2014/01/17 - 2014/01/18
78位(同エリア226件中)
ごんじさん
あけましておめでとうございます。
今年もあちこち旅行して、山に登って、温泉に入りまくる一年にしたいと思います。
というわけで、さっそく入ってきました〜★
入り始めだからというわけではないですが、かなり気合いが入った温泉ですぞ。
日本で一番予約の取りづらい宿とか言われてるらしいです。
土曜に泊まるなんてかなり難しい。
今回も7ヶ月前にチャレンジしてようやく金曜に予約取れて、会社休んでやってきましたよ。
そしてお値段もかなりお高い( ̄Д ̄;;
それは、長野県須坂市にある仙仁(せに)温泉。
日本秘湯を守る会にも入っている秘湯です。
秘湯というと、山奥の素朴な一軒宿というのが私のイメージ。
迎えてくれるのは愛想はないけど心優しい山男、料理は素朴な田舎料理・・
しかしここ仙仁温泉は、一軒宿は一軒宿だけどサービスや料理、お風呂から考えると秘湯というより高級温泉旅館というほうがふさわしいかと。
そんなところに、ビンボー人のくせに見得張って清水から飛び降りて行って参りました。
それでは、2014年初温泉旅行の始まり始まりぃ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
東京から長野へ。ここで腹ごしらえです。
と言っても晩ご飯はごちそうが出るはずなので軽めにスープなんぞを。
でも、前からチェックしていた「栗の木テラス」でモンブランケーキを食べるのははずせません。
本店は小布施にある喫茶店で、モンブランが美味しいという噂だったので。
まぁ・・普通だったかな。思ってたより小さかったし・・ -
長野から、長野電鉄で須坂へ。
須坂からバスで40分ほど、仙仁(せに)に到着。
バス停が宿のすぐ前なので、宿の人がバスを待って迎えに走ってきてくれます。
長野駅前は雪がまったくなかったけど、ここまでくるとさすがに積もってまいます。
でも今年は雪が少ないらしい。 -
今宵のお宿、「花仙庵 仙仁温泉 岩の湯」さん。
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バスを降り、門をくぐり、仙仁川にかかる橋を渡り、、
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玄関に到着〜。
このちょっと長いアプローチの間に、完全に舞い上がってしまう私。 -
フロントで宿帳を記入したら、ひとまず近くのラウンジに案内されます。
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ここでお抹茶と和菓子をいただきます。
友達の分まで和菓子を2つもたいらげてしまった・・ -
そしてお部屋へ。
広さや設備によって大きく3段階に部屋のランクが分かれていて、今回は真ん中ランクです。
仙郷亭の「桜」というお部屋でした。 -
手前に12畳の和室、奥にソファーセットが置かれた洋室。
広いねぇ。
和室には座卓が置かれていたけど、一度も座ることがなかったな。
部屋にいる間はずっと洋室で過ごしていました。和室は寝るときだけ。 -
備え付けの音楽プレイヤーから癒しのヒーリングミュージックが流れてますぞ。
ソファーは宮殿にでも置かれていたような重厚な感じのもの。
ぶっちゃけ私の趣味ではないけど(私はもっとシンプルなのが好き)非日常感はありますね〜。
奥の棚にはポット、電子レンジ、冷蔵庫(柿の葉茶のポットが準備されている)、
そして小さな流し台(←これ結構便利)。 -
テーブルの上には、自家製の野沢菜漬が置いてあって、宿の方が入れてくれた美味しいお茶とともにボリボリ食べ尽くしてしまいました。
-
ベランダにはロッキングチェア。
本でも読みながら、ここでゆっくりくつろぐ・・ はぁ贅沢ぅ。
さすがに今の季節は寒いけど。 -
お部屋の洗面所。
アメニティはそんなに豪華ではないけど、私には充分です。
化粧水と乳液、歯ブラシ、ヘアバンド、ブラシ、ドライヤー。
そして、この洗面所から和室・洋室まですべて床暖房なのです。
豊富な湧出量を誇る温泉、あまったものは川に捨てているそうですが、
もったいないので床暖房に使う設備を作ったんだとか。
床があったかいって素敵(*´∇`*) -
さ、落ち着いたところで温泉にレッツゴー!!
ここは4つの貸切風呂と、大浴場、露天風呂、そして名物の洞窟風呂があります。
貸切風呂は予約制ではなく、空いていたら入れるという仕組み。
まずは1つ目の貸切風呂「野守の湯」。
2人で入るにはもったいないくらい広いお風呂。
内湯は、ボタンを押すとジャグジーになります。
やっぱり、秘湯というよりお洒落な高級旅館だよねぇ。 -
露天風呂。
貸切風呂はどこも、内湯と露天風呂がセットになっています。 -
洗面台はこんな感じ。
タオルとバスタオルは風呂場に山積みになっていて使い放題です。
部屋から持っていく必要がないのでとっても楽。
いつも乾いたタオルが使えるし。 -
2つ目「風姿の湯」。
手前の内風呂は、ここもジャグジーになります。
奥の露天風呂は・・なんていうか、和洋折衷の斬新なデザインという感じ?
来る前にネットで調べたときはあまりお風呂のつくりに魅力を感じなかったのだけど、
実物を見たらなかなかいい感じです。
秘湯感はないけど、なんだかとても気持ちがいいのです。
夜にまたここに入ったら、満天の星空が見えました。 -
ぬるめのお湯なので、いつまでも入っていられます。
お湯からあがるとポカポカ。 -
お風呂場の近くにある休憩室。
このハンモックがいいね〜。
私が乗ったらロープが切れるんじゃないかとビクビクしながら乗りましたけど。
ここに、宿泊者が記念に一言書くノートが置いてあって、めくってみると
「10回目の宿泊です」とか書いてある。
すげぇ。こんな高い宿に10回も泊まれるなんて・・
さらにページをめくると、つたない子供の字や絵が描かれてある。
なにぃ?( ̄Θ ̄;)
ガキの頃からこんな宿に泊まりやがって・・#と心の中で暴言を吐く。 -
この桜の彫りのテーブル、素敵だなぁ。
-
休憩室から外に出ると見晴台のようなところがあります。
絶景ではないけど、なんだか気持ちがいい。
今日はとても素晴らしい青空だし。 -
もう1つの貸切風呂はずっと使用中だったので諦めて、館内探索へ。
ロビーからお風呂へ向かう廊下はこんな感じ。
あちこちに椅子が置いてあります。 -
そしてなんといってもこの談話室。
館内に何ヶ所もあり、いつでも自由にくつろげるようになっています。
なんという贅沢なつくり。 -
これも、
-
これも、素敵な談話室。
談話室めぐりウォーキングしてたら、宿の方に笑われてしまった。。 -
歩いていたら身体が冷えてきたので、また温泉へー。
今度は大浴場です。 -
大浴場の脱衣所。
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大浴場の洗い場が一番使いやすいかな。貸切風呂の洗い場は立って使うシャワーのみです。
ここで顔や身体を洗ってサッパリ。
大浴場の外には広めの露天風呂があり、誰もいなかったので泳ぎました(笑)
満室のはずなのに、他の人とはほとんど会わなかったなぁ。 -
そして名物の洞窟風呂。
↑写真は取れなかったので、宿のパンフから転載。
ここは混浴なので、女性は湯浴み着を着てから入ります。
服を着てお風呂に入るってなんか変な感じ。
内部は暗くてちょっと怖い・・。一人だと奥まで入れないかも・・。
混浴だからわざと暗くしてるのかな?
ご夫婦やカップルで来ている人は、この中で待ち合わせて楽しんでいるようでした。
お湯はかなりぬるいですが寒くはないです。
結構広くて、奥のほうまで歩いていけます。一番奥にあるのが源泉。
どばどば沸いてきて滝のように流れている・・
お風呂というより、プールのアトラクションみたいな? -
大浴場を出て、3つ目の貸切風呂「無想の湯」へ。
内湯も露天も石造りの浴槽です。 -
-
温泉をひととおり満喫したら、いよいよ評判の夕食です!!
食事は食事処でいただきます。
私は部屋食より、こういうパターンが好き。
部屋食だと匂いが部屋にこもるし、お布団を敷きに来て下さるときの所在無さが苦手なのです。
↑さて、これが本日のメニュー。 -
前菜数種類、柿の白和え、お刺身など。
-
丸大豆ソテーぎんなんソース。
上にかかっている茶色いものは白髪ネギの素揚げ。おいしい。 -
山女の塩焼き。
-
和牛フィレ肉の杉ノ香焼き。
軽く焼いてあるけど、隣においてある熱した石で自分好みにさらに焼いていただきます。
味付けは、塩、すだち、わさびなどをお好みで。
やっぱり肉は旨い〜。 -
ヤーコンの包み蒸し。
※ヤーコンとは・・南米アンデス原産の芋。形はサツマイモに似ているが、
でんぷんはほとんど含んでいない。味や歯ざわりは梨。
オリゴ糖、食物繊維が豊富なヘルシーな野菜。(ネット調べ)
いやー、これが美味しいんだわ!
確かに歯ざわりしゃきしゃきして梨みたい。
でも友達は匂いがダメといって残していたので、好き嫌いはあるかもしれない。
でも私は美味しくって気に入っちゃった。 -
デザート。
この他に、お口直しの熟し柿ゼリーやご飯・味噌汁・香の物などがあり
もうお腹いっぱーい。
基本的に「完食する」をモットーとしているので、今日もいやしくすべて
平らげさせていただきました。 -
満腹になって部屋に戻ると、ピンポーンとチャイム。
なんとお夜食を持ってきてくださいました。
巻き寿司とオレンジ。
いや〜すごいね。でも本当にお腹いっぱい。
いくら卑しい私でももう入らないっす。
腹ごなしにまた温泉に入り、本を読んだりおしゃべりしたりして、就寝。。 -
2日目の朝。
今日もいい天気です。
寒いけど、風がないから外に出てもそんなに辛くない。 -
凶器になりそうなつらら。
-
木が真っ白になってます。
-
-
葉っぱが縁取りされてて、なんか可愛い。
-
外の廊下にも椅子が置いてあるけど、さすがに座ってくつろぐ気温ではないな。
春や秋なら気持ちいいだろうな〜。 -
ひえー、見てるだけで寒いよー。
温泉温泉ー。
今朝はまず大浴場に入りまーす。
ここで今回初めて、他のお客様と会いましたよ。 -
また談話室へ行ってハンモックでゆらゆら〜。
揺れすぎて酔ってしまった(@Д@; -
ささ、朝食ですよ。
夕食と同じ個室でいただきました。
テーブルクロスの色が変わっていますね。
朝食は、最初に全部のメニューを並べてくれます。
いや〜これまたたくさん!
一番右手前の茶色いのはヤーコンのきんぴら。これも旨い。ヤーコン旨い。
しゃきしゃきしてて、大根?蕪?かと思っちゃった。
自分でも作ってみたいけど、ヤーコンってスーパーで売ってるのかなぁ。 -
小松菜とルッコラのジュース。
冬なので氷抜きで、代わりに(?)きなこを少量入れてあるらしい。
う、うまーーい。
かすかなきなこの香りもいい感じ。
これも家で作れるかなぁ。 -
パン、白米、そば粥から選べるらしいが、我々はそば粥。
ユリ根が入っています。 -
最後のデザート。
プリンとフルーツ(リンゴとサツマイモのハチミツ煮、いちご)。
基本はコーヒーですが紅茶に変更もできます。
コーヒーだと、冷めないようにポットの下から暖めるバーナーのようなものがセットされてきますが紅茶にはない。
食後のお茶ってデフォルトがコーヒーですよねー。
なぜコーヒーなんでしょうか?
「コーヒーか紅茶、どちらがいいですか?」と聞いてくれたらいいのに、なぜデフォルトがコーヒーなのか?
こんなところで、どうでもいいことをぶつぶつ・・ -
この宿は12:00チェックアウトなので、朝食後もゆっくり。
もう一度お風呂入ったり、館内をウロウロしたり。
この干し柿は宿の門の裏に干してありました。
お食事でいただけることがあるのかしら〜? -
玄関脇のゆきだるま。
-
庭先のゆきだるま。
夏はこの場所に卓球台があるとか?外で卓球するの??
12:00ギリギリにチェックアウトして、そして、、次の予約を入れちゃいました〜。てへ。
紅葉の頃を希望したけど週末はまったく空いておらず。10ヶ月先なのですが。。紅葉にはちょっと遅いと思われる11月後半の金曜日に予約取れました。積立しなきゃ。。
バスが12:50なので、ラウンジでお茶をいただきながら待たせてもらい、またバス停まで見送りいただいて気持ちよく、さよなら〜。 -
須坂駅ではきのこをゲット。長野電鉄って駅の中で地元の名産品を売ってますよね〜。
たくさん入ったエリンギとしめじ、それぞれ100円前後。安い!
スーパーで買うのより日持ちするし(それだけ新鮮ってこと?)
いいお土産になりました。
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