2012/08/17 - 2012/08/17
98位(同エリア512件中)
カロリーメイトさん
- カロリーメイトさんTOP
- 旅行記39冊
- クチコミ6件
- Q&A回答2件
- 95,391アクセス
- フォロワー13人
《夏のお盆の時期、ノイシュヴァンシュタイン城/シュタインガーデン教会/エッタール修道院/リンダーホーフ城を1日で周ることは、
人類は可能だった…!!!》
◆写真解説◆
世界遺産ヴィース教会の“イルカに乗った少年”です。
このアングルからの写真はなかなか珍しいのでは!?
乳白色のなめらかな肌に、ローズ色のくちびるの美少年に乾杯♪
お盆期間中に1週間、
オーストリア・チェコ共和国・南ドイツの3カ国を友人と旅行してきました。波乱万丈でした。
ときは2012年8月17日。
ミュンヘンのホテル「マリオット」から、早朝4:50のDBバーンに乗り2時間かけてフュッセンの町に到着。
◆…内部観光 ◇…外観のみ
◆ノイシュヴァンシュタイン城
(フュッセンからタクシー、ふもとからバス)
◇ホーエンシュヴァンガウ城(同じ)
◇コロマン教会(オーバーアマガウからタクシー)
◆シュタインガーデン教会(同じ)
◆ヴィース教会(同じ)
◆エッタール修道院(ヴィース教会前バス停からオーバーアマガウ、オーバーアマガウからバス)
◆リンダーホーフ城(オーバーアマガウからタクシー)←タイムロス
ノイシュヴァンシュタイン城/シュタインガーデン城/ヴィース教会/エッタール修道院/リンダーホーフ城。
夢にまで見たこのルートを、1日ですべて観光できました!
だがしかし問題は帰りでした。
なんとタクシーのお兄さん(←愛犬と2人暮らし)にぜんっぜん知りもしない無人駅「オーバラウ?」というところで降ろされてしまいました。
「・・・ワタシ コンナトコ シラナイ!!!」
ああ、積んだと思いました。
しかし、地獄に仏とはこのこと。
偶然いた地元の女の子に乗り継ぎを聞くことができました。
その結果。
鉄道5駅目で降り、バスからの鉄道で夜9:00にミュンヘンに無事到着。女の子の案内がなければ終わっていました。
いや…帰りはかなり危なかったのですが、なんとか成功。
実は、それも旅の醍醐味だったりして!?(今思うと恐ろしい)
ウィーン旅行記①
http://4travel.jp/traveler/s0704797/album/10701087/
プラハ旅行記②
http://4travel.jp/traveler/s0704797/album/10710536/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 1.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 1.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
《ミュンヘン中央駅→フュッセン駅へ。》
3カ国の最後のメイン観光は、南ドイツのフュッセンです。
そう!あの“夢の国”のお城がある麓の町でございます。
しかし!!!
この日の日程は(も)、2カ国の疲労がたまっている体に
まさに鬼のように過酷につきささるものでした。
ミュンヘン中央駅から早朝4:50のDBバーンに乗り、フュッセン駅まで行きます。ノイシュヴァンシュタイン城の予約が9:20までに行かないといけなかったので、朝3:00起きでした
…私はニワトリか。(コケコッコー!)
朝食をとる時間がなかったので、ホテルで調達してきた小さいリンゴ(パズーが洞窟で食べてるあれ)をかじる。しばしのんびりな列車の旅です。
地獄→天国にチェンジ。
※宿泊しているミュンヘンでは、ホテル「マリオット」に滞在。ここ、日本人が多く泊っていまして、駅近!宿泊費も安いのでおすすめ。 -
《列車の中のあれこれ》
列車は動き出したあとも、フュッセン駅行きか確信がもてず。「自分を信じるのよ…!」
って、異国に地でそんなこともできず。
となりのコンパートメントの外国人客に聞く。彼らは、いきなり話しかけてきた見知らぬアジア人客に一瞬戸惑っていた。どうやらこれでいいみたい。
日本から、DBバーンのサイトで時刻表検索してきたら、ビーセンホーペンなる駅で乗り換えだとか。神経質な私は、駅を1つすぎるたびにマーカーでチェックを入れて乗り過ごさないようにした。
なぜなら、戻る列車が一体どれだかわからない。
しかも。このたった…たった1つのミスで城の予約時間に間に合わないなど、2次被害・3次被害へと続いていく魔のスパイラルに突入していく可能性があったからだ。 -
《乗換え駅が…ちがった!》
コンパートメントは、清潔感があり座席もゆったり。
朝3:00起きの疲労のたまった女たちの肩に、眠りの妖精ヒュプノスがほほ笑みながら降りたつ。眠りの妖精:「さぁ、もう楽になってよろしくってよ…。」←甘美な声
…ドンドン!!!
びっくりして窓の外に目をやると、外には大きな肩の駅員のお兄さんが。彼は、不機嫌そうに制服を霧雨にぬらしながら「ここで降りな」とジェスチャーする。寝不足なのかしら。
いやいやいや、まだビーセンホーペンじゃないし!
抵抗する間もないまま、降ろされ「フュッセン行き」とされる列車に乗る。
…!!!
よくわからなかったが、乗り換えの駅で親切に教えてくれたドイツ人駅員さんに感謝である。(車庫にしまいたくて、単なるお願いだから出てってくれサインだったのかも?)
ちなみに、トイレは日本のようにトイレのあるある車両まで移動する。ドアがかなりかたいです。(腕の筋トレ)
トイレまで車両移動中に、“ザ働く女子☆駅員さん2人組”がガラガラの座席に座り、朝からトランプやってさぼってた。
フュッセンに近づくと、美しく若々しい草原と湖が広がってきて一気にフレッシュな気持ちになってきます♪車窓は最高でした。 -
《フュッセンのメインストリート》
朝6:30頃にフュッセン駅に到着。
帰りのチケットとバスの運賃両方につかえるので、駅の自動券売機で「バイエルンチケット」をゲッツ。(英語に切り替えができます。)
メインストリートであるライヒェン通りを30分ほど散策。外は霧雨で、秋下旬のような涼しさ。
フュッセンの町はまだこの時間人っ子一人おらず、眠っているようでした。
童話の世界のような家。とくに看板。エーデルワイスが可愛かった!
この町の聖マンク修道院の聖アンナ礼拝堂には、「死の舞踏」の壁画があるから見てみたかったなぁ。
生者と死者が手に手を取り合い、墓場まで舞踏をくりひろげる中世ヨーロッパでおこった芸術様式です。黒死病と言われるペストが流行っていたから、当時の人々にとって「死」はごく身近にあるものでした。
他にも、レヒ川をのぞむホーエス城もいいですね。 -
ライヒェン通りにあった教会です。
この時間にも開いていたので、中に入ってみましたよ。 -
慎ましく厳かな雰囲気の教会です。
雨のにおいにかびくささが少しまじっていました。 -
《ホーエンシュヴァンガウへ》
7:10頃、フュッセンの町からタクシーでノイシュヴァンシュタイン城があるホーエンシュヴァンガウに向かいます。
15〜20分で11ユーロでした。
森の奥深くへ、タクシーはどんどん入っていきます。
お城のふもとのチケットセンターへ行くと、空はゴロゴロ雷が鳴り大雨が降ってきました。お土産屋では、エーデルワイスの栽培キッドが売られていたりエーデルワイス柄の傘が売られていました。
チケセンの前は長蛇の列。事前のネット予約は大事です。
大雨でビニールの屋根の下にみんないたのに、途中で屋根が自動でなくなりみんなパニックに(笑)。ドイツ人のおじさんなんて「シャイセ!」って行ってました。 -
《チケットセンター》
ここで、ホーエンシュヴァンガウ城とノウシュヴァンシュタイン城のチケット両方が買うことができます。
窓口は、一番左端が予約済みの窓口であとの4つか5つは予約をしていない人の窓口でした。予約していても、予約券をチケットに換えるときにお金を払いました。また、時間も早めてもらえます。
9:20だったのが、8:04の一番目のツアーに参加できることに。
あとは、馬車やバスに乗ったり徒歩で自力でお城まで行きます。
ひどい雨だったので(ツアー中止になるんじゃないってくらいの雷雨)バスを使うことにしました。途中、中国人のツアー団体にバスのチケットを買うときに横入りされてしまった(苦笑)。トホホ。
でも、なんとかバスに乗れマリエン橋まで歩ける場所まで降ろしてもらえました。 -
☆ノイシュヴァンシュタイン城
マリエン橋からのノイシュヴァンシュタイン城です。
途中、雨にぬれたヒキガエルやヤモリもいてわくわく。
ここはシンデレラ城のモデルというのは、あまりにも有名ですね。
ちょうど、大雨と雷がゴロゴロピカッ!で、
ロシア人ツアー客と中国人ツアー客もずぶ濡れ。
下に流れる川も激しい水がゴウゴウと音を立てていました。
…写真を撮り逃げるようにマリエン橋を後にしました。
マリエン橋を渡りきったところに、山の上に行く道があって
15分ほど歩くとお城を上から眺められるスポットに着くみたいですよ。
悪天候だったので、私はあきらめました(大雨のような涙)。 -
ノイシュヴァンシュタイン城は、修復工事中でした。
一番高い塔が、くるくる梱包されています(笑)。
まさに、バームクーヘン状態。
しかし、雨の中のお城も風情があって素敵でしたよ、
静かで神秘的。
○城ツアー
チケットに城ツアーの時刻が書いてあり、その時間までにお城の門の前に集合です。私たちは大人数の中国人ツアー客と同じでした。
お城は正面から見るのでは、雰囲気がだいぶ違います。
お城の中は、撮影禁止…トホホです。
日本語オーディオガイドが無料でもらえて、部屋ごとに順番に説明が聞けるといった感じ。確かにどの部屋も素晴らしいですが、ツアーは30分もせず「え?もう終わり?」という物足りなさを感じました。
出口付近にお土産ショップもありました。ルートヴィッヒさんの顔がプリントされたTシャツなどがあり、彼のファンにはたまらない!? -
☆ホーエンシュヴァンガウ城
ホーエンシュヴァンガにあるもう一つのお城。
権力のある最強の妄想族、ルートヴィッヒ2世が幼少期を過ごしたとされるお城で、この城の窓からノイシュヴァンシュタイン城ができるのを楽しみに見ていたそうな。…ちょっとコワいですね。
ここも見たいなら、キングスチケットを買うとノイシュヴァンシュタイン城・ホーエンシュヴァンガウ城両方見られますよ。
ただ、順番は先にホーエンシュヴァンガウ城の見学です。ノイシュヴァンシュタイン城は人気があるので、城まで行くバスが混みバス2つ見送ったという話も聞きます。2つのお城を見るなら、ハイシーズンはこの後の予定にゆとりをもつと良いです。
ちなみに、9:04のツアーで11:30頃ふもとのチケセンに着きました。ふもとまでの帰りのバスは、行きにバスから降ろされた場所でした(停留所とおぼしき簡易な休憩所?が近くにあります)。15分くらい待ちました。 -
アルプ湖にひっそりとたたずむホーエンシュヴァンガウ城。
雨の日も雰囲気があって素敵ですね。
◆マル得情報
ノイシュヴァンシュタイン城ツアーが終わり、ふもとのインフォメーションに行きました。受付は、親切なマダムだったのでその後の予定について色々相談させていただきました。マダムいわく、外国人のオーソドックスな観光ルートは、
・ヴィース教会
・エッタール修道院
・リンダーホーフ城
なんだそう。日本のガイドブックには、エッタール修道院なんて載ってないので教えてもらって本当によかった!
有料(1〜2ユーロくらい)で最新のバスの時刻表がもらえます。
フュッセンの麓のタクシーもここで呼んでもらえます。途中にある2つの教会に行きたかったので、タクシーをお願いしました。ここの少年が、ヴィース教会のイルカに乗った少年の3次元バージョンのように優しくて綺麗でした(笑)。
ちなみに、日本でシュタインガーデンについて調べていたときに興味をもったヴェルフェン教会のことについて聞いたところ「う〜ん?わからないわ。」とのことでした。まさか、この後行けることになるとは。 -
☆コロマン教会
コロマン教会は、広大な草原にコロリン!と建っていました。中
は白を基調とした美しい教会のようです。
惜しむらくは中にも入りたかったですが、草原に可愛らしくたってる姿も愛らしいですよ。
ホーエンシュヴァンガウからタクシーを呼んでもらい、コロマン教会へ。
タクシーの運転手はドイツ人の優しいおばちゃん。日本人も多く乗せるらしく、草原で草をむしゃむしゃとはんでいる牛を指さして「日本人はあれを見ると、ウシ!ウシ!と言うのよ」って教えてくれました。
ただ、日本で事前に見たシュタインガーデンのHPいわくコロマン教会は14:30からしか開いてないので、今回はその美しき外観だけを撮り教会を後にしました。
かわいそうに、何人かの若いおじょうさん観光客が、小雨の降る中教会の前で待っていました。 -
☆シュタインガーデン教会
タクシーのおばちゃんが、「ヴィース教会に行く途中にね、すごく綺麗な教会があるのよ。連れて行ってあげるわね!」とタクシーを走らせ到着したのは・・・!
なんと、ヴェルフェン教会ではないですか!!!
もうあきらめていたので、感動!!!
地元の人には"シュタインガーデン教会”と呼ばれてるみたいでした。だから、伝わらなかったのね。周りには、お墓があります。
入り口をぬけて右手には、たしかヴェルフェン家の家計図?の絵があったかな。
横の小部屋には、ろうそくがたくさん灯されている部屋がありました。
訪れる人は、私たち2人をふくめておじさん2人だけ。
心おだやかに、神聖な空気を全身でゆっくりと感じることができます。 -
イチオシ
まるで、天上界のシンフォニーが聞こえてきそうです。
天国の雲の上にいるのかしら・・・?
シュタインガーデン教会は、乳白色を基調とした美しく清らな教会です。
ヴィース教会までは、タクシーがおすすめです。
バスより多少高くつくかもしれないけど、途中にこんな美しい教会に立ち寄ることができるんですから! -
乳白色のシュタインガーデン教会は、中を漂う空気をやわらかく優しい雰囲気に変えてくれる不思議な空間です。
雨降る静かな昼間。
南ドイツの青い草原は、恵の雨をうけて光輝いていました。 -
シュタインガーデン教会のパイプオルガンです。
ロマンティックな装飾が素敵ですね。 -
ああ、どこまでも続く美しい草原!
シュタンガーデンの草原は、そよ風ふいて
本当に気持ちがいいです。
シュタインガーデンの牛になら生まれ変わってもイイ!?
と思えるくらいの心地よさ。
のーんびり、時間がすぎてゆきます。
そうそう、サンド・オブ・ミュージックのドレミの歌のシーンも
この近くで撮影されたんですって。
皆さんも、一緒に歌いましょう♪ -
☆ヴィース教会
「さぁ。着いたわよ、ヴィース教会に!」
血色のよいオレンジ色をしたほっぺを引上げて、タクシー運転手のおばさまが笑顔まじりの元気な声で教えてくれました。
ダンケ・シェーン!南ドイツを走るタクシーの旅に感謝です^^
雨はだんだん大粒になってきて、顔についた雨粒を腕でぬぐいながら目の前を見ると、のどかな草原に続く一本のゆるやかな土の道。
道に沿って歩いていくと、世界遺産のヴィース教会が!!!
まるでドイツ版「大草原の小さな家」です。
きっとこの素朴な教会の外側は、中身を引き立てるための箱。
ふたを開けてみると・・・。
エメラルド、ルビー、サファイアなどの宝石たちが飛び出だしてくるなんて誰が想像できたでしょう? -
ずぶ濡れの状態でヴィース教会に入ると…。
地元の合唱団とおぼしき子供たちと先生が素敵な音楽を奏でていました♪ -
イチオシ
スイングパノラマで☆
ヴィース教会は世界遺産。
フュッセンからタクシーでも距離があったけど、
この絶景のためなら…!
虹の上に腰掛けるキリスト様がいます。
世界中の人々がこの美しい空間にただ息を呑むばかりです。 -
本当の天国に召されてしまったかのような錯覚が…!
「ハッ!」と我に返る私(笑)。 -
ヴィース教会内の中は、
まるでルビーやエメラルド、サファイアや金で飾られた貝殻の中に
閉じ込められてしまったかのような感覚に…。 -
天井画が本当に素晴らしいです。
-
ヴィース教会にたくさんいる絵画や彫刻の天使ちゃんたちの
愛らしいこと!
訪れた際には、自分のお気に入りの子を見つけてみてください♪ -
ヴィース教会の柱は、
クリスマスのときにサンタさんからもらった
杖のスティックキャンディーのよう。
青いスティックキャンディー、赤いスティックキャンディー…。 -
パステルカラーの教会です。
-
真っ青な空に虹がかかって…。
外は冷たい雨が降りしきっていましたが、
教会内はいつも「いいお天気」! -
ヴェロニカの布。
キリストは生涯で3人の女性に接触しているそうです。
聖母マリア、マグダラのマリア、そしてこのヴェロニカ。
ゴルゴダの丘に向かって十字架を背負って歩くキリスト。、
その汗まみれのキリストの顔を拭ったヴェロニカ。
布を見ると、なんとそこにはキリストの顔が…!
これが聖顔布です(大学の講義のうろ覚え)。 -
神秘の仔羊。
-
こちらが奇跡のキリスト像です。
-
その姿はあまりにも痛々しい…。
-
ヴィース教会には、美しい青年がいます…。
「イルカに乗った少年」です。
ガイドブックにはこのアングルが多いですが、
どんなお顔なのか気になった私。 -
イチオシ
下からの見上げてみると、
なんとまぁ美しいお顔!
アンニュイなまなざし、ローズのくちびる…。
一輪の花のような少年です。 -
可愛い天使のぼうやの目の中に澄み渡るスカイブルー!
-
ヴィース教会のパイプオルガンです。
のべ1時間以上、ヴィース教会にいました。
名残惜しいけど、次なる目的地「リンダーホーフ城」と
「エッタール修道院」に向かうべくヴィース教会を後にします。
この後、ヴィース教会のすぐそばに小さなレストランがあったので
バスの時間まで待機。
お店のウェイトレスの女の子が、ティアンドルを着ていて可愛かったなぁ。
お店の中には何匹がハエが飛んでおり、各テーブルの横にはハエタタキが(笑)。
お客さんがセルフで撃ち落とすタイプのレストランのようです(笑)。 -
ヴィース教会からオーバーアマガウまで行くバスは定刻より
15分ほど遅れてやって来ました。
バスは田舎道をゆらり揺れながら走っていきます。
途中青々とした草原がどこまでも広がり、
サウンドオブミュージックの「ドレミの歌」が聴こえてきそうでした。
(本当に撮影場所がこの近くだそうです)
オーバーアマガウ駅に着くと、ちょうど「リンダーホーフ城」までの
バスが止まっていたので上手く乗り換えました。
本当はお城まで行くはずでしたが、バスに“エッタール”の文字が。
勢いあまって、ここで途中下車してしまいました。 -
エッタール駅周辺。
バスから降り、道路の反対側にすぐエッタール修道院がありました。 -
エッタール修道院です。
標識に導かれるがまま、歩いていくと…。
少し木の茂った場所から突如姿を現しました。
外観がとてもビューティフォーな修道院です。
存在感がすごかったです。 -
エッタール修道院の中に入ってみましょう!
少しヴィース教会に色合いが似ています。 -
入り口から少し歩き、上を見上げると…!
-
修道院内は丸い空間です。
鮮やかな黄色の天井が見えてきました。 -
エッタール修道院
なんと素敵な空間なのでしょう!
何度も上を見上げてしまいました。 -
エッタール修道院
イエローとピンクのコントラストが優しい教会でした。 -
イチオシ
エッタール修道院は、こんな素晴らしい空間です!
-
天井からは透明なガラスの粒が
マスカットのようなシャンデリアが…! -
イエス・キリスト様と天使たち。
エッタール修道院を後にして、先ほどのバス停に戻ります。
すると、リンダーホーフ城までのちょうど良いバスがなかったのです!
一瞬ピンチに陥りましたが、
タクシーが走っていたので、全力で止めました(笑)。
さぁ、タクシーでリンダーホーフ城までレッツ・ゴー!です。
タクシーのお兄さんは雰囲気イケメンで、
なんと奥さんと別れて今は犬と二人暮らしと言っていました(切ない)。
話の流れで名刺をもらいました。
(お城から駅まで帰るときに、タクシーがいなかったら大変だったので)
そんなこんなで、リンダーホーフ城に到着しました。 -
リンダーホーフ城
見よ、この天まで噴き上げる噴水を(笑)!!!
ルートヴィッヒ2世は、夢を夢のままにせず
お金と地位で現実にしてしまったのだからすごい。
ちなみに、チケセンでチケットを買ってこのお城まで歩きます。
途中、やけに人慣れした白鳥のいる池を通り過ぎました。
お城に入るには時間で区切られています。
チケットを機械に通して打刻された時間やっと入城できます。
ちなみにお城は写真撮影NGでした。 -
イチオシ
お城の中は豪華絢爛!
特に、装飾のフルーツがたくさん盛られたジャンデリアの可愛いこと!
センスが光る逸品でした。
その後は、ヴィーナスの洞窟にやってきました。
ライトが色んな色へと移り変わり、
恐らくヴァーグナーの曲が流れていました。
幻想的な洞窟で夢の中なのではないかと思いました。 -
タンホイザーのヴィーナスの洞窟を模してあるとか。
-
野薔薇に縁どられた貝殻の小舟のなんと可愛らしいこと!
ヴィーナスの息子のキューピッドがちょこんと乗っていました。
ちなみに、リンダーホーフ城に来たらなら、
ぜひ「ムーア人の東屋」にも足を運ばれてみてください!
私は知らなくて行きそびれちゃいました…トホホ。 -
リンダーホーフ城で随分時間を取ってしまい、
急がないとオーバーアマガウ駅からミュンヘンまでの帰りのDBバーンに間に合わないッ!
しかし、見渡してもタクシーが見つからない。
焦るに焦った私が目の端でとらえたのは、キラリと光るカード…そう!
あのリンダーホーフ城まで連れて行ってくれたタクシーの兄さんを召喚しよう!
「もしタクシーを呼びたければ電話しな…」そうささやいた彼の言葉が頭の中でこだました。
おみやげショップの店員さんに電話してもらい、
10分後、まんまと彼の召喚に成功した。
「また会ったな」そう言わんとするようなドヤ顔。
そんな余裕をかましたもんだから、彼はタクシーのドア付近に置いていた
水入りのガラス瓶を派手にアスファルトにぶちまけてしまった。
大急ぎでガラスと水をぬぐう彼はすごく焦っていた。
「今からミュンヘンに帰りたいんだけど…」そう伝えると
ケータイの路線図で時刻表を調べてくれた。が、
「…くぅッ!飛ばすぜ、つかまれっ」そう言うと猛スピードで平和な田舎道を
走り出した。
そして連れてこられたのは、謎の無人駅だった。 -
…無人駅。
ここどこだ?
兄さんは代金を受け取ると何の説明もなしに去って行った。
私はてっきりすぐに電車が来るのかと思った。
が。
時刻は17:30頃。待てど暮らせど、全然電車が来ない。
駅員さんを探しても見当たらない。まさに絶望だった。 -
-
-
-
-
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
58