2012/07/26 - 2012/07/30
9位(同エリア1921件中)
はなだいこさん
- はなだいこさんTOP
- 旅行記20冊
- クチコミ35件
- Q&A回答15件
- 188,908アクセス
- フォロワー38人
まだ暗い早朝5時前。
ホテル最上階のベランダから海を見下ろすと、夜明け前の海辺に動くたくさんの小さな影。
何が移動しているかと思ったらそれは…
この写真は少し明るくなった時のものですが、真っ暗な時から小さな影の移動がはじまっています。
「2018年8月・追記」
その後、ダナンはリゾート開発が進み、観光客の姿も増えましたが、この旅行記で紹介した素敵な海水浴場の様子は全く変わっていません。
また、この早朝の海岸に観光客がやってこないのも当時と同じ。
もったいない事です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
まだ、暗いうちから海岸を歩く人。
-
たくさんの歩く人々。
暗い中を家族と歩く人、友だちと歩く人、黙々とひとりで歩く人。
ベトナムの街なかでは歩いている人をほとんどみかけませんが、ここでは夜明け前だというのに、みな歩いています。 -
後をついていくと、たくさんの地元住民たちでにぎわう海水浴場にぶつかりました。
私たちが泊った「ライフスタイルリゾート(現プルマン・ダナン・リゾート)」からは、海岸をのんびり歩いて10分くらいでした。
海では波にまかせてプカプカ体を浮かせているだけの人がほとんど。
若いお兄さんの泳ぐ姿がたまに見えるだけで、ゴーグル姿も浮き輪も全く見かけません。
みんな海というお風呂につかりに来ている感じ。
少しばかり夫と波間でふざけたら、おじ様たちのたくさんの目が、ニコニコとこちらを見ているのに気付きました。 -
最初の3枚の写真は海水浴場到着後少し経ってからのものですが、到着時は夜明け前で、こんなに真っ暗!
-
杖をついて海岸に来ていた人は、友だちに誘われて海へ。
のんびりと楽しんでいるのでしょう。
長い間戻ってきませんでした。
私達も早速海へ。
カメラやら何やら、貴重品も持ってきているのですが、
「着てきた服にくるんで砂の上に置いておくだけで大丈夫、この海岸では」
という安心感を、昨年来私達は持っています。 -
遠くに見えるのは、早朝の漁を終えて帰ってくる一寸法師の船。
-
海岸では海水浴だけでなく、友だちとサッカーをしたりバドミントンをしたりして、思い思いに楽しんでいます。
ダナンからホーチミンに戻って何日か後、定宿のマジェスティックホテルでテレビをつけて初めて、オリンピックが始まっているのに気付きましたが、ベトナムの放送局はどこでもバドミントンばかり放送している感じでした。
ベトナム一番の人気種目みたいです。
だから海岸での一番人気もバドミントン。 -
おじさんやおばさん達の上手な事には驚かされます。
-
また、砂浜には体操をしている人もたくさん。
これは、3人のおば様たちが寝転がっておしやべりしながら、立てた膝を交互に左右に倒し、ウエストシェイプアップ体操をしている姿です。 -
砂地では砂に体を埋めて海を眺めながらおしゃべり。
-
私もヒトが先程まで埋まっていた穴を拝借してやってみたけれど、砂がひんやりとしていて、とてもいい気持でした。
-
明るくなった頃、一寸法師がようやく到着。
たくさんの海水浴客たちの間をぬって戻ってきました。 -
船は砂地では重たいらしく、お父さんひとりでは大変。
すぐに近くにいた若者がサッと、引き上げるのを手伝っていました。
こんなところが気持ちがいい。 -
そして、たぶん家族だろうと思われる人たちが魚を広げます。
魚はサバ、アジなどの私たちがよく見る魚。
クラゲも並んでいました。
水着姿の地元民たちが、少しずつ買っていきます。 -
現地の子供たち。
写真を撮っていいかと(身振りで)聞くと、一気に笑顔がはじけます。 -
男の子も
-
女の子も
-
親子も
-
ご夫婦も、
こんな早朝のビーチで、誰もが楽しそうに遊び、くつろいでいて・・・。
本当に気持ちの良い海岸を見つけました。 -
6時近くなって完全に明るくなると、次々に人が引き上げていきます。
-
海岸奥の階段を上れば、そこには屋外シャワーがあり、更衣室があり、駐輪場があります。
-
水槽に貯めた水を浴びる人々。
海水を洗い流した後は、家に帰るのか?
そのまま仕事に向かうのか?
現地の人達の中で過ごす時間が楽しく、4日間毎朝ここに通いました。
ホテル前のプライベートビーチは、全く使わずじまい。
現地人用ビーチに最も近いリゾートだったのは幸運でした。
私たちの隣にあるフラマリゾートからでは、歩くには遠すぎますから。 -
ここが滞在先のライフスタイルリゾート(現プルマン・ダナン・リゾート)。
私達がダナンに来る(今回で2回目)きっかけを与えてくれたのは、ある女性ライターのこんな文章でした。
「残念なことだけれど、ベトナム人には外国人旅行者を歩く札束だと思っている人が少なくない。
そんな人が密集しているのがホイアンやフエのような観光地。
けれど、外国人旅行者はホイアンの次はダナンをすっ飛ばしてフエに行ってしまうので、ダナンには見事に外国人がいない。
外国人旅行者がいない街のベトナム人て、こんなにのどかで笑顔が良いのねって思えるダナンは、穴場中の穴場です。
ホイアンやフエでついていなかった旅行者は、是非ダナンに行ってほしい。」
来てみたら、こんなに気持ちの良い海水浴場!
そして・・・、「信じられないような」タクシーの運転手!
(こちらについては、夫が後ほどお話しします)
大当たりの街でした。 -
私たちの部屋は、ちょっと贅沢して最上階海側のペントハウス。
広いベランダから海が見渡せます。
最上階に立っているのが私です(ほとんど判らない)。 -
この部屋のベランダに立ったからこそ見えた遠くのビーチ。
そこにうごめく人々。
これも明るくなってからの写真ですが、みつけたのはもっと暗い時間、朝の5時頃でした。
ひとつ下のベランダからでは見つけられなかったかもしれません。
贅沢して良かった! -
プールとプライベートビーチを部屋のベランダから撮ったもの。
私はプールの縁に座っています(もっと判らない)。
プールサイドのベッドが日陰になる午後、プールには何度か本を携えて出向き、くつろぎました。
プライベートビーチは眺めただけ。 -
昼食はホテルからタクシーで15分くらいのコン市場に何度か通いました。
-
市場内の食堂では外国人が珍しいようで、店の人もお客さんも、色々と気をつかってくれます。
旅行客は全く見かけません。 -
店頭に並べられたおかず類は、どれも味がしっかりついていて美味しい。
地元のおばさまたちは野菜が中心の注文をしていました。 -
これは私が注文した昼食。
食べたいものを次々に指でさしたら、女の人としてはボリュームがありすぎたのか、そこにいた人たちに笑われました。
厚揚げと鶏肉とたまごとイカ、そしてインゲンの5種類。
周りをうかがうと、地元の人たちは皆、2種類しか頼んでいません。
厚揚げとイカの中に詰め物が入っていておいしい。
これに美味しいゴーヤのスープがついて150円位です。 -
食堂内の飲み物屋さんで食後に飲んだベトナムのあんみつ、チェー。
隣のお嬢さんたちと同じものを注文しました。
いろいろな寒天と甘いねりもの(白いあんこみたいだけど違う)、そしてココナッツミルクが絶妙なハーモニーを作り出していて美味しい。
今でもその味が舌に残っています。 -
隣の明るいお嬢さんたちと。
-
飲み物屋の、とても気さくで親切なお姉さん。
壁のメニューを棒で指して、私達が訳も判らず頼んだのがどれだか教えてくれました。
お姉さんの発音によると「ソアソアハットルー」。
人気のチェーみたいです。 -
次の目的地への移動は、初チャレンジのバイクタクシー。
夫は1人行動時に何度も利用したらしいのですが、私は初めて。
とても不安です。 -
「3ドル」と言うのを夫が10000ドン(50円)に値切っていざ出発。
どこにつかまったら良いんだろう?
とてもとても不安です。 -
が、何事もなく無事に到着した美しいダナン大聖堂。
後日、ミサの時刻を確かめて訪れ、中に入ってミサに参加しました。 -
大聖堂近くの「ハン市場」も覗いてみました。
-
広い市場には衣類や靴が売られている2階もありますが、
-
1階には野菜に果物
乾物
肉
魚介類
装飾品
食堂など。 -
また、他の日にはホテルのバスでホイアンに行ったし、自分たちで五行山にも行ったけれど、そちらは多くの方が旅行記にしていると思うので、ここではちょっとしたエピソードを。
五行山見物の帰りに覗いた大理石彫刻品(?)販売店で面白いことがありました。
こういう店にほとんど興味を持たない夫が足早に店内を巡っていると、その後を写真の2人の女性が同じ速度で追いかけ続けてていました。
「何か買わせようとしているのか?」と思って見ていましたが、さにあらず。
夫が手にしたビニール袋から漂ってくるドリアンの匂いを追いかけていたのでした。
そして、さっさと店を出ようとする夫のドリアン袋を指さしておねだり。
「しょうがないな~」
と言いつつ、分けてあげる夫。
そんな訳で、何も買っていないのに笑顔とピースのお見送りとなったのでした。 -
夕食は、ホテル近くに出来たお洒落なレストランで。
昨年までは、レストランと言えるような店が近くに無かったので、助かります。
いろいろ注文しましたが、どの料理もおいしくいただきました。 -
2階の夜空の下が私たちの席。
若いお兄さんたちのサービスもよかったです。
暑いんだけれど風が通っていい気持ち。
ビールにワインでさらにいい気分。
アルコールと温かい食事で体がほてり、扇子であおいでいたら、すぐに扇風機を持ってきてくれました。 -
そして翌年。
店を再訪したら、私たちの写真が壁に貼られていたのにはびっくり。
写真を撮られた記憶もサインをした記憶も無し・・・。
かなり飲んだからな~。 -
毎朝、地元民であふれる海水浴場で楽しみ、昼間は市場に出かけたり、広すぎる部屋でのんびりくつろいだりして過ごした3泊4日のダナン旅。
最後の夜は、市場帰りに見つけたビアホールまでタクシーを飛ばします。
(以下おっと談)
入店後、大変なヘマに気付きました。
バンコク(バーツの世界)からベトナム(ドンの世界)に移動して日が浅かった事と、ベトナムタクシーのメーター表示にまだ慣れていなかったせいで、タクシー代を一桁多く払ってしまったのです。
3万ドンのところが30万ドン!
換算すれば150円のところが1500円だから、大騒ぎするほどのことは無いのだけれど、やったことのないヘマに、気落ちしながら(妻にはまだ内緒)2時間ほど過ごし、少しばかり気を取り直したところで店を出ました(妻はまだ知らない)。
すると妻が、近寄って来る人影に気付いて、「さっきの運転手だ!」と言います。
私は顔などは覚えていません。
けれども人影に近寄り、何枚かの紙幣を示しながら「金を返してくれ」と(日本語で)言うと、彼はすでに手にしていたドン札を私に渡そうとしました。
間違えて多く支払い、大急ぎで車を降りていった日本人を、店の外で2時間待っていてくれた訳です。
驚きました。
感動しました。
彼の運転でホテルに戻りました。
チップをドンとはずみました。 -
気持ちよくサービスしてくれたビアホールのお嬢さんと。
この日でダナンの旅は終わり、明日はホーチミンに戻ります。 -
ここ、ダナンには来年も来るでしょう。
地元住民であふれる海水浴場に!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- selalu-baliさん 2013/08/20 11:22:37
- こんにちは…!!
- はなだいこさん
ご訪問&ご投票、有難うございます。
「ベトナムダナンで海水浴 地元民と戯れる日の出のビーチ」
拝見させていただきました!!
ダナンの方々との触れ合いはとても心が和みいいですね〜!!
子供達の笑顔も素敵で見ているだけで幸せな気分に〜(^^)
優しい地元民がいるベトナム・ダナンに行って見たくなりました〜♪
selalu-bali
- はなだいこさん からの返信 2013/08/21 13:16:34
- 来年は・・・?
- どちらかというと「リゾートよりも街」、
「自然よりも人」派の私達ですが、
早朝海水浴以外なんにもしないために行くダナンは、
これからも繰り返し訪れるリゾートになりそうです。
今年は初ペナンを楽しんだので、
来年は初のバリ旅にチャレンジしてみようかと思っています。
その節は何かとよろしく!
はなだいこ
-
- 潮来メジロさん 2013/02/15 23:00:50
- 正直な運転手さん。ヾ(^o^)
- はなだいこさん、こんばんは! (^◇^)ノ
訪問ありがとうございました。
> 間違えて多く支払い、あわてて車を降りていった日本人を、店の外で2時
> 間待っていてくれた訳です。
>
> 驚きました。
> 感動しました。
> 彼の運転でホテルに戻りました。
> チップをドンとはずみました。
いい話ですね〜。間違って多く支払ったからって、タクシーの運転手さんはチップだと思えばそれで済むのに、正直な運転手さんで気持ちが良いですね。
こういう人情味のある現地の人に出会うと、いっそう想い出深い旅になりますよね。
ところで、ダナンって、昔、ベトナム戦争をやっていた頃は米軍基地があった街ですよね。
あれから40年近く経っているから、若い人は戦争を知らない人も多いんでしょうね。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- はなだいこさん からの返信 2013/02/21 12:54:01
- はじめまして!
- 感想を送って戴き、ありがとうございます。
地元住民の海水浴場をみつけ、そこで遊べただけで充分、と言うくらい
楽しくくつろげた街で、タクシー運転手にさらに良い思い出をもらいました。
今年もあの海岸に行くつもりです。
潮来メジロさん、
お互い、
これからも、
あちこち、
良い旅をしましょう。
では、また!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
46