紅葉狩り、まだ間に合うかなぁ・・・・、とにかく出かけました。国分寺プチ散歩

2013/11/26 - 2013/11/26

嵐の翌日、アラ還3人で近場の紅葉狩りに。
昨日の強風で葉っぱがみんな落ちちゃったかも！
しかし、あの風にもめげず、まだまだしっかり紅葉を見せてくれました。
東欧旅行から帰ったばかりの友人がしみじみ言いました。
「日本の紅葉はいいねえ。特にもみじがいいねえ。」
晩秋の午後、ぶらりお散歩してきました。

エリア 国分寺・小金井(東京)

東京、国分寺の殿ヶ谷戸庭園。
三菱の社員、貴族院議員の江口氏の別荘を経営者の岩崎彦彌太が買い取ったもの。
国分寺駅から徒歩3分。
９庭園ある都立庭園の１つ。
150円の入園料を払って入ります。

中門をくぐってちょっと行くとぱっと開ける芝生の庭。
うーん、秋だなぁ、晩秋だなぁ・・・・
もみじはまだ赤かった。

あれはもしや、雪吊り！
国分寺ではそれほど雪は降らないと思うけど、冬の風物詩だものね。
冬を迎える準備・・・・
そう、準備が大事。サッカーの本田圭祐がいつも言ってる。

けやきはすっかり葉を落とし、すくっと空に向かって伸びている。
絵本に「けやきはお空をお掃除するほうきだよ！」ってあったなぁ・・・・

もみじの赤がいい。
青い空に、緑の松に、黄色の葉の木に、いろんなものとコラボして
お互いの美しさを引き立てあっている。
それぞれが美しいことがすばらしい。
そう、金子みすず・・・・なのだ。

こんもりした処にまとまりなく松やもみじが在る。

秋の夕日に、照るやまもみじ・・・ふと口ずさんでしまった。
若い時は紅葉を愛でようなんて思いもしなかったのに、これって年のせい？
それなら年をとることも悪くないねぇ。

この庭園は国分寺の地形（はけ）を上手に利用している。
武蔵野台地には武蔵野段丘と立川段丘があり、その階段状の地形がはけ（崖）と呼ばれている。
はけを下りていきます。

上を見上げると覆いかぶさるように紅葉した木々が。

ゆっくり下へ。

竹林がありました。左側は紅葉した木々、右側は竹林。
何と豪華な小径でしょう！

竹林の反対側は柔らかい感じの紅葉。

頭の上はもみじのかわいい葉っぱたち。

前方にあずま屋の屋根が見えます。
あそこは、はけの上ですね。

前方の遠くばかり見ていたら、池に出ました。
次郎弁天池って名前ですって！
はけの湧水を利用して作られた池だそうです。
面白い名前だけれど、由来は分かりませんでした。

はけの上に上ってきました。
長い竿の魚取の網でごみをすくっている人がいました。
池には鯉が泳いでいました。
鯉のためにもごみは良くないのですね。
池や樹や庭の管理は大事ですね。
150円で大丈夫なのかなぁ。

上から見ても、どこから見ても美しい紅葉です。

絵葉書のような紅葉ですね。
自然が織りなす美しさには言葉がありません。

鹿おどし
いい音が木々の間に響いていました。
こ〜ん

出口近くに山査子の木が。
たくさん実をつけてました。
その手前はつわぶきの花。
花が少ないこの時期、黄色い花がかれんでした。

山査子の実のアップ。
もう今や紫色になってますが、本来は真っ赤。
私たちを見るようだわねぇ〜ははは・・・
アラ還3人はゲラゲラ笑いながら庭園を後にしました。
晩秋の楽しいひとときでした。