2015/07/14 - 2015/07/14
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Wind99さん
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東京、靖国神社のみたままつりで、参道の露店(屋台)出店が、今年は禁止にというなったニュースを何回も見た。
それで興味を持って調べると、開催は7/13〜16であり、平日のみだった。
行ける時に行く!が基本であると思い、さっそく調べてコースを決めたが、3万の電燈が灯る夕方からの景色を是非見たかったが、残念ながら日中に行くことになった。
当日、何しろ最高気温35度の「酷暑日」となり、また一時強風が吹き荒れ、予定コースを半分にカットした散歩となった。
東京都千代田区
東京メトロ・九段下駅−滝沢馬琴宅跡の井戸−築土神社−靖国神社−遊就館−高燈篭−田安門−北の丸公園−清水門−九段会館本館−蕃書調所跡
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
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行く途中、東京駅周辺も寄る予定であったが、素通りしてきた。
東京メトロ九段下駅の6番出口を上った所。靖国通りに出た。
九段下駅は、その名の通り、靖国通りの九段坂の下に位置する。 -
滝沢馬琴宅跡の井戸
少し歩いて探せず、マンションの中へ入っていくと、それがあった。
江戸時代後期、有名な南総里見八犬伝を28年掛けて、この場所で執筆したという。 -
九段坂に沿って、1本脇道の坂を上る。
築土神社の参道だろう。 -
コンクリートビルの下に、築土神社の鳥居があった。
創建は940年(天慶3年)と古い。 -
平将門を祭る武道の神様。
京都にさら された平将門公の首を首桶に納め密かに持ち去り、これを武蔵国豊島郡上平河村 津久戸(現・千代田区大手町周辺)の観音堂に祀って津久戸明神と称したのが始まりである。
立派な狛犬。 -
昭和館
北の丸スクエア・ザ・テラスビルの、脇道を抜けて靖国通りに出た。
通りの向かいの昭和館が見えた。後で見学に行く。 -
九段坂を登っていく。
江戸時代、坂が急で、石段を九段敷いたとの俗説あり。 -
靖国神社の第一の大鳥居。
光の祭典 みたままつり -
平日の午後、出店も無く、やや閑散としていた。
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夜に行う青森ねぶた祭りの準備だろう。
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3万はあるという、左右の電燈。夜になればこれがきれいだろうなー。
夜の盆踊りの提灯が飾ってあった。 -
大村益次郎銅像
近代日本陸軍の創設者で靖国神社の創建に尽力した大村益次郎の銅像で、明治26年(1893)、日本最初の西洋式銅像として建てられた。
明治維新の英雄で、最も好きな人物。その為だいぶ以前、山口市の大村益次郎生誕宅跡に行った事がある。 -
外苑休憩所
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ネーミングが面白いお土産が多かったよ・・・。
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ここは意外にくつろげる気がする。
あーでもこんな暑い日は、クーラーのある場所がいい。 -
第二鳥居手前
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ここは、大型献灯の案内所
下世話だが大型献灯(1灯)は12,000円(永代献灯初穂料は200,000円)
小型献灯(1灯)は3,000円(永代献灯初穂料は7,000円) -
神門前では、記念撮影が適時行われていた。
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神門前の大手水舎。
重さは18トン以上ある花崗岩で作られている。 -
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神門の飾り。
判りにくいが、中央の二つの扉には、直径1.5メートルの菊花の紋章が取り付けられてた。 -
みたま祭りでは、この懸雪洞(かけぼんぼり)という提灯が名物だそうで、その下に、著名人の名が下げられていて、興味を引く。
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小泉純一郎、ちばてつや、小林よしのり、松本零士・・・。
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中門鳥居の先が、拝殿となる。
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拝殿の先が本殿で、個人でも本殿内での参拝(昇殿参拝)ができる。
(玉串料(初穂料)は、お一人2,000円以上を目安) -
今回、混雑緩和、ナンパ防止?のため、露店の出店がなく、平日の日中は人でも適度であった。
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拝殿前広場には、能楽堂があり、神霊を慰めるための能や日本舞踊などの芸能が行われていた。
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靖国神社内にある、遊就館。
靖国神社の有料の宝物館。
また、大東亜戦争の戦没者や軍事関係の資料を収蔵・展示している。 -
入り口には、零戦やSLの実物展示がある。
中の展示室でも、戦車や、一人乗りの潜水艦の攻兵器「回天」や各種砲弾、従軍様持ち物等実物の展示に迫力に圧倒される。 -
今年の特別展は、大東亜戦争70年展 最終章。
犠牲になった多くの英霊たちの、顔写真や遺書や遺品はとても忍びなく涙を流す。昨年ハノイで訪問した戦争証跡博物館の衝撃を思い出した。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10850974/ -
この展示は、一度家族にも見せたいと場所だ。
この建物の奥には、靖国皆行文庫があり、その隣に無料の休憩所あり、冷たい麦茶を頂けたので、しばしくつろいだ。
さらに奥には相撲場や洗心亭、神池庭園等がある。 -
靖国通りに出た。九段坂上交差点のこの石鳥居が、駐車場入口になる。
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大山巌の銅像
九段坂を下る。牛ケ淵のお濠沿いの九段坂公園内にあった。
薩摩藩出身。元帥陸軍大将日露戦争では陸軍司令官、初代の陸軍大臣となった。 -
品川弥治郎の銅像
大山巌の銅像の隣にあった。
長州藩出身、吉田松陰の松下村塾に学ぶ。高杉晋作らと尊皇攘夷運動、倒幕運動に参加し、明治後政治家になった。 -
高燈篭(常燈明台)
靖国神社正面の常夜灯として明治4年(1871)に建設された。
当時、九段坂の上からは、遠く筑波山や房州の山々まで見渡すことができ、品川沖を行きかう船にとっては大変良い目印として灯台の役目も果たした。
当初は靖国通りをはさんで反対側に建てられていたが、道路の改修に伴い昭和5年に現在の九段坂公園内に移転した。 -
田安門
靖国通りから田安門に入る。この門は寛永13年(1636)のもので、現存する旧江戸城建築遺構のうちで最古のもの。
この先の清水門と共に重文だ。 -
この門から入り、北の丸公園に進む。
本来、この先の科学技術館、国立近代美術館を見て、北詰め門を渡り江戸城天主台跡、皇居東御苑、平川門へ行く予定であったが、既に時間は17時前で、施設見学ができないため、ショートカットとする。 -
弥生慰霊堂
田安門を入ってすぐ左に弥生慰霊堂があった。警視庁及び東京消防庁の殉職者を祀る施設だ。 -
北の丸公園の一角に大きな武道館が建っている。
知らなかったが、東京オリンピックの柔道競技会場として建設され、法隆寺夢殿をモデルにした八角形の意匠であるとのこと。確かにそう見える。
ここからは見えないが、大屋根の稜線は富士山をイメージしている。 -
吉田茂銅像
北の丸公園の科学技術館に近いあたりにあった。
元内閣総理大臣で戦後は日本の復興にあたった。この銅像は生誕100周年にあたる1978年に建てられたとのこと。 -
清水門
北の丸の東門で、万治元年(1658)に再建されたもの。 -
清水門を出て、振り返った所。
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千代田区役所前の内堀通りから、清水門を見る。
江戸時代と同じ雄大な風景が広がる。 -
九段会館(廃業)
旧称は軍人会館。二・二六事件では戒厳司令部が置かれ、戦後はGHQに接収され、連合国の宿舎となった。
東日本大震災で天井が落下した死亡事故が起き、廃業となった。現在は取り壊しの準備に掛っていた。 -
蕃書調所跡
幕府によって設立された洋学研究機関で、1853のペリー来航の3年後、九段下の竹本主水正屋敷にて業務を開始。明治維新後は大学南校となり、東京大学へと発展した。 -
先の昭和館は17時閉まってしまい、入場できなかった。
東京メトロ九段下駅5番出口に戻ってきて散歩を終えた。次回機会があれば、みたままつりの光の祭典の夜の部へ行ってみたい。
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