2000/12/30 - 2001/01/03
246位(同エリア399件中)
しげじんさん
2000年末⇒2001年始の旅行。
行き先は「ケニア」でほぼ本決まりだったが,小笠原行きに急遽変更。
遠くアフリカ ケニア「ナイロビ」まで約23時間,東京都でありながら「小笠原父島」まで26時間。
日帰りで海外旅行も可能な時代に,外国よりも遠い日本。
4泊5日の工程のすべてが船中泊という,ちょっと変わったツアーだったが,とにかく暇なくらいのんびりだった。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
この年末は,野生動物を見るため「ケニア」への渡航を検討。
他の選択肢を考えず,ほぼ本決まりであったが,雑誌でこんなツアーを見つけた。
「小笠原かぁ。確かに行く機会もそうそうないな。安いし・・・」と悩んだ末,計画変更。
決め手は,洋上クルーズでもないのに“全泊船中泊”という奇怪さ。
普通じゃないのが好きな私のハートをつかんだ。 -
■1日目:2000年12月30日■
8:30に予定通り乗船。
船は,太平洋フェリーの『きたかみ』。 -
フェリーは,全長193mで乗客定員842名。
私達は,最安値のエコノミープランのため,4階の大広間で相部屋。 -
こちらが,大部屋。
与えられたスペースは,シングル布団1枚分+頭上のカバン置き場程度。
5日間の生活の場となる。 -
船中生活は,かなり暇。
どこにでも人が居て,ゆっくりできるところはない。
ミニシアターも子供向け。
衣装体験等の小さな楽しみを見つけながら,何とか時間を潰した。 -
■2日目:2000年12月31日■
小笠原港入港日。
上陸したが,何故か写真を残していなかった。
お昼ごはんに,島の名物で,ずけにした魚を握った「島寿司」を食べた。
今晩は,2000年最後の夜のため,船内でカウントダウンパーティー。 -
クラッカーを持って,2001年を迎えるカウントダウン。
皆することがないので大盛り上がり。 -
■3日目:2001年 1月 1日■
朝7時頃から,通船で上陸開始。
奥に見える『きたかみ号』。 -
新年ということもあり,10時から大村海岸特設会場で新年のイベント開催。
ここで,同じように船に乗ってきた小笠原道大さん(当時 日ハム選手)がステージに上がり挨拶。
小笠原村の親善大使との紹介。
当時,野球にさほど興味がなく,小笠原選手を知らず「小笠原と言う名前だけで,こんなところまで連れて来られて気の毒に・・・」とくらいしか思っていなかった。
その後,巨人にも移籍され,多くの成績出されているので,握手はともかく写真くらい撮っておくべきだったと後悔。 -
日本一早い“海開き”。
水着で泳ぐと,こんな証明書をもらえる。 -
イベントの一つ「シーカヤック」体験。
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カヤックとフェリーのツーショット。
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イベントの一つ「ウミガメの放流」。
ウミガメの子供達がたくさん。 -
ちっちゃーい。
パタパタ可愛い。 -
本能的に,ヨチヨチと海に向かって這っていく。
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これで安心。
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その後,親ガメの里帰り。
デカイ! -
子ガメを探しに・・・。
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何とものんびりした街。
ソフトクリームで一休み。 -
今晩は,船内イベントとして,車両デッキでウルトラクイズの予選会が開催。
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見事予選を通過した。
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■4日目:2001年 1月 2日■
今朝も7時過ぎに上陸。
港近くのスーパーに行ってみた。
衝撃の事実!
なんと,賞味期限切れのパンが,普通に定価で売られている。
船便だけだと,物流状況も厳しいことがうかがえる。 -
『三日月山』をバックに。
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今日は,ダイビング体験に申し込んだ。
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ウミガメいた!
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島の岩場にヤギがいた!
見難いけど,岩場頂上の真ん中付近。 -
父島周辺にダイブ。
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水温が低いためか,透明度は若干落ちているが良く見える。
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手に届くところに魚達。
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海底遺跡のような残骸。
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船酔い・・・。
ダウン。
うつ伏せになっていると多少楽。 -
父島と『きたかみ』が見えてきた。
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体験ダイビングの終了証を受領。
水深10m,潜水時間25分。 -
二見港船客ターミナルのクジラのオブジェ。
周りにぜーんぜん人がいない。 -
小笠原 大村の街並み。
小笠原村役場と三日月山を望む。 -
大神山公園。
なんとものんびり。 -
大村海岸で小笠原の最後をかみしめる。
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15:30に通船乗船。
いよいよ,父島とのお別れ。 -
こちらが,多くの時間をすごした『きたかみ』。
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通船からの本船乗船は,こんな感じ。
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この夜は,ウルトラクイズの2次予選。
決勝戦の8枠を争い,○×クイズ。
7枠決まった後,残りは私含め2名。
最後の1問で意見が分かれた結果,私が最後の敗者に決まった。
残念。
なお,1位の景品は「来年のツアー無料券」。
船内では,カジノが賑わっており,私達も大枚はたいた末,島塩を獲得した。 -
■5日目:2001年 1月3日■
車両デッキで,新春もちつき大会が開かれた。 -
レインボーブリッジが見えてきた。
そろそろクルーズも終了。 -
こちらが,5日間の寝床。
結構窮屈だった。 -
下船で大混雑。
-
予定より遅れて,22:30に下船。
-
安いクルーズだったが,サービス等は値段相応。
暇だったが,ゆったりと優雅なクルーズとはいかなかった。
ただ,不便を強いられて行く小笠原は,『世界で一番遠い日本』を求めて旅する今回の目的を十分に満たしてくれた。
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