2015年2月北陸旅行記－Ⅱ 2日目【金沢】 『ちょっぴり観光と料亭、寿司、おでん編』

2015/02/13 - 2015/02/16

新幹線が開通する前に！というこだわりもなく、単に蟹が食べたいというcobちゃんのリクエストで北陸行きが決定！
早々に蟹のお宿は予約して、その他3泊4日のプランを練って準備万端出発します。
今回も観光はそこそこに、食べて飲んでの旅行となりました。

2日目は忍者寺、茶屋街、兼六園を観光しましたが、当然、飲み食いメインになっています。


≪今回の旅行記は5編に分けました。他の4編は以下の通りです≫

2015年2月北陸旅行記-Ⅰ初日【金沢】『居酒屋とおでん編』
http://4travel.jp/travelogue/10987638
2015年2月北陸旅行記-Ⅲ3日目①【金沢】『しつこく、おでん編』
http://4travel.jp/travelogue/10987647
2015年2月北陸旅行記-Ⅳ3日目②【芦原温泉】『東尋坊と蟹の宿にご満悦♪編』
http://4travel.jp/travelogue/10987695
2015年2月北陸旅行記-Ⅴ最終日【小松】『割烹編』
http://4travel.jp/travelogue/10987703

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝起きると中々の好天です。ご機嫌で朝食を頂きに行きます。

朝食はビュッフェか和定食を選択します。この日はビュッフェにしました。

定番メニューに加え、地元の名産などもちらほら。

エッグステーションで玉子料理のオーダーもできます。

こちらは私のチョイス。

こちらはcobちゃん。
鮭と蒲鉾にパン？まぁ結構食べたから良いか｡｡｡

食後の運動をかねて20分ほど歩いて移動します。

向かった先は

忍者寺とも呼ばれる

『妙立寺』です。
殿様がよく参拝に来られたため、敵から守るための工夫があちらこちらにしてあります。

事前の予約が必要ですが、係の方から丁寧に説明してもらえます。
10人くらいのグループに分かれるので、説明も聞きやすいですよ。

館内は撮影禁止なので外観だけ。

では次に向かいましょう。

坂道を下り犀川をめざします。

桜橋にでました。

忍者？
そんなわけないですね､､､ガラス掃除をされていました。

今日の昼食は『日本料理 杉の井』さんです。

玄関を入ると

お札が貼ってあります。

壱円札がさかさまに？縁起担ぎか何かでしょうか？？？

老舗の佇まいに少々圧倒されつつ

食事をする場所に案内されます。

案内されたのは「大杉」という部屋でした。

庭の前にある角部屋で、部屋の名前からも一番良いお部屋かもしれません。
更に緊張！

食事中も庭の様子が眺められます。

こちらは隣の部屋ですが、次の間としてコートやバッグなどを置くためだけに利用させていただきました。なんだか申し訳ないです｡｡｡

仲居さんからお茶を頂き、一息つきます。

料理は予約時に注文済なので、飲み物だけお願いします。
こちらは「ゆば刺し」と食前酒です。

お酒をぬる燗で頂きます。
徳利と猪口も素敵なデザイン♪

ほどなく料理が運ばれてきました。

お昼のメニュー「瀬音」5,000円税・サ・席料込みです。

八寸

お造り

焼物

酢の物

浅利の卵とじ

郷土料理の治部煮
初めて食べましたが、見た目より優しいお味でした。

蓮根饅頭。出汁の効いた餡が絶品！

食事はじゃこご飯

こちらはデザート

名物のくずきりです。

食事やお酒の進み具合を見て、一番食べごろのタイミングで供されます。

くずきりは勿論、お料理はどれもとっても美味しかったですし、器も素敵でした。
仲居さんの接客も絶妙で、さすが老舗！といったお店です。

もう少しゆっくりしたかったのですが、次の予定もあるので食後早々に腰をあげます。
大満足の昼食になりました♪

食事中に雪がふってきたので心配しましたが、店を出る頃にはあがっていました。

にし茶屋街に来ました。

お茶屋『浅の家』さんです。

「金沢芸妓のほんものの芸にふれる旅」という金沢観光協会主催の企画に参加してみました。

参加者は私たちを含め10人、そのうち札幌から来られていた方が3人いらっしゃいました。
3人ともバラバラで参加されているので、北海道からも北陸を訪れる人は多いんでしょうね？

皆さん初対面だし、お茶屋さん独特の雰囲気に押され気味で、少々緊張気味にお菓子とお茶を頂きます。
私たちは満腹なので、お菓子はお持ち帰りにしました。

ほどなく芸妓さんの舞が始まりました。

続いてお座敷太鼓です。参加者全員に体験してもらうということで、芸妓さんのアシストの下、順番にチャレンジしました。

私もやってみましたが、中々難しいですね､､､
何故かcobちゃんが大トリになってしまいましたが、札幌から一人で来られたキレイな女性から「一番上手でしたよ」と褒められデレデレしてました(--)
この後じゃんけんゲーム的なお座敷遊びも全員で体験して、芸妓さんとお話したり千社札も頂きました。

〆の踊りを堪能して終了です。
参加費用3,000の価値は十分ありました♪

にし茶屋街を少し散策します。
何気に撮った一枚に、お茶屋さんでcobちゃんを褒めた女性が映っちゃってました､､､

私たちが参加した企画のポスターも貼られています。

こちらは有名な甘納豆専門店『かわむら』さんです。
お薦めの詰め合わせを自宅用に購入しました。

にし茶屋街を散策したあとは

こちらのバスで金沢駅に向かいます。

北陸の冬の天気は変わりやすいらしく、この時は雨

新幹線の開通を控え、賑わっている様子が連日報道されていましたが、雨のため駅前は拍子抜けするほど閑散としています。

今日は駅構内にある「金沢百番街あんと」に、お土産や飲食店の偵察に来てみました。

エキナカ観光は早々に切り上げて、バスで『兼六園』に向かいます。
金沢城石川門前のバス停で下車します。

『兼六園』はちょうどこの日からライトアップのイベントが開始され、入園料も無料になってます♪

特別名勝『兼六園』

時折雪も舞う中、けっこうな人出でした。そしてとっても寒かった｡｡｡

一度ホテルに戻って、バーで軽く飲んで仕切り直します。

軽く飲む、ということが上手にできない私達ですが

夕食の予約をしているので、1杯ずつで我慢我慢！

タクシーで向かいましたが、お店の場所が分かり辛く、且つ細い道に迷い込んで電信柱にタクシーが接触するアクシデントもありましたが、何とか到着しました。

『鮨みつ川』さんです。

カウンター8席程度の小さなお店です。
オーダーは、初めから寿司にするか、つまみから始めるかを聞かれます。

はい、つまみからお願いします。
ナマコです。

鱈の白子

鯖、蛸、平目（えんがわ付）

焼き物

ここからお寿司が握りられます。
がす海老に、

のど黒の炙り

ばい貝

鮪

小肌

かわはぎ

〆の巻物はのど黒巻を予想していましたが、蟹と蟹みそ巻でした。
どれも丁寧な仕事で、美味しいお寿司でした。それにCPも良いと思います。
ただ、食事中の店内は、食事を楽しむという雰囲気はなく、緊張感が漂っていました。
一人で8人分を賄っているので仕方ないかと思いますが、一流と言われる職人さんは、食事する客への気遣いを大切にしていると思いますが、こちらは逆に客が｡｡｡

雰囲気を変えるため？今夜もおでんのお店に繰り出します。
向かった先は宿の近所にある『菊一』さんです。
少し入り辛い感じでしたが、店内に入ると女将さんはじめ店員さんに温かく迎えられほっとします。それに女性だけで切り盛りしているお店とわかりビックリ！
女将さんたちと、金沢独自のおでんのタネの話や、新幹線が通ったら善光寺参りに行きたい、といった話で盛り上がりました。地元の方々と触れ合う機会が持てて良かったです♪
2次会を満喫して、今日はホテルに戻っておやすみなさい。