2012/03/20 - 2012/03/20
487位(同エリア734件中)
まみさん
雲一つない澄み渡った湖面のような青空。
やっと春らしい撮影散策ができたのは春分の日の祝日。
今か今かと出かけるのを待ち構えていた森林公園に、やっと行くことができました。
今年2012年の森林公園デビューがこんなに遅くなってしまうなんて、思いもしませんでした。
でも待った甲斐がありました。
梅林全体が初々しく見頃を迎え、野草コースでは春の花がひなたぼっこしていました。
久しぶりの森林サイクリングはとても気持ちが良く、なつかしくて胸がいっぱいになりました。
自転車を走らせながら新鮮な空気をたくさん吸いたかったけれど、花粉症防止のためのマスクが邪魔でした(苦笑)。
<今年2012年はじめての森林公園の旅行記のシリーズ構成>
■(前編)ユキワリソウやカタクリが待っていた野草コース
□(後編)傾きつつある太陽の下で大急ぎで回った梅林
森林公園には11時30分すぎに到着しました。
いまだったら梅林がハイライトですが、今年は森林公園でマクロレンズで野花撮影にチャレンジすることを何よりも楽しみにしていたし、野草コースは早くに日が翳ってしまうため、梅林は思い切って後回しにし、野草コースを先に回りました。
フクジュソウは、かなり背が高くなっていましたが、まだまだ見頃でした。
ユキワリソウやキクザイチゲ、それからカタクリが、勢いはまだ足らないけれど、思った以上に咲いていました。
セツブンソウもありました。もともと森林公園ではセツブンソウはちょっとしか咲かないのですが、ものすごーくちっちゃーいのがたった2つ、よれよれっと咲いていました。
それでも花撮影に飢えていたので、貴重な被写体でした。
マクロレンズでも試してみましたが、うんと接写しようと思ってしまうため、ピントがなかなか合わず、時間ばかりたってしまって大変でした。
苦労したわりには大半がボツ写真ばかりでした(泣)。
そのため、梅林の方は夕方近くに大急ぎになってしまいました(泣)。
でも、梅林や梅園は、その気になればあちこちで楽しめますからねっ!
森林公園の公式サイト
http://www.shinrin-koen.go.jp/
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11時頃に森林公園駅前からレンタサイクル開始
森林公園に向かう下り電車は決して混んではいなかったのですが、いつもよりもたくさんの人が下車したので、こんなに大勢の人が森林公園に行くのかとギョッとしました。
と思ったら、昭和浄苑や千代田メモリランド行きのバス停留所前で行列ができていました。
そうでした、本日はお彼岸。
そして森林公園からアクセスできる墓地があるんでした。
我が家はお彼岸当日の混雑を避けるために、お墓参りは2週間も前にすませてしまったので、本日がお彼岸であることをコロッと忘れていました。 -
駅前サイクリングコースのはじまり
ここの写真は何度も撮ったことがあるのですが、なつかしさと自分の撮影散策の軌跡(!?)として、またパチリ。 -
森林公園南口に到着
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南口広場の噴水の前で
と思ったけれど、本日は噴水は出ていませんでした。
本日のハイライトは梅林のはずですが、どうしても先に野草コースに行きたくなり、梅林は後回しにすることにしました。
ここまでの写真はコンデジのPowerShot SX 210 ISで撮りました。 -
南口広場でクロッカスを発見!
もともと少ししか咲かないのですが、近寄れる位置に咲いていたので、一眼レフを取り出し、マクロレンズでチャレンジしてみました。 -
花びらの影に隠れたおしべを狙う
これは結構お気に入り@ -
クロッカスの花びらの美しい縞模様
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サイクリングコースで見つけたヒイラギナンテンの花
コース脇に自転車を停めて、サイクリング中にはしまっていた一眼レフをカバンから取り出してマクロレンズに交換して撮影しました。 -
光に透き通るヒイラギナンテンの花
対象が小さいのにうんと接写しようとして、なかなかピントが合わなくて苦労しました。
時間ばかりかかってしまって、私はいったい何しに森林公園にやって来たんだろう、と自問したくなりましたが、あきらめてしまうとそれまでの時間が全て無駄になる気がしたので、まずまずと思える写真をゲットするまでねばりました。 -
野草コース最寄りの駐輪場から野草コースへ
親子連れに人気の運動広場やぽんぽこマウンテン最寄りの駐輪場もここなので、自転車がたくさん停まっていて、子供たちもたくさんいました。 -
野草コースに入る前に花情報板をチェック
主な花は、野草コースの2つの入口付近のユキワリソウ(オオミスミソウ)やフクジュソウ、そして奥の斜面のカタクリあたりですね。
セツブンソウも見られるかな。 -
野草コース入口のユキワリソウ(オオミスミソウ)
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恋占いをしたくなるような花びら@
いや、むしってしまったらかわいそうですネ。 -
藤色のユキワリソウとおしゃれな三つ葉型の葉っぱ
試しにこれをPowerShotで撮影してみたら、花の色がもっと青くなってしまいました。
PowerShotのときは薄紫の花が青に撮れてしまって哀しかったのですが、一眼レフだとちゃんと薄紫に撮れます、るんっ! -
三つ葉の葉っぱが可愛いユキワリソウ
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枯れ葉の間から姿を見せて
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マクロレンズでユキワリソウのシベの世界を覗く・その1
うーん、もっと大きく、もっとほんわかした雰囲気で撮りたいな。 -
マクロレンズでユキワリソウのシベの世界を覗く・その2
なんとかシベにピントがあった1枚。
といってもピントがあったのは狙ったシベでなく奥のシベで、半ば偶然に頼ったようなものです。 -
おしゃべりしているようなおしべの影法師
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後ろの正面だぁぁれ
雰囲気がある写真になったのでお気に入りです。
表紙候補でした。 -
みんなでめしべを囲む
ちょっと色調が変わってしまい、紫が強まってしまいました。
たぶん、近づきすぎたので、当たる光の加減が変わったせい。
これはこれでもいいのですが、実を言うと、もっと明るく、ふんわりとやわらかい写真にしたかったです。
ファインダーを覗いて撮影すると、こういうのが撮影前に確認できないので、とまどってしまいます。
でも、マクロレンズのときは、EOS Kiss X5ではライブビュー撮影でピント合わせするのはとても無理。 -
まだ冬の気配が残る大地の上で、真っ白な姿が映えるキクザイチゲ
マクロレンズで撮影するのは疲れてしまったので、高倍率ズームレンズに切り替えています。
自分なりに構図を考えるのは、ライブビュー撮影の方がやりやすいです。 -
誰の足跡もついていない雪のような花びら
これも表紙候補でした。 -
光の中のフクジュソウ
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太陽の申し子@
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ぜいたくな緑の毛皮を羽織って
本当は葉っぱがこんなに成長していない、土の中から顔を出したてのようなフクジュソウの方が好みですが、開花が始まってからだいぶたってしまった仕方がありません。
まだ見頃だったのが幸いです。
それに、フクジュソウは日が差し込まないと花が開かないので、ちゃんと咲いた姿が撮れただけでもラッキーといえます。 -
岩陰に群生するフクジュソウ
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フクジュソウの中の世界
マクロレンズでチャレンジ。 -
光の中におぼれる・その1
無理矢理近づいて、ピントはぎりぎり@ -
光の中におぼれる・その2
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シナマンサクに彩られた森林
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野草コースから眺めた最寄りの駐輪場
自転車がたくさん!
春はサイクリングにうってつけですものね。
森林に緑が戻るにつれて、これからますますサイクリングする人が増えるでしょう。 -
まだ土色の野草コースを進む
左手は竹林なので年間通じて緑ですが、右手は枯れ葉の山の中に若い芽がぽつぽつと感じられる程度でした。 -
久しぶりに会うショウジョウバカマ
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野草コースで早速見つけたカタクリさん
と思ったら、斜面にたくさんありました。 -
ゴージャスな模様の葉っぱと一緒に・その1
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光の中のカタクリ・その1
花びらの赤いギザギザを撮るために、バリアングルモニター液晶のアングルを変えて、カメラを下から覗き込ませるようにして撮影しました。 -
ゴージャスな葉っぱと一緒に・その2
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ペアを組んだカタクリ・その1
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花びらが反り返りきらずとも……
これは花びらが星のようで、これはこれで姿がよい花だと思いました。
葉っぱがきれいに対になっているところも気に入りました。 -
ささやくように春を告げる妖精
これかもカメラを下から覗き込ませるようにして撮影しました。
雰囲気があって気に入ったので、表紙にしました。
でも実は、ピントがシベでなく、奥の花びらのギザギザの方に合ってしまった、ということでは、減点写真なんです(泣)。 -
ペアを組んだカタクリ・その2
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ゴージャスな模様の葉っぱと一緒に・その3
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太陽に愛されしカタクリ
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カタクリが咲く斜面の隣にはキクザイチゲがいくつもいくつも
カタクリ撮影をするのに楽しみにしている小川町の仙元山のふもとのカタクリの里では、一緒に咲くのはニリンソウが多いのですが、森林公園ではキクザイチゲがたくさん咲いていました。 -
どこかストイックで知的な雰囲気を漂わせるキクザイチゲ
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マクロレンズで覗いてみると
野花が手の届く近さで咲いていると、マクロレンズで覗いたらどう見えるかな〜と試したくなります。
60mmのマクロレンズだからか、そんなに極端に別世界にはならないですけど。
いや、それとも私の腕が未熟だからかな。 -
中心のめしべに焦点を合わせてみると
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アセビが咲いている!
マクロレンズで、ほんの少しだけ光が射したところを狙ってみました。 -
ぷちっと拡がった花びらの先端を目指して
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光の草むらに散りばめられたキクザイチゲ・その1
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光の草むらに散りばめられたキクザイチゲ・その2
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花びらが拡がりきらない、ユニークな形のキクザイチゲ
ここからは高倍率ズームレンズに交換しました。 -
花が半分閉じているけれど
これはきっとキクザイチリンソウ。
2つしか見つけられませんでした。 -
小指のさきっちょくらいの小さなセツブンソウ
ぽつんと1つしか咲いていなかったので、ホントにホントに目を皿のようにして探さないと見つかりませんでした。 -
よれよれ
セツブンソウはこの2つしか咲いていませんでした。
近くにベンチがあったので、この後は、これまで撮った写真を確認しがてら、ひと休みしました。 -
光の草むらに散りばめられたカタクリ
撮影再開。
あんまりまったりとしていると、梅林に行く時間がなくなってしまいます。 -
枯れ葉の影に
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野草コースの入口まで戻ると
さきほどより日がさんさんと射していたからか、フクジュソウがますます元気になっていました。 -
太陽のようなフクジュソウ
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2人一緒にひなたぼっこ
すっかり疲れてしまいましたが、やっとたくさん春の花を味わうことができて、満足です。
おっと、やはり梅を見ずに帰ることはできません。
だけどその前に、もうちょっと休んで気力を取り戻す必要がありました。
おかげで、梅林に辿り着いたのは、16時近くになってしまいました。
「森林公園でやっと手にした春を満喫(後編)傾きつつある太陽の下で大急ぎで回った梅林」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10654845/
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