2010/08/12 - 2010/08/13
42位(同エリア146件中)
こぼちゃさん
ダッカからクルナまでロケットスチーマーという外輪船で移動しました。
ダッカ18:30発でクルナ22:30着で28時間の長い船旅でしたが、たっぷり寝たり、船内を散策したり、ぼけ〜っと風景を眺めたりで意外に飽きることはありませんでした。今回のバングラデシュ旅行の一番の目的はこの船に乗ることでした。どんな船なのか期待と不安でいっぱいでしたがとても居心地がよくて満喫することができたので良かったです。
写真はダッカのショドルガットに停泊中のロケットスティーマーMasud号の外輪部分を写したものです。
船内の様子が気になったらコレを見てください。
http://www.youtube.com/watch?v=oGxOqLFtVp0
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ショドルガットに停泊中のロケットスチーマー
わりと立派な船がたくさん並ぶ中、一番端に申し訳なさそうに静かに外輪船は停泊していました。停泊場所はショドルガッドの桟橋の一番左端(東側)でした。
かなり気合の入ったボロさなので見た瞬間とてもワクワクしました。 -
とても旧いですが木製の客室でいい感じです。頭上には設置されているはずのテレビはありませんでした。フレームの中にこれでも読みなさいと言わんばかりにベンガル語と思われるの新聞が。。。
2人用のファーストクラスを一人で独占のため2倍の料金を払いました。
チケットは自分で買いたかったのですが、満席で買えないと困るので現地の旅行会社にお願いして手配しておいてもらいました。
チケット代37ドル、手数料15ドル。自分で現地手配の場合は(1190タカ×2) -
出航までデッキに出てショドルガットを往来する人々を眺めて時間をつぶしていました。
-
予定より遅れた19時前頃に出航しました。
ダッカの夕焼けと街並みの様子です。 -
船はしばらくバックで移動し川が広くなったところで方向転換。
周囲は真っ暗でライトを照らしながら進んでいきます。
ライトは操縦席とは別に1階に付いていて適当にいろんなところに光を当てながら人の手で操作されていました。
写真の右斜めに入っている帯のような物がライトの光です。中心の白い物は対向側の船の光です。 -
部屋のシーツと部屋のキーと乗船券の表紙の写真です。
-
部屋に風呂やトイレは付いていないのですが洗面台だけはありました。
水は大丈夫なのか水質チェック
なんだ!こりゃぁ〜、、、
白濁した水がー
何かに例えるとしたらポカリスエットと言ったところでしょうか。。。
結局、怖いので使いませんでした。
あと部屋にミネラルウォーターが1本備え付けてあったのですが、既に開封済でしたのでこれも飲料水としては使わず手洗い用、歯磨き用に使わせてもらいました。 -
夕食の時間です。
イングリッシュ(300タカ)とバングラデシュ(180タカ)を選ぶことができました。金額の差が大きすぎてちょっと焦りましたが、カレーを食べたいのでバングラデシュ料理を選びました。
エッグカレー、ポテトカレー、チキンカレーとカレーピラフのような物が出てきました。味も良く量はとても多かったです。 -
ここはファーストクラス専用の食卓です。
このテーブルの左右に客室が並んでいます。 -
ベッドでゴロゴロしていると、ドカ〜ンンという音と共にエンジン音が静かになりました。
何かと思ったらどこかの桟橋に到着したようです。
降りようと出口に集まる人々と暗闇の桟橋で何かを待つ人々です。 -
翌朝です
デッキに出て風景を楽しみました。
このデッキはファーストクラス専用なのでセカンドクラスやサードクラスの方は入ってくることができないのでのんびりすることができます。 -
靴磨き屋が来たので汚れたサンダルを綺麗にしてもらいました。
サンダルはピカピカになったので良かったのですが軽くぼられました(汗)
最初、5タカだって言ったので5タカを渡したら、10タカだと言うのです。
ダメだと言い張ったのですが、面倒になり10タカを渡したところ、最初に渡した5タカを返してくれること無く、靴磨き屋はそそくさと消えてしまいました。
やられた。。。 -
船は快調に川を進んでいきます。
こんな感じでぼけっと風景を眺めていると乗組員からお呼びがかかりました。
朝食の時間です。 -
朝食はイングリッシュ。
昨夜の確認の際にバングラがいいとお願いをしたのですが、イングリッシュを食べなさいとなぜか強制的に決められてしまいました。
まあ、いいか。。。
フィッシュアンドチップス+オムレツ+パン(160タカ)
紅茶を付けてもらい(+12タカ)
味は普通です。
ケチャップを出してくれたのですが全く使っている形跡が無く怖いので使いませんでした。 -
朝食後、船内を散策しにいきました。
1階の船首部分です。
緑色の物がライトで夜はこれ一つで視界を確保しています。 -
3等の船内は何処だろうとお構いなしに人が寝転んでいたり〜
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物が干してあったりまるで普通に生活しているような感じです。
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売店もありお菓子や飲み物を買うこともできます。
チャーは一杯5タカでした。 -
外輪船の外輪の部分を船内から撮影した物です。
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3階にある操縦室です。
ファーストクラスだけが踏み込める特権のようです。 -
屋根の上に伸びる通路
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外輪のカバーの上には階段が有り上り下りすることができます。
-
またデッキに戻り風景を眺めていました。
-
イチオシ
どこかでロケットスティーマーとすれ違わないかなと思っていたら、遠くから歪な形の物体が近づいてきました。船が盛んに警笛を鳴らし続けしばらくすると、その全貌が明らかに〜
偶然にもロケットスティーマー(Lepcha号)とのすれ違いを見ることができました。
全く統一感の無い外見ですが、これが逆にいい味をだしています。 -
3等席で宣伝販売をしている人も居ました。
みんな暇なので話を熱心に聞いていました。 -
イチオシ
募金箱でしょうか。
箱のデザインといい文字といい格好いいですね。 -
これが 1st class の入り口です。
ここから先は1st classの人しか入れません。 -
シャワー兼トイレです。
客室の水道の水の色が白かったので、このシャワーも同じ水と思われますので使いませんでした。 -
船着場はこのような感じで廃船を利用しているところが多かったです。
-
船の到着を待つ大勢の人々
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今乗っている船はMasudという名前で製造は1928年。
80年以上も前に製造された船が今も現役で活躍していることに驚きました。 -
昼食に呼ばれました。なぜか昼食は部屋で食べさせられました。
部屋に持ってきたテーブルは朝、船のデッキでおじさんがベッド代わりにしていた物でした。
朝食と全く同じメニューですが、オムレツが無くなり、スープとチキンとサラダが追加されただけです(360タカ)
新たに追加されたチキンとスープは美味しかったのですがフィッシュアンドチップスに飽きてしまいました。 -
すごい大勢乗っています。
傘をさしている人を見かけますがバングラデシュの方も日差しを気にするのでしょうか。 -
今は雨季なので水量が多くなって浸水している場所もありました。
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途中の街で多くの人が降りてしまったようで3等席はさみしいくらい静かになっていました。
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日が傾いてきました。
川に写るロケットスティーマーの影です。 -
乗客が船から降りているところです。
細い板を4枚並べただけで結構適当です。 -
停泊中は村の人が船内に乗り込んできて船内に設置されているポンプを使い水を持ち帰っていました。わざわざ汲みに来るということは村の水よりは状態がいいということなのでしょう。
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港に停泊中、こんな感じで毎回、人々から声をかけられました。
会話の内容はいつも同じ感じで
あなたの名前は?
仕事は?
の繰り返しでした。 -
そして出航
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再び屋根の上に行きのんびり景色を眺めました。
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車も乗せられる大きな渡し舟です。
-
イチオシ
3等席に差し込む夕日を撮ってみました。
-
日没です。
まる1日船内で過ごしたわけですがあっという間でした。
暗くて景色が見えないので部屋に戻りベッドでゴロゴロして過ごしました。 -
いろいろ声をかけて気遣いしてくれたり面倒を見てくれたのがこの乗組員さん。夕食もイングリッシュで出すと言われたのでバングラにしてくれと頼んだらなぜだか怒ってしまいました。。。なので夕食はいらないと言ったら、なぜだと聞いてきたので、イングリッシュは飽きたと言ったところ、分かったと言ってバングラを用意してくれました。
結局、夕食のバングラは昨日と全く同じメニューでした。 -
もうすぐクルナに到着です。
最後に船内をもう一度散策。 -
休むことなくダッカからクルナまで頑張り続けたエンジンです。
-
22:30過ぎ頃にクルナに到着しました。
少しは立派な港に到着するのかと期待していましたが他の町と同じ感じの桟橋でした。
船は前照灯で桟橋で待つ人々の顔を照らし続けていました。
自分の中でこの光景がテレビや映画で逃亡する容疑者をライトで照らすシーンとかぶってしまいちょっと笑えました。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- edanさん 2010/09/29 22:10:59
- 待ってました★
- こぼちゃさん こんばんは。
またまた面白そうな旅♪
旅行記を拝見して、バングラデシュに行って見たいなぁと思いました。
外輪船はぜひ乗ってみたい!
「時間が余ったのでジャカルタに行ってみた」...
タフさ加減に脱帽です。
次回も期待しています(^_^)/
edan
- こぼちゃさん からの返信 2010/09/29 23:50:21
- RE: 待ってました★
- edanさん こんばんは☆
またまた旅行記へのご訪問書き込みありがとうございます。
バングラデシュは他のアジアとは違った感じで楽しいですよ〜
ロケットスティーマ(外輪船)は何とも居心地のいい乗り物でした。
かなりポンコツですので乗船をご検討の場合はお早めに〜
来週は3連休で韓国に行きます。
また私の旅行記に遊びに来てくださいね。
-
- こあしろさん 2010/09/11 01:36:02
- バングラデシュ
- こぼちゃさん
こんばんは。
はじめまして。
あまりなじみの無い国バングラデシュですが、
市街地の人、リキシャ、バスで埋め尽くされた光景は、こんなとこなんだなーって思ってしまいました。
ダッカの旅行記では混沌としているけれど、エネルギッシュな東南アジア特有の雰囲気がすごく感じ取れました。
また、外輪船ロケットスティーマー号の船旅もそんなバングラデシュに在りながら、どことなくのんびりしている感じがして自分も行ってみたいなーと思ってしまいました。
クルナ以降の旅行記はまだ見ていませんが、また後ほど見させて頂きたいと思います。
それでは、失礼します。
- こぼちゃさん からの返信 2010/09/11 10:07:56
- RE: バングラデシュ
- こあしろさん
はじめまして。
旅行記へのご訪問と書き込みありがとうございます。
写真から雰囲気を感じて頂けたようで嬉しく思います。
バングラデシュはアジアっぽい活気に満ち溢れていますが、何処の国にも該当しない独特さがありました。
ロケットスティーマーの船旅はかなりお勧めですので機会がありましたら是非とも乗船してみてください。
特に見所の無いバングラデシュですが人々の生活を見ているだけでも楽しめます。見所が無いのが見所だと思いました。
クルナ以降の旅行記もよろしくおねがいします。
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