中欧の旅 #1 - ドナウの真珠、ハンガリー ブダペスト

2007/04/30 - 2007/05/01

4月30日 （月）、5月1日（火） 晴れ
中欧の旅 #1 - ドナウの真珠、ハンガリー ブダペストです。

日本からはオーストリア航空でウィーン経由ブダペストに入り、観光バスでブダペストからウィーン、そしてプラハへと3都市をツアーで回りました。

ハンガリー人（マジャール人）はアジアの騎馬民族をルーツとしていて、ハンガリーは「ヨーロッパに投げられたアジアの石」と言われているようです。

ハンガリー人のガイドが「昔、モンゴルの大平原に暮らしていて、東に行ったのが日本人、西に来たのがハンガリー人」と言っていました。ホントかなぁ！でも我々に親近感を持ってくれているようです。

表紙の写真は、ブダペストの王宮の丘から見た「ドナウ川に架かるセーチェーニ鎖橋と聖イシュトバーン大聖堂（後方）」です。

NHK 世界遺産、ブダペスト
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards452.html

ハンガリーの首都、ブダペストの再発見
http://jp.gotohungary.com/rediscovery-of-budapest

以下、中欧の旅のツアー日程です。　

4月30日（月） 成田発→ウィーン経由→プダペスト
5月 1日（火） 終日 プダペスト
5月 2日（水） ブダペスト→ウィーン http://4travel.jp/travelogue/10696134
5月 3日（木） ウィーン→チェスキー・クロムロフ http://4travel.jp/travelogue/10705447　
5月 4日（金） チェスキー・クロムロフ→カルルシュテイン→プラハ http://4travel.jp/travelogue/10944957
5月 5日（土） 終日 プラハ
5月 6日（日） プラハ→ウィーン経由→成田
5月 7日（月） 成田着

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: オーストリア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ビッグホリデー

オーストリア航空でウィーンへ。

ウィーンでプロペラ機に乗り換え、ハンガリーのブダペストへ。

Mercure Budapest Buda Hotel
ホテルの部屋から、南駅を望む

早朝のホテル前

ホテル前から見えた尖塔は、マーチャーシュ教会のもの。

朝一番、観光バスで市内が一望できるゲッレールトの丘へ

ゲッレールトの丘
標高235m、ブダペスト市街地を最も美しく一望できる場所です。

ゲッレールトの丘

ゲッレールトの丘
ドナウ川に架かるセーチェーニ鎖橋を望む。

国会議事堂方面をズームアップ

更にズーム

もう一枚

王宮を望む

この丘の近くには「ゲッレールト温泉」があるそうで、ハンガリー人も日本人と同じく大の温泉好きらしく、ブダペストには100を超える源泉があるそうです。

王宮を望む

世界遺産の碑

バスでゲッレールトの丘からドナウ川沿いをマーチャーシュ教会へ向かう

セーチェーニ鎖橋
王宮の丘のふもとに架かるブダとペストを初めて結んだ橋で、ブダペストのシンボルです。

セーチェーニ鎖橋

国会議事堂

国会議事堂をズームで

ドナウ川

バスを下車して、日本語が「ごっつう」うまいハンガリーの男性ガイドのツアーへ

彼は関西に居たことがあるそうで、ハンガリー語に比べて、日本語は簡単だそうです。ハンガリー語で帯は「オブ」、白鳥は「ハッチュー」、良いは「ヨー」、塩は「ショー」というらしく、塩が足らないことを「ショータラン」というそうです。日本語でジョーク連発、愉快な人でした。

可愛いポストですね。

余談ですが、ガイドがハンガリーでは、人の名前を日本と同じで苗字が先にくるそうです。ハンガリーと日本の共通点は少なくないようです。

街灯に植栽、なかなか良いですね！

ハンガリー革命の記念像

年代もののソ連製の車

ガイドが、この車のせいでハンガリーの町が排ガスで黒く汚れてしまったと言っていました。確かに大理石の建物が汚れていましたね。

もう一枚、希少価値がありそうですね。

ハディク・アンドラーシュ騎兵像
ガイドさんによると、ブダペストの学生の間ではこの騎兵像の馬の睾丸に触れると試験で良い成績がとれるという迷信があるそうです。

ハディク・アンドラーシュ騎兵像

マーチャーシュ聖堂
修復中でした。

マーチャーシュ聖堂
正式名称は聖母マリア聖堂。

塔のてっぺんはカラスだったような。。

左はHotel Burg
有名なブダの要塞内にある三位一体広場に面したホテルです。

マーチャーシュ聖堂

マーチャーシュ聖堂前広場

聖堂内部

主祭壇

マーチャーシュ聖堂

マーチャーシュ聖堂

マーチャーシュ聖堂

ステンドグラス

王冠
上の十字架が傾いているのがポイント

主祭壇

ステンドグラスも綺麗

主祭壇

主祭壇

漁夫の砦と聖イシュトバーン騎馬像

マーチャーシュ聖堂

漁夫の砦
ドナウ川と市街地が一望できてとても良いです。

国会議事堂

ブダペストの街角

くさり橋

漁夫の砦

マーチャーシュ聖堂

漁夫の砦

聖イシュトバーン騎馬像
彼は、ハンガリー建国の父と呼ばれている人物で、初代ハンガリー王でもあります。

彼には国中を回って弱きを助け強きをくじく冒険譚があって、天下の副将軍が民を助ける「水戸黄門」に似ているそうです。

三位一体広場

ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン
Ludwig Won Beethoven
1770 年～ 1827 年ドイツのボン出身で、ウィーンでハイドンらに師事した後、ピアニストとしてデビュー。自作のピアノ協-奏曲などを演奏してその名を広めたそうです。

ヒルトン・ブダペスト

ヒルトン・ブダペスト

セーチェーニ鎖橋と聖イシュトヴァン大聖堂
ハンガリーの建国者、初代国王はイシュトヴァンを祀るために、19世紀から20世紀にかけて建てられた聖堂です。幅55m、長さ86m、ドームの高さ96mです。高さ96mというのには意味があって、896年がハンガリーの建国年で、1896年には建国千年祭が行われたそうです。

国会議事堂方面

王宮の丘へのケーブルカー

王宮の丘へのケーブルカー

セーチェニ鎖（くさり）橋
ドナウ川にかかる一番古くて美しい橋で、1849年に完成。長さ375m、幅16mの吊り橋です。

王宮
ハンガリー王べーラ4世（英雄広場の左から5番目の像）が、13世紀に最初に王宮を建てたそうです。

王宮

王宮の丘からドナウ川、セーチェーニ鎖橋を望む
とても見晴らしが良いです。

王宮

王宮

王宮

観光バスでくさり橋を渡って対岸のペスト地区へ

アンドラーシ通りのオペラ座
この通りはパリのシャンゼリゼ通りをモデルに１９世紀後半に造られた大通りで、当時の首相「アンドラーシ」の名前が付いています。

ガイドさんによると、東西冷戦時代、排ガスを出すソ連製の車で、大理石の建物をはじめ、黒く汚れたと言っていました。そういえばオペラ座の建物も黒ずんでいるかな？

英雄広場
建国記念碑の頂上は、大天使ガブリエル像です。英雄広場の一番左側の像が初代国王イシュトヴァン１世、左から５番目が王宮やマーチャーシュ教会を最初に建てたベーラ４世、右端がコシュート・ラヨッシュ、右から６番目が１５世紀のハンガリー王マーチャーシュ１世の像になります。

英雄広場
ハンガリー建国千年を記念して造られた広場だそうです。

くさり橋

ドナウ川

自由橋

セーチェーニ鎖橋

セーチェーニ鎖橋

バスはドナウ川に沿ってセンテンドレへ、対岸は国会議事堂

センテンドレ
ブダペストから北へ20キロほど、ドナウ川の西岸にある可愛い町です。

ブラゴヴェシュテンスカ教会
中央広場の角に立つセルビア正教の教会です。18世紀のペスト記念柱もあります。

センテンドレ
セルビア人の他、クロアチア人、スロバキア人、ドイツ人、そしてギリシャ人という新しく来た人達によって、白壁の南欧風の町になったそうです。

ドナウ川に面するハンガリー北部の都市、ヴィシェグラードで休憩
ドナウベントはドナウの曲がり角という意味ですが、ヴィシェグラードはそれが一番よくわかるところです。

ヴィシュグラード城
ここは昔の王様のリゾート地、夏の宮殿だったところで、13世紀に造られた城が残っています。

ブダペストから40km北西に位置する都市、エステルゴム経由で、一路、バスはウィーンへ
エステルゴムは、13世紀にハンガリー国王べーラ4世がブダペストのブダに首都を移すまで首都であり、ハンガリー・カトリック教会の総本山の大聖堂があります。また、近くにスズキのハンガリー現地法人のマジャールスズキがあるそうです。

夕刻、ウィーン着。ホイリゲへ。

明日はウィーン市内観光

中欧の旅 #2 - 音楽の都、ウィーン街歩き
http://4travel.jp/travelogue/10696134

この旅行記へのコメント （4）

• なぽさん 2020/08/13 00:58:52

  楽しく懐かしく拝見しました！

  comestaiさん、
  
  こんばんは♪
  また投票とメッセージをありがとうございます。
  
  まずハンガリー人のルーツが日本人と同じアジアだということが
  意外でとても興味深かったです。
  ガイド付きのツアーはいろいろ学べていいですネ。
  しかもとても楽しい方だったみたいで！
  
  マーチャーシュ教会の塔のてっぺんはそうでした！
  指輪をくわえたカラスでした！なんでカラス？と思ったんです。
  かつてモスクでもあったとのことで、内部がちょっと独特で
  印象的だった記憶があるんですが写真がなくて・・・
  comestaiさんの写真を懐かしく見せていただきました。
  王冠の『上の十字架が傾いているのがポイント』にウケました、
  私も「傾いてるな・・？」と思ったので・・(笑)。
  青空のセンテンドレも素敵です☆
  
  個人旅行では知らなかったことも教えていただき
  楽しませていただきました。
  ありがとうございました♪
  
  そしてまたヨロシクお願いします。
  なぽ

  comestaiさん からの返信 2020/08/14 22:39:36

  Re: 楽しく懐かしく拝見しました！

  なぽさん、
  
  こんばんは、comestai です。
  ハンガリー旅行記への「いいね」とコメント、ありがとうございました。
  
  > まずハンガリー人のルーツが日本人と同じアジアだということが
  > 意外でとても興味深かったです。
  
  そうなんです。私もハンガリーに行く前は知らなかったです。
  優秀な人が多いらしく、ノーベル賞の受賞者数は人口比で世界一だそうです。
  
  スズキ自動車がヨーロッパ進出時「マジャールスズキ」の工場をここに設けたのは先見の明があったと感心したものです。
  
  > ガイド付きのツアーはいろいろ学べていいですネ。
  > しかもとても楽しい方だったみたいで！
  
  現地ガイドの話は視点が違うので、とても興味深く、印象に残りました。ハンガリーがこんなにも親日だとは。。温泉好きな点も一緒ですね。
  
  学費や生活費が安いので、大学留学の選択肢として日本人にも人気のようです。
  
  > マーチャーシュ教会の塔のてっぺんはそうでした！
  > 指輪をくわえたカラスでした！なんでカラス？と思ったんです。
  
  カラスが咥えているのは指輪でしたか！勉強になりました。
  
  > かつてモスクでもあったとのことで、内部がちょっと独特で
  > 印象的だった記憶があるんですが写真がなくて・・・
  > comestaiさんの写真を懐かしく見せていただきました。
  > 王冠の『上の十字架が傾いているのがポイント』にウケました、
  > 私も「傾いてるな・・？」と思ったので・・(笑)。
  
  十字架がなぜ傾いているのか、聞き忘れました。
  宝珠・笏・マントとともに、ハンガリー王国の戴冠の証だったそうです。
  
  > 青空のセンテンドレも素敵です☆
  
  センテンドレもこじんまりとした人気の町でした。
  確か、きれいな藍色の染物のお店があったのを覚えています。
  日本の藍色の染め物より、明るく、可愛い感じの服や小物が売られていました。
  
  > 個人旅行では知らなかったことも教えていただき
  > 楽しませていただきました。
  > ありがとうございました♪
  > そしてまたヨロシクお願いします。
  
  お役に立てて、幸いです。
  こちらこそ、よろしくお願い致します。
  
  comestai

• aquamarine_324さん 2014/11/02 18:57:14

  晴れたブダペスト、羨ましい！

  はじめまして。
  先々月ブダペストへ行ったばかりで、懐かしいなと思いながら旅行記拝見しました。
  ゲッレールトの丘とセンテンドレは行きたかったんですが時間がなく行けなかったので羨ましい限りです。
  というより、晴れていることがそもそも羨ましい。。
  他の旅行記も拝見します
  aquamarine_324

  comestaiさん からの返信 2014/11/03 10:29:14

  RE: 晴れたブダペスト、羨ましい！

  aquamarine_324さん、
  
  初めまして。comestai です。
  旅行記へのご投票、ありがとうございました。
  私もプラハでは小雨交じりの曇り空で、天気ばかりは思うようになりませんでした。
  一人旅、いいですね。夫婦だとなかなか自分の行きたい所に行けません。
  これからもよろしくお願い致します。
  
  comestai