ヨーロッパかオセアニアかアジア周遊か？<br />と考えていた1週間で台湾縦断してきました。<br /><br /><br />※ 素食（素）<br />ざっくり言うとベジタリアンのこと。「素肉」は肉もどき。<br />台湾はインドに次ぐアジア第2位の菜食大国です。

2014★台湾島縦断の旅 4日目台南うろうろ

17いいね！

2014/12/19 - 2014/12/19

1117位(同エリア2321件中)

#街歩き

エリア

台南(台湾)

旅行の満足度: 4.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 5万円 - 10万円

旅行の手配内容: 個別手配

せっかくの終日台南なのに、この天気…。
薄手のフリース1枚で出歩ける気温ではあります。

とりあえず台南車站まで来ました。
ホステルから歩いてくるとこちら側に到着。
地下道を通って正面に回るとこんな感じ。
戦前の建物かと思われます。
まずは朝ごはんを…と、予め調べておいた食堂へ。
駅から歩いて10分ぐらいでした。

清祺素食點心部
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g293912-d6183732-Reviews-Qing_Qi_Vegetarian_Desserts-Tainan.html

検索したところ日本語の観光案内サイトや
トリップアドバイザーにも載っていましたが、
完全にローカル向けのお店です。
店先に並べてある點心を好きにとって
会計を先に済ませるよくあるスタイルです。

30種類ぐらいありました。
全て素食仕様です（一部に卵・乳製品は含む）。
いろいろ(67元)

会計のところにいたおじさんがずっと喋っていたのですが
中国語がわからない私は財布の中の小銭を探すのに必死で、
結果的にずっと無視してしまっていました。

怪訝な顔をされようやくそれが自分に対する会話だと気づき、
慌てて「りーべんれん（日本人）」と言ってみたところ、
満面の笑みで何か言い「謝謝」とお釣りを返してくれました。

海外旅行ならではのちょっとしたいい話(?)、
あるいは海外旅行ならではどうってことない話ですが、
「りーべんれんだからって何だよ…」とちょっと自己嫌悪。
野菜と海苔とチーズをパイ生地で包んだ
この點心が感動的に美味しかったです。

チーズが乳製品を使ったリアルチーズなのか
素食用のもどきチーズなのかはわかりません。
甘かったので、好みはわかれるかもしれません。

包子と餃子の中身は野菜、焼売の中身は餅米でした。
店内はこんな感じ。
本当に美味しかったので、
おやつにお持ち帰りしました(57元)。

包子と餃子は上のものと同じで、
キャベツに野菜ともどき肉を包んだもの。
これがまた美味しかった！
路線バスに乗ろうとしたものの全然来ず、
地図を見ながら適当に歩いてみたところ
なんとか赤嵌樓に到着しました。

ここは有料施設です。
入口で日本語のパンフレットが貰えました。
赤崁楼は1653年にオランダ人によって建設。
その後の破壊行為により退廃したものの、
1920年代に台湾総督府によって修復された。

現在は国家一級古蹟に指定されている。
内部はちょっとした展示室になっています。
庭園は比較的狭目。
これ、鯉の餌の自動販売機なのですが、
台湾の至るところで見かけました。

なかなかシュールですね…。
目的だった赤崁楼を攻略したこの辺りで
宿で貰った地図をなくしたことに気づく…。

赤崁楼から行きたい店までの道のりは
スマホに入れておいたのでとりあえず
そこを目指すことに。

これはなんだ。
これはなんだ…。

この辺から以下の裕成水果までの道中に
金美戯院があったはずなのですが、
テンパっていてすっかり忘れていた私は
自称アンリー監督の大ファンです。
地図を見る

で、無事辿り着きました。

裕成水果
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g293912-d6148451-Reviews-Yu_Cheng_Fruit_Store-Tainan.html

裕成水果スイーツ
このお店、この時期にマンゴーはやっていません。

鮮果冰(130元)

珍しく予め調べておいたメニューで、
スマホのスクショを店員さんに見せて注文完了！

ソースはパッションフルーツだったかな？
どの果物も程よく熟れていて美味しかったです。
氷は日本にかき氷と同じガリガリのタイプです。
台湾ではトマトが果物扱いですね〜。

私は無理です（＾ω＾；）
トマト自体は大好きですけど。
地図をなくし、スマホの電源も怪しくなっていたので
勘だけを頼りにほっつき歩く←一番やったらアカンやつ

どこかの路地裏が可愛かったので1枚。
とりあえず東に向かえば駅だろうと歩くこと1時間、
奇跡的に孔子廟と林百貨店周辺にたどり着きました。

今日はついている！(´∀｀)
まず孔子廟へ。

赤い。
入場料は確か50元でした。
台湾国内で最も古い孔子廟だそうですが、
戦火や天災で何度かの改修を余儀なくされた後
日本統治時代の1917年に現在の姿となりました。
"Please respect our heritage"

この言い回しはいいな。
孔子廟のすぐ隣は学校でした。
なんとなく奈良っぽいかも。
孔子廟を出てすぐのところにある武徳殿は
日本統治時代に建設された武道館ですが、
現在は小学校の施設の一部らしいです。

ここから5分ぐらい南下すると…
台南の新しい観光名所、林百貨店があります。
1932年に開店されたこの百貨店は、
当時台北にあった菊元百貨店と並んで
台湾の二大百貨ビルと称されていた。

戦後様々な用途に使い回されたあと、
2014年6月に特産品販売施設として新装開店。
…というわけで、内部は百貨店というより
巨大なお土産屋さんっぽい趣でした。
新しい観光スポットということもあり、
なかなかの賑わいぶりでした。
屋上まで登ってみる。

台湾の建物は往々にして柵が低めで、
高所恐怖症は絶対近づけない仕様…。
屋上には神社がありました。
そしてお賽銭も。
屋上は林百貨店のオリジナルグッズショップ。

これはオープン記念グッズのひとつ。
この国も萌えキャラに侵食されているようで…。

ネタのためにひとつお買上げ(｀・ω・´)
地図を見る

ここから先がエラいことになりまして、
どこでどう道を間違えたのか
行き着いた先が新光三越（新天地店）。

台南に新光三越が2つあると知らなかったので
そこを台南火車站前の新光三越と勘違いし、
駅を求めてうろうろした挙句勘違いに気づいて
タクシーで駅まで戻るまで2時間は費やしました。

気を取り直してティータイムです。

鹿早茶屋
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g293912-d6183471-Reviews-Lu_Zao_Cha_Wu-Tainan.html

鹿早茶屋カフェ
中は正統(?)レトロ調。
インテリアひとつひとつが(*´`)
1階にも席はありましたが、2階に通されました。
2階は「和室」。畳です。

そして人がいっぱーい…。
自宅にも畳がある私、1階でもよかった(笑)。
メニューは中国語オンリーです。
根性でなんとか理解しました。
和風百匯(240元)

いっそ突き抜けてみた(笑)。
ホットケーキは若干硬かったものの、
プリンとわらび餅は美味しかったです。

ただこのわらび餅、日本のとはちょっと違う。
外国で和食を食べるとこういう驚きがあるので
私はけっこう好きだったりします。

日本と同じなら日本で食べればいいわけだしね。
お茶はフルーツティを選びました。

ゴチソウサマ！
一旦宿に戻ってから、今度は夕食へ！

この日は特に店を調べていなかったのですが、
宿で貰った地図にあったところに行ってみました。

ちなみに宿周辺は大学街で人通りが多く、
夜が更けてからでもひとり歩きができました。
百家香素食自助餐
http://www.ipeen.com.tw/shop/11246-%E7%99%BE%E5%AE%B6%E9%A6%99%E7%B4%A0%E9%A3%9F%E8%87%AA%E5%8A%A9%E9%A4%90
好きなものを選んで重さで値段が決まるという
ローカルな食堂によくあるシステムでした。

台湾素食は往々にして肉もどきが多めですが、
ここは特にそういう料理が多かったです。
いろいろ(67元)
見た目は完全に肉でしたが、味はそうでも…。

台湾素食は五葷不使用が基本なので
味付けに油そのものを用いていることが多く、
日本人の想像する野菜中心料理→健康的とは
ちょっと違うことも多いですね。
第二弾はぶらぶらしていて偶然見つけたところに。

維宣素食
http://www.ipeen.com.tw/shop/143175-%E7%B6%AD%E5%AE%A3%E7%B4%A0%E9%A3%9F
英語メニューあり、ご主人は英語ペラペラ。

この時のお客さんは地元の人ばかりに見えましたが、
表通りにあるので観光客も多いのでしょうね。
素燥飯(30元)

要はベジタリアン用の肉燥飯。
食堂ごとに味が全く違い、どこでも美味しい。

ただし、八角をきかせている食堂も多いので
苦手は人は要注意です。
菜頭湯(20元)

生姜ベースの素朴なお味でした。
台南は比較的日本人観光客が少ないようですが、
観光施設はどこでも日本語のパンフレットがありました。

5日目はコチラ。
http://4travel.jp/travelogue/11017375