春の済州島を遊ぶ　その2

2014/04/14 - 2014/04/17

二日目。

・朝食はアワビ粥
・世界遺産、城山日出峰
・世界遺産、万丈窟

・昼食は石焼ビビンバ
・城邑民俗村
・民芸品店にてショッピング

・夕食は黒豚カルビ

エリア 済州島 チェジュ(韓国)

おはようございます。

今日の朝食は、街で出かけてからのアワビ粥です。

アワビの肝が入って、黄緑色のお粥。

ゴマ油がきいて、食べやすい。

入口には、こんな縁側席が。

風に吹かれて良い気分ですね。

今日の最初のイベント、万丈窟へ。

ユネスコ世界自然遺産で、溶岩の通り道が固まって出来た洞窟です。
行けるのは、ほんの一部。
その先へと思いを馳せると、わくわくしますね。

トルハルバンがかわいくno smoking

入口はこんな感じ。
乾燥した済州島ですが、ここは湿気と埃（笑）に満ちています。

折り返し地点にある。亀の形の岩。
済州島の形にも見えるとの事です。

足元は自然そのままで、ずっとでこぼこが続きます。
足ツボ効果もあるかも？

次は、また世界遺産の城山日出峰へ。

あの山を登ると思うと、さっきの洞窟歩きに疲れた足が若干拒否反応を…

でも、せっかく来たんだから、と行ける所まで行く事にします。

日差しも眩しく、途中の可憐な花が目を癒してくれました。

だいぶ登って来ました。

振り返ると、ウォ〜、良い景色！

獣が二匹、威嚇し合っている様な形の岩発見。
面白いですね〜。

景色も変わって来ました。
青い海と建物がきれい〜。

ようやく頂上に着きました。
噴火で隆起した、お鉢の緑がきれいです。

ん？
一か所、二か所と緑が剥げていますね、誰か畑を作っている〜？？

さて、息も絶え絶えですが、もうすぐに下山です。

早くもヒザが笑っています。

麓には、かわいいお馬さんが。

乗る人も途絶え、一息つく、のどかなひと時。

ランチは石焼ビビンバ。

強火力のコンロがフル活動！

座布団の色もカラフルで、いい感じ。

すぐ脇にお米が積み上げてあります。

アツアツの石焼ビビンバ。
コチュジャンを入れて、香ばしいおこげを作ります。

ガイドさんお勧めのチジミ。
イカが入って、柔らかいタイプ。

本日最後の見学、城邑民俗村です。
この島唯一の山の民族、と言う事です。

当時のままの藁ぶき屋根の民家。
今もここに生活しているそうです。

済州には昔から、家の前に3本の木が横に並べてあり、その並び方で意味が違うと言う事です。

３本とも外してある時は、中にいます、どうぞ入ってくださいという意味。
1本挿してある時は、少しだけ留守にしますが、子どもたちがいます。
2本の時は、1日中留守にします
3本の時は、数日留守にします。

なんとのどかな風習。

これも、済州の三無故出来る事ですね。
三無とは、
泥棒・乞食・門が無いと言う意味ですって。
今は状況が変わってきているそうですが…

三多は
石・風・女が多い。
女は、働く女が多いと言う意味で、男性は遊んで暮らしているとの事。

その、多い石を積んで石垣や畑の境界線にしてある風景は、島全体に見られます。

掘ると出て来る溶岩を、上手に組み合わせて積んであります。
この石は、見た目軽石の様で、持ってみると大変重く、沢山空いた穴と凹凸同志が引っ掛かり合い、崩れたりしないので、間に繋ぎがなくスカスカなんですが、しっかりとその役目を果たしています。
また、ここには地震がないそうで、益々羨ましいですね〜。

それにしてもどれもきれいにまっすぐ積んであり、誰も崩したりしないと言う、住民の実直さを感じます。

ここの住人の一人と言う奥さんが、まあ吉本ばりのエンターテイメントで面白おかしく島の暮らしや男性の働かなさ振りを説明してくれます。

途中で挟む、アリランの歌にも感動しつつ、みんな話に聞き入っていました。

屋根の木のはり方がきれいです。

さて、夕食になりました。
名物黒豚カルビです。

甘目の味付けがしてある大きな肉を網に乗せ、お店の人が定番のはさみでちょきちょき切ってくれます。
それをお味噌と玉ねぎと共にサンチュで巻いて食べます。

網が銅の様で、熱伝導が良いんだろうなと思いました。

ホテルに入る前に、目の前の遊歩道で夕日の鑑賞です。

飛行機がどんどん行き来するので、絶好の撮影ポイントでした＾＾

ホテルを海側から見た所。

きれいなホテルですね〜。

その3へ続く。
http://4travel.jp/travelogue/10878329