2012/08/22 - 2012/08/23
15位(同エリア50件中)
ottoさん
猛暑日が続く大阪を脱出し、水澄める越後の初秋を訪問。
伊丹発 12:55JAL 2243便は新潟空港に14:00着。
リムジンバスで30分の新潟駅から、JR越後線で岩室駅迄の小1時間、
大河・信濃川を渡り黄金色の稲穂が限りなく広がる越後平野に見とれた。
駅には既に宿の迎えの車が待っていて、現在は”高島屋”と号する御宿に
5分で着いた。庄屋屋敷であった本館に導かれ江戸時代にタイムスリップ。
囲炉裏のある国登録有形文化財の主屋で宿帳を記し、緑溢れる庭を観賞。
岩室温泉の由来を描いた額や縁の文人の揮毫した掛け軸等の雰囲気に浸る。
昔の電話交換機、炭籠等が懐かしい。客室は20、収容人数は100名。
段差のある長い廊下のそこ此処に活けられた野の花がゆかしい。
和風の趣を保ちつつ、使い勝手の良い部屋・熱めの温泉・品良く味良い
膳に癒された。翌日のプランは 4tra "ひょんひょんさん”のブログに
触発されて”弥彦山神社と弥彦山”行きと決定。
朝食は明治天皇お立ち寄りの間で頂き、庭を巡り、
9時に宿の車で弥彦神社に向かう。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JALグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
広々とした稲田は既に黄金色に波打って、
都会では味わえない感動。 -
越(こし)の宿は300年の歴史を誇る落ち着いた佇まい。
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北国街道の道筋を示す標
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樹齢ん百年?
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主屋ロビーの囲炉裏の間
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手を打つと錦鯉が寄ってくる。
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映像には写ってないが中に巨大な真鯉がいる。
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長い廊下を歩き階段を登りながら、仲居さんにバリアフリー
のことを尋ねてみる。
「予め伝えて頂ければ対応いたしますので」とのこと。
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「桔梗の間」はゆったりした部屋で庭の緑がリッチ。 -
水周りは使いよく改装されている。
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庭の向う、百日紅の花がある辺りに「離れの間」がある。
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左手の一階は大広間、結婚式などにも利用されるとか。
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主屋のロビーに灯がともり
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部屋と反対側にある風呂場へ。
さして大きくはないが浴室は簡素な造りでやや熱めの
湯に浸る。後から入ってこられた東京の人が"佐渡島”
2泊の帰りで明日は憧れの弥彦神社詣と語る。 -
部屋に戻り、改めて床の間の掛け軸を拝見し、
小さな良寛さんの木像をテーブルに置いてみる。
その昔逗留されて以来、宿の主人と俳句を吟じ
酒を楽しんだと記録にある。 -
その日の仕入れにこだわった、”本日ならではの献立”
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季節の彩り三種盛り
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澄まし汁の御碗
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佐渡前の季節厳選焼き魚
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つくねの煮物
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カニの湯葉上げ...あっさりして珍しく残さず頂いた。
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直江兼続の弟・大国実頼が岩室の天神山に住んだ頃からの
伝統食....「岩室産コシヒカリ」に大根の味噌汁に柚と
白ゴマを加えたふるさとの味。添えの漬物「大根からし巻き」
の辛さがすごい。 -
水菓子は地元人気店の「ミルクジェラート」
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テレビを見ながら眠る癖があり布団の向きに注文を
つけたら年配の男衆さんにやんわりといなされた。
迎合しないところが気に入った。 -
7:30 朝食の準備が整い部屋にコールがあった。
-
朝食の間には数組の膳が用意されていた。
-
明治天皇が1878年北陸、東海道ご巡幸の折に小休止
された折使用された。 -
風雅な灯篭
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密生した竹林
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落雷で焼けた大樹に掛けられた巣箱と
樹の下部に芽生えた緑。命を育む心遣い。 -
ここで結婚式を上げる人が多いと聞く。
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離れの方角
-
越後の宿100人の女将が一堂に会したポスターが
ロビーに貼ってあったが、気さくできれいな人。
この車で弥彦神社まで送って下さる番頭さんと。 -
夜中に大迫力の雷雨が会ったせいか....
庭園に棲む青葉梟には会えなかったので、絵葉書を購入。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 旅猫さん 2012/12/19 11:55:00
- 素敵な宿とおやひこさん
- ottoさん、こんにちは。
先日は、ご訪問ありがとうございました。
前回は、投票だけで失礼させていただきましたので、改めて書き込みをさせていただきます。
越後路の旅、良いですね。
私も、6年前に弥彦神社を訪れました。
http://4travel.jp/traveler/tabineko_j/album/10158007/
凛とした空気が漂うよいお社でした。
その時は、弥彦山頂からは佐渡島を観ることができませんでしたが、ottoさんは秋晴れの中、日本海に浮かぶ姿に出会えて良かったですね。
前日にお泊りになった宿も、日本情緒あふれる素敵な宿。
庭に青葉梟が棲んでいるというのが素晴らしいですね。
ぜひ、一度泊まりに行きたいものです。
旅猫
- ottoさん からの返信 2012/12/20 10:52:44
- RE: 素敵な宿とおやひこさん
- 旅猫さん お早うございます!(ドブリッジン!)
いつも旅日記を見てくださり有難うございます。
昨日は、”おやひこさん”〜”良寛さんの御宿”に共感して頂き大変
嬉しいです。 早速,以前訪ねられた”出雲崎紀行”を拝見し、
良寛さん記念館のこと等、全く知らないことばかりで興味を覚えました。
さすが鉄道マニアだけあって上手に列車をのりこなされておいでですね。
昨夜は冷え込みによる風邪気味で、”ロマノフ王朝・エルミタージュ...”
旅行記の仕上げに手を取られていてお礼の返事がすっかり遅くなってしまい
ました。お許しください。
旅のスタイルは違っても旅の見聞、価値観が共有できるのは幸せです。
otto
> ottoさん、こんにちは。
>
> 先日は、ご訪問ありがとうございました。
> 前回は、投票だけで失礼させていただきましたので、改めて書き込みをさせていただきます。
>
> 越後路の旅、良いですね。
> 私も、6年前に弥彦神社を訪れました。
> http://4travel.jp/traveler/tabineko_j/album/10158007/
> 凛とした空気が漂うよいお社でした。
>
> その時は、弥彦山頂からは佐渡島を観ることができませんでしたが、ottoさんは秋晴れの中、日本海に浮かぶ姿に出会えて良かったですね。
>
> 前日にお泊りになった宿も、日本情緒あふれる素敵な宿。
> 庭に青葉梟が棲んでいるというのが素晴らしいですね。
> ぜひ、一度泊まりに行きたいものです。
>
> 旅猫
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