2014/06/08 - 2014/06/08
3694位(同エリア6875件中)
ひま人さん
秀吉と官兵衛は毛利の支配下にある備中攻めに着手。高松城を攻略するため、官兵衛は「水攻め」の奇策をとります。全長3キロもの堤防を築き、川の水を城へ向けたのです。梅雨のせいもあり、すぐに辺りは湖となり高松城は水没しました。
しかしその時、本能寺の変が勃発。主君の織田信長が殺されたという知らせにうろたえる秀吉に、官兵衛は進言します。「すぐに京へ戻り仇を討つのです。そうすれば殿は天下人です」と。瞬時の状況判断力と、鋭く先を読む頭脳。秀吉は官兵衛の才能に感嘆しながらも、恐れを抱くようになったと言われます。
また、備中福岡はかつて黒田家が移り住み、後に大きく飛躍する礎を築いた地です。
備中高松城跡は公園に整備され、城の遺構は殆んど見当たりませんでした。備中福岡は、妙興寺に黒田家墓所がありました。黒田家ゆかりの地ということで、街を盛り上げようとボランティアガイドが街中を案内していました。最後に「長船刀剣博物館」を見学して帰路に着きました。
写真は備中高松城跡です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス JRローカル 私鉄 徒歩
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備中高松城本丸跡。高松城の周囲は沼地に囲まれ難攻不落を誇っていたため、持久戦となり官兵衛の献策の世にいう「高松城水攻め」です。人夫に過分な金子を与え突貫工事で11日後に堤防が完成しました。折しも梅雨時で堤防内には水が溢れ城は見事に水没したのです。
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備中高松城跡。水没したここへ信長を招く準備をしていたが、6月21日、本能寺の変が起こり、翌日、光秀の毛利軍への密使を秀吉軍が拘束。密書で信長の死を知った秀吉軍は毛利軍に知れれぬよう密使を暗殺してこれを秘匿し毛利方の外交官・安国寺恵瓊を仲介役に和議を成立させた。城兵の命と引き換えに23日、城主清水宗治は切腹。秀吉は主君の仇敵・明智光秀と対決すべく「中国の大返し」を行い、強行軍で近畿へ引き返しました。
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羽柴秀吉軍本陣。山の中腹の白い旗です。
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水攻め堰堤跡。
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高松城主・清水宗治首塚。
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高松城主・清水宗治胴塚。自決した清水宗治の首級なき胴体遺体は舟上のまま本丸に帰ってきた。迎える家臣、身内の者共、抑えきれぬ涙に感極まって、一同の嗚咽がおこった。やがて回向の声に包まれ、池の下丸、この地に手厚く葬られました。
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清水宗治公辞世の句碑。
「浮世ば 今こそ渡れ 武士の名を 高松の苔に残して」 -
備中高松城資料館。高松城関係の資料を展示。ボランティアガイドが説明してします。
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備前福岡・妙興寺山門。
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日蓮宗・教意山妙興寺本堂。応永10年(1403年)播磨の国主赤松則興の追善供養のため、その子権大僧都日伝上人の開山で、山号の教意山は則興の法名である。永禄元年(1558年)頃には寺域二町十坊一院とその豪壮をうたわれていたが、享保元年(1716年)12月出火、大半を焼失しました。現在の本堂及び客殿は安永3年(1774年)に改築されたものです。
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妙興寺黒田家墓所。官兵衛の曽祖父・高政と祖父・重隆の墓所。慶長5年(1600年)官兵衛の子長政が筑前に封ぜられ、その居城を博多の西に築いたとき、備前福岡を偲び福岡城と名づけました。
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備前福岡の街並み。備前福岡はかつては中国地方随一を誇った大商業都市でした。「備前福岡名所町、七口、七つ井戸、七小路」と古くからいい伝えられているように、田舎では珍しい広い道路により整然と区画されている不思議な街並みです。
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備前福岡郷土館。建物は、大正3年(1914年)に建てられた旧平井医院です。地元備前福岡史跡保存会が運営している。備前福岡の歴史を中心に、昔の写真や生活用具、医学書、書画など多彩な展示品があります。
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中崎邸。
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中崎邸は明治時代末から大正時代初めにかけて建てられた大地主の邸宅です。材木、石、瓦など建築主のこだわりが随所に見られます。邸内には中崎家の什物や備前福岡の歴史が分かるパネルの展示などがあります。
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七つ井戸。江戸時代初期には、七つ井戸も各小路に一つずつ掘られ、飲用水と防火用水を兼ねて使用されたものと思われます。その名の通り七ケ所あったが、現在4ケ所残っています。
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備前おさふね刀剣の里。備前長船刀剣博物館があり、備前長船の歴史と備前刀、また日本の鉄と日本刀について映像やパネル・クイズ等で解説する情報コーナーです。本物の刀を持ち上げられる体験コーナーもあります。展示室が1〜2階にあり、日本刀を専門展示する全国でも珍しい博物館です。備前刀を主とした展示の他、特別展では国の古刀から現代刀まで、規格に合わせて展示しています。
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備前おさふね刀剣の里。各刀剣工房では、日本の様々な伝統美術工芸の技を受け継ぐ職人が、実際に作業する工房を一般に公開しています。刀身研ぎから刀身彫り、鞘や柄、ハバキの制作風景など、刀剣づくりに関わる作業工程をまじかに見ることができます。
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