便にて成田へ。
タイガービールの飲み過ぎで気持ち悪くなってしまい、帰りの便は眠れず地獄でした。。

シンガポール22:35（SQ636）→羽田翌朝6:35

羽田のシャワールームは50分待ちでしたが、汗を流して着替えて始業5分前に会社到着！
急に決めた海外でしたが、よい気分転換になりました。
（完）

この旅行記へのコメント （2）

• ローラン・ペリエさん 2015/08/15 08:15:49

  勉強になりました。

  セントーサしか冒険できそうなところは知りませんでしたが、緑豊かな島も素敵ですね。

  aquamarine_324さん からの返信 2015/08/15 08:57:29

  RE: 勉強になりました。

  ローラン・ペリエさん
  
  セントーサ島と違ってウビン島は何もないですが
  それがいいと思える方は気に入ると思います。
  
  aquamarine_324