2011/11/21 - 2011/11/21
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captainfutureさん
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イスファハーン2日目。
雨も止んだようでほっとして街歩き開始。
今日はこの街一番の観光名所エマーム・ホメイニー広場の宮殿と2つのマスジェデ(モスク)に入る予定でしたが、途中の街歩きや工芸品店、職人街巡りが楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまい、行く時間がなくなってしまいました。
日程
D1 11/19(土) 成田1405-モスクワ1925 (SU582)、モスクワ2340-テヘラン0310(SU515)、
D2 11/20(日) イスファハンへ(バス6H)、
★D3 11/21(月) イスファハン【葬式、エマーム広場、街歩き】
D4 11/22(火) イスファハン【エマーム広場、昼食招待、街歩き】
D5 11/23(水) イスファハン【バザール巡り、マスジェデ・ジャーメ、街歩き】
D6 11/24(木) イスファハン【バザール巡り、ザーヤンデ川橋巡り】
D7 11/25(金) イスファハン【ザーヤンデ川橋巡り、イランイラク戦争殉教者墓地、アーシュラー祭】
D8 11/26(土) イスファハン【アルメニア人地区、アーシュラー祭】
D9 11/27(日) イスファハン【ユダヤ人地区、チャイ招待、メナーレ・ジョンバーン、ズールハーネ体操】
D10 11/28(月) トゥデシュクへ(車 1H) 【旧市街巡り、砂漠体験】
D11 11/29(火) ヤズドへ 【旧市街巡り】
D12 11/30(水) テヘランへ (夜行バス 9H)
D13 12/ 1(木) テヘラン 【街歩き】
D14 12/ 2(金) テヘラン0415-モスクワ0835(SU516)、モスクワ2100-成田1140(SU581) +1日
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝食に宿の中庭へ。
昨日の雨も止んだようでホッとする。 -
8時からのようだが7:30でも持って来てくれた。
4つに切った大きなナン、マーガリン、ジャム、チーズ、茹で卵、ジュース、チャイ。8泊いたが毎回同じ。
まだ誰もおらず。朝は少し寒いので、皆部屋で食べているのだろうか。
この宿には隣室ののりさん以外に日本人は2人いるようだ。 -
朝食済ませ、早速、宿前の通りをエマームホセイン広場へ向けて歩く。
宿から徒歩5分の羊頭3つ並べたこの看板の、左隣りのモスク型入口がある通りからナンを買っていく人が次々出てくる。 -
やっぱりナン屋だ〜。
(1分10秒)
http://www.youtube.com/watch?v=KtGEhJUvep4 -
店員さんから手招きされ撮って行けとジェスチャーされる。
窯からちょうどナンを取り出したところ。 -
こねて丸めた生地を、右の人が棒で薄〜〜く伸ばして、
-
窯の内側に張り付けていく。
-
窯の奥はすごい火力になっていて、20秒位で直ぐに出来上がり。
追伸:
ナンにも様々な種類があり、これはNAN TAFTOON という種類のものらしい。
後日ここのYou Tubeを見たイラン人より指摘を頂いた。 -
帰りにゴマがたっぷり練り込まれた出来たてホカホカ特大ナンを頂く。
撮影後、今度はこの男性に私がこのナンを頬張っている姿をケータイで撮られてしまった。 -
写真奥がナン屋の通りがある入口。小さいアーケード街になっていた。
朝食で同じサイズのものを食べたばかりだったが、宿で詰めてきた水道水で流しこみながら何とか食べきる。出来たてでまだふっくら軟らかくゴマの風味が良くてすごく美味しかった。
イランは水道水が飲めるとのことでそうしていたが、道中一度も体調崩すことはなかった。
この宿前の通りに出て食べていると、沢山の通りすがりの人からハローとかサロームとすれ違いざまに声を掛けられる。
二度見、三度見は当たり前。イラン有数の観光地なので外国人には慣れっこだろうにと思うが、親しげに声を掛けてくれる人が多い。 -
宿前の通りは一部工事中。地下鉄工事とのこと。
ということは、この宿前に駅が出来るのか。 -
地下鉄工事事務所(左)隣りのカーテン屋さん。
左がご主人で右は隣りのコーラン専門店の人。
手招きされ店内へ。昨年タイを観光したそうで、その楽しい思い出を話してくれた。 -
その隣りのコーラン専門店
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店内では英訳されたコーランの一部をDVDで見せてくれた。
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懐かしい感じの靴屋さん
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上の写真の左の通りを入ったところ
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宿前の通りを進む。
まだ朝9時で開店前の店前の掃除をしているよう。 -
銀行。いたるところに。
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カフェかと思ったおしゃれな家具屋
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地下鉄工事もあり、やや渋滞気味。
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道路補強中
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募金箱。これもいたるところで見かけた。
あれ、奥に面白い広告が・・・。 -
今年の合格者数何人、といったところか。
後日ヤズドでちょうどこのTVCMを録画。1分2秒後から。
https://www.youtube.com/watch?v=LWIhSP5WNfA -
毎朝、ここの前に人が集まっていたが何だったのだろう。
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撮ってくれといわれた宅配の人。
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バス停と切符屋。
皆バスはプリペイドカード式になっていて、ここでその補充もできるようだ。
撮る際は左の女性がニッコリ笑ってくれて、その後こちらに来てWelcome to Esfahan!と言ってくれた。 -
キオスク
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スーツ屋さん
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エマームホセイン広場沿いにある何かの修理屋さん
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広場から西に少し入った通りにあるモスク(マスジェデ)では、花輪がどんどん並べられている。
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やはり葬式のようだ。
-
どうぞ入って行ってくれと何度も手招きしてくれて、こんな通りすがりの外国人が入っていいのかと戸惑いながらも入らせてもらった。
-
左の男性のお母さん(70歳)が亡くなったとのこと。
親族の方が道行く人にお菓子を振舞っている。
私にも勧めてくれた。
この国では後日行った墓地等でもそうだったが、葬式の際はその場にいる全然知らない人々にまで菓子を振舞うようだ。 -
有り難く摘まませてもらった。そんなに甘すぎず美味しい。
-
イラン人男性もフランス人男性のように頬を交互に何回か合わせる挨拶もするようだ。
-
ここでも様々なお菓子を振舞って頂いた。
カメラの全音を無音にして、邪魔にならぬようそっと撮らせてもらう。 -
チャイまで頂く。
右奥の棚にはナマース(シーア派が礼拝時に額が地面に当たるところに置くもの)が並べられていた。 -
案内状が床に並べられていて、その前に座らせてもらう。
写真上部の平っべったい黄色い菓子にはびっしりと何かイスラム文字が。 -
説法中の模様。
葬式と行進の様子(1分24秒)
http://www.youtube.com/watch?v=Hy7vLWOxCxE -
英語を話す孫がいて、いろいろと説明してくれる。
モスク外の花輪(造花)の代金の一部は児童施設等への寄付に回されるとのこと。
このモスクでは翌日、翌々日も葬式があって、同様にズラリと花輪が並んでいたが、それらも同じく寄付に回されているのだろう。 -
モスク内は生け花が沢山使われていた。
-
説法者がアッラーと言うと、それに続いて参列者も一斉にアッラーと唱える。
-
この後、亡くなった祖母がやっていた店まで皆で行進するので行ってみないか、と誘ってくれたので是非行かせてもらう。
広場を横断し、セパー通りをエマーム広場方面へ。 -
皆で大声でコーラン(多分)の一説を唱えながら、時折一斉にアッラーと声を張り上げながら行進。
花輪の左の男性は葬式に誘ってくれた亡くなった女性の子供。 -
セパー通りのキオスク
-
セパー通りを北に曲がったこの通りに入る。
(1時間後に撮影) -
モスクから15分位のところにあるこのお店の前に到着。
工具で使うナット等を扱う店のようだ。
ここでもどんどん撮っていけと言ってくれる。 -
ここでも菓子を振舞って頂く。
結構お腹いっぱいになってしまった。 -
店内にて。
-
店前には行進の先頭にあった花輪と、葬式の案内状が貼られた明かりが灯された神輿のようなものが安置。
この葬式の案内状が貼られた神輿のようなものは、この後道中何度もモスク内や街中で見かける。 -
この後花輪だけ持って帰り、解散。
店の名刺を渡され、葬式の写真をメールで送ってくれるよう頼まれる。
丁寧に礼を言って別れる。
この国ではプジョーも良く見る。 -
この通りとセパー通りの角にあった雑貨の露店。
煙草のバラ売りもしていた。
毎日ここに店を出しているようだ。 -
セパー通りに出て、いったんエマームホセイン広場まで戻ることに。
-
アイスクリーム屋さん。
結構寒いのに繁盛しているようだった。 -
いたーーーーーーーーー!!
イランというとまずこの格好の聖職者がイメージに浮かぶ。
初めてこの目で見て、ああ、イランに来たんだな〜〜と実感が込み上がってきた。
エマームホセイン広場にて。 -
広場にいた消防車。
窓を下ろして顔を出してくれた。
受話器マークのあとにペルシャ語で125と書かれているようだ。 -
ここにも募金箱
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エマームホセイン広場
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エマームホセイン広場
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凄いサイレンの音がしたと思ったら救急車が通りぬけていった。
-
エマームホセイン広場
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エマームホセイン広場
カメラを構えていると、Vサインを掲げた男性が前をスーと通りぬけていった。後からそれを笑う彼女。
奥に見える本屋では学校の先生という人から話しかけられ、春分の日のノウルーズ(イランの元旦?)の時期に来ればもっと楽しいのに、と言われる。 -
撮ってもいいですかとカメラを構えると快くポーズを取ってくれた。
この後、花壇の花をブチっと折って頭に付け、2枚目を撮れせてくれた。 -
ベンチでナンを食べていた学生さん。
少し話しをする。
イランではフェースブックが普及しているようで、あちこちでやっているか聞かれる。
彼女にもメールで写真を送る約束を。
別れ際にナンを一つ頂く。 -
エマームホセイン広場沿いの市役所
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1階には街の模型が。
受付上にもホメイニ師の写真が。 -
またどこかで葬式が行わたようだ。
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市役所横の案内図
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同上
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同上
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ポストと清掃の人。
両方ともあちこちで見かける。
この時期、黄葉がとてもきれいだが、落ち葉掃除が大変そうだった。
街のあちこちにゴミ箱もあり、街は大変きれいだった。 -
セパー通り南側に広がるチェヘル・ソトゥーン庭園博物館を横目に、エマーム・ホメイニー広場へ進む。
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セパー通りの印鑑屋さん
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後ろには工具、テーブルには様々なサンプルが。
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なんと「一休さん」のスタンプがありプレゼントして頂いた。(これはここで作ったものではないとのこと)。
イランでは5、6年前まで一休さんをやっていて、今でも人気らしい。
「おしん」も知っているとのこと。 -
お菓子屋
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自然史博物館との交差点
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ここ自然史博物館の柵や、あちこちの柵に、コーランの一説が英訳とともに沢山掲げられている。
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上の交差点の反対側にあったメッリー銀行。
パーレビー王朝時代のものかな。
撮っている間、4、5台の車からクルクションが鳴らされハローやサロームと声を掛けられる。 -
自然史博物館
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セパー通りに戻る
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セパー通り
韓国人と思われ、「ジュモン」(日本でも放送された韓国時代劇)と声を掛けられる。
イランでも最近放送されたらしい。 -
セパー通り
-
さあ、いよいよこの門を潜ればエスファハーン一の観光名所エマーム・ホメイニー広場。
呼吸を整えて入ってみる。 -
おおーーーーーーーーーー!!
ガイドブックで良く見た、奥にマスジェデ・エマーム、左にマスジェデ・シェイフ・ロテゥフォッラーが〜(舌かみそう)。 -
まず、奥のマスジェデ・エマームに進もうと思ったが、右の大きな門の奥からトンテントンテンの音が。
先にこちらに行ってみる。 -
ちょうど入口付近に後日、イラン最大の宗教儀式アーシュラーの行進で見た「アラム」と呼ばれる重い飾りを持った人がいた。
メンテナンスに出していたのかもしれない。 -
どうやら工芸品の職人街らしい。
-
上の店に入らせてもらうと、お爺さんと孫(?)がトンテントンテンとスゴイ音で打っている。
(5秒)
http://www.youtube.com/watch?v=_jsqsZ4gziw -
隣りの店
天井を見上げれば石造りのドームが連なる回廊になっていて見事な景観になっている。一つ一つのドームの天井には明かり取り穴が付いている。
昔の形を残していてとても雰囲気がある。 -
-
このお店の天井もドームを生かした造りになっている。
-
-
奥に作業場が見え、快く入れて頂いた。
-
先端の違ういくつかののみを使い分けて丹念に作業していた。
-
この国では女性ドライバーも良く見かけた。
-
再び回廊に出ると、こちらのチャイハーネで良く見る水たばこをやっていた。
一家に一台はある必需品らしい。 -
この後初めて水たばこをやらせてもらった。
空気を吸うと器の中でボコボコと泡が出て、上部の炭の火が強くなり、口の中に爽やかな香りの煙が入って来て、ぷは〜と吐き出す。
通常の煙草とは全然違う。 -
左の女性は鍋を持参したようだが修理は難しい模様。
-
他の店で新品を探していた。
-
名前は分からないが様々な工芸品を展示した店がズラリと並ぶ。
奥には作業所があり、そこで作っている店も多いようだ。 -
ミーナー・カーリーと呼ばれる銅の皿や器などの上に、エナメルで美しく彩色を施したもの。
-
ドームを生かした雰囲気のある店。
店に入る時はサロームと挨拶して入るようにしていたが、店の人も笑顔でサロームと返すだけ。
どの店も誰も呼び込みもせず、品物を勧めたりもしない。
もっと観光客相手のすれた感じのところかと思っていたが、そんな感じは全くなかった。 -
回廊を抜け、広場に出てくる。広場に面したところもズラリと工芸品店が並ぶ。
-
右側にアーリーカープ宮殿。
段ボールを敷いて一人静かに礼拝中の人が。 -
礼拝後、撮影に応じてくれる。
奥はマスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー。 -
すぐ横のここの菓子店の人のようだ。
家族経営が多いようなので、ここの息子さんかも。 -
だいたい一箱200円〜700円位であるようだ。
イラン各地からのお客が多く、5、6箱まとめ買いしていた。 -
試食用のギャズと呼ばれるピスタチオの沢山入った菓子を一つ頂いた。
これが売れ筋のようだ。 -
「ギャズ」
イランはピスタチオの産地とのこと。
口の中で溶けて、ピスタチオの香ばしい味がして美味しい。 -
広場に戻り、頂いたお菓子を食べていると、イラン人の家族から一つどうぞと差し入れを頂いた。
別の種類でこれも美味しかった。 -
マスジェデ・シェイフ・ロテゥフォッラーが夕方の軟らかい日差しを受けて、更にきれいに見えた。
もう夕方4時。今日は朝8時に宿を出たのに、街歩き、工芸品店巡りであっという間に時間が過ぎ、この広場の宮殿と2つのマスジェデ(モスク)に入場しそびれてしまった。 -
地元女子大生と。
ここでもフェースブックをしているか聞かれる。 -
噴水を挟んで遠くバザール・ゲイサリーイェの入口が見える。
-
ズールハーネの練習をしていた。
イラン独自の伝統的肉体鍛錬法といわれているらしい。
「ズールハーネは伝統的であり様式的、精神的側面を持っている。パフレヴァーン(イスラム的騎士道)の伝統に連なるものであって、神のため、来るべき日に備えるという思想がある。この鍛錬を指して英雄のスポーツ(ヴァルゼシェ・パフレヴァーニー)という表現がある。」(ウィキペディアより) -
ずうずうしくも貸してもらう。
やはりずっしりくる。これを長時間振り回すのは大変そうだ。
「ズールハーネ(力の家)に集った男たちはそれぞれ武器を象った器具で鍛錬を行う。それは20kg以上もある棍棒や、鉄製の弓、巨大な金剛杵などで、それらを高々と掲げたり、投げ上げてキャッチしたりする動作自体がパフォーマンスのようである。男たちが鍛錬に没頭している間、室内にはコーランが延々と詠唱されている。一区切りすると両手を大きく広げ、その場でくるくると回転するクールダウンを行う。その動作はスーフィーのセマー(旋舞)を連想させる。」(ウィキペディアより) -
この後、別の人が来てコーランを延々と暗唱する中、そのリズムに合わせるように棍棒を振り回し、暗唱者がアッラーと叫ぶと、続けてアッラーと復唱しながら練習していた。
(49秒)
http://www.youtube.com/watch?v=i35oeXW-cRE
意外にも私の宿のすぐ近くのズールハーネとのこと。
後日行ってみることにする。 -
夕方5:25の礼拝に合わせ、15分位前から朗々とした声でアザーンが流れ出す。
-
何となくアザーンにつられてマスジェデ・エマームへ。
-
マスジェデ・エマームから広場を見たところ。
-
補修工事中らしい。
-
だんだん夕闇に。
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少し物々しい雰囲気になり、中国北京の外務省高官が覆面パトカーに先導されてバンで到着。
秘書の人と話をし、一緒に記念撮影。10分位で帰ってしまった。
後日写真をメール送信してくれた。 -
小さな門が開いていて、地元の人が礼拝に次々と入っていくのでついて行く。
もうチケット売場は閉まっているようだ。(翌日、ここは全面補修のため観光客は当分立ち入れなくなっていることを知る)。 -
門をくぐったところ。
-
地元の人達の背中を追っていく。
-
どんどん奥に進んで行く。
-
この緑色の絨毯の扉を開けて中へ。
-
礼拝室到着。
もう礼拝は始まっていたが、遅れてどんどん人が入ってくる。
私も右の赤いビニール袋をもらって靴を入れ、左のシーア派独自のナマースを一つ手に取って入ってみる。 -
ナマース(シーア派が礼拝時に額が地面に当たるところに置くもの)。
-
カメラの全音を無音にして、邪魔にならぬようそっと撮らせてもらう。
-
なんと、エマーム広場中に朗々と響いていたアザーンの声の主は、この20歳前後の青年だった。このマイクを通して直接、広場にアザーンとして届いているらしい。
(2分40秒)
http://www.youtube.com/watch?v=bM_cwzsvKDA -
カメラの全音を無音にして、邪魔にならぬようそっと撮らせてもらう。
礼拝中、ケータイが鳴って小声で話している人も。 -
しばらくして声の主が代わる。
-
礼拝後、皆でチャイでも飲むのかな。
-
後から。
-
私が座っていると、前の方に座っていた人がこちらに移ってきて、サロームと挨拶してくれた。英語を話すアリさん。
カメラを指さして貸してみろとのこと。礼拝者を前に何となく気が引けてしまったが、撮ってくれるらしい。 -
20分程で礼拝は終わり、聖職者による説法が始まった。
急に人数が減る。
残っている人の一部には、ケータイメールしたり、アイポットで何かしている人も。 -
なんと、アリさんはあの聖職者の隣りに座れ、撮ってやるとのこと。
とても緊張してしまったが、礼拝中より雰囲気がぐっとゆるい感じになり、大丈夫かなと思いずうずうしくもそっと前へ。前方の聴講者は目が合うとニコっと笑ってサロームと挨拶してくれた。
聖職者からは一瞬、「コ、コイツは何しに来るんだ」と驚かれてしまったが。
説法終了後、沢山の人からどこから来たのか、Welcome to Isfahan等と握手を求められた。
翌日、ここでアリさんと再開し、このモスク修復関係の技術者であることが分かった。 -
18:40頃、広場に戻る。
どこもライトアップされ、とてもきれいになっていた。 -
マスジェデ・エマーム正門のノブ。
-
これは3年前のものだと、他のイラン人観光客が裏側の製造年月日を訳してくれた。
-
マスジェデ・シェイフ・ロテゥフォッラー
-
アーリーカープ宮殿
夜になると夏の暑い時期は、夜中まで沢山の家族連れが涼みに集まるらしいが、さすがにこの時期は記念写真を撮り合う観光客しかいない。
日中も含め外国人はめったに見なかった。 -
噴水を挟んで遠くバザール・ゲイサリーイェの入口
-
幻想的な光景に見とれていると、絨毯屋をやっているという男性が流暢な英語で、日本語を勉強している友人がいるので是非ウチの店に来てくれないかと声を掛けられる。
やはり警戒してしまったが、行ってみることに。
マスジェデ・エマームを正面に見て左側回廊に入り2軒目の店。 -
早速チャイを出してくれて、日本語を勉強しているというモルザさん(右端)が日本式に頭を下げて挨拶してくれる。いろいろと日常会話をしたが、最後まで一切商売の話は出て来なかった。本当に日本語の会話をしたかっただけのようだ。
真ん中が広場で声を掛けてきたハサンさん。二人とも28歳で、もう二人合わせて4人でこの絨毯屋を数年前から共同経営しているとのこと。 -
そこに来年結婚が決まり今日婚約したという男性が店に入って来て、皆に祝いのケーキを沢山振舞ってくれた。
近隣の店にも配って歩いているらしい。
3つも頂いてしまった。 -
モルザさんより、明日の昼1時半から2時半の間に、彼の母手作りの昼食がこの店に届き、店の者全員で一緒に食べるので来ないかと招待を受けた。
有り難く受けることにし、明日の再会を約束する。
40分位いた。 -
別の絨毯屋でも声を掛けられ、チャイをご馳走に。
ここも商売の話は一切なかった。
単に話し相手が欲しかっただけのようだ。 -
隣りの店のラクダの骨を使った工芸品店。
細かく細工され、見事な彩色が施されている。
左上は原料のラクダの骨。 -
この男性はここの主人で、自分で作ってこの店に置いているとのこと。
さっきの絨毯屋によると、この工芸の世界では有名な人らしい。
物静かな人で売り込みも無かった。
あまりに見事なので出して見せてもらった。ちなみに左は$120、右は$60。
買っとけば良かったな〜。 -
回廊を通って広場の出口へ。
-
上の店の外から何か作業をしているのが見えたので、入らせてもらった。
-
-
装飾品店
-
同上
-
同上
イスラム圏共通の魔除けのものらしい。 -
イラン人のお客と雑談中
-
エマーム・ホメイニー広場を抜けて、セパー通りへ
-
セパー通りの靴店が沢山入った商業ビル
-
水飲み場。
いたるところにある。
夏は酷暑らしいので使用する人多いんだろうな。
たいてい上向きと下向きの蛇口が付いている。
私も飲んだが体調崩すことはなかった。 -
一角にここにも募金箱。
盛装した小さな男の子と女の子が何か祝ってもらっている写真。
ちょうど側にいた男の子に入ってもらったが、お父さんに何か言われ、ポケットから手を出しなさいと言われたようだった。 -
思案中・・・。
店前で黒いチャドル姿の女性群にサロームと声を掛けられ、少し立ち話。
我々のこの格好をどう思いますか?と聞いてくるので、どう答えていいか迷っていると、我々はこの格好が楽でいいとのこと。女性だけのパーティーではおしゃれして行くらしい。
記念に撮っていい?と聞くとNo〜と言われてしまった。
Welcome to Esfahan!と言われ、別れる。 -
エマーム・ホセイン広場を渡り、宿前の通りへ。
ココナッツが店頭に並べられている。
他には何か果物を干したようなものが。 -
入ってみると菓子屋さん。
別にココナッツから作るわけでなく、単独で白い実を食べ美味しいからとのこと。
一摘まみ頂く。
イラン南部の暑い地域で採れるのだろうか。
翌朝、店前のキオスクで再会する。
このキオスクでも商売しているようだった。 -
もう10時。
宿前の通りにある地球の歩き方にもある「ノウバハール」へ -
メニュー下から2段目左の「Khoresh&Rice」26,000R(156円)を選ぶ。
-
ナンが無料で付いてきて、他にサラダ12,000R(72円)、イラン独特の塩味ヨーグルトDoogh 300ccボトル3,500R(21円)を注文。
「Khoresh&Rice」は肉、豆、モロヘイヤを煮込んだもので美味しい。
Dooghはネットでは賛否両論あるようだが、う〜む、私は塩味でないヨーグルトの方が好き。ただ慣れもあるのだろうけど。 -
小ぎれいで良心的値段で、スタッフも親切で満足。
さっきまで家族連れで賑わっていた。
もう10時過ぎたからか。 -
お勘定。5%サービス料と4%税金が付いて合計45,300R(272円)。
今日の万歩計19,500歩。
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この旅行記へのコメント (10)
-
- 康さん 2014/03/01 18:39:54
- 時代変わったんだなぁ…
- 1997年イスファハン訪問時は女性はもっと保守的で撮影なんて…
旅人には優しい国がらなので家に招かれた際に、その家の方針によっては家の中でだけは撮影できる事もありましたけど…
モスク内も同じ。
礼拝などの宗教活動中の撮影は厳しかった、様に記憶しています。
彼らの祈りを邪魔しない間の時間に観光して隙間で撮影させて貰ってるような感じ。
水道水が飲めるのは初耳です。
ただ、インフラが石油マネーのおかげで日本人の想像よりも優れているというのは97年時点での印象でしたので、いまはそれくらいになっているのかもしれませんね。
それにしても…道路が綺麗。
トルコ西部→イラン→パキスタンと陸路で横断すると
イランの舗装技術の高さが際立ってましたね。
一説に石油精製の副産物で上質なアスファルトが、うなるほどあるので
道路が常に綺麗に整備できる…というウソかマコトか?(苦笑)
そんな話も現地で聞きましたけどね。
- captainfutureさん からの返信 2014/03/02 18:45:55
- RE: 時代変わったんだなぁ…
- あれから15年経って、だいぶ開放的になったということなんでしょうか。
おお、康さんも家に招かれたんですか!
イスラム圏は全般に旅人に優しいといわれますが、ここも人々がとても優しいですよね。
水道水、ガブガブ飲んでましたよ。
石油輸出がもっと自由にできるようになると、インフラももっともっと良くなっていくんでしょうね。
>イラン→パキスタンと陸路で横断すると
今となっては夢の行路!! ホントに羨ましい〜〜!!
>一説に石油精製の副産物で上質なアスファルトが、うなるほどあるので
なるほど〜。そういうことでしたか。
ここ数年だけでも行けなくなった地域がどんどん増えてしまい、旅とは思い立ったら吉日、とつくづく思ってしまいます。
イエメンしかり、シリアしかり・・・。
>イランやパキスタンと同じく、初バングラの時の内容のアップしますよ。
>ダッカ空港で入国拒否られたのを奇跡の魔法で30日間観光ビザ即ゲット。
>その後に夕食には、すき焼きパーティーだったという
>奇跡のバングラ2泊3日をご紹介できればと思っています(苦笑)
すごく気になります〜!
こちらも楽しみに待っております♪
- 康さん からの返信 2014/03/04 19:23:27
- RE: RE: 時代変わったんだなぁ…
- 招かれました〜
でも、一緒に招かれた同行者(日本人)は日本へ移住するためのVISA申請の保証人になってくれないかと後で、懇願されて困ったという事もありました。(当時の私は若輩で頼られなかったのが幸いしまいた・笑)
チュニジア・エジプトなどの北アフリカ、マグリブ諸国も状況がかなり悪化しましたしね〜リビアが少しマシになったかなくらいでしょうか。
最近、自分の渡航範囲を明確にしようと簡単に投稿できる口コミ中心になってましたが、そろそろバングラ旅行記も再開するんで、また良かったら遊びに来てください。
- captainfutureさん からの返信 2014/03/04 22:03:49
- RE: RE: RE: 時代変わったんだなぁ…
- 1997年といったら、イラン人もノービザではもう日本に来られなくなって困り始めた頃なんでしょうか。
そうそうリビア、僕もそういうイメージを持ったので調べてみると、確かあそこはまだ自由旅行ができないらしいですね。
>最近、自分の渡航範囲を明確にしようと簡単に投稿できる口コミ中心になってましたが、
クチコミだけでも地図が埋まっていくから、楽しいですよね。
分かります (^_^)
また遊びに伺います♪
-
- 不動心さん 2012/01/13 20:24:03
- エスファハン
- このお店、私も同じように勧誘されて入店し、お茶をいただきました。
- captainfutureさん からの返信 2012/01/13 23:34:53
- RE: エスファハン
- 他の4トラベルの方も以前、この店に同じような形で入ったようです。
その方も商品の勧誘はされず、日本語会話の相手だけで終わったということが書かれてありました。
-
- hot chocolateさん 2011/12/27 10:20:57
- 思い出のイラン♪
- captainfutureさま
初めて書き込みさせていただきます。
旅行記を拝見させていただいていると、イランの旅行記を発見、懐かしく拝見させていただきました。
5,6年ほど前、ツアーでしたが、イランに8日間ほど旅行しました。
木立の中にある豪華な宮殿や、ペルセポリスなどの遺跡、宝石美術館など、
想像していた以上に素晴らしい国でした。
そしてイランの人々が親切でとても親日的だったこと、今でも忘れられません。
残念ながら、パソコンが壊れた時に思い出の写真がすべてなくなってしまいました。
かろうじて現像してあった20枚ほどの写真が残っているだけです。
またゆっくりとお邪魔したいと思います。
hot chocolate
- captainfutureさん からの返信 2011/12/29 15:51:47
- RE: 思い出のイラン♪
- hot chocolateさま
ご訪問頂き、ありがとうございます。
イランは私も事前に想像していたよりずっと素晴らしい国でした。
hot chocolateさんはテヘランの宮殿、宝石美術館、ペルセポリスなどにも行かれたのですね。
私はイスファハンが楽しくて長居し過ぎてしまい(8泊)、その後の計画を止むを得ず割愛したり、短縮することになり、そちらへはいけませんでした。
ツアーだと要領良く効率的に回れていいですよね。
>かろうじて現像してあった20枚ほどの写真が残っているだけです。
さぞショックだったと拝察します。
私も一回無くしたことがあって、それからはDVDに保存版をバックアップするよう心がけています。
まだ続きますので宜しかったらまたご覧ください。
captainfuture
-
- Yattokame!さん 2011/12/11 04:39:47
- 懐かしい思い出がよみがえる
- captainfutureさん
こんばんは。
旅行記を拝見していて、イスファハンの懐かしい思い出がいろいろよみがえってきました。
私が旅行した時はモスクでの写真撮影は結構やかましく言われて、撮影禁止と言われることが何度もあったのですが、captainfutureさんが旅行された時はみなさん寛容ですね。同じ場所でも人によって言うことが違っていたので、ここは運不運があるのかもしれません。
ヌガーのようなギャズ、私もイマーム広場に面するお店で買いましたよ。旅行中ずっと同行してくれたドライバー兼ガイドさんがここのギャズは名物なので買って行きなさいと勧めてくれました。中東の人は酒を飲めないせいか、甘いもの好きな人が多いですね。
そして、ラクダの骨の細工、私も訪問して写真のお店のうしろにあるような額に入れて飾るものを買いました。私が買い物をしたときも決して向こうから売り込むということがなく、こちらが見たいものを静かに見せてくれました。きっと自分の作品に誇りと自信があるんでしょうね。確かに作品は成功ですし値切っては職人さんに悪いと思い、言い値で買いました(笑)
やっぱりイスファハン、いいですね。また訪問して一週間くらい滞在したいです。
Yattokame!
- captainfutureさん からの返信 2011/12/11 22:04:18
- RE: 懐かしい思い出がよみがえる
- Yattokame!さん、こんばんは。
こんな同じような写真ばかりが続く独りよがりな旅記にお付き合い頂き、ありがとうございます<m(__)m>
なんせ日記代わりに撮っていたものでして、後で自分で日記代わりに振り返って読めるようにと思って作成してしまっております。お許しを・・・^^;
>私が旅行した時はモスクでの写真撮影は結構やかましく言われて、
ホントは自分の時も撮影禁止だったのかもしれません。私の悲壮な姿があわれに思えて許してもらえたのかも。確かに同じ場所でも人によって言うことが違ってましたよね。
>ヌガーのようなギャズ、私もイマーム広場に面するお店で買いましたよ。
Yattokame!さんも食べたんですか!あれは美味しいですよね。お土産に少し買ってくれば良かったなあ〜と悔やんでいます。
あっちの人は砂糖の消費量がホント、けたが違いますよね。チャイ一杯飲み干すまでに何個も角砂糖を口に入れますし、長距離バス運転手も何度も摘まみながらでしたし。
>そして、ラクダの骨の細工、私も訪問して写真のお店のうしろにあるような額に入れて飾るものを買いました。
お買いになりましたか!いや〜、いいものを買われましたね。私もやっぱり一つ買っとけばいい記念になったのに、とこれまた悔やんでいます。
>私が買い物をしたときも決して向こうから売り込むということがなく、
私の時も同じでした。
あの静かな自信と誇りを持って対応されると、実際に買ったとしても、私もホントに値切れていたかどうか。
>やっぱりイスファハン、いいですね。また訪問して一週間くらい滞在したいです。
観光地なのに意外にすれていないところもいいですよね。
Captainfutureより
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