紅葉まっさかりの八方池

2014/09/27 - 2014/09/27

毎年シーズンに何度も滑りに行くお気に入りのゲレンデの上は一体どうなっているのか？
初めて訪れた八方池の素晴らしさ、紅葉狩りにドンピシャだったので最高の一日を過ごしました。
これを見た方すぐに登山計画をぜひ。今週がチャンスです。

快晴の青空は午前中のみ、朝早く起きた人だけ青空を見ることが出来ました。
昼過ぎは山の上に厚く雲が。山の中腹もガスだらけでした。

エリア 八方尾根・岩岳(長野)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 自家用車

長野県、白馬村長野オリンピックが行われた八方尾根ゲレンデの黒菱リフトから出発します。

ゴンドラは高いのでマイカーでかなり上まで登った所にある黒菱ゲレンデのリフト乗り場。7時40分ごろの様子。道は細いのでかなりすれ違いは大変です。

さあ出発。ペアリフトです。上まで９分かかります。

降りた右手に雲海デッキ1680メートルがあります。

最も高いところまで行くアルペンクワッドリフトは4人乗り。7分乗ります。

八方池山荘。こちらにトイレあり　1830メートルです。

行きは岩の多い右の道「登山道コース」を選択する。

回りには全く何も見えない。ひたすら足元を見て登る。天気予報の言うとおりに晴れるのだろうか？きっと晴れる。もうすぐ晴れる。9時になる頃から晴れとの予報を信じて登山を決めたのだから。「お願い、神様。」

この上に立派なトイレがありました。リフト降り場から1時間、900メートル登った所にあります。

第二ケルンに着いた時はまだガスっていました。写真を撮っていたら、だんだん晴れ上がって来たんです。2005メートル

ケルンの右手に回ったらあれ、ひょっとして白馬三山かも…？

わおー晴れました。

雲海が実に綺麗です。

下界は雲でなにも山が見えないのに、雲上の世界がこんなに綺麗だなんて感激です。

みんな大興奮で写真を撮っています。

白馬三山。左から白馬槍ヶ岳2,903メートル、杓子岳2,812メートル、白馬岳2,932メートル。

真っ白の白馬三山は冬よく見ている景色でしたが、夏山も本当に美しい。

雲ひとつない山々を眺めることが出来ました。彼はきっとこう言っているのでしょう。「あれが白馬岳だよ。」白馬三山の説明をしている感じ。

写真に写っているのは不帰ノ嶮（かえらずのけん）?、?、?峰

大勢が八方池を目指して山を登っています。

八方ケルン2035メートルまで行くとその先からの景色が楽しみです。

鹿島槍ヶ岳、五竜岳の方も見渡せるようになりました。

ここからは三つのケルンを見ることが出来ました。

寝雪が残っている斜面。不帰ノ嶮絶景ポイント。紅葉が綺麗です。

ついに八方池到着。リフトを降りてから１時間半で着きました。

八方池 自然・景勝地

風が吹かないと鏡のように山々が水面に写ります。

この時はとても水面がおだやかで山がよく写っていました。反対側から白馬三山が写るので急いで池の回りを回ります。

池の回りには小山があります。そこを歩いて行くと景色がまたまた素敵になりました。

とても真っ赤だったのに、パソコンでは本当の燃えるような赤がでなくて残念です。

雪解け水や雨水によって自然が作り出した神秘的な天然池。

この景色を眺めながらおにぎりをほおばりました。新しい木製の3人掛けのベンチがいくつもありました。至福の時を過ごしました。

水深は最も深い所で4.4メートルほどだそうです。

青空に浮かぶ雲も綺麗に映ります。

雲がだんだん山の高い所を覆ってしまいました。

帰り道は木道が多い楽に降りることができる山道を選択。

岩がゴロゴロしているのは蛇紋岩という石だそうです。

ここまで登ってここから先はきちんとした登山装備でなければ無理らしいので引き返すことにしました。

足元はこんな岩がゴロゴロしています。

蛇紋岩は本来地表に現れることがない岩だそうです。八方尾根は雨や強い風を受ける環境により、地表に表れている珍しいエリアとのことでした。

帰り道には赤ちゃんを背負って登るお母さんもいました。2歳すぎた子を背負うお父さんにも会いました。皆山が大好きでたまらないんでしょう。

２０１４/１０/４．５日は「親子で山へ登ろうキャンペーン」、黒菱、アルペンラインの両リフトが大人一人につき小学生2人まで無料だそうです。

2080メートルにある八方第三ケルン

すっかり雲が多くなってしまいました。

帰り道トイレから行きとは違う道、木道コースへ。
楽に降りることが出来ました。

木道コースには沢山高山植物が保護されていてマツムシソウ他何種類もの花を楽しむ事ができました。

ついに下山終了。

ここからリフトに乗って戻ります。

黒菱雲海デッキでは4，5日に11時からキノコ汁やおはぎの振る舞いがあるそうです。

二本目の黒菱第三ペアリフトはガラガラでした。乗り場のそばの鎌池湿地の紅葉も見事でした。こちらと高山植物の事は又別の旅行記に掲載します。ぜひご欄になって下さい。

鎌池 自然・景勝地

黒菱ゲレンデを降りて駐車場へ戻ってきました。車に乗って御岳がまさに同じ頃噴火してすっかり木々が灰に埋もれてしまった事をしりました。昨年御岳に紅葉の時に登っていただけに、とても残念です。どうか噴火が早く収まりますようにと祈るばかりです。