2014　8月　楽しい列車の旅「越乃shu*kura号（長岡15:55発→直江津18:02着）」・青海川駅で日本海を眺める。

2013/08/03 - 2013/08/03

昔から鉄道の旅が好きで学生時代は日本各地を回っていました。

１０年ぐらい前も所謂ジョイフルトレインと呼ばれる乗ること自体が目的となるような列車がありましたが最近はあまり遊び心のある列車が少ないと感じていました。
そうしたなかでＪＲ東日本新潟支社が国鉄時代の車両を改造し、新たな観光列車を作ってくれました。

越乃shu*kura号という快速列車ですが、酒どころ新潟県らしく列車内で地酒などが楽しめるそうです。
旅行ツアーの商品もあるようですが今回は長岡駅から直江津駅までの信越本線のクルージングを楽しんでみようと思います。

エリア 柏崎・鯨波海岸(新潟)

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

長岡駅は１６時ごろ出発します。

東京から長岡まで上越新幹線で来ましたが長岡駅の込み具合に驚きました。
長岡の花火大会の開催日だったからかな。

キハ４０とは思えない車内です。

座席は、リクライニングシート。

この列車には、バーがあり、日本酒や生ビール、おつまみ類がいただけます。

このようなフリースペースもあります。

「越乃shu*kura号」は、３両編成ですが、２号車はバーになっており、誰でも利用することができます。

時間帯によっては、ジャズの生演奏もあります。

日本酒は、１杯単位で販売してくれます。
また、無料の振る舞い酒もあり、お酒が好きな方にとっては至福のひと時を過ごせるかと思います。

列車の運行日により、お酒を提供する酒造が異なるようです。

この列車オリジナルの御猪口をお土産に購入。

お酒をいただきながら、トラス橋を眺めます。
酔いも手伝って、非日常の空間になりますね。

列車オリジナルの大吟醸酒を１本購入。（お土産です。）

しばらくすると酒造の方から、試飲のお誘いがありました。
ありがたく、三種のお酒をいただきました。

振る舞い酒もいただきほろ酔い状態です。

しばらくすると日本海沿いを走行していました。

日本海に一番近い駅、青海川駅に到着。
この駅ではしばらく停車します。

新潟県中越地震の際は、土砂崩れで駅が埋まってしまいました。

今日の日本海は、穏やかです。

それにしても、キハ４８をよくここまで改造しましたね。
エンジンなどの動力も全部取り替えたようです。

この列車専用の駅名標もありました。

こちらは、１号車のＪＲツアー専用車両です。
全ての座席が日本海側に向いていますが、ベンチシートのため疲れてしまいそうです。好みが分かれるでしょうね。

地元の方が物産類の販売をしていました。

青海川駅を出発してもしばらくは日本海沿いを走行します。
夕暮れになってきました。

１８時すぎに直江津駅に到着。
北陸新幹線が開業したら完全にローカル駅になってしまいそうです。

列車は、信越本線高田駅まで行きますが、直江津駅で下車しました。
ちょうど向かい側のホームに札幌行きのトワイライトＥＸＰ号が入線してきました。来春の廃止も決定しており、寝台券の入手も困難になってきているようです。

快速「越乃shu*kura号」の乗車記は以上です。国鉄時代の気動車を改造してここまで快適性を向上させたのは素晴らしいと思いました。指定料金が安いため採算が取れているのか微妙な気がしますが、信越本線の乗車数を増やす客寄せ的な存在として観光需要の喚起に貢献してくれると思います。
また、別の時期に乗車してみたいと思います。