7月に日帰りで山口県に旅行に行って来ました。<br />去年と比較して飛行機に乗っている回数が今年は少ないです。そろそろ禁断症状が出てきました。ということでバーゲンフェアのチケットを予約して旅に出ることにしました。<br />向かった先は下関の市場と湯田温泉、温泉とグルメを楽しんで来ました。<br /><br />まずは飛行機で北九州空港へ飛び、下関に移動、唐戸市場でグルメを楽しみました。

2007 日本一の取扱量を誇る市場と白狐の伝説の湯【その２】湯田温泉とSL

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2007/07/07 - 2007/07/07

95位(同エリア196件中)

#街歩き

エリア

湯田温泉(山口)

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 高速・路線バス JALグループ JRローカル徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

唐戸市場から下関まで移動します。途中、秋田商会の建物がありました。
下関駅に向かいましたが、電車の出発にぎりぎりだったので少し焦ってしまいました。

下関駅駅
山陽本線に乗車し向かうは新山口。ちょうど東京方面に戻る格好になります。
食べ過ぎたせいか？電車内ではウトウト。。。あんまり外の景色は覚えていません。
新山口からは乗り換えます。1両編成のディーゼルカーです。向かうは・・・
着いた先は山口線の湯田温泉駅。やたらと車内に若い女の子が多くて、「ええっ！？もしかしてみんな温泉に行くの？？」と思ったり、駅でみんな降りるから、「もしかしてこの温泉って女の子に人気の温泉？ということは・・・」なんて変な想像をしてみたりもしたのですが、なんのことはない、単に山口大学の最寄り駅でみんな女子大生で学校に向かったんですね。でも温泉にある大学、いいなぁ〜アルバイトはみんな山口大学生なのかな？？

湯田温泉駅駅
駅は思ったよりこぢんまりとした造りでした。
駅前にはこんな大きな白狐の像が。なんか遠近感がおかしくなりそう。なぜに白狐かというと、湯田温泉は傷ついた白狐が夜な夜な池に傷をつけていて、それを見た和尚さんがその池の水が温かく、その池から薬師如来が出てきたという伝説から白狐の伝説の湯といわれています。
街中には至る所に足湯があって、足湯だけでも十分、温泉気分が味わえます。ここまで足湯の数がある温泉地も珍しいのではないでしょうか。
もちろんここにも狐の石像があって、狐の湯であることをアピールしています。
ここにも足湯が。さすがに土曜日の昼下がり？だったせいか、あんまり人はいませんでした（天気もよくなかったし）。夕方だったら混んでいたのかも知れません。

お湯の流れ出す口がこの石の真ん中あたりにあるせいか、この石は暖かったのですが、すでに先客がお昼寝中。天然岩盤浴、という感じかな。
この温泉は明治〜昭和の自由な俳句を作っていた種田山頭火がお気に入りだった場所、ということで石碑も立っています。他にもこの温泉では江戸の末期、後に明治維新の立て役者となった高杉晋作、伊藤博文、坂本龍馬などの維新の志士達が夜ごとここを訪れ、酒盛りをしたという話や、中原中也も種田山頭火と酒を交わしていたなど由緒ある温泉のようです。
街中はいかにも温泉街、という感じの道沿いにホテルが建ち並ぶ感じのところですが、街を離れるとこういうかやぶき屋根の風情のある建物が建っていたりします。
せっかくなのでお風呂に入りましょう。駅からも近くて手頃な（タオル付）ということで、いかにも温泉ホテル、という湯田温泉でも大きなホテルかめ福の夢の御湯に入浴。ホテルの温泉施設、という感じでしたがのんびり、お湯も比較的、ぬるめでじっくりはいることができました。
湯上がりの一杯。夏みかんスカッシュ。入ったお店の女の子が、堀北真希にめっちゃ似ていて、しかも純朴そうで、性格も良さそうな感じの子で見とれそうになってしまいましたわ。かわいかったなぁ。。。
ブラブラ歩いていると酒蔵の建物がありました。
原田酒舗という建物でした。
湯田温泉は詩人の中原中也の生誕の地。その生まれた場所には現在、中原中也記念館、が建っていますが、時間がなかったのと、学が浅いせいか中原中也について詳しく知らなかったので、ここはスルーしてしまいました。

中原中也記念館美術館・博物館
こんな感じで、スーパーの駐車場の脇にも足湯があったりします。
もちろん足湯には狐が。ちなみにおみやげ屋さんでは100円で足湯用のタオルも販売されているので、手ぶらで行っても大丈夫です。

街の中にはこんな感じで5カ所の足湯があります。今回はそのうち4つに入りました。
そろそろ東京に戻るために湯田温泉を離れなくてはなりません。駅に向かいます。
駅に着くと、ローカル線なので本数は少ないのですが時刻表で、次の新山口方面の列車を見ると・・・この日は土曜日、ということで土日にのみ運転されている、あの列車が次の列車でした。隠れ鉄ちゃんの血が騒がないわけがありません。乗ったのは・・・。
そう、SL、蒸気機関車です。生まれてはじめてみる動いているSL。そして乗るSL、子供さながらにちょっと興奮してしまいました。
客車の車内もこんな感じでちょっと大正ロマンっぽい感じの内装。実際はお子様が多かったのですが、そんな中、一緒に興奮している自分がいましたｗ
僅か一駅でしたが、汽笛の音とかテレビや映画で見ていた光景が広がって、少し感動ものでした。
新山口駅からは空港までバスで移動します。この駅、昔は小郡とかいっていたような気がしたんだけどなぁ。。。（確かに2003年に改称したようです）

新山口駅駅
駅前からはバスで山口宇部空港へと向かいます。

山口宇部空港空港
山口宇部空港に到着しました。

山口宇部空港空港
この日は七夕。ということでチェックインカウンターの前には浴衣を着たグランドホステスさんや笹の葉などで七夕気分を盛り上げていました。
飛行機の出発までちょっと時間があったのでおやつをゲット。このあたりは夏みかんが有名なんですね。

ちょうど山口宇部空港にＪＡＬとＡＮＡのダブルトラックになって５年、と言うことでこんな飾りがありました。

山口宇部空港空港
いよいよ東京行きへ搭乗です。もう7月、19時なのにこんなに明るいですね。
この日に乗った機材はJALの最新機材、B737-800。特徴はこの翼の先がピンと跳ね上がったウィングレット。夕日に照らされてめっちゃかっこいいわ〜。
機内もオーバーヘッドと呼ばれる天井からモニターが出てきて、機内ビデオや飛行経路などを表示しています。
現在地表示。飛行機の大きさが大きいのはご愛敬ということで。
夜ご飯は機内でお弁当、空港で手に入れた薩長同盟弁当です。
このお弁当は空港と新山口駅限定で、左半分が薩摩を表す鹿児島産黒豚のとんかつ、左半分が長州を表す長州鶏の照り焼き、そしてその真ん中に薩長を取り持つように筍の土佐煮と、薩長同盟を表しているお弁当です。

新山口駅駅
クラスJなのでおやつタイム。この日は渋くお煎餅でした。
羽田空港到着。ひときわ主翼の先のウィングレットが目を惹き、輝いていますね。やっぱりかっこいいなぁ。。。
ほぼ定刻で到着となりました。