美山かやぶきの里

2011/06/10 - 2011/06/10

京都の山間に昔話に出てくるような村がありました、
「美山かやぶきの里」です。

三方を新緑の山に囲まれ、脇に清らかな由良川が流れます。
田んぼでは田植えが終わったばかり、青々と美しい景観でした。

３時間位集落を散策、日本の原風景に心が癒された一時でした。

エリア 京都

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

ＪＲ園部駅から園部・美山周遊バスに乗ります。

約５０分で美山かやぶきの里に着きました。

1993年（平成5年）、集落全体が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

茅葺屋根の民家が傾斜地にひな壇状に密集しています。

赤いポストにお地蔵様、昔話の世界です。

背後の美山杉も美しいですね。

入口にあるお地蔵様、村を守っているのですね。

思わず手を合わせてしまいます。

破風は小間の一番上にある三角の部分です。

風通しの役割や、昔はすべての家が囲炉裏をたき家中を煙でいぶしていましたので、煙を抜く役割などがあります。

破風には家紋が彫られています

この集落には８種類程度の家紋が施されています。

大半の屋根の千木は５本ですね。

あぜ道を歩くと、カエルが飛び跳ねます。
オタマジャクシもいますね。

子供の頃は毎日こんな所で遊んだものです。

色とりどりの小さな花が集落を彩っています。

立派な屋根ですね。

軒先には農具があります。

「民宿またべ」さんです、お食事処もされています。

こんな所で泊まってみたいですね。

かやぶき交流館はカフェ＆ギャラリー「彩花」として、
和スイーツなどを楽しめます。

苔むした茅葺も味わい深いです。

一番上にあった民家です。

石垣の上に建っていました。

放水銃の小屋が至るところにあります。

放水訓練の模様も見てみたいですね。

石垣も至るところにあります。

千木は５本が殆どで、旧庄屋さんのお宅だけ７本でした。

立派ですね。

こちらは民宿「久や」さんです。

美山民俗資料館には興味深い資料が沢山あります。

縁側でお茶を頂いてほっこりできます。

軒下には薬草が吊るしてありました。

お風呂

牛小屋

牛は大切な家族です。

母屋の屋根裏です。

かやぶき屋根の構造がよくわかります。

藍染作家さんのギャラリーです。

ここが７本の千木があるお宅です。

紫陽花と茅葺が調和しています。

気が付いたのですが、家の周りには囲いがありませんね。

この開放感も魅力です。

アユが解禁になりました。

釣り人たちが一斉に竿をたれていました。

散策を終え戻ってきました、いやぁ〜とても良かったです。
白川郷にも大内宿にも行きましたが、ここが一番ですね。
一番の理由はお店がない事ですね、お食事処や民宿・カフェがありますが、殆どお店とはわかりません。

人々のゆったりした日々の暮らしがそこにはありました。