近鉄「まわりゃんせ」で回る志摩スペイン村と鳥羽水族館とミキモト真珠島

2012/11/03 - 2012/11/05

近鉄が発行している三重県の志摩や鳥羽を周遊できる格安チケット「まわりゃんせ」をたっぷり利用してさらに温泉も堪能してきました。
1泊目は「賢島パークホテル」和室　朝夕部屋食
2泊目は「戸田屋」和室　夕食は部屋食で朝食は9階のラウンジでバイキング

「まわりゃんせ」：
近鉄が発行している志摩スペイン村と伊勢志摩を周遊できる4日間有効のパスポート。
料金は大人9500円　こども5200円
近鉄特急往復と伊勢志摩エリアバス船乗り放題＋スペイン村や鳥羽水族館、ミキモト真珠島、二見シーパラダイスなど29施設入場券＋手荷物配送代がすべて入ってます。

志摩スペイン村の入場だけで大人4800円ですのでものすごくお得です！是非、伊勢鳥羽志摩方面に行く方は車よりも安上がりですので検討してくださいね。

エリア 志摩スペイン村・磯部(三重)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

行きは近鉄大阪難波駅から特急　「伊勢志摩ライナー」に乗車。
この特急は一部車両が2階建てになっていて、３〜4人グループだと追加料金なしでサロン席というソファが向かいになった半個室に指定席が取れます。
今回、階下の席でソファに座ると目線はホームの乗客の足でした。

鏡が壁の上部に貼ってあり、窓はカーテンもできて、机も広く本を広げたりおやつを食べたり、こどもたちはおうちごっごをして賢島駅までの2時間半を過ごしました。

大阪から奈良県を通り、三重に。

賢島駅は真珠のモチーフが。

今日の宿は「賢島パークホテル」
職場の福利厚生制度で1泊約8500円ほど。
2食とも部屋食でこんなに安く泊まれて、お財布にやさしい宿です。
部屋からは真珠の養殖の風景と賢島の海の美しさが見れます。

部屋の窓からちょうどホテルのすぐわきに接岸する賢島周遊船がみえました。海賊船みたいで次回乗ってみたいです。

ホテルの子供プール。大人用はないので本当に赤ちゃん用として遊ぶためだけ。
賢島のホテルでプール施設がいいのは宝生苑ですね。

ホテルの浴場は男性女性と入れ替え制で3階と4階にあります。
キッズルームは4階にあります。

温泉宿の楽しみはなんといっても、夕食。

刺身は鯛がメイン。
夫は志摩に来たのに伊勢海老がない・・・とがっくりしていました。
わたしはこの安さで期待する方がおかしいと思う。

大人にはふぐ鍋があります。
したの蒸し物のあんかけは子どもが喜んで食べていました。

布団付の子どもの夕食です。
唐揚げやオムレツ、刺身、プリンと定番。

こどもの味噌汁には蟹が。でもだしを取るだけなので身はありません。

翌日は朝早く起きて志摩スペイン村へ向かいます。
ホテルから賢島駅までは送迎付きなので便利です。

賢島駅に着くと今日がミズノクラッシックゴルフのトーナメント決勝戦の日でゴルフ観戦者がたくさんいました。会場まではシャトルバスがあり、駅にもも掘りや出場者のパネルが。

賢島駅から各駅で２つが鵜方駅。
ここからスペイン村まではシャトルバスが出ています。
土日はここから8：45が始発でほぼ満席に。

バスで10分くらいでスペイン村へ。駐車場が広い。
とても天気のいい日で入園前の銅像も輝いています。
この馬に乗っているモチーフは昔子供時代に呼んだほら吹き男爵の話を思い出します。

ちょうどキャンペーン期間で、協賛企業の商品が当たるのをしていました。当たったことがないのに必ず応募してしまう庶民です。

入場するとＴＤＬのようにアーケード。南紀アドベンチャーワールドも同じ作りです。
今日は子どもにはスタンプカードがもらえました。
丸いバッチをつけた係員に「オラ！（スペイン語でこんにちわ。発音を伸ばさないとめっちゃ怖い人みたい）」というとスタンプ1個。あちらこちらのショップで立っている人がいるので午前中には5つたまります。交換商品はかわいいメモです。

アーケードを抜けるととっても素敵な広場に出ます。ほんとうにヨーロッパの街中みたい。
でもわたしはまず左側にあるカルメンショー会場へ急ぎます。1日２回公演で各回先着５グループのみダンサーをステージで写真撮影できます。

１１時の回を２組目で取れました。

そこからきれいな白い壁の家が立ち並ぶ通りへ。空の青さとコスモスのピンクと白がきれいです。

ここはどこ？
手入れがしてあり、本当にきれいでしょう。

ぐるっと回遊するとお城が見えます。ここまではエスカレーターで光の回廊を上ります。

１０：１０からのステージショーがはじまります。

空から落ちてきた天使とキャラクターたちの心温まる物語です。
天使役の人が子供たちに人気のプリキュア風でかわいい。

天使がおとした鍵とノートをねらう悪者の女海賊。
とってもかっこいいですよ。

こちらもフラメンコ同様、１日２回。
とてもひろい円形広場ですのでよく見えます。
直前でも最前列ねらえます。

さて大人が楽しみにしていたフラメンコ。
むかーーーし、新宿のエルフラメンコでディナーを食べながら鑑賞して以来。

ドリンクがコーヒーかオレンジジュース（紙コップ）つきで一人５００円です。パスポートではみれませんが、追加料金を払う価値大！
とくに女性はもちろんのこと男性のダンサーも贅肉がなくて、ステップが力強く迫力があります。
女性４人と男性２人でみなさん、汗だくです。

記念撮影は２ポーズダンサーの真似をして係りの方が撮ってくれます。子供たちは気に入った人の隣で喜んでました。

つぎはカルメンショーから歩いてすぐの会場で、スペインのコメディ風ミュージカル。
日本語でわかりやすくスペインのシエスタの慣習など説明。

ショーなどは全部見れるよう一連の時間がつながっているので回りやすい。

さて１１時ごろ早くお昼にします。
本当は一番値段が高い「アルハンブラ」レストランでパエリヤ（１９００円くらい）を食べたかっったけど、隣のバル「レトロ」へ。天気がいいので外のテラスで食べました。
パエリヤとつまみ２品で１１００円です。

イカフライはボリュームあり。イカ墨パエリヤもおいしかった。

夫はトマトシーフード味パエリア。

子どもはサフランライス、ホワイトミートボール、ドリンク。

バルの外観

食後は期間限定の冒険大迷路。
これもスタンプ式。
スポンサー会社のリポビタンDのＣＭの一場面が登場しますよ。

さて１日１回のパレードです。
フロートが３台ほどでてきて、とまってキャラと踊れます。

先ほどのフラメンコショーのダンサーが総出です。この赤い衣装の人、男の色気大！です。
夫も男でもほれぼれすると言ってました。

ロープの中に小さい子供たちが入って踊ります。

パレードのあとはチョコチュロス。園内いたるところでポップコーンとともに買えます。

園内をまわる列車に乗り、このジェットコースター下をくぐります。小学生も楽しそうに乗っています。

今回こどもたちがはまったのがこのウォータースライーダー。なんと連続３回も乗りました。
というか３回目は誰も前に並んでいなかったそうです(-_-;)

こんなに空いていて経営は大丈夫だろうかつい心配になります。

これがスタンプカード。かわいいデザインでしょ。

そしてこれが景品のメモ。

こんなサービスってこどもには嬉しくてたまりませんよね。

また来年もまわりゃんせを買ってスペイン村に遊びに来なきゃ！
伊勢神宮も２５年度が遷宮の年でもあるし、お伊勢参りも兼ねて絶対行きたい。

スペイン村からシャトルバスで鵜方駅までもどり、特急に乗って鳥羽駅まで。
駅に着くと今日の宿の戸田屋の送迎バスがちょうど来ていました。
レトロでおしゃれです。
駅からすぐ目の前にホテルは見えますが、入り口が急な坂なので荷物を持っていくのはちょっとしんどい。バスにのりましょう。

戸田屋は１３種類もあるお風呂が自慢。
新館（皇族の方もお泊りされています）の奥に山の斜面に沿って温泉村を作っています。
貸切家族風呂が５つほどあります。
下駄を外で脱ぐとすぐ脱衣所、しかし狭い！家族４人では無理です。
お風呂の中は真珠貝風、樽、檜、タヌキ置物風と趣向を凝らしています。貸切風呂からさらに上ると男女別の露天風呂があります。
こちらは脱衣所もひろくゆったりしたい人向き。

さあお風呂の後は楽しみな夕食です。

夫も伊勢海老が出ていて大満足。赤貝がこりっとしておいしかった。

さらに伊勢海老の半身の鍋がおいしい

こどもには伊勢海老具足煮がついていましたが、こどもはそんな鍋よりあつあつバター乗せハンバーグをパクついてました。

戸田屋から鳥羽国際ホテルが見えます。今度はここに泊まりたいなあ。

朝ごはんは９階のラウンジで。鳥羽の海が美しい。
ごはんはバイキングですが、特に他では食べたことのないミニおにぎりが最高においしい。
家族全員２個づついただきました。ごちそうさまでした。

鳥羽では鳥羽水族館にまず行きます。

アシカのショーが前から２列目で迫力ありました。
このアシカ、二見シーパラダイスのアッカンベーするアザラシとおなじく舌を出してポーズできます。

動物たちのショーの合間に３階へ。
青いザリガニが珍しい。

さてお次は２匹のセイウチたちと吉本から来た（と思われるくらいおもろい）お兄さんとお姉さんのコメディ。
かなりわらけます。
しかも来園者の希望者がショーに参加するのですが、これまたおもろい。

ラッパを吹いたり歯を磨いたり、どうやって芸を仕込んだのでしょう？
とにかくこれは絶対見てくださいね。

水族館からミキモト真珠島にむかい、島へ渡り入り口を左へくぐると「七軒茶屋」があります。
地元の人にも人気のお店らしいです。七五三のかわいい着物姿の女の子とご両親、祖母が来店してました。１１月は着物姿のかわいい稚児がよく見かける事が出来ますね。

ここではてこね寿司セットを注文すると「まわりょんせ」掲示で５％引きです。
ぶっとい柔らかい伊勢うどんとミニどんぶりがおすすめです。

ミキモト真珠島では白着の海女さんによる貝をとる実演が見れます。
１２月は体調も考えてスウェットを着るそうですが、１１月のこの時期海から上がってバスタオルを巻いていました。
昔は大変な作業です。
ミキモト創業者の御木本氏のしわの刻まれた顔。亡くなった明治生まれの曽祖父にそっくり。とても親近感がわきました。偉人といわれる人は顔に引き付けられますね。
さんざん、せっかくここまで来たから、と口説いたのにミキモトの真珠を買ってもらえず、ちょっとがっかり。来年こそはネックレスをプレゼントしてね?

この旅行記へのコメント （1）

• saikai99さん 2013/06/07 20:51:26

  ほのぼの(^0_0^)ご家族ですね

  ざっちさん　　　　　こんばんゎ♪
  
  　ご家族揃っての旅行記は拝見していて、ほのぼのとします
  
  さて、三重県。。。遠〜い昔に修学旅行以来訪れていません
  wifeも行きたい病　の様子ですので、この秋頃にはと・・・？
  
  ご主人の「伊勢海老」その気持ちよ〜く理解出来ます
  でも鳥羽での「戸田屋」では　どんと出ており　ご主人の
  　嬉々としたお顔が想像出来ます（苦笑）
  
  異国情緒なスペイン村にも　一度は訪れたい所です
  
  １０日後から、初のフランス・スイス・ドイツ旅行に出かけます。
  
  saikai99