マウナケア【標高4200ｍからのサンセット＆星空観賞】◆“BIG ISLAND”ハワイ島一周の旅≪その１５≫

2011/09/16 - 2011/09/16

ハワイ島旅行最後のハイライト／マウナケアでのサンセット＆星空観賞に行きました。
標高4200ｍ地点から見たサンセットは言葉に表せないほど美しく、星空はおびただしい数の星が降ってくるような錯覚に陥るほどの満天の星空。そして、天の川をあんなにはっきりと見たのは生まれて初めてでした。

コレを見るためだけにもう一度ハワイ島を訪れてもイイと思うくらいに素晴らしかったです！

『“BIG ISLAND”ハワイ島一周の旅』ダイジェスト版はこちら→http://4travel.jp/traveler/joecool/album/10603045/

エリア マウナ・ケア山周辺(ハワイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

マウナケアへは、“マサシのネイチャースクール”というツアーに参加しました。

コナ市街地にあるホテルから順にツアー参加者をピックアップして行きます。
私たちは13:00頃のピックアップでしたが、私たちが３組めで、その後「ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ」等で順次ピックアップします。

全員が揃ったところで、いざマウナケアを目指します。

マウナケアの南側すそ野を走る道路を通ります。
この道路は島の西側と東側を結ぶ横断道で、その途中にマウナケア山頂に向かう分岐があります。

少しずつ登ってきているので、4000ｍ級の山が近くに見えてきました。

マウナケアのすそ野は牧場地帯です。
その牧場の一つ「エディ・スズキ牧場」というところ付近で最初の休憩タイムです。

２頭の馬が遊んでいるのが見えました。

私たちツアー客が見ていると、馬たちが近寄ってきました。
可愛いお馬さんでした♪

少しずつ山を登って行きます。
途中、ジェットコースターのようなアップダウンのある直線道路を発見！

二度目の休憩は中腹辺りにあるビュースポットでした。

無心に風景を撮影するJOECOOL。

Photo by wife

マウナケアも見えていましたが、なだらかな山なのでとても4000ｍ以上あるとは思えません。

その後さらに登って行くと、見渡す限りの溶岩台地のところで三度目の休憩をとります。

今回の旅行では、溶岩ばかりのこんな風景を何度見たことだろう。

スヌーピー探検隊長の記念写真！

上の写真はこのようにして撮っています。

Photo by wife

四度目の休憩は、標高2800ｍのところにある「オニヅカ・ビジター・センター」です。
マウナケア山頂を目指す人は必ずココに立ち寄ります。

私たちも、空気が薄い状態に慣れるため、１時間少々の休憩をとります。

方角によっては青空が見えているところもありました。

こちらは天文観測関係者の宿泊施設だそうです。

ツアーにはお弁当が付いています。
お弁当とお茶を配ってもらって、思い思いの場所で少し早めの夕食です。

防寒用のヤッケ＆スボンが配られました。

派手なオレンジ色の防寒具に身を包んだJOECOOL夫婦。

Photo by wife

白っぽいウニのようなこの植物は、ここでしか見ることができない「銀剣草（英名；SILVER SWORD」だそうです。

Photo by wife

「オニヅカ・ビジター・センター」を後にして、ツアー車はどんどん山を登って行きます。
ガイドさんが高山病予防のための呼吸法や対策を説明してくれます。

数分間霧で真っ白になったところを抜けると、そこは既に雲の上！

素晴らしい雲海の風景が広がるビュースポットです！

はるか向こうにはマウナロアも見えています。

「オニヅカ・ビジター・センター」があんなに下の方に見えています。

記念写真をとってもらいました。

山頂の少し手前には各国の天文台が集まっている場所があります。

写真の建物こそ、日本が世界に誇る「すばる望遠鏡」のある「国立天文台ハワイ観測所」です。

スヌ君と天文台。

地面の黒い部分は人の影です。
日没が近いのでとても長くなっていますね〜。

上の写真はこのように撮影しています。

Photo by wife

日本の観測所の他に、各国の天文台がずらっと並んでいます。

同行したツアー客も思い思いに散策しています。

私たちも記念写真を撮ってもらいました。

さていよいよサンセットを鑑賞する地点までやってきました。
標高4200ｍの山の山頂まで車で登れるというのがスゴイですよね〜！

この辺りの標高は約4200ｍ...
JOECOOLもwifeも初体験の標高ですが、幸い高山病にはなりませんでした。

マウナロアもほぼ同じ標高なので、同じ目線の高さに見えています。

サンセットが見える方角とちょうど反対側にマウナケアの三角点があり、夕陽を浴びて紅く染まっています。

なので、私たちが立っているポイントは正確には“山頂”ではありません。

三角点から左側に視線を向けると、別の山！？

いえ、これはマウナケア自身の影です。
山の影が見えるって...
凄い壮大な光景を見ているんですよね〜、感動しました！

でもこの後、もっと凄い“影”を見ることになります。

北西方向には各国の天文台が見えます。

どこの国の天文台でしょうか？

ではいよいよ標高4200ｍ地点でのサンセットショーの始まりです！

先ずはスヌーピー探検隊長の記念写真。
もしかすると、このスヌーピーは世界でもっとも高いところに立ったスヌーピーかもしれません...

コメントは不要かと思います。
素晴らしいサンセットショーをお楽しみ下さい。

Photo by wife

完全に日が沈みました。

サンセットショーの途中、反対側を見ると...
青い帯が見えます。

これは何と、地球の影なんですよ〜！！
「ビーナス・ベルト（Venus Belt）」とか「アース・シャドー（Earth Shadow）」とも呼ばれています。

「ビーナス・ベルト」部分をズ−ム。

日没前後の数分間しか見られない「ビーナス・ベルト」。
日没後は紫っぽい色に変化していました。
めっちゃ綺麗ですっ！♪

日没後、刻々と空の色が変化していきます。

幻想的なマウナロアの風景。

Photo by wife

約30分間のサンセットショーでしたが、こんなに美しいサンセットは今までに見たことがありません！
これを見ただけでもハワイ島までやって来た価値があります。

その後、星空観測ポイントに移動して、今度は天体ショーを見ます！

車から降りると、満天の星空に全員が歓声！！

満天の星空、降って来そうな無数の星、各星座を構成する全ての星も見えました。
天の川をこんなにはっきりと見たのも、自分の星座（みずがめ座）をナマで見たのも生まれて初めてでした。

ただ、撮影の設定に失敗して、天の川も無数の星も上手くカメラに収めることができませんでした（涙）。
行く前に設定を確認して練習しておけば良かった...（後悔）。

サンセット＆星空観賞を堪能し、各ホテルを回ってツアーが解散しました。
私たちがホテルに帰ったのも23:00頃です。
行動を共にした皆さんは楽しい方々ばかりでした。

※写真は、ヒルトン・ワイコロアのホテルの玄関に置かれているベンチと、魚の形の灰皿です。

"to be continued"