兵庫県・西脇★「日本のへそ」の花は、しばざくら

2011/04/24 - 2011/04/24

東経１３５度と北緯３５度が交差する地点があることから「日本のへそ」を称する西脇市。
播州織という綿織物の産地ということもあり、織物を敷き詰めたように見えることから、市の花として「しばざくら」が指定されています。市内で咲き誇るしばざくらを撮影しました。

エリア 多可・西脇・加東(兵庫)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

中心市街地にある旧来住（きし）家住宅の敷地に植えてあります。

旧来住家住宅は、国指定の登録有形文化財。大正期に当地に銀行などを開設した富豪の住宅で、当時の最高級の健在を用いて建造されています。内部も無料で見学できます。

まるでじゅうたんのようです。

縞模様となった色の競演。

シバザクラは地に沿って根を広げていく植生から、別名ハナツメグサとも呼ばれて、小さな花が密集して咲きます。

もともとは北米原産で、４月から５月にかけて、淡桃・赤・薄紫・白色などの花を咲かせます。寒暑や乾燥に強いので、東日本や北日本を中心に大規模な植栽がされていて名所となっているところも多くあります。

鮮やかな桃色。

こちらは紅色系。

鯉のぼりもさわやかそうに春の風に泳いでいます。

市立西脇病院近くの国道１７５号と国道４２７号の分岐点。
「ようこそ　日本のへそ　西脇市」の石造りのモニュメントがあります。

咲き誇る色とりどりの春の花。

向こう側に咲くしばざくらに焦点をあわせて…。

こちらは日本へそ公園。
東経１３５度と北緯３５度が交差する地点「日本のへそ」がここにあり、周辺は公園として整備されています。


○日本のへそ西脇市の紹介の旅記
http://4travel.jp/traveler/password/album/10336863/

ここにも斜面にしばざくらが植栽されています。
ちなみに向こうに見える昆虫の顔のようなデザインの建物は経緯度地球科学館という施設です。

一面に広がるしばざくら。

同じく日本へそ公園。

全国各地にはもっと大規模なしばざくらの植生地がありますが、ここも訪問者は少なかったですが、なかなかの美しさです。

小さな花がたくさん、密集して咲いています。

この日公園では、東日本大震災の復興支援のために有志によるイベントが開催されていました。西日本から、日本のへそから被災地に元気を送っていきたいです！

この旅行記へのコメント （4）

• Yattokame!さん 2011/06/02 03:33:13

  しばざくら

  ころっつさん
  
  こんばんは。
  
  しばざくらは、絨毯を敷き詰めたようで、春らしさを演出してくれる可愛らしいアイテムですよね〜。なんて素敵なおへそでしょう。日本はいいへそを持っていますね♪
  
  Yattokame!

  ころっつさん からの返信 2011/06/02 08:16:43

  RE: しばざくら

  Yattokame!さん、おはようございます。
  
  私もしばざくらがこんなに美しいとは思っていませんでした。
  じゅうたんのように広がるしばざくらのあでやかさに感動しました。
  
  それに触発？されて富士山・本栖湖のしばざらに行ったのですが、今年はそうもイマイチだったようです。
  

• Guavalomilomiさん 2011/05/11 14:27:31

  へえ〜〜〜つ！！

  ころっつさん、はじめまして！
  
  先日はご投票ありがとうございました。
  
  わたしの実家は神戸なんですが、西脇市が日本のへそとか、
  織物の産地で有名で、市の花に芝桜が指定されてる事等、
  全く知りませんでした（お恥ずかしい）。
  
  色々、勉強になりました。
  
  芝桜は、本当に織物の様に敷き詰められてるんですね。
  見事です。
  
  春は芝桜の錦織、秋は山で紅葉の錦織が
  西脇市では楽しめるのでしょうね。
  
  
  
  グアバ

  ころっつさん からの返信 2011/05/12 08:27:32

  RE: へえ〜〜〜つ！！

  グアバさん、おはようございます。
  
  神戸が実家なのですか？
  西脇市の名前をご存知なだけで十分ですよ〜。
  そんな誇れるような観光資源があるわけでもないので
  
  私自身も今回、しばざくらの美しさをあらためて実感しました。
  ご推察のとおり、山々に囲まれていますので、秋には素晴らしい紅葉も楽しめますし、穴場の名所もありますよ。またその頃に紹介します。
  
  それではまた〜♪