弾丸日帰り宮城の名湯・鳴子温泉のハズが・・・とりあえず鳴子温泉郷界隈編

2015/07/01 - 2015/07/01

久々の３連休
天気も悪く毎日雨の予報
こりや温泉日和だな！！
ちょうどオヤジの特権？年３回の大人の休日倶楽部パスの期間中
最近宮城の温泉行ってないな・・・東鳴子、川渡・・・名湯街

この時期はいつ晴れるかわかないから、日帰りで（晴れたら湘南の海にハマってるんで・・）

朝予定通り雨！
鳴子温泉郷ツアー日帰り決定な〜り
のハズが衝動力（笑）で、とんでもない温泉ツアーになってしまった

とりあえずスタート！

エリア 鳴子温泉(宮城)

今回のツアーは、当日朝まで迷った
都内、神奈川方面が雨なら決行、晴なら延期という？？訳の分からぬ理由から
天気は、予報通りの雨、それもかなり降ってる
結論、ＧＯ！！
某駅ではやての指定をゲットして
東北新幹線古川へ

今見ると、なんと７と１の多い切符だこと（笑）

ギリギリに東京駅に着く
はやぶさの車両と、すっかり、勝手に思い込んでいたので、少々ガッカリ

道中、当初の予定には全くなかった、方面の旅になってしまった このツアー
今回は、鳴子温泉郷を日帰りする予定でスタート
メインは、東鳴子温泉の鄙び系がズラリと揃う迷湯街へ

最近のヘルシー系モーニング（笑）
サラダの袋を破き、豆腐を逆さまに入れ、ドレッシング掛ける
見た目あまり上品な食べ方でないし、こぼさない技術を身に付けるれば、中々行ける
豆腐サラダになる！ハズ

あっと言う間に、古川着

雨だから来た
陸羽東線、このローカルさがいい

まず鳴子の手前、陸羽東線の温泉の玄関口、川渡温泉で降りよう
かわたび温泉と読む
今日は、川渡、東鳴子、鳴子を回るつもりできたしね

紫陽花が綺麗
雨の川渡温泉駅
何回か来たかった温泉、中々鳴子止まりでよれなかった
やっと来れた

新しい小さな駅舎
もちろん無人駅
駅前には数店の商店があるだけ
この雨だから、ＴＡＸＩあれば・・・

ＴＡＸＩいません
駅から川渡温泉までは約２キロある
この雨の中歩くのか・・、と思っていたら
丁度１０分少々でバスが来る！
１日数本しかない古川と鳴子温泉を結ぶローカルバス、ミヤコーバス
ラッキー！！

ガラガラの車内、これじゃ人件費出ないよな、と、余計な心配したり
二つ目のバス停まで数分で200円、古川から遥遥乗ってきても500円というよくわからない運賃体系だった

川渡温泉バス停で降りる
お〜、目の前がお目当ての藤島旅館だった

いいじゃん

痺れまっせ！
こういう構えにメチャ弱い・・・

藤島旅館、なんと今の若女将は第19代目らしい
歴史ある余りにもシブい宿だ
第一湯目から痺れそう・・・

玄関へ
何故か？？ボクシングのサンドバッグがある？？
久々に叩いちゃおう（笑）
昔某ジムに通ってたんもんで〜

鳴子温泉郷の湯めぐりチケット購入
シールが６枚付きで１３００円
このシール１枚とか２枚で入湯できる
入湯料500円なら、シール２枚という感じで、だいたい１〜２割お得ってか感じかな

オオ・・・いいね、こんな売店がある
たまらんね、これ！

勝手に取らないでってあたり前・・・
こんな旅館の売店で盗難なんかがあるんだ・・・

この中に子供たちの、沢山の思い出が詰まっているんだ

おお・・・１０円だ
懐かしい

湯をはっている途中か、ちょっと浅く寝湯がいい
地元の長老の方々がまったり過ごしている
いい湯に来たな・・
時間もあるし堪能いたしまし

なるほど！東の横綱か
行った温泉を数えるてと東は19湯で約60%
西は23湯で約70%入湯済だな

次は川渡温泉共同浴場
藤島旅館から歩いて１〜２分すぐの裏道にある
組合管理の地元専用、それ以外の人は入れませんよ！の但し書き
そのあとに、200円払えばOK！と（笑）
熱めの硫黄泉だ

これを読むと入れないけど

こういう例外？？処置がある

で２００円を収め

誰もいない湯
ひとりで独占
藤島旅館であそこはとても熱いですよ！
と聞いていたけど、確かにちょっと熱め

駅まで濡れながら約２０分、雨の中を歩く
川渡温泉駅へ
隣の鳴子御殿湯まで一駅を乗る
晴れていれば隣駅まで３ｋｍ少々だから歩いたけど、この雨じゃ勘弁だ

十数年ぶりに降りる、鳴子御殿湯のホーム

立派な駅舎になっている
委託駅で、女性一人で切り盛りしている駅
ロッカー無いですよね、と聞くと、今はお客さん少ないし、と預かってくれた

たっぷり約３時間ある
チェックして置いた数湯を回ろう！駅を境に東と西に分かれる
まず、東側へ

駅前坂を下る

そのまま進んで左にある、いさぜん旅館へ

砂善と書いていさぜん旅館と読む
入湯料は500円、シール2枚
２つの自家源泉と共同源泉の３種類の凄い宿
いきなり直球で来たな！と思う湯だった

すいませ〜ん！と叫ぶ？こと、十数回？？
女将さんが出てきました
３つの風呂を案内してもらい

ホーム、アウエイ？？
ハア〜〜？
あとで分かることになる

混浴の炭酸泉、鉄鉱泉へ

いつ頃書かれたのかな
相当な年代もの

こりゃ凄いや
炭酸泉がこっち

壁の反対側が鉄鉱泉
なんとも渋過ぎる
窓の外直ぐ上は陸羽東線が走る

もう一つの湯は、今日はまだ湯が入ってないので、見学のみ

ここ、共同源泉らしい

（笑）
これね
どうやら、熱狂的タイガースファンのよう
どうもこの風情で、タイガースのこの一式は似合わないな

余りにも静か過ぎるメイン通りを
飯の時間だな

次は阿部旅館へ
向かう途中見つけた店
食堂千両は
一瞬入るのに、躊躇したけど、こういう店に限りの法則に従って、暖簾をくぐる

う、、！ちょっと清潔感に（笑）

メニューから中華そばに
この名前に弱い
ラーメンだったら、頼まなかった

期待はしてなかったけど、スープもなかなか！

このストレートな４桁番号
このどんぶりはいつから使ってるんだろう
何十年ものだな

雨の中テクテク歩道を歩き、橋を渡り

今日の第４湯目の阿部旅館へ
荒雄川を渡り、歩くと駅から15分はかかるかな
親子でやっている家族的な宿だ
300円
ここは何故かシールが使えなかった
色々あるんだな
可愛いお孫さんは縄跳び練習中

たっぷり２３時間を6500円で過ごせる
いつかそんな旅してみたいな

自炊施設も完備だね

ここも２つの源泉がある
入口に札を下げて入る阿部旅館式？
貸切、男、女から、間違えないように慎重に選ぶ（笑）

手前の鉄系の香りする単純泉

奥は青みがかった湯
ちょっと遠いけど来た甲斐があった
熱狂的なファンがいる理由がわかるな
若女将のさとみさんの、facebook、Twitter読むとまた行きたくなるような宿だ
今度泊ってみようかな

裏庭には温泉神社があった

次は線路の対岸、馬場温泉を目指す
一度線路下のミニトンネルを通り

テクテク約３０分近く歩いたのかな・・

ちょっと気になってた

初音旅館をチェックして

かつての名湯治宿の田中旅館

の、閉館跡から昔を偲び

渋い大衆食堂舞を通り

ここは美味い！名湯探検隊？の中では有名らしい焼肉八兆を見て

こんな風景を楽しみ

馬場温泉に着く

駅からだと１５分ぐらい、国道４７号線沿いにある
新しく立て替えられ綺麗な温泉
500円、シール２枚で
庭に共同浴場がある、こちら300円

新しい浴室
黒湯だな

奥に母屋があり

その横にポッンと立つ、お目当ての小屋これね

馬場温泉共同浴場なり
こっちに入りたく歩いてきたんだよな

あらかじめ先ほどの馬場温泉のカウンターで、300円を払っておきます
いいね
格段にいい

泡アワの湯だ
この何もない殺風景さがいい

駅方面へ戻りやっぱりここ、今日７湯目の高友旅館へ
駅からすぐ、前に一回泊まったな
シーンとした夜中トイレに行く時、影から宿泊のおばあちゃんがスッと出て来て、口から心臓が飛び出そうになった思い出の宿（笑）
コールタール臭？？独特の匂いの黒湯がある
500円、2枚

いい味の玄関
高友グループという大きな看板が道路に出ていた
建設関係なのかな？？

時間の関係で黒湯のみだけど

いいね、この感じ

独特のコールタール匂漂う湯
人によってはちょっとダメな方もいるかもというぐらいクセのある湯

奥にはもうひとつあり
途中で中年ご夫婦が入って来てちょっと緊張
女性は堂々としてるよね（笑）

駅へ戻ろう

坂を上がり

隣の鳴子温泉行に乗る

湯煙りライン、まさしく！！だな

ひと駅だけど

もう大きくなったチビと行った二人旅以来の鳴子、思い出すな・・

到着〜
変わらない

陸羽東線今年で１００年か

これが鳴子温泉郷、中心がこの鳴子温泉駅になる

駅降りるとなぜか、ええィ〜！泊まっちゃえ〜〜い的な気分に
明日一番で戻ればいいや

９時前には東京着くし
９時の踊り子に乗れば・・・
ということで宿探し・・ＯＫ
じゃ、上りの朝一新幹線は・・・ＯＫ、な〜り！

静かな温泉街を歩き

奇麗な花を見つけ

踏切を渡り

さっき予約した宿、姥の湯旅館へ
４つの源泉が敷地から湧く凄い旅館
今日で３回目かな
自炊部素泊りで３２００円なり
ＡＣ電源コード２２円、テレビ４７０円の追加あり

これね、凄いよね、さすが鳴子って感じの旅館だよ

これが湯治部の部屋
障子１枚、いいじゃん、いいじゃん！！
大沢温泉自炊部以来かな

こんな感じの部屋

テレビやっぱりいるよね
４７０円
ということでなんとＴＶを運んで、大取付工事？な〜り
湯治の世界だよ

このコンセントは貸し出しで、２２円なり
これが無いと電源は取れない
なんで２２円？？
２０円で消費税かな（笑）
こういうのが痺れるっス

各部屋の前には湯沸かし用のコンロあり

今日は露天風呂が無しらしいから三湯だけだな

館内のここに４つの入口あり
右奥が露天風呂
左ドアが単純泉の亀若の湯
丁度切れてるけど、すぐ左が硫黄泉のこけしの湯

ここが、亀若の湯

こじんまりしてるけど、バンバン掛け流し
窓の外の小屋で源泉組み上げている

隣のこけし湯

これまた凄すぎの風情
鳴子って言うと硫黄泉のイメージがあるけど、温泉のデパートだな

一応覗いてみる

思い出したよ
ここ

何故か館内にポツリと置かれている姥乃湯の碑

源義経風呂とこれまた凄い

満足極まりない宿だよ

裏玄関、自炊部
部屋はちょうど看板の後ろあたりだったかな

自炊部玄関横にはペンキで塗られた各源泉汲み上げ小屋が並ぶ

硫黄泉だけは別のところから汲み上げているよう

隣の東川原湯温泉は改装中かな？
やってなかった

今日は自炊しようかな、と思ったけど
自炊部チェックしたけど、使い置きの調味料も何一つないから断念
まっ、普通だろうけど
と、言う事で面倒みいい旅館の女中さんが薦めてくれた、お弁当屋へ

踏切横で見つけた
マジ！？
凄っ

ここ
さっき通ったな

生姜焼き弁当大盛り690円なりを
入るなり、女将がいきなりウチは注文貰ってから作る弁当しかないよ！
と
中々達者な女将が切り盛りする店だったな

メニューはこれ
結構繁盛してました

自慢の自家製ドレッシング
美味そう！だったけど
買わなかった（笑）

今日は飲まず、温泉水を飲む
単純泉の亀若の湯から
飲用とは書いてなかったけど、大丈夫でしょ
飲用の許可取るには、結構設備、環境に厳しい条件があるらしい
明日朝一番で帰るから、早く寝よう、と２１時にはグッスリだった

最近旅先の朝の目覚め早い
４時過ぎには・・・
鳴子最後、三湯で朝風呂を済ませ駅へ

昔は鳴子と言えば、こけしだったな

ちょっと滝乃湯へ
やってないけど

隣の温泉神社
時間無いから、下からお参り

さあ〜帰ろう！！
５時５８分の始発に乗り、古川からはやぶさに乗り換え東京８時５６分着
走って９時の踊り子に飛び乗り大船で乗り換え、藤沢から鵠沼の海へ
と、この時までは（笑）
まさか、であった

ホームの渡り廊下から姥乃湯旅館が見える

さあ、帰ろう〜

古川で降り
ふと、下りの案内を見ると
はやぶさ
新青森・・・
これが、ヤバかった
　
　　

あれれ（笑）
切符が変わっちゃったって？？
な訳はなく（笑）

下りの行き先表示板を見て思わず、みどりの窓口へ飛び込む

す、すいません！
し、し、新青森空いてますか？？！！

う、、、さっきまで満席だったんですけどね・・・
オッ！一席有りますね！

お、お、変更お願いし、しますッス！
ヤッタ〜、ラッキー
勢いで行っちゃえ！青森へ


「陸奥湊市場でモーニング&津軽の名湯、迷湯ツアー編」に続く

この旅行記へのコメント （2）

• ateruiさん 2015/07/22 23:49:28

  スばしい

  カワタビには親戚がいるので思い入れがあります
  
  ナルゴは父や先祖が湯治に行っていた所なので此方も然りです
  
  わたしもこの様な温泉巡りが好きでチラチラ行ってますがawalさんのりょこうきは味がありますねえ
  
  父や先祖は　瀬見温泉や肘折温泉にも湯治に行ってたんですよん
  父はいまだに肘折温泉に湯治に行ってますがあ
  
  父がいけないばあいはおはかまいり兼ねて私が瀬見あたり行ってこようかなとおもってます
  
  ありがとうございました　enn8801

  swalさん からの返信 2015/07/27 08:15:57

  RE: スばしい

  enn8801さん
  
  こんにちは
  メッセージありがとうございました
  川渡に親戚がいらっしゃるのですか
  いい温泉場ですよね
  瀬見もいい温泉ですね
  
  enn8801さんは、凄い旅されているんですね
  
  　これからも、いい旅を続けブログＵＰしてくださいね！