がんばろう東北、田野畑村羅賀・岩泉龍泉洞・宮古浄土ヶ浜

2015/06/01 - 2015/06/03

岩手県は広いです。四国に匹敵する広さの県です。三陸の復興を祈る旅なんですが、車を運転している時間の方が長いので、テーマはドライブにしました。写真は北山崎の「鵜の巣断崖」展望台からの眺めです。第一日目は一関から宮古を経て北山崎へ。そして宿泊は田野畑村羅賀のホテルまで２６０キロの旅。２日目は羅賀から岩泉龍泉洞を見て宮古市浄土ヶ浜まで１２０キロの移動。第三日目は宮古から釜石・遠野を経て花巻に。その後いちのせきまで１６０キロのドライブです。３日で５４０キロのドライブとなりました。三陸復興道路が少しずつ完成していますが、まだまだこれからです。道路は決して悪くありません。でも田野畑村から釜石の国道４５号線はコンビニ位しかありません。食事や買い物は大きな街の市街地か内陸部で済ませましょう。頑張れ三陸。田野畑村から龍泉洞・浄土ヶ浜・釜石・遠野・花巻宮沢賢治記念館のドライブです。写真は浄土ヶ浜、青の洞窟内です。

エリア 宮古(岩手)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 新幹線 JRローカル 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

前回の北山崎の続きです。６月１日、田野畑村ホテル羅賀荘に宿泊。夜が訪れました。ホテルの夕食時間です。３１１のあの日３階迄津波が迫ったそうです。復旧工事後、頑張ってますね。

ホテル羅賀荘 宿・ホテル

本日のお品書はこんな感じ。全１４品です。

この他に、鮃の薄造り、天麩羅、鮑の踊り食い、ウニご飯、イクラ蕎麦が付きます。一泊二食付１４０００円のコースーです。美味しいしこの価格ならお得です。皆さん泊まって挙げて下さい。ちょっとくどいかも知れませんがこんなに出るんだよと言う事でご免なさい。

鮑の踊り焼き。

調理後。

季節のお造り５種。

鰤スモーク。

ホヤ酢、炙り鯖。

鮃の薄造り。

山菜の天麩羅。姫竹とタラの芽でした。

ウニ飯。

貝のお吸い物。

イクラ蕎麦とデザートのフルーツ。

本州最東端宮古の「魹ヶ埼(とどがさき)」に程近いこの地からの日の出です。ホテルの部屋からゆっくり眺められます。

なかなか見応えのある日の出です。

田野畑村から１時間弱、岩泉龍泉洞にやって来ました。道路はかなり快適。JR岩泉線は廃線になってしまいましたが、観光客の皆さんは結構やって来ている様子です。

龍泉洞レストハウス 専門店

入って程無く下を水が流れます。

洞内には蝙蝠が棲んでいます。しょっちゅう飛び交っているので驚かされます。

この洞窟の中に棲んでいるらしい。

蝙蝠が飛び交いこの辺りの穴に消えて行きます。

入ってすぐの壁です。

龍泉洞を出て、３００メートルの遊歩道を歩く。渓流釣りで結構賑っています。

龍泉洞を出て、３００メートルの遊歩道を歩く。渓流釣りで結構賑っています。

龍泉洞から再び４５号線に戻り南下。田老町を通り宮古市浄土ヶ浜に向かいます。浄土ヶ浜マリンハウスからざっぱ舟で、青の洞窟クルーズ。２０分のクルーズです。マリンハウスの建物は屋根上３メートル迄津波が来たそうです。屋根の上に舟が3艘乗っていたとか。青の洞窟は、季節により色々な表情を魅せてくれるらしい。エメラルドグリーン、コバルトブルーの輝きを見せるそうです。そして透明な海水。

青の洞窟 (八戸穴) 名所・史跡

剣の山。

賽の河原。

中央の窪んだ尾根に子安地蔵。

洞窟に入る。

洞窟の奥に入る。

船頭さんの振り返って見て下さいの声に、振り向くと。

今日はエメラルドグリーンの海水が拡がります。

青の洞窟 (八戸穴) 名所・史跡

約２０分でマリンハウスに戻ります。

浄土ヶ浜 自然・景勝地

浄土ヶ浜。夏は海水浴で賑う浜辺。食堂やお土産店が営業中です。そこそこ賑っているようです。

左から　鷹岩　烏帽子岩　浄土が島。

宮沢賢治が訪れた時に詠んだ短歌。

潮吹き穴　海が穏やかであまり潮を吹き上げない日でしたが、一回だけ吹き上げるのが見えた。中央のもやもやが吹き上げた潮です。

潮吹穴 自然・景勝地

左手の島はクロコシジロウミツバメの繁殖地だそうです。

今日６月２日の宿泊は国民休暇村「陸中宮古」。らしい雰囲気が漂います。

休暇村 陸中宮古 宿・ホテル

翌朝国道４５号線を釜石迄下ります。途中大震災で甚大な被害を受けた、山田町、大槌町を通過。海霧が拡がります。

遠野を経て花巻に。

宮沢賢治イーハトーブ館　宮沢賢治と作品を愛する方々により発表された賢治に関する様々なジャンルの芸術作品、研究論文を数多く収集した文学館です。分かりやすく整理してあり、誰でも自由に見たり触れたり利用したりできます。また、賢治作品の愛好者、研究者の集まりである「宮沢賢治学会イーハトーブセンター」の本部でもあります。さらに賢治作品の童話絵本、研究書、CD、ビデオなどの販売や、各種講演会、研究発表会が行なわれたり、賢治祭、賢治生誕祭ではコンサートも開かれたりしています。

宮沢賢治イーハトーブ館 美術館・博物館

宮沢賢治記念館　1982年に、ゆかりの地、花巻市胡四王山に開館した宮沢賢治記念館。展示をリニューアルしました。多彩なジャンルに及ぶ宮沢賢治の世界との出会いの施設。スクリーン映像や関係資料を5分野に分類し、解説と作品に至る創作過程、最新の研究成果などを展示紹介します。

一関から帰宅の途に。三陸海岸観光はまだまだこれから。復興道路が完成すればもっと交通の便が良くなるでしょうが、今は行くのが大変。それでも応援宜しくお願いします。

一ノ関駅 駅