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妻が友人と会うため広島へ遊びに行くという。久しく遊びに出かけていないので、せっかくなので便乗しよう。というわけで、1泊2日の小旅行となったのです。<br /><br />広島行きに便乗したのは、宮島や錦帯橋を観光するのが目的ではなく、本命は日本の滝百選の寂地峡五竜の滝でした。寂地峡五竜の滝は、錦川水系の宇佐川上流にある寂地峡のうち、犬戻峡に懸かる犬戻十八滝と称される滝群の中で、『竜』の文字を冠した竜頭、竜門、登竜、白竜、竜尾の5滝の総称です。また、寂地峡はその美しい水から寂地川として名水百選にも選ばれています。<br /><br />いつもの悪い癖で、百選滝だから現地に行けば情報はいくらでもあるだろう、という軽いノリで行ったため、犬戻十八滝の存在すら知らず、悔いの残る滝めぐりとなりました。それでも、とても涼しく気持ちのいいひとときを過ごすことはできました。<br /><br />これで百選滝は86滝目となりました。<br /><br />宇佐の大滝滝見難易度:0、宇佐の小滝滝見難易度:0、竜尾の滝滝見難易度:1、登竜の滝滝見難易度:2、白竜の滝滝見難易度:2、竜門の滝滝見難易度:3、竜頭の滝滝見難易度:3<br />参考 滝見難易度0:道路から見える、1:片道徒歩5分以内、2:片道徒歩15分以内、3:片道徒歩30分以内、4:片道徒歩1時間以内、5:片道徒歩2時間以内、6:片道徒歩2時間以上もしくは2時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。<br />注意 滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

滝メグラーが行く161 日本の滝百選・寂地峡五竜の滝 本命はこっち

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2013/08/04 - 2013/08/04

124位(同エリア247件中)

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GOTOCHAN

GOTOCHANさん

妻が友人と会うため広島へ遊びに行くという。久しく遊びに出かけていないので、せっかくなので便乗しよう。というわけで、1泊2日の小旅行となったのです。

広島行きに便乗したのは、宮島や錦帯橋を観光するのが目的ではなく、本命は日本の滝百選の寂地峡五竜の滝でした。寂地峡五竜の滝は、錦川水系の宇佐川上流にある寂地峡のうち、犬戻峡に懸かる犬戻十八滝と称される滝群の中で、『竜』の文字を冠した竜頭、竜門、登竜、白竜、竜尾の5滝の総称です。また、寂地峡はその美しい水から寂地川として名水百選にも選ばれています。

いつもの悪い癖で、百選滝だから現地に行けば情報はいくらでもあるだろう、という軽いノリで行ったため、犬戻十八滝の存在すら知らず、悔いの残る滝めぐりとなりました。それでも、とても涼しく気持ちのいいひとときを過ごすことはできました。

これで百選滝は86滝目となりました。

宇佐の大滝滝見難易度:0、宇佐の小滝滝見難易度:0、竜尾の滝滝見難易度:1、登竜の滝滝見難易度:2、白竜の滝滝見難易度:2、竜門の滝滝見難易度:3、竜頭の滝滝見難易度:3
参考 滝見難易度0:道路から見える、1:片道徒歩5分以内、2:片道徒歩15分以内、3:片道徒歩30分以内、4:片道徒歩1時間以内、5:片道徒歩2時間以内、6:片道徒歩2時間以上もしくは2時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意 滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

旅行の満足度
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 寂地峡に向かって国道434号線を走っているとこの看板を発見。少し先に路肩の広いところがあり、そこに駐車。おそらく離合のためのスペースでしょう。

    寂地峡に向かって国道434号線を走っているとこの看板を発見。少し先に路肩の広いところがあり、そこに駐車。おそらく離合のためのスペースでしょう。

  • 2条に分かれて落ちる見事な滝ですが、残念ながら道路からはその全貌を見ることができません。あとで調べたところ滝の下流100mほどのところから川に下りるルートがあるようですが、お勧めできるものではないようです。

    2条に分かれて落ちる見事な滝ですが、残念ながら道路からはその全貌を見ることができません。あとで調べたところ滝の下流100mほどのところから川に下りるルートがあるようですが、お勧めできるものではないようです。

  • 宇佐の大滝から国道を少し行ったところにこの看板を発見。ちょうど橋の架かっているところです。

    宇佐の大滝から国道を少し行ったところにこの看板を発見。ちょうど橋の架かっているところです。

  • 上流側から渓流瀑のように小滝が連続しており、そのすべてを宇佐の小滝と呼んでいるのか、それともどれか1つを宇佐の小滝と呼んでいるのかは不明です。橋の下にも落差のある流れとなっているようです。

    上流側から渓流瀑のように小滝が連続しており、そのすべてを宇佐の小滝と呼んでいるのか、それともどれか1つを宇佐の小滝と呼んでいるのかは不明です。橋の下にも落差のある流れとなっているようです。

  • 寂地峡の駐車場に到着。錦滝めぐりコースの案内板です。寂地峡は犬戻峡と竜ヶ岳峡からなり、特に犬戻峡には犬戻十八滝と称せられる滝群があり、特にその中で『竜』の文字を冠した5つの滝を総称して寂地峡五竜の滝と呼び、日本の滝百選となっています。滝メグラーにとってはなんとも贅沢な渓谷ですが、時間の関係ですべてを見ることができなかったのが残念でした。

    寂地峡の駐車場に到着。錦滝めぐりコースの案内板です。寂地峡は犬戻峡と竜ヶ岳峡からなり、特に犬戻峡には犬戻十八滝と称せられる滝群があり、特にその中で『竜』の文字を冠した5つの滝を総称して寂地峡五竜の滝と呼び、日本の滝百選となっています。滝メグラーにとってはなんとも贅沢な渓谷ですが、時間の関係ですべてを見ることができなかったのが残念でした。

  • 駐車場から5分ほど歩くと最下流にある竜尾の滝があります。その手前に石碑があります。寂地峡五竜の滝が日本の滝百選であるばかりでなく、滝の懸る寂地川は名水百選に選ばれています。この石碑のあるあたりはキャンプ場になっていて、多くの家族連れやグループがバーベキューなどを楽しんでいました。

    駐車場から5分ほど歩くと最下流にある竜尾の滝があります。その手前に石碑があります。寂地峡五竜の滝が日本の滝百選であるばかりでなく、滝の懸る寂地川は名水百選に選ばれています。この石碑のあるあたりはキャンプ場になっていて、多くの家族連れやグループがバーベキューなどを楽しんでいました。

  • 竜尾の滝の滝壺のすぐそばには名水『延齢の水』が湧いています。持参したペットボトルに汲みました。

    竜尾の滝の滝壺のすぐそばには名水『延齢の水』が湧いています。持参したペットボトルに汲みました。

  • さて、最下流の竜尾の滝です。落差上段15m、下段5mの段瀑です。本当にきれいに澄んだ水です<br /><br />今回の滝めぐりで心配していたことがありました。私たちが訪れた数日前から、山口県、島根県地方(主に日本海側ですが)では「経験したことのない雨」による洪水被害が起きており、最悪寂地川の増水で滝めぐりできないのではないかということでした。それは杞憂に終わりましたが、むしろ水量は少な目で拍子抜けしました。

    イチオシ

    さて、最下流の竜尾の滝です。落差上段15m、下段5mの段瀑です。本当にきれいに澄んだ水です

    今回の滝めぐりで心配していたことがありました。私たちが訪れた数日前から、山口県、島根県地方(主に日本海側ですが)では「経験したことのない雨」による洪水被害が起きており、最悪寂地川の増水で滝めぐりできないのではないかということでした。それは杞憂に終わりましたが、むしろ水量は少な目で拍子抜けしました。

  • すぐに登竜の滝です。滝壺は大乗淵と名付けられています。落差8m。

    イチオシ

    すぐに登竜の滝です。滝壺は大乗淵と名付けられています。落差8m。

  • 登竜の滝の上部とその上流の白竜の滝。

    登竜の滝の上部とその上流の白竜の滝。

  • 白竜の滝。落差10m。

    白竜の滝。落差10m。

  • 白竜の滝。

    白竜の滝。

  • 白竜の滝の滝口。

    イチオシ

    白竜の滝の滝口。

  • 白竜の滝の上流部。小滝の連続する美しい渓谷美を見ることができます。

    白竜の滝の上流部。小滝の連続する美しい渓谷美を見ることができます。

  • 寂地峡の渓谷美。

    寂地峡の渓谷美。

  • イワタバコが咲いていました。

    イワタバコが咲いていました。

  • 流に竜門の滝が見えてきましたが、手前の屏風岩の陰になってなかなかその全貌を見ることができません。結局遊歩道からはその全景を覗うことはできませんでした。

    流に竜門の滝が見えてきましたが、手前の屏風岩の陰になってなかなかその全貌を見ることができません。結局遊歩道からはその全景を覗うことはできませんでした。

  • 竜門の滝の高さまで登ってくると、遊歩道を少し外れて滝の真横まで行くことができました。しかし近すぎてやはり全景の撮影はできませんでした。落差18m。

    竜門の滝の高さまで登ってくると、遊歩道を少し外れて滝の真横まで行くことができました。しかし近すぎてやはり全景の撮影はできませんでした。落差18m。

  • 五竜の滝最上流の竜頭の滝。落差14m。

    五竜の滝最上流の竜頭の滝。落差14m。

  • 竜頭の滝からは来た道を引き返してもいいのですが、遊歩道はさらに上へと続いているので、さらに登って行きました。結構急だぞ。

    竜頭の滝からは来た道を引き返してもいいのですが、遊歩道はさらに上へと続いているので、さらに登って行きました。結構急だぞ。

  • 急な階段を登りきると突き当り。左へ行くとAコース、右へ行くとCコースです。Cコースは少し登山となりますが、竜ヶ岳のピークを経てキャンプ場へ戻ることができます。

    急な階段を登りきると突き当り。左へ行くとAコース、右へ行くとCコースです。Cコースは少し登山となりますが、竜ヶ岳のピークを経てキャンプ場へ戻ることができます。

  • Cコースはすぐにこんなトンネルがあります。中は真っ暗でした。このトンネルは木馬(きうま)トンネルといい、材木を運搬するためのもので、手掘りで10ヶ月もかけて完成したそうです。木材は丸太を敷き並べた木馬道の上に積んで人力で運び出していました。

    Cコースはすぐにこんなトンネルがあります。中は真っ暗でした。このトンネルは木馬(きうま)トンネルといい、材木を運搬するためのもので、手掘りで10ヶ月もかけて完成したそうです。木材は丸太を敷き並べた木馬道の上に積んで人力で運び出していました。

  • トンネルを抜けてしばらくは緩やかな登りでしたが、急登に差し掛かるところでなんとCコース通行禁止の案内が…それならもっと早い段階で案内してよ、と愚痴ってしまいました。下山後判明しましたが、駐車場にある売店内にはちゃんと案内がありました。情報収集能力の甘さを露呈してしまいました。

    トンネルを抜けてしばらくは緩やかな登りでしたが、急登に差し掛かるところでなんとCコース通行禁止の案内が…それならもっと早い段階で案内してよ、と愚痴ってしまいました。下山後判明しましたが、駐車場にある売店内にはちゃんと案内がありました。情報収集能力の甘さを露呈してしまいました。

  • 結局来た道を引き返すことになりました。キャンプ場まで下山した頃には、最下流の竜尾の滝の滝壺で、若者たちが遊んでいました。かなり冷たいと思いますが、でも気持ちよさそう。<br /><br />これで百選滝86滝目の制覇となりました。残りの14滝は、その多くがいわゆる難関滝、離島の滝、災害等による見学不可の滝等でまだまだ先は長そうです。

    結局来た道を引き返すことになりました。キャンプ場まで下山した頃には、最下流の竜尾の滝の滝壺で、若者たちが遊んでいました。かなり冷たいと思いますが、でも気持ちよさそう。

    これで百選滝86滝目の制覇となりました。残りの14滝は、その多くがいわゆる難関滝、離島の滝、災害等による見学不可の滝等でまだまだ先は長そうです。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • rokoさん 2013/09/09 22:21:06
    見事ですね!
    GOTOCHANさん  こんばんは
    お久しぶりです。

    白竜の滝
    美しいショットです。

    ずいぶん険しそうな場所なんですね、
    さすがGOTOCHANさんです。

    イワタバコの花がきれいです。

    これで百選滝86滝目の制覇とは、すごいですね。


    GOTOCHAN

    GOTOCHANさん からの返信 2013/09/10 23:26:34
    RE: 見事ですね!
    rokoさん、こんばんは

    投票&書き込みありがとうございます。

    > ずいぶん険しそうな場所なんですね、
    > さすがGOTOCHANさんです。

    いえいえ全然険しくないですよ。ほとんど散歩です。遊歩道は舗装されています。

    > イワタバコの花がきれいです。

    実は初めて見ました。滝には結構つきものなんですがねぇ

    > これで百選滝86滝目の制覇とは、すごいですね。

    一応完全制覇が目標ですがこれからの道のりは遠そうです。

    GOTOCHAN

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