2012/06/23 - 2012/06/23
19位(同エリア41件中)
アリヤンさん
さて、今日で「みどりの町・オシュ」2日目です。
今日は、町の北方にあるホテルから中心地にあるオシュ・ゲストハウスに引越しです。
それから両替もせにゃあナランので、バザールに行って両替する必要があります。
先立つものは「カネ」です。
ビザなし、滞在登録なしで2ヶ月も居れるのですから、なにもアワテルことはアリマセン。
この緑豊かなオアシスでカラカラだった中国シルクロードのアカを落としましょう。
*なお、満足度5.0はここオアシス都市・オシュの全体の雰囲気に満点を、という意味です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
朝6時台には最初のホテル(AK MOOR)をチェックアウトしてトロリーバスに乗ってラザコフ通りを南下、キルギスターナ通りのオシュ・ゲストハウス前で下車。
(トロリーバス1乗り4ソム[約7円])
アエロパグの看板の裏にまわって、アパートの4階にあるオシュ・ゲストハウスにチェックインしました。
最初のホテルではイツまたもう一泊分支払えと言われかねないので、早々に引き上げました。
写真はトロリーで見かけた、キルギス帽子のおじさん。
カサが高いので、頭にフィットしたウイグル帽より幾分か厳めしくも立派に見えます。 -
オシュGHでは唯一あったツイン・ルームに入った。
窓から朝の陽光が入り、中々良い感じです。 -
マンションの1室ですから狭い。
しかし日当たり、風通し良しです。
スタッフも学生アルバイト見たいな若者で非常に親切で感じが良い。
「安くて、汚くない、快適な」宿である。
スタッフ全員が男ばかりなので、掃除が行き届いていない、のが欠点。
それに全体的に「狭い」のも欠点である。 -
網戸越しに外の風景をパチリ。
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1階降りて、廊下の階段の窓は網戸が無かったので、そこから撮ったゲストハウス周辺。
このマンションと同じ構造のワレワレのゲストハウスだ。
周りはとにかく木が多く、緑が多い。 -
「外人宿泊拒否の旅館政策で不自由+カラカラな気候で暑い=中国シルクロード」の後だけに、この緑豊かなオシュはまさに「天国」のようである。
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まだキルギス・ソムを全く持っていないので、バザールに行って両替をします。
パソコンに入れてきた「チタマの歩き方」の地図を参考にして動きました。
エーッと、両替商の多いところは、バザールです。 -
GHを出てキルギスターナ通りを南下、、、
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/OshBazzarMap.jpg -
ザイナベトジノバ通りに出ます。
モスクが見えます。
最初、キリスト教会か?と思うほど教会みたいなモスクでした。 -
なんとも変わったデザインのアパート・ブロックです。
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もうここらから露天商が出始めています。
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シュレイマン山がえらい迫力で町に迫っています。
*この山は世界遺産。 -
市場が近づいてきました。
露天かそうでないのか、分からないような商店が並んでいます。 -
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このパン屋さん、愛想が良かったのでパン1個購入。
パンはだいたい1個1ソム(約2円以下) -
イチオシ
ロシアの地方都市に行けば、まだこんな具合のところが一杯あります。
ここも旧ソヴィエト連邦の一員ですから、市場もロシア方式となっています。 -
シルクロードの物産代表、スイカ。
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キルギス帽をかぶっている人は少ない。
かぶっている人はなにか「ワシはキルギス人であ~るっ!」と誇りを持って歩いているかの様子です。 -
だんだんと長距離バスやミニバス乗り場に近づいてきました。
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近所に行くマルシュルートカ溜まり場。
大抵がこうしたミニバスタイプで、フロントガラスに行き先を書いています。
市内バスやトロリーバスが公共交通機関とすれば、マルシュはプライベート交通機関、というところです。
運賃はだいたい公共交通機関の倍となっています。 -
シルクロードのバザールに付きものの乾燥果物や
-
ナッツ類や胡椒、ターメリック、カレー粉などのお店が並んでいます。
-
エライ賑わいです。
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近郊&長距離ミニバスの溜まり場がでてきました。
-
長距離ミニバスはベンツかVWか日本車か韓国車かのどれかです。
これなんか、ナント、モスクワ行きです。
何日掛かるのか?
(聞いたが数日かかるらしい)
こんな小さなミニバスに座ってモスクワまで行くのか!
旧ソビエトの田舎国のキルギスにしたら、モスクワまで出稼ぎに行ったりするのは、多分栄誉ある行為なのでしょう。
運賃はナン千ソムだったと思います。
運転手と話ししていたら「乗れ乗れ」というのですが、トテモ無理です。
ワタクシたちにとっては、オドロキでした。 -
さて、ワレワレがここに来た目的は、ビシケク行きミニバスを探す為でした。
ホンダのステップワゴンがありました。
日本からの中古車でしょう。
恐らくドバイあたりから輸入したものと思われます。
運賃を聞くと全部で客9人も乗せて、一人1100ソムというのです。
ゲストハウスが紹介しているシェアタクシー(客4人乗り)で一人1200ソムです。
1100はトテモ高い!
800ソムなら乗る、と交渉したが、ラチ開かず。
これで、ゲストハウスのシェア・タクシーに乗ることに決めました。
(1200ソムで4人乗りの乗用車。日本車かベンツを指定している) -
運転手連中はヒマそうにしているのに、なぜか強気で値を下げません。
なぜか?分かりません。
(70年間も共産主義体制下、資本主義的商売取引の経験がないので「取引に色を付ける」商売っ気がないのかもしれない) -
ひょっとしてタクシーなら安いカモ?と思い、タクシーの溜まり場へ行った。
「ビシケク?ビシケク」と言い寄ってきた顔つきの悪いニイチャンが価格交渉に応じると言って、路地奥に連れ込もうとした。
すぐに「これはキケンだ!」と察知してついて行かずにバイバイと、その男とその場所から離れた。
どんなところでも人の多いところは比較的安全で、さびしいところは危険だ。
極力危険を回避すべし、という危機管理が自己責任個人旅行では必須なのです。 -
さて、両替商の溜まり場が中々見つからないのでウロウロします。
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イチオシ
路上でも食べ物が精力的に販売されています。
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米などの穀物も豊富です。
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雨を避けるためのビニールシート。
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きのう夕立が降ったので、足元が悪い。
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中央アジア独特模様の絨毯。
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両替商の看板=交換レート表。
上からユーロ、アメリカドル(アクシュ・ドラーという表記)、ロシア・ルーブル、キタイ(中国)・ユアン(元)、カザフ・テンゲ、ウズベク・ソム、タジク・ソムニの順に交換レートが記されています。
ムムッ、今、世界で一番強い「日本円」がない!。
*このころ対米ドル77円台をつけてたと思う。 -
ドルはこの先、ウズベキスタン、カザフスタンやイランで必要になるだろうから、セーブしておこう。
出来れば日本円が通じないのか?
と確かめに奥の両替商に行った。
オッチャンに一万円札をみせて「コレ知ってる?ジャパニーズ・エンやで」
オッチャン「ダー、ダー!」
アリヤン、計算機を引き寄せて「18,200」と入力してオッチャンにみせた。
オッチャン、どこかに携帯して聞いている。
長い間どこかと情報仕入れしていた。
オッチャンが指値した。計算機に「10,000と入れた」
アリヤン、自身満々に再度「18,200」
コレ以下ならイヤッとばかりに、一旦テーブルに置いた一万円札を引いた。
すると、オッチャンまた電話。
今度はそばに居た小僧にお札を持たせてどこかに確認させに行った。
小僧が帰ってきて、オッチャン納得した様子でテーブルの上に18,200ソムを出してきた。
ヤッター!ちゃんと日本円も両替できるんや!と内心喜び、外面涼しい顔。
両者納得して握手して、ワタクシたちは両替商をあとにした。 -
日本円が両替できて、今日は気分がいいです。
この先、手持ちのアメリカドルが不足がちなので、心配だった。
というのは、元々今回はキルギスより先に進む予定ではなかった。
それで、アメリカドルを新規に買って来ず、前回旅行の残りだけを持ってきたからです。
気分良くルンルンでバザールの中を家路についた。 -
帰りも同じルートを伝って帰ります。
-
時々必要なものを仕入れながら、、、
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露天商のおばちゃん連中の顔も明るい。
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イチオシ
かわいらしいオネエチャンがすそをあげながらやって来たので、思わず一枚パチリ。
-
一旦、ゲストハウスの部屋に戻り休んでいて、今日の日本円両替のことが気になった。
エエーッ!?「ひょっとしてエライ損をしたのでは?」と思ったのでした。
つまり、1万円=18,200ソムは逆で10000ソムが18,200円だったのでは???
売り手、買い手が逆だったノデハ?
という疑問がわいてきた。
それで、計算機で丹念に計算した。
すると、1万円でもらえるのは5,500ソムくらいだ、という答えになった。
そうすると、ワタシャ、3倍以上のソムをもらったことにナル!
つまりエライ得をしたのでした。
1ソムが1.82円なのであって、1円が1.82ソムではなかったのデシタ!
結果、両替のプロが初心者の日本人に完璧にダマサれた形となったのでした。
まあ、損をしたのでないので良かったが、今頃アノ両替屋のオッチャン、カンカンになってるだろうなあ。
まだ気が付いていないかも、、、、
いまさら両替商に行って金を返しに行っても、言葉が全く通じないので「故意にダマシタ」ととられてひどい目に会うのは危険だ。
もうしばらくアソコには近寄るまい。
早くオシュを引き払おう。
でも、今後あの両替屋に日本人が行ったら敵討ちをされるだろうか?
オッチャン、二度と日本円に手を出さないだろうナア、、、、
なんとも後味の悪い両替劇でした。 -
頭を一杯使ったので?おなかが空きました。
何かを食べようと、良く知っている北方面に出かけた。
(バザールは南方面)
これ、ガソリン価格ですが、1リットル=1ドル位しています。
ここの生活レベルからすると、ベラボーに高い。
でもみんな車に乗っています。
どんなにガソリンが高くても車に乗るのは止められないようです。
まあここの車にはガス車がおおいようですが。 -
さて、このような看板が立っている大衆食堂発見。
最初のが、ラグメンと書いてあります。
値段も書いてあって良心的です。
左から0.5L,0.7L,1L と量を書いてあります。 -
イチオシ
やっぱりラグメンに落ち着きました。
面好きはやっぱりラグメンです。 -
帰りに近くの近代的スーパーマーケットで買い物。
-
今日はエライ得をしてしまったのでビールで乾杯です。
(正直者のワタクシは両替屋にお金を返したいのですが、言葉の問題で誤解される方がコワイので、返しようがアリマセン、ハイ)
ロシアの代表的ビール、バルチカを各1本づつ飲みました。 -
気持ちよくベッドに寝ていて、思い出しました。
「ボールペン型ライト」を最初のホテルのベッドの枕元に忘れてきた!
あのライトは停電の多いオシュでは必需品です。
すぐに最初のホテルにトロリーに乗って行きました。
ホテルでは「もう一泊分支払え」と言ったオバチャンがいて、「お金を支払いに来たのか?」というようなことを言ってきた。
「ニイエット、ニイェット、ペン、ペン、あそこのベッド、ベッド、マクラ、マクラ」と言いながらパントマイム。
部屋に入ってベッドの枕元を探ると、、、、 -
アリマシタ!
助かった〜! -
帰り道、ブラブラして、周りの木々と花をめでながら、帰りました。
-
おカイコさんが食べる桑の木がここまで来ています。
ムカシ、中国の皇室の公子(お姫様)が中国シルクロードの蛮族に嫁ぐときにおカイコさんの卵を着物の中に隠してもって行き、シルクを吐き出すおカイコさんを西域に伝えた、という話しが思い出されます。
桑の木もおカイコさんと同時に西域に広がっていったのだろう、、、、 -
途中にある公園の入り口の門。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ツッチーさん 2012/11/07 16:50:54
- やっぱりシルクロードはラグメン!!
- アリヤンさん、こんにちわ♪
まだ見ぬ地の写真・旅記はやっぱり引き込まれる様に眺めてしまいます。
ラグメン・・・食べた〜〜い!!
キリギス行くと、大金持ちになって帰ってこれそうなので、早く行かなければ!
*このたび、初めてエアアジアのチケット買いました。
年明けてからですが、スリランカへちょい旅予定です♪
ではまた♪ ツッチー
- アリヤンさん からの返信 2012/11/07 18:33:38
- RE: やっぱりシルクロードはラグメン!!
- ツッチーさん、
エア・アジアでスリランカ、いいですネ。
搭乗レポ、楽しみにしていますヨ。
アリヤン
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