2014/05/04 - 2014/05/04
34位(同エリア256件中)
jilllucaさん
- jilllucaさんTOP
- 旅行記1030冊
- クチコミ0件
- Q&A回答4件
- 2,775,200アクセス
- フォロワー159人
2014年のGWも早くも後半です。
2012年からお正月休みは九州の動物園、GWは四国の動物園と言うルーティンが妙に心地いいなと感じています。
そこで今年のGW後半の四国の動物園を軸に訪問することにしました。
まずはのいち動物公園です。
高知県香南市野市町にある県立の動物園ですが、季節がいいと言うのもあるのですがとにかく素晴らしい動物園です。
展示動物も押さえるところはしっかり押さえ、もちろんのいちZOO独自の展示も充実、何よりも新しい命の誕生が多いのがとても魅力的です。
そして、景色がとても綺麗です。
今現在の僕の心の中での動物園ランキングで日本一の動物園です。
是非、ご一緒にお楽しみください。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
PR
-
今朝は早起きして伊丹空港7時30分発の全日空でスタートです。
機材はボンバのQ400、高知空港まではブロックtoブロックで僅か45分のフライトです。
NH1601 伊丹→高知 578PP
(2014年トータル 24342PP 内 ANA 15226PP) -
高知空港から野市方面には路線バスがないので要事前予約で500円の乗合タクシー(→https://www.kochiap.co.jp/news/camp_20120324.html)で土佐くろしお鉄道のいち駅まで移動、駅内のコインロッカーに荷物を預け、のいち動物公園まで約20分の道のりを歩きました。
ちなみにのいち駅の売店が観光案内所になっているようでレンタサイクルも扱っていますのでそれを利用する手もありますね。 -
開園10分前の9時20分にのいち動物公園に到着、すでに家族連れ等100人ほどが入園券の購入待ちをしていました。
なんとなく行列に並ぶのが億劫だったので、行列がはけるのを石段に座って待ち9時35分頃に入園しました。
のいち動物公園の入園料は大人460円です。 -
今日は晴天で予報では25℃くらいまで上がりそうとの事、朝一の涼しいうちにまずはレッサーパンダ舎へ行っとくことにしましょう。
アスレチック上の木陰で朝ごはんの竹の葉を食べているのは・・・、 -
カイ君です!!
カイ君は2008年6月16日市川市動植物園生まれ、お母さんはナミちゃん、お父さんはテンテン君、双子の妹にソラちゃんがいます。 -
とっても愛嬌がある顔立ちのカイ君です。
カイ君は昨年3月にのいちZOOにお婿入りしてきました。 -
そして、屋内展示室にいるのが・・・カイちゃんです!!
-
そうなんです、のいち生まれのカイちゃんのもとに市川からカイ君がお婿入りしてきたのです・・・過去は分からないですが現在では日本唯一の同名のレッサーパンダペアなのです。
カイ君がのいちに来園した際には別の名前への改称も考えたそうですが、すでにファンなどには浸透した名前であったこともありそのままカイ君で通すことになったそうです。
すでに恋のシーズンは終わったので現在は別居中ですが、恋のシーズンにはもちろん同居していたわけで、キーパーさんはどのように呼び分けていたのか少し気になります。 -
遅ればせながら個体紹介させていただきますね。
カイちゃんは2005年7月1日のいち動物公園生まれ、お母さんはフウちゃん、お父さんはヨウヨウ君(共に既にお星さま)、長野市茶臼山動物園のタイチ君と双子兄妹です。
お目目が真ん丸でとても可愛いカイちゃんです。 -
レッサーパンダのお食事タイムは土日祝の11時50分から、日曜のきょうははもちろん開催されます。
あと2時間ほど時間がありますね・・・年に1度くらいしか来れないのいちZOO、レッサー以外にも会いたい子がいっぱいいます。
まずはこの2時間を使い園内を1巡しましょう。 -
レッサーパンダ舎のお隣、以前は確かヤマアラシが暮らしていて昨年は空きになっていた放飼場にカピ様が入居していました。
-
のいちZOOのカピバラのメイン放飼場はジャングルミュージアムにあり、そこには2010年市川市動植物園生まれのグー君が暮らしていますが、こちらの放飼場では2012年市原ぞうの国生まれのチョキちゃんと、同じく2012年鹿児島市平川動物公園生まれのビビ君が日替わりで展示されています・・・日曜の今日はビビ君が展示担当です。
このビビ君とチョキちゃんはグー君と体格差があり同居がまだ出来ないそうで体が大きくなるまではこちらの放飼場で暮らすのだそうです。 -
そして、レッサーパンダ舎の逆隣はニホンカワウソが最後に目撃された高知県らしい素晴らしい施設・・・カワウソ放飼場です。
のいちZOOのカワウソ放飼場はなんと3面あり、以前は向かって右からユーラシアカワウソ、コツメカワウソ、ツメナシカワウソと3種類のカワウソを見比べることが出来るとても興味深い施設でした、しかし、2012年11月にユーラシアカワウソのミンおばあちゃんが天国に旅立ち、カワウソの3種展示は一旦終了していたのです。
しかし、やはりカワウソの3種展示はのいちZOOのアイデンティティに近いものがありました、多くのファンの期待、そして、なにより園としての使命があったのでしょう、今年3月に福島県のアクアマリン福島からアカネちゃん&アザミちゃんの2匹のユーラシアカワウソの姉妹が来園、いよいよのいちZOO名物のカワウソ3種展示の復活の日が近づいてきました・・・。 -
ひょっとして既に右端の放飼場でユーラシアカワウソ姉妹が展示されてるかもと期待して覗いてみると・・・やはり、まだのようでコツメカワウソのメナム君とメコンちゃんのペアがいました。
このペアの特徴はカワウソなのに泳げないことと、お客さんの顔を見る度に「ピャー、ピャー(餌くれっ!!ご飯くれっ)!!」と大声で鳴くことです。 -
真ん中の放飼場には水泳大好き遊ぶの大好きなハル君とメルちゃんのペアです。
このペアはいつ見ても楽しそうに遊んでいる、あるいは仲良くお昼寝しているので見ていてとても楽しいのです。
ハル君とメルちゃんがバビューンと泳ぎ回る姿は一見の価値がありますよ。 -
ペアを組んで4年目だそうでそろそろ赤ちゃんも期待したいペアですね。
きっと楽しい子育てをしてくれると思うんですよね。 -
そして、一番左端の放飼場にはツメナシカワウソのクラ君が独り暮らししていました。
キーパーさんの解説によるとツメナシカワウソはオオカワウソ、ラッコのついで3番目に大きいカワウソだそう・・・確かにお隣のコッツーに比べると思わず「でかっ!!」と言ってしまうほどのボリュームかんではあります。
この放飼場は個体が時間制で交代で、繁殖シーズン以外は朝一番にクラお父さん、お昼に息子のソラ君、夕方にソラお母さんが展示されます。 -
こちらシロテテナガザル舎です。
-
可愛いおチビさんがいました・・・昨年9月30日生まれのニコちゃんです。
生後半年をすぎ動きも活発、見ているこちらがハラハラするほど高い所でも平気で動き回ります。 -
でも、チャコお母さんと一緒の時が一番楽しのです。
これまた、しがみついたニコちゃんの存在を忘れたかのように激しく動き回るチャコちゃんに見ているこちらはハラハラです。 -
そして、今やのいちZOO一番の見所とも言えるのが・・・こちらブチハイエナ舎。
2012年秋に長男のトーフ君が誕生し、昨春から日本で唯一の父母子同居展示が行われ大いに脚光を浴びたのですが、昨夏に帝王切開ではありましたが更にアズキちゃん、ダイズちゃんの2匹の娘が誕生!!
現在では5匹での家族展示になっています。 -
こちらのがいちZOOのブチハイエナ・ファミリー。
自然界では大家族で暮らすのが当たり前のブチハイエナ、それを小家族ではありますが動物園という飼育下で再現できたのは本当に素晴らしい事だと思うのです。 -
可愛く伸びをするのは・・・ダイズちゃんでしょうか?
動物園の中でけして人気がある動物ではないブチハイエナ・・・しかし、自然界ではごく当たり前の姿である”家族一緒の生活”を展示と言う形で再現しただけでこれほどまでに輝いて見えるものなのですね・・・やはり動物が本来持つ魅力と言うのは計り知れないものがありますね。 -
青い空、深い緑の山、優しい緑の放飼場、そして、素敵なポーズのアミメキリン・・・ビバ!!のいちZOO!!
素晴らしいっ!! -
のいちZOOには4頭のアミメキリンがいますが残念ながら個体判別はできませんでした・・・キリンは模様がハッキリしているのでしっかり覚えれば個体判別はあまり難しくないかもしれませんね。
それにしても素敵なポーズですね。 -
お次はジャングルミュージアム、入ってすぐはミナミコアリクイです。
午前中は写真のコア君の展示で、午後から奥さんのナミちゃんと昨年8月生まれのナツちゃんの展示となるようです。
同じ高知県内のわんぱーくこうちのミナミコアリクイは全身薄い茶色ですが、こちらのミナミコアリクイはくっきりアマチュアレスリングタイプの毛色です・・・亜種により毛色は違うそうです。 -
アーモンドのようなにおいが漂ってくるとビントロング舎です。
アスレチックを登ろうとしているのがソルト君、頂上でお休みしているのがケチャップちゃんだと思います。 -
現在、動物園好きの間で人気急上昇中のビントさん、初めて見る人が受けるインパクトは相当なもので「え、何あれ?あんな動物いるの?」との声が度々聞かれました・・・僕もビントさんを初めて見た時はびっくりしたことを覚えています。
-
そして、ジャングルミュージアムのトリはマレーグマの夫婦です。
先月から念のための産休に入っていたタオチイちゃんも5月1日から展示に復帰しています。 -
ワンピィ君とタオチイちゃんの子供は全国の動物園にいます、こうして見ると全員に会ってますね・・・親近感湧きます。
-
ジャングルミュージアムを出て坂を下ると1巡目完了、レッサーパンダもいる温帯の森に戻ってきました。
水鳥舎には可愛らしいツクシガモの雛がいました。 -
あと15分くらいでお食事タイムですがカイ君はお昼寝中・・・、
-
屋内のカイちゃんもお昼寝していました。
-
仕方がないのでカワウソ舎で時間まで待ちます。
コツメの2ペアはお昼寝中でしたがツメナシのクラ君は歩き回っていました。
掲示されていた息子ソラ君との交代時間は越えていましたが、今日は交代が遅れているようですね。
クラ君はヒゲのお手入れが日課なのでヒゲがパツンパツン・・・そこで個体判別ができます。 -
11時50分になりレッサーパンダのお食事タイムが始まりました。
屋外担当のカイ君がそのままお食事タイムの担当となります、が、今日はなかなか降りてきませんね・・・。
ちなみに、カイちゃんの場合はと言いますとカイ君よりも人見知りだそうでお食事タイムが成立しないこともままあるそうです・・・カイちゃん、のいち生まれなのにね。 -
キーパーさんがレッサーパンダについてガイドしている途中でカイ君登場です。
-
リンゴうまうまなカイ君。
リンゴを食べ終わると、ペレットを少し食べ、孟宗竹に向かいました。 -
続いて屋内のカイちゃんにもリンゴが振る舞われました。
こちらはガラスのすぐ前にリンゴを置いてくれるので至近距離でカイちゃんのリンゴを食べる様子を見ることが出来ます。 -
舌を出しっぱなしでお客さんの方を凝視するカイちゃん・・・もちろんガラスのこちら側では観客が悶絶状態です(笑)
ネコが時々舌を仕舞い忘れるのを見掛けることがありますが、レッサーパンダもたまに舌を仕舞い忘れることがあります。 -
レッサーパンダのお食事タイムを満喫し終え、のいちZOO散策2巡目に出発です。
カワウソ舎ではツメナシカワウソが選手交代・・・先ほどまでのクラ君に代わり息子のソラ君が出ていました。 -
2012年3月14日生まれで現在2歳のソラ君、国内でツメナシカワウソが誕生したのはソラ君で2例目だそうです。
砂場?でゴロンゴロンした後は仰向けで寝転びお腹掻き掻きのソラ君、あまりに休日のパパっぽい仕草にお客さんから爆笑を受けていました。 -
昨年の7月14日生まれのチンパンジーのミルキーちゃんは時間限定での公開、とってもおしゃまな女の子です。
-
ジャングルミュージアムのミナミコアリクイ舎も選手交代・・・コアお父さんに代わりナミお母さん&ナツちゃんが赤玉のグレープフルーツを一生懸命食べていました。
-
2013年8月23日生まれでまだ生後9ヶ月のナツちゃんですが体の大きさはお母さんとあまり変わらないようで、正直僕にはどちらがどちらなのか分かりませんでした。
なんとなく写真のこの子がナツちゃんのような気がするのですが・・・如何でしょうか? -
1巡目は爆睡していたフタユビナマケモノのアミーゴ君とキュウちゃん。
キュウちゃんがこちらに視線をくれました。 -
カピバラのグー君。
グー君はいわばのいちカピのトップに君臨する男ですが、先ほども書きましたが、体格差の問題でチョキちゃんとビビ君とはまだ同居が出来ないそうで独り暮らししています。
カピ様は比較的体格差があっても同居展示できる動物だと思うのですけど、他にも体格差以外の何かがあるのかもしれませんね・・・。 -
ガラス前で休んでいたウンピョウのコハクちゃん。
あまりに美しい姿についつい何枚もシャッターを押してしまいました。 -
ジャングルミュージアムを出て、アナホリフクロウ舎へ。
名前の通り穴を住処とするフクロウですが自然界ではプレーリードッグの空いた巣穴等を利用して暮らしているそうです。
のいちZOOには2組のペアが別々の放飼場で暮らしていますが、どうやらどちらのペアにも子供が生まれているようで少なくとも親を含めて6匹のフクロウがいることが確認できました。
足環が付いてる子と付いていない子がいました・ので、おそらく付いていないこの子は今年生まれの幼鳥だと思います。 -
2巡目完了。
レッサーパンダ舎に戻るとカイ君はお昼寝・・・写真はないですがカイちゃんも爆睡。
で、3巡目に出発!!
後で確認したところ、この日の万歩計(ケータイアプリの)の数値はどえらいことになってました(笑) -
3巡目は15時10分からのマレーグマのジュースタイムを見るためです。
時間になりキーパーさんが姿を現すとすごい勢いでタオチイちゃんが擬木を登ってきました、ワンピィ君は下でスタンバイ。
キーパーさんによると以前はワンピィ君も登っていましたが、最近は登らなくなったそうで「年齢的なものかもしれません」とガイドされていました。
共に1994年生まれ、今年20歳のご夫婦です。 -
ジュース噴射器でリンゴジュースをもらうタオチイちゃん。
それにしてもどう言うきっかけでこのような形の給餌(ジュースですけど)方法が確立したのでしょね?興味深いです。 -
「ちょっと、こっちにも」ってな感じで身振り手振りでキーパーさんにアピールするワンピィ君。
-
実はこの場所はキーパーさんから直接ジュースをもらえるし、タオチイちゃんが飲み損なったジュースも落ちてくるので上に行くよりも効率的にジュースが飲める場所でもあるんですね・・・木に登らなくなったのはワンピィ君の頭脳プレーなのかもしれませんね。
本当に素晴らしいのいち動物公園、3巡もしてもう満腹です!!
素敵な動物園を後にし徒歩でのいち駅へ、そして、土佐くろしお鉄道&JRを乗り継ぎ高知駅へ、高知駅からはJR高速バス「南国エクスプレス」に乗り継いで松山へ。
明日は愛媛県立とべ動物園に行く予定です。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- 潮来メジロさん 2014/05/19 01:41:00
- ツクシガモですね。ヾ(^o^)
- jilllucaさん、こんばんは! ヾ(^o^)
毎度、訪問&投票ありがとうございました。
> ジャングルミュージアムを出て坂を下ると1巡目完了、レッサーパンダも
> いる温帯の森に戻ってきました。
>
> 水鳥舎には可愛らしいツクモガモの雛がいました。
ツクモガモではなく、ツクシガモ(筑紫鴨)ですよね。
キーインミスだと思いますが、念の為のお知らせです。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- jilllucaさん からの返信 2014/05/19 20:32:23
- RE: ツクシガモですね。ヾ(^o^)
- 潮来メジロさん
こんばんは。
おおっ、確かに。
ツクシガモを焦って書いてツクモガモになったのか、なんとなく付喪神に引っ張られたのか(笑)
全然気づきませんでした。
早速修正させて頂きました、ありがとうございましたぁ。
jillluca
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
jilllucaさんの関連旅行記
南国・土佐山田・香南(高知) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
53