2014/03/23 - 2014/03/23
26位(同エリア328件中)
hiro3さん
- hiro3さんTOP
- 旅行記244冊
- クチコミ81件
- Q&A回答4件
- 442,581アクセス
- フォロワー156人
梅の花がまだまだ見頃ということで、滋賀県にお出かけしました。
今年は、開花が遅れた梅の花のようですが、地域によりバラツキがあり長く楽しめました。
そのかわり、桜が駆け足で走り去りそうです。咲き始めの声を聞いて、一気に満開に!もう4月の第一週には、散り初めに・・・。
今日は、石山寺から、寿長生の郷、そして立木観音へと周りました。
石山寺は、紫式部など文学作品とも関係のある西国三十三所観音霊場第13番札所です。
寿長生の郷は、叶匠壽庵さんがお菓子づくりの郷として作られました。
立木観音は、800段の石段を登ったところにある弘法大師が42歳の厄年に刻んだ観音像があることから、厄除け観音として知られています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
石山寺です。駐車場は、石山寺観光駐車場が600円。そして、郵便局の近くに無料の駐車場が25台ほどあります。電車だと石山寺から800メートルぐらいですかね。
「朗澄大徳遊鬼境」
山門の北側に庭園があります。郎澄大徳というのは石山寺の中興の祖で、死後は鬼となって人民を守るとして、寺や人々を守ったという伝説があります。 -
東大門
建久元年(1190年)に源頼朝の寄進により建てられたとされています。
重要文化財に指定されています。 -
仁王像が立っています。大きなわらじもありました。
山門は鎌倉時代初期に作られ、桃山時代に大規模な修理が施されたものらしいです。
仁王像は、鎌倉時代の仏師、運慶とその長男、湛慶の作。
参道には、桜の木。 -
おおつ光ルくん(おおつひかるくん)
大津生まれの光ルくんは21世紀版光源氏だそうで、観光キャラクターとして活躍中!
住所は、大津市石山寺一丁目1番1号つまり、石山寺に住んでいて住民票もあるようです。
2008年の「源氏物語」が記録のうえで確認されてから、ちょうど1千年の節目の年に誕生したようです。 -
手水舎
-
池とつながっていて、鯉が泳いでいます。
口をゆすいだのをかけちゃいます。申しわけない。 -
硅灰石(けいかいせき)
石灰岩が地中から突出した花崗岩と接触し、その熱作用のために変質したもので、国の天然記念物に指定されています。「石山」という名称はこの硅灰石に由来しています。
灰色の岩に見えますが、苔などによってそう見えるようですが、本当は大理石なので、磨けば白く輝きます。見てみたい気がしますが、天然記念物ですから、そうはなりません。 -
毘沙門堂
盆梅があちらこちらに置かれています。
安永2(1773)年に建立されたお堂です。 -
期待できそうに咲いています。
-
本堂
滋賀県最古の木造建築物です。紫式部が『源氏物語』を起筆したことに ちなむ「源氏の間」があります。 -
鐘楼
鎌倉時代後期 の造営と考えられています。重要文化財。 -
経蔵
高床の校倉で、かつては重要な経典 や聖教類などが収蔵されていました。県下で最古の校倉造だそうです。 -
イチオシ
多宝塔
源頼朝の寄進で建久5 (1194) 年に建立された日本最古の多宝塔、国宝です。 -
多宝塔
軒の張り出しが深い、きれいなバランスです。 -
瀬田川には、ボートの練習でたくさん浮かんでいます。
遠くには、比良山系でしょうか?雪が乗っかっています。 -
心経堂
-
第二梅園
-
第二梅園
三つの梅園があります。 -
第一梅園
-
光堂
東レさんが寄進されたようです。平成20年(2008)に落慶したそうです。
舞台造りのきれいな建物です。
手前は、牡丹園になっています。 -
光堂周辺のヒガンザクラ
-
ヒガンザクラ
メジロさん -
ヒガンザクラ
-
ヒガンザクラ
-
紫式部像
後方は光堂で、斜面を下ったところにあります。 -
第三梅園
-
第三梅園
-
光堂
右側が、牡丹園です。 -
第三梅園
-
日光椿(ジッコウツバキ)でしょうか?
光堂から源氏苑に向かうあたりにありました。
はじめて見たかも? -
日光椿(ジッコウツバキ)
-
無憂園
菖蒲もきれいでしょうね。 -
無憂園
-
本堂
紅葉の季節もきれいです。 -
ご神木
そびえています。 -
水鏡
-
-
-
あちらこちらに盆梅が見られました。
多くの人が来ておられましたが、時間が少し早かったのか、山門を出る頃にたくさんの人とすれ違いました。 -
ツバメさんが巣作り。
山門前の土産店が並ぶアーケードのようなひさしの下に作っています。 -
お昼時でしたので、こちらで食事をいただきました。
「志じみ茶屋 湖舟」さんです。こちらが、元祖しじみ飯だそうです。しじみ入り釜飯です。
瀬田川沿いにも何軒か食事処があります。 -
志じみ飯と赤だし志じみ汁、近江のおばんざいのセットです。
普段の志じみ飯は、注文を受けてから炊き始めるので、15分ほどかかるそうですが、梅や紅葉の季節は、次々に炊かれていますので、すぐに出てきました。
数件の食事処があります。ほとんどシジミがいただけます。瀬田は、シジミが有名なのですが激減していて、ここのも国産物のシジミになっています。近くには貝塚もあります。
滋賀は近江牛、近江米などレベルが高いです。
おいしくいただきました。 -
瀬田川を南下して、やってきたのが、寿長生の郷、「すないのさと」と読みます。
叶 匠壽庵さんが、菓子づくりの理想郷として、この地に梅や柚子などを植え、農工一体の菓子づくりを目指して六万三千坪の丘陵地に作られました。
初めての訪問です。たくさんの車が列を成していました。無料だと思っていたのですが、駐車料金1000円が必要です。そのかわり、当日園内で利用できるおたのしみ券が、1000円分ついてきます。なばなの里システムですね。 -
お迎え処の古民家の中には、古い雛飾りが展示されていました。
-
-
-
こちらでは、いろいろな商品も販売されています。
先ほどのチケットを利用できます。
「梅タルト」1ホール1575円で使いました。この地の限定商品!限定に弱い・・・。追討ちをかけるように残りアト僅か!梅とタルト?悩んでいましたが購入。おいしかった。 -
梅林にやってきました。
-
こちらの施設は昭和60年3月オープンだそうです。
工場もあります。駐車するのに案内されたのが、工場の横あたりだったので、少しウロウロ、人の流れを見つけて長屋門にたどり着けました。 -
団子などの出店もあります。
梅林の中にも長椅子がありますので、梅の下でいただけます。 -
陶芸窯があります。
手ひねり陶芸体験も出来ます。子ども菓子教室、寄せ植え体験などもあります。 -
-
-
-
食事処もあります。すごい人です。
-
-
-
長屋門のところに桜の木!
日本一の桜守、第十六代佐野藤右衛門さんによる二代目の桜が植えられています。
桜の木は、円山公園に咲く祇園紅しだれ桜の孫にあたる木だそうで、見てみたいですね。
もう少し枝垂れ梅などが咲く場所もあったのですが、案内された場所が、中央に近いところだったようで、帰り際に発見!目に焼き付けて移動しました。 -
最後にやってきたのは、「立木観音 立木山安養寺」
寿長生の郷からは、戻るかたちになります。本当は、前を走り抜けていたのですが、駐車場が賑わっていたので、時間もあったので、急遽立ち寄りました。
駐車場(50台)は、満車でしたので、離れた場所の臨時駐車場に停め歩きます。 -
約800段の石段を登ってやっと到着しますが、ここは、まだまだ入り口に近いところ!
四国のこんぴらさん(金刀比羅宮)は本宮まで785段です。経験済みですが、少し歳を喰っています。休憩を入れながら帰りの体力も残しつつ登ります。
途中、4丁などと刻まれた石柱が立っています。目安にしてください。かえって疲労度を増すことになるかもしれません。 -
ヘロヘロになって到着です。
手洗い場 身口意の三業(身と心)を清めるところです。
すなわち、身の業(行い)を清め、口の業(言うこと)を清め、意(心に思うこと)の業を清めて今を見つめてくださいということでしょうか? -
お茶などの無料サービス。ありがたい!
-
平安時代前期、瀬田川の対岸に光り輝く霊木を発見した弘法大師さまが急流のため川を渡れないでいると、突然白い鹿が現れ、弘法大師さまを背中に乗せて岩の上を跳んで渡ってくれました。すると、霊木の前で白い鹿は観世音菩薩に姿を変えたのです。観音さまが導いてくれたことに感激した弘法大師は、立木に等身大の観音像を刻み、立木観音を建立しました。そして、弘法大師さまが観音像を刻んだその年が厄年の42歳であったといわれることから、古くから立木観音は厄よけ観音として広く親しまれ、毎月17日には、月詣りをする参詣者で賑わっているそうです。
-
渡り廊下のような建物をくぐって、奥之院へ。
比較的すぐに着きます。奥之院までまわって、はじめて厄除けできるそうです。 -
弘法大師像
白鹿にのられた弘法大師の像。 -
下の瀬田川あたりは、鹿跳渓谷(ししとびけいこく)と呼ばれています。
お参りは、意外に若い人が多かった。
確かに少々きつい石段です。 -
鹿跳とも呼ばれる臨時駐車場あたり
夏場は、水遊びやキャンプで賑わいます。
そろそろ帰ります。川沿いを走り、青谷梅林(京都府城陽市)をちょこっとのぞきました。
城陽市は、梅の実の生産量が京都府一です。梅林まつりを開催中でしたが、時間が遅くて車から見るだけになりました。
予告、次は岐阜に行きました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- みかりさん 2014/04/08 23:08:46
- 桜も良いけど梅も良いですね〜
- hiro3さん、こんばんは!
滋賀の梅めぐりに行かれたんですね。梅の花って、桜に比べて
地味な印象があって・・・あまり興味が無かったんですが、最近は
歳を取ったのか、やっと梅の美しさに気づき始めました。
香りも良くて、春を告げる素敵なお花ですよね〜。
私の家からもそう遠くはない「東京・青梅市」の梅園はウィルスで
今年で梅の木が全伐採になってしまい・・・再生は10年15年後と言われています。
そう遠くないのに、今まで1度も訪れる事無く、梅を見る事無く
梅の木が伐採されてしまった事を、ちょっぴり後悔したので・・・・
今は梅の文字を見ると、なんだか後ろめたく感じます。(苦笑)
滋賀は素敵なお寺が沢山ある場所ですよね。東京からだと通り越して
ついついその先に旅行に行ってしまうので、あまり行った事がないのですが
4トラで、滋賀の魅力を沢山知って1度ゆっくり訪れたいな〜と思ってます。
でも立木山安養寺の800段の階段だけは・・・出来れば避けたいですけどネ。
みかり
- hiro3さん からの返信 2014/04/09 09:30:53
- RE: 桜も良いけど梅も良いですね〜
- みかりさん、おはようございます。
桜もいいですが、梅もイイでしょう!
香りつきなところもうれしいですね。ちょっときついと思う時もありますが・・・。
青梅の梅林は、本当に残念なニュースですね。関西の方でも伐採された木があるそうです。各地で広がらないことを祈ります。
滋賀はほとんど琵琶湖!みたいなイメージで、お隣への通過県みたいな所になっています。そのおかげで、ユックリと訪問できる場所がたくさんあります。
立木観音は、ココロして行かなくてはなりません。少し時間があったからといって寄ってはダメですよ。(笑)
やっと桜を追いかけましたが、日本人は桜が好きなんですね。
町のあちらこちらで見かけることができます。今年は、各地で一気に満開になって、駆け足で去ってしまいそうです。どうしましょうかね?
hiro3
-
- たらよろさん 2014/04/08 12:41:16
- 叶匠壽庵
- こんにちは、hiro3様。
滋賀県のお寺さんってあまり行ったことない私。
延暦寺しか経験ないかも、、、、
石山寺も三井寺も無いわ〜〜
一度行っておかないと!って義務(笑)
梅の香りがこちらまで香ってきそうな素敵な春景色♪
桜も良いけれど、
私は梅の方が好き、、、、
だって、さくらは酒飲みが多いけれど、梅は香りを楽しむ上品な奥様が多いしね〜〜(笑)
って、勝手なイメージかしら。
滋賀県の叶匠壽庵には、以前行ったときの嫌〜〜なイメージしかないので
それ以来、他の叶匠壽庵さんも嫌いになっちゃった(笑)
一瞬のやりとりでイメージを損なってしまう客商売!!難しいよね〜
たらよろ
- hiro3さん からの返信 2014/04/09 06:44:25
- RE: 叶匠壽庵
- おはようございます、たらよろさん。
> 滋賀県のお寺さんってあまり行ったことない私。
意外ですね〜。お隣で近すぎるから?
魅力的なところですので、ぜひ訪問してくださいよ。
今年は、梅を追っかけました。
開花時期が違ったので、長く楽しめました。
桜=酒は、日本人のDNAに刷り込まれているかもしれませんね。
> それ以来、他の叶匠壽庵さんも嫌いになっちゃった(笑)
対応してくれた人によるかもしれませんが、一瞬でイメージが悪くなるなってしまうこと、ありますよね。
皆さんが桜をアップされる中、のんびり梅を紹介しましたが、やっと桜も紹介できそうです。
hiro3
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
67