自転車に優しい街「青山」の自転車博覧会（東京）

2015/05/28 - 2015/05/28

5月は自転車月間。

伊藤忠青山アートスクエアでは自転車博覧会2015が5/31まで開催されているので、見学に訪れます。

博覧会では、競技選手が乗る高級自転車だけでなく、散策ができる自転車、一般的な自転車、新しい発想の自転車などが展示されています。

エリア 青山(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京メトロ路線図

渋谷から地下鉄銀座線の電車に乗り、二つ目の外苑前で降ります。

イチョウ並木のある外苑前駅

地下ホームの柱にイチョウの絵が描かれています。

今まで気付かなかったのですが、東京メトロも遊び心がありますね！

伊藤忠青山アートスクエア

2012年に伊藤忠商事が、社会貢献活動の一環として、アートを通じた情報発信地「伊藤忠青山アートスクエア」をオープンしました。

今年1月にフェルトで作った羊の人形「羊がいっぱい展」を見に来たところです。

自転車博覧会2015

５月は自転車月間で、2015年5月31日まで博覧会が開催されています。

博覧会の展示を見ると、自転車の魅力を見直すことができます。

バイシクルタウン青山

2009年に「青山 自転車にやさしい街」を宣言しています。

青山まつり、BDA（Bicycle Street Design Competition AOYAMA）、シェアサイクル導入の検討など、様々な企画を実施している青山です。

青山周辺には最近自転車専門店が数多く見られます。

会場の風景

オリンピックで活躍したケルビム（CHERUBIM）

創業間もないケルビムの自転車は、1968年にメキシコオリンピックで日本代表の井上三次選手が乗り、日本記録を樹立しました。

カッコいいケルビム

2012年にNAHBSにて最高の栄冠"Best of show"を獲得し、この年の有名なハンドメイド自転車になった一台です。

ステンレスチューブを用いたケルビム

最近のものです。

散走用自転車のオーブ（OVE）

自転車で街を散策する散走（さんそう）タイプ。

電動式の内装変速機を採用し、信号機などでストップアンドゴーの繰り返しを強いられる都会の道に最適な自転車。

前後輪にディスクブレーキと泥除けを装備し、軽量なアルミフレームを使っています。

OVEは自転車パーツメーカーのシマノが運営するコンセプトストアです。
価格を調べてみると16万円〜50万円。セミオーダーの販売です。

自転車収納家具のキトキ（kitoki）

棚と腰掛けとスタンドという３つの機能を融合させたものです。

小径ホイール自転車

小径ホイールでもロードレーサーに匹敵する加速性能や底転がり抵抗、優れた乗り心地、強固なトラス構造のフレームを持つ高級自転車があります。

参考価格は2百万円。

子供用自転車のアマンダ（AMNDA）

東京都北区のメーカーが製造し、大人の遊び心満載の自転車です。

前後フォークは片持ち、リアブレーキは空力に優れたチェーンステー下に設けられています。

最大の特徴は、子供の成長に合わせて伸縮できるトップチューブ、体重が増えたとき用にリアシートステーの位置に補強のステーがネジ止めできるようになっています。

欧州と日本が織りなす最先端ロードバイク

海外と日本が融合したような青山にふさわしいロードバイク。

未来感あふれるフランスのフレームに、日本のパーツをまとわせています。

全てのワイヤーをほとんど内蔵させた美しい姿の自転車です。

PITONの自転車

2本のダウンチューブを持ったフレームの自転車です。

ビアンキのロードバイク

ウォーキングバイシクル

歩く感覚で踏み板を交互に押して走ります。

ウォーキング気分なので、サドルがなくて当たり前ですね！

価格を調べると29万円です。

愛犬と乗れる自転車

重い荷物を載せてもふらつきにくい頑丈な車体、前後両方に装着可能な専用BOXバスケットと専用バッグが取り付けられます。

これは実用的な自転車ですね。

究極のトライアスロン用バイク SHIV

角のようなハンドルに腕を載せて猛スピードで走ります。

FACTカーボンフレームとリアホイールの最適な気流により、圧倒的なワット数の力を作り出しながら風を切って走ることができます。

価格は35万円〜110万円です。

新しい旅のスタイルを提案する自転車

背もたれ付きの椅子に座り、広い視野の景色を見ながら走れます。

折り畳みも可能なので、電車や自動車に載せられます。

アーチ型フレームの下に専用バッグを吊り下げて荷物を収納できます。

ちょっと欲しくなりました！

新しい発想のマインドバイク

溶接レス構造により、ボルトで組み立てが可能。

車体全体をモジュール化し、部品点数を削減して、軽量化、低コスト化が実現しています。

マインドバイク

車体全体の分解組立が可能なため、フラットパック輸送とキット販売が可能です。

未来につながる自転車

乗ると滑り落ちてしまいそうですが･･･

2012年に開校した東京サイクルデザイン専門学校で3年間学んだ学生による新しい可能性に満ちた自転車の提案です。

大地を感じる自転車

自転車にうつぶせに乗り、大地を直に感じて風を切って前へと進みます。

土埃が気になります。

電動アシスト三輪車

アクティブシニア向けの自転車だそうです。

三輪車なので荷物をたくさん積んでも倒れず、電動アシスト付きなので坂道も楽です。

Hand Bike Japan

手でこぐ自転車ですが、障害者だけでなく健常者のスポーツ性が高い乗り物にもなっています。

影絵駐輪場

影絵駐輪場

天井からの光で影絵を映し、駐輪場の位置を示しています。

室内専用ですが低コストで実現できますね。

Parking Comb（駐車用の櫛）

Parking Comb

櫛の間に自転車の車輪を入れる方法です。

櫛は移設が容易なので、便利ですね。

TOKYO自転車シティ化計画

都心全域と五輪施設をつなぐ自転車レーン網「TOKYO サイクルネットワーク」構築の計画です。

自転車を都心の移動手段にするタイミングとしては、絶好のチャンスだと思います。

みんなでつくろう青山マップ

自転車の展示以外の話ですが、面白いアイデアです。

青山マップ

青山地区にお気に入りの店を見つけたら、マップ上に旗を立てます。

お気に入りの旗

青山マップは口コミ情報を俯瞰的に見れるメリットがあります。

自転車博覧会では、いろいろな種類の自転車が世の中にあることを知りました。
自転車で街を散策する「散走」をやりたくなりました。