世界遺産暫定リスト ～三内丸山遺跡～

2013/12/28 - 2014/01/06

【世界遺産暫定リスト】
北海道・北東北の縄文遺跡群
・三内丸山遺跡

エリア 青森市内(青森)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

雪が降り積もる年末、世界遺産暫定リストに記載されている「北海道・北東北の縄文遺跡群」の三内丸山遺跡へ行って来ました。

真冬の三内丸山遺跡全体はこんな感じ。

雪をかき分けて歩いて行けば再現された縄文時代の家の中も見学可能です。

三内丸山遺跡のシンボル的存在。
クリの木で作られた櫓です。
これを再現するためにロシアからクリの木を運んで来たそうです。

雪国って感じです。

小さな家も一応中に入れます。

大型住居を再現した室内ですが、煙を抜くための穴がどこにも無いです。
つまりそこまできちんと計算されていないってことですね。

さっきの物見櫓が実際あった場所がここです。
柱の穴が発見されたところです。

縄文土器の破片がこんな感じで発見されました。
当時のまま保管されています。

土器は使い捨てだったようで、土と土器の破片が交互に重なった地層で発見されました。

縄文時代の村の様子を再現した模型。

建物の中の博物館も充実していて見応えあります。
壁は地層をイメージしたデザインだそうです。

実際の木の柱が大切に保管されています。

これは針ということですが、高級なかんざしか高級爪楊枝に見えます。

石器。

魚を釣ってた針。

キレイな翡翠も発見されたそうです。

食べ物を煮炊きする用の土器と死んだ人間を入れるお墓用の土器があったようです。

煮炊きした煮汁などもこびり付いているそうです。

しかも食していた魚の骨や動物の骨が何種類もキレイな状態で残されて展示されています。

どれもこれも本当に状態が良いうえに、発掘された品数も多いので2〜3時間は楽しめました。