2011/05/06 - 2011/05/06
1234位(同エリア1493件中)
どんぴさん
青森県内最後の目的地は「三内丸山遺跡」。
ここは昨日訪問した秋田県の大湯環状列石などと共に「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」として世界遺産暫定リストに登録されています。
私はここで顔を包帯でグルグル巻きにした男といっしょに階段を転げ落ち、気を失いました。
気がつくと、そこは縄文時代…。私はタイムスリップしてしまったのです。
(ネタです)
□5/05(木) 東京 → 盛岡 → 鹿角 → 小阪 → 弘前
■5/06(金) 弘前 → 黒石 → 三内丸山遺跡 →盛岡
□5/07(土) 盛岡 → 一ノ関 → 気仙沼 → 一ノ関 → 仙台
□5/08(日) 仙台 → 松島 → 仙台 → 東京
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
15:45、黒石ICから東北道へ。
ゴールデンウィークとは思えないほどガラガラ。
16:05、青森ICを降りて一般道へ。
16:12、三内丸山遺跡に到着。 -
遺跡に隣接する「縄文時遊館」。
博物館も備えた立派な建物なのに、博物館や遺跡を含めて入場料はなんと無料!
すごいな〜!
赤字の埋め合わせに投入される税金は年間でいくらだろう?(笑) -
まずは遺跡に向かう。
かなり広大な敷地の中に竪穴式住居などがぽつんぽつんと点在している。 -
「南盛土(みなみもりど)」
まずはこのパイプが地面に半分埋まったような奇妙な建物の中へ。 -
「南盛土(みなみもりど)」
ここは土器や石器などが捨てられて層になったもの。
縄文時代のゴミ処理場ってこと? -
「竪穴式住居跡」
三内丸山遺跡では550棟以上の住居跡が見つかっていて、そのうち15棟が復元されている。 -
中に入ってみる。
この中で火をおこしたら煙が充満して大変なことになりそう。 -
「大型竪穴住居跡」
なんか地面がボコボコしてるだけに見える。
発見した人はよくこれが遺跡だと解るな… -
「掘立式建物跡」
地面に穴を掘って柱を立てた、高床式の建物の跡。
縄文時代のル・コルビュジェ作品? -
「大型竪穴住居跡」
長さはなんと32m。
この巨大な建物は集会所、共同作業所、冬の間の共同住居などの説がある。 -
大型竪穴住居の中へ。
中は広々としてるし、天井も高い。
フットサルできそう。 -
「大人の墓(土坑墓)」だったかな?
ガラスケースで覆われてるんだけど、ガラスが曇って中身が全然見えません… -
「北の谷(泥炭層)」
かつてゴミ捨て場だった場所。
水分を多く含んでいる上に空気を遮断していたので、木製品や漆器や動物の骨などが風化せずに残っていたそうだ。
でも、見た目は単なるガケ(笑) -
「子供の墓」
いくつかの遺跡は保護のためにドーム上の天井で覆われている。
ドアは施錠されていないので入りたい放題。 -
「子供の墓」
遺跡の保護のため、屋内は高い湿度で保たれている。
遺跡の保護にはいいかもしれないけど、湿気で空気がモワーンとしていて人間にとっては不快指数高め。 -
「大型掘立柱建物跡」
三内丸山遺跡といてばこのショットですね〜 -
「大型掘立柱建物跡」
これは復元されたものだと思いますが、実際に長さ1m以上の柱が地中から発掘されたそうだ。
よく腐らなかったな。 -
【注:ここからは大沢たかおの声で読んでください】
遺跡の見学を終えて「縄文時遊館」に戻ろうとした時、俺は顔を包帯でグルグル巻きにした謎の男とみ合いになり、階段を落ちて気絶してしまった。
目を覚ますと、目の前には奇妙な服を着た少年が立っていた。
少年「ねぇねぇ、縄文時代の村へおいでよ!」
どうやら俺は縄文時代にタイムスリップしてしまったようだ。 -
胎児性腫瘍。
うそ。 -
俺の前に変なヒゲ面の男が現れた。
男「わしの名前は坂本竜馬とゆうちょるがじゃ!」
俺の知っている坂本竜馬とは時代がだいぶ違う気がする…
しかも土佐弁がインチキ臭い。 -
(内野聖陽の声で)
「南方仁がおれば坂本竜馬は死なん!」
俺は医者じゃなく、ただの会社員だ… -
「これはフランスから買った最新式の銃ぜよ!これを長州藩に売るぜよ!」
竜馬さん、それはどう見ても銃じゃなくてヤリだ。 -
「だるいから寝るぜよ!」
縄文時代の竜馬さんは国を動かすどころか、自分の体もあまり動かさない。 -
ペニシリンの製造所。
うそ。 -
野風さんと橘咲さん。
-
仁友堂の面々。
ひとり婆さんがいるが、気にしてはいけない。 -
薩摩と長州に同盟を結ばせるために京都へ向かう竜馬さん。
さっきと顔が違うとかツッコんではいけない。
どうでもいいけど、後ろの壁に書いてあるメッセージがなまらかっこいい。 -
縄文時遊館の出口を出ると、俺は現代に戻っていた。
俺の記憶はすべて時の間に消えていくのかもしれない。
歴史の修正力によって。
それでも、俺はもう忘れる事はないだろう。
三内丸山遺跡でドラマ『JIN -仁-』のパロディをやるのは無謀だったということを。
17:30、三内丸山遺跡を出発。170キロほど走って盛岡ICに到着。
19:15、盛岡冷麺で有名な「ぴょんぴょん舎」に到着。
"盛岡冷麺"(800円)を注文。
ガイドブックには冷麺の店として載っているが、子の店は実質的に焼肉屋のようだ。地元客で冷麺を食べてる人はほとんどいない。 -
20:00 の閉店時間に少し遅れちゃったけど、盛岡駅でレンタカーを返却。
20:10、盛岡駅すぐ近くの「盛岡シティホテル」にチェックイン。
キャンペーン価格で1泊なんと3500円!
でも、オンボロなホテルで3500円は適正価格だった。
21:50、せっかく盛岡に来たので名物の「じゃじゃ麺」も食べたいと思い、駅近くの「hot jaja」へ。
「盛岡じゃじゃ麺(中)」(550円)を注文。
かなり柔らかいうどんに生姜ニンニク味噌などを絡めて食べる。
麺がフニャフニャでまずい。 -
ホテルに戻ってテレビを見る。
NHKでは画面がL字型に分割され、支援物資の配布の場所と時間などを知らせるテロップがひたすら流れ続ける。
震災から2ヶ月たった今もなおテレビが通常の放送に戻っていないのを見て、ここが東日本大震災の現場であることを実感した。
明日はいよいよ気仙沼市へ向かう。
あの東日本大震災の被災地の真っ只中へ行くのかと思うと、なかなか眠れなかった。
《2011年GW 東北周遊:被災地・気仙沼編へつづく》
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