【Walt Disney 軌跡の旅④】月に１度だけ開く扉、Walt Disney's Carolwood Barnへ！

2015/06/19 - 2015/06/24

２日間過ごしたアナハイムを出発し、今日からはL.Aダウンタウンのホテル泊です。
１日目はディズニーランドリゾート、２日目はウォルトディズニースタジオを満喫しましたが、いよいよ今日は丸１日「Walt Disney 軌跡の旅」！

まずは月に１度だけ開く扉を開けに、ウォルトディズニーの納屋、Walt Disney's Carolwood Barn へ Let's GO!!

エリア ロサンゼルス(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5

アナハイムから車で約１時間半程。
まず最初にやって来たのはここ、グリフィズパーク。

グリフィズパークと聞くと、夜景スポットとして有名な展望台が思い浮かびますが、この広大なパークの内部に、Los Angeles Live Steamers鉄道博物館があります。

その博物館の敷地内に、ウォルトディズニーの納屋「Walt Disney's Carolwood Barn」が存在するという…。

今日はそのWalt Disney's Carolwood Barn公開の日。
公開時間はAM11:00〜PM3:00まで。

そもそも、Walt Disney's Carolwood Barnって何？

これからゆっくり説明していきますよ〜

ウォルトディズニーは鉄道が大好きでした。

ウォルトの父・イライアスはユニオン・パシフィック鉄道の鉄道員でしたし、マーティーンおじさんは鉄道のエンジニアでした。
幼少期に過ごしたミズーリ州マーセリーンにはサンタ・フェ・パシフィック鉄道が走っており、ウォルトはその鉄道の走る音が好きだったそうです。

そんなウォルトはやがて自身の家の庭に、総延長400メートルのミニチュア鉄道を走らせます。
その鉄道を修理する作業場だったのが、庭にあった納屋(Carolwood Barn)。

その納屋がここに展示されているという。

とりあえず、ウォルトは鉄道好きだったということは分かった。

そして、その納屋がここにあるということも分かった。

で、その、今日オープンしていると言う納屋(Walt Disney's Carolwood Barn)はどこだ…？

鉄道博物館敷地内には至る所にミニチュア鉄道が。

Los Angeles Live Steamers鉄道博物館のプレート。

Los Angeles Live Steamers鉄道博物館のグッズ。

缶バッジは２ドル。

マグネットは３ドル。

聞いてみたら、Walt Disney's Carolwood Barnへ入るにはパーキング側にあるゲートから入場するそうな。

ということで反対側にある入口へ向かいます。

おぉ！ここから入るのだね！

Los Angeles Live Steamers鉄道博物館のもう一つの入り口。
Walt Disney's Carolwood Barnへ入るにはここから入場します。

入ります！

入場の証。見える所にシールを貼ります。

ようこそ！Walt Disney's Carolwood Barnへ！

納屋のある敷地内へ入りました！

おぉぉっ！

さっき見た鉄道かな？
こっちへ向かってやってきます。

先頭にカーミット、そしてダッフィーも！

本格的な造りだぁ〜！

暑いなぁ〜って声が聞こえてきそう(*^_^*)

造園会社のVALLEY CRESTからのプレートなのかな？

ちなみにこの造園会社は、ダウンタウンディズニーやアニマルキングダムのテーマパークの他、ウォルトディズニーコンサートホールの造園も手掛けているそうです。

おぉぉ！！サンタ・フェ＆ディズニーランド鉄道がある！！

内部も見れます。

ディズニーランド開園当初はサンタフェ鉄道がスポンサーをしていた、サンタ・フェ＆ディズニーランド鉄道。

中には上がれませんでした。

修復した感じはあるものの、当時の貴重なものが展示されています。

貴重な財産です。

基本自由に触ってＯＫ！

このひもを引っ張ると気笛を鳴らすことができます。

ミニチュア鉄道は他にもあるのか。

ここには全部で何台あるんだろう。

Ollie Johnstonの停車場はあちら！

こちらです！
Ｄヲタを名乗る人ならOllie Johnston氏を知らない人は居ないであろう…。

ナインオールドメン最後の人、ディズニーレジェンドのオリージョンストン氏の停車場です。

ウォルトと同じく鉄道マニアだったオリー氏。
この停車場はオリー氏本人の裏庭にあった、ビクトリア朝風のミニチュアの倉庫。
修復され、ここに置かれました。

初期の頃からディズニーアニメーションに携わり、ナインオールドメンの１人である偉大な御方ですので、気になる方はWikiをどうぞ。

Carolwood財団によって運営されているウォルトディズニーの納屋「Walt Disney's Carolwood Barn」。
ここには、鉄道が大好きだったウォルトの貴重な品々が展示されています。

そう、Carolwood財団の使命は、ウォルトディズニーの鉄道遺産を守ることだそうです。

そして、ウォルトの鉄道遺産を紹介する為の活動として、毎月第３日曜日に多くのボランティアによって、この納屋「Walt Disney's Carolwood Barn」が公開されるのです。

ということで！！

いよいよ、月に１度だけ開く扉、ウォルトディズニーの納屋「Walt Disney's Carolwood Barn」に潜入しますっ！！！

ディズニーランド鉄道のポスターがお出迎え！

たくさんの方で賑わっています。

ガイドのDOUGさん(*^_^*)

私達の為にゆっくりとした英語でいろいろ説明してくれました！
お陰で楽しむことが出来ました！
本当にありがとうございました(*^_^*)

中央にある納屋こそが、ここ、Walt Disney's Carolwood Barn！

そして、右上に見える家こそが、ウォルトの家！

1966年にウォルトが亡くなるまで住んでいたというこの家は現在、高級住宅街で知られる Holmby Hills という場所にあります。

Walt Disney's Carolwood Barnは、1999年にウォルト・ディズニーファミリー財団によってロサンゼルス市に貸与されました。

左側に鏡があります。
ここでウォルトは髭をそっていたそうな。

その鏡。

右の写真、ウォルトと一緒に写っているのがRoger E. Broggie。
メカニックのエンジニアで、最初のイマジニアと言われています。

Wikiにも書かれていますが、ウォルトの納屋こそが「イマジニアの発祥の地」と言われているそうです。

ここぞとばかりにいっぱい撮ってきたので(笑)、載せられるだけご紹介します。

左下の写真は見たことある方多いかも。
ディズニーランドにあるアトラクション、おとぎの国のカナルボートでのウォルト氏。

ドナルドの短編アニメ「リスの汽車ごっこ」（原題：Out of Scale）のトレイがカワイイ(´ω｀*)

ケイシージュニアの模型が超カワイイ！

あのダンボのポップコーン入れはＵＳディズニーパークで売られています。

Casey Jr. Circus Train Fantasyland Stationのスケッチ。

サンタ・フェ＆ディズニーランド鉄道の一部だ！本物だよね？！

ウォルトとロイディズニーの後援者に渡されたGold Pass。
これはJack Wratherご夫妻に渡されたGold Pass。

石油王であり資産家であったJack Wrater。
資金の無いウォルトに依頼され、彼はディズニーランドホテルの建設・運営をしました。
そしてディズニーランドホテルは、1988年にウォルトディズニー社が買収。
この年に直営ホテルとなりました。

ディズニーランドモノレールのコーナー。

今日はこの場に、このモノレールを手掛けたディズニーレジェンドのBob Gurr氏が来ているんだって！！

当時の貴重な資料がいっぱい。

ナンバープレート。

Water Sight Glassと書かれてありますが…

(・ω・)？？

鉄オタ、Ｄヲタの皆様、情報お待ちしております。

模型いいなぁ〜

信号機。どこで使われていたものなんだろう。

説明文にはディズニーランドの15周年を記念して贈られたと書かれてあります。

サンタ・フェ＆ディズニーランド鉄道のコーナー。

サンタ・フェ＆ディズニーランド鉄道のチケット。

ネームタグ。
ゴールドのネームタグは以前商品化されてたもののオリジナルなのかな。

ディズニーランド鉄道には現在、下記の通り５つの車両名の鉄道が走っています。

・C.K. Holliday
・E.P. Ripley
・Ernest Marsh
・Fred Gurley
・Ward Kimball

写真の人物は上からC.K. HollidayとFred Gurley。

時計回りに、

・E.P. Ripley
・Ernest Marsh

そして、ナインオールドメンの１人でディズニーレジェンド、鉄道が大好きだった伝説のアニメーター、

・Ward Kimball

帽子の種類も様々あったんですね。

貴重な帽子。

右下のウォルトの写真。
とても笑顔です(*^_^*)

ディズニーランドのチケット！

ふぁーーー！

リリーベル号ＶＩＰ乗車券！

模型ほんとカワイイ(´ω｀*)

これはウォード・キンボール号。

モニターには、ここで走らせていたミニチュア鉄道の映像が流れています。

模型大好き(´ω｀*)
オムニバスもありました。

どうやらC.K. Holliday号のヘッドランプらしい。

プレート、なんかカッコイイ。

ディズニーランドのマップトレイ、いいなぁ〜

ミッキーの旗。

真新しいので、これはオリジナルではないな。

黄金に輝くプレート。

カッコイイ…

Harper Goff氏。

映画「海底二万マイル」のノーチラス号のデザインや、ジャングルクルーズ、ゴールデンホースシューなどのディズニーランド施設のデザインにも携わったディズニーレジェンドです。
詳細はWikiで。

ミッキーが乗っています(^_^)

写真と絵から察すると、これって、初期のディズニーランドにあった、西部の街をトロッコみたいな鉄道に乗って探検するアトラクションに関するものなのかなぁ…？

どうやらそうみたい(笑)
「Mine Train Through Nature's Wonderland」という名のアトラクションだったそうな。

ディズニーチャンネルで放送していたディズニーランドストーリーという番組で紹介されていたのを覚えています(^_^)

そうそう、この絵のとおり、Mine Trainって、頭上に岩が落っこちてきそうな演出があったんですよね。

！！

これ、ディズニーランドのトムソーヤ島とかから見える壊れた鉄道！！

これの正体って、Mine Trainだったのか！！

そしてビッグサンダーマウンテンに継がれていく…と。

くぅ〜〜！

ビッグサンダーマウンテンに関するエリア。

ゴールデンホースシューのアート。

日本だとダイヤモンドホースシューだね。

ウォルトの作業道具。

WALTのネームプレート。

ここにサンタ・フェ＆ディズニーランド鉄道を展示する為の作業工程。

ウォルト亡き後も、たくさんの人の協力によって、この場所が公開されるようになりました(^_^)

今回、このCarolwood Barnに入って一番驚いたもの。

なぜここにディアゴスティーニが！？！？

ひっそりとそんな所にプーさん発見。

中央に見えるあの像！

昨日ディズニースタジオで見た、ディズニーレジェンドに送られる像がここに！

本、売ってます。

ハイアワサのデザインってレアじゃない！？

そう言えば、サンタ・フェ鉄道のパンフレットにもハイアワサっぽい格好した人が映っていたけど…。
ハイアワサとサンタ・フェの関係ってなんだろう。

ご存じの方がいましたら情報お待ちしております(笑)

開園宣言をするウォルトの写真。

左下の、ＯＫ Waltのサインが気になる…

電話機。

Carolwood BarnのＳＮＳもよろしくね〜

歴史をより知ることが出来ました。

とても貴重なものを間近でこんなにたくさん見ることが出来てワシ幸せ(*T_T*)

さぁて！！お次は…

今日ここに来ているというディズニーレジェンドのあの人にお会いしに行きます！！

イラッシャイマシタ━━(*ﾟ∀ﾟ*)━━━ｯ!!

ディズニーランドパークで、ディズニーランド鉄道やマッターホーンボブスレー、ディズニーランドモノレールの開発に携わったディズニーレジェンド、

Bob Gurr氏！！

サインもいただけました！！

変な日本人が変な英語で話しかけたにも関わらず素敵な笑顔で優しくお話してくれたBob氏(*^_^*)

本当にありがとうございました！！

ちなみにBob Gurr氏の名前が記されたウィンドウがディズニーランドにありますので是非探してみてください。
①の旅行記にも写真を載せてありますので良かったらどうぞ(^_^)
http://4travel.jp/travelogue/11026101

小さなショップもありました。

お安いものが多いと思う。

ランヤードは５ドル、カンバッチは１ドル。

商売というよりかは、ここの存続のための募金活動的な感じで商品を売っているんだと思います。
（ちなみにここに入場するとき最初に数ドル寄付します）

あの中央に飾られているポスターは、なんと１ドル！！

このマーク、見覚えのある方も多いのでは(^_^)

ウォルトの像（パートナーズ像）のネクタイにこんなマーク付いていますよね。
カリフォルニア州パームスプリングスに今でもある「Smoke Tree Ranch」という施設のマークなんです。
ウォルトはここを別荘として、よく家族と過ごしていたそうです。

トーマス発見！
たくさんの種類のミニチュア鉄道があるんですね。

さて、Walt Disney 軌跡の旅はまだまだこれから！
この後は、ウォルトが大好きだったステーキが美味しいお店「Tam O'Shanter」で昼食を取り、ウォルトディズニーのお墓、ウォルトディズニースタジオ跡地などなどを巡ります！！

次回、【Walt Disney 軌跡の旅⑤】ウォルトディズニーの眠る場所、そして、歴史を辿る旅へ！