2010/01/02 - 2010/01/02
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ぼすとんばっぐさん
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今回、人に勧められて初めて青春18きっぷを購入し、せっかく行くのなら・・・と、思い切って広島まで母親と日帰り旅行をしてきました。父親は同行出来なかったけれど、今年の家族のお正月イベントです。
今まで、
青春18きっぷ→鈍行利用→乗車時間が長い、乗り換えが面倒臭い→移動で疲れるのはイヤ→きっぷにあまり興味なし、
という思いがありましたが、意外にもそんなにツライ思いをすることなく、ボォーっと景色を眺めているうちに目的地に到着。(母親はゆっくり車窓の景色を眺めるのが好きなので全く苦にならなかったらしい。)
どこまで行っても、どれだけ乗ってもJRの普通列車利用なら1人1日約¥2,300で乗り放題。そうだ、ここまで来たのなら、贅沢に移動をしてあの列車に乗ろう・・・ということで、青春18きっぷの威力を利用して、以前から気になっていた観光列車に乗ってきました。
☆今回乗車した三原〜大乗間の乗車スケジュール
1/2(土)
三原駅 11:19発→大乗駅 11:48着 JR呉線 普通列車
大乗駅 11:57発→三原駅 12:27着 瀬戸内マリンビュー11号
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広島の三原駅から始まる呉線は海沿いを走る絶景区間。
三原駅より山陽本線と分かれ、海田市駅で再び山陽本線に合流するまで、静かな瀬戸内海沿いを二両編成の列車が南下していく。
便数はとても少なく、1時間に多くて2本、平均して約1本。
今回の観光目的は尾道&鞆の浦。
しかし、広島まで来たのなら、列車旅が好きな母親にどうしても乗って欲しい列車があったので、下車目的はなくとも三原駅から呉線に乗り換え、大乗駅へ。
途中の呉線の絶景に母親のみならず私も・・・!!!
(詳細は下の旅行記で)
今度は大乗駅から目的の列車に乗り、再び同じ絶景を見ながら三原駅へとそのまま戻る。
さて、わざわざ用もないのに大乗駅へ向かってまで乗りたかった列車は・・・ -
‘瀬戸内マリンビュー’!
この呉線を1日数本だけ走る、マリン仕立ての観光列車。
本数が少ないので、三原発の‘瀬戸内マリンビュー’には今回のスケジュールでは乗れず、なら、三原行きに乗って引き返そう、ということで、三原発の列車に乗り、三原行きの瀬戸内マリンビューに乗れるギリギリの交差駅が今回は大乗駅。
大乗駅で待つこと数分、ついに‘瀬戸内マリンビュー’到着! -
この呉線の特徴は、何といっても車窓から眺める瀬戸内海景色。
1枚目の写真は通常の呉線列車。
それと比べると、景色が満喫できるように窓のスペースをたくさん取っているのが嬉しい。 -
瀬戸内マリンビューも同じく二両編成。
1号車が指定席。
白い革張りのサロン形式で、ゆったり空間。
海に面しているのはボックス席側。
ボックス席の窓は景色が奇麗に見えるワイドな1枚窓。
指定席代金は310円または510円(曜日によって異なる)。この指定席は価値があると思う。 -
しかし、このお正月、呉線はそんなに混まないだろうとタカをくくって指定席券を当日購入しようとすると、満席!
仕方がないので2号車の自由席へ。こちらも人が溢れ返ってほぼ満席!ナメてました〜。 -
2号車自由席の様子。
自由席は通常の呉線と同料金で利用が可能。
ボックス席とロング席が混在していて、このボックス席に人気が集中しそう。ただし、混むときは指定席のようにゆったり優雅・・・とはいかないと思う。吊革も沢山ブラリ。
でも嬉しいのは、自由席も指定席と同じく海側はワイドな1枚窓♪ -
同じく自由席車内。
奥にはカウンター席も!
ところどころに丸窓もあり♪ -
アンティークな感じのプロペラもついている。
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乗務員室の扉。
マリン列車らしく‘Crew’。
ちなみにこの列車は、電車ではなくて、キハ47形といって気動車になるらしい。むつかしいことは良くわかりませんが。 -
丸窓のある立ち席。
母親は運良く席が空いたので座席へ、私はこの丸窓から離れず景色を眺めることに。 -
丸窓の下にはアンティークな感じの地図や羅針盤が。
列車というより船という雰囲気が盛り上がってきたぞ。 -
途中、トンネルに入ったり海沿いから離れたりしながらも、海に浮かぶ島景色を横目に列車は進んでいく。
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途中、造船の風景に出会うことも!
関西の車窓からはありえない景色。
これだけでも十分エキサイト。 -
旅情をくすぐる景色♪
兵庫の明石を走る列車も海沿いを進むが、大海原の景色。海に浮かぶ島々の様子がこんなに奇麗だとは思わなかった。そうそう、日本は島国。この瀬戸内海沿いの風景はとても日本らしい景色なのだと思う。
外国人観光客を車内では全く見かけなかったけど、この路線をもっと世界にアピールしたらいいのに〜と思ってしまった。(私が知らないだけで、すでにアピールしているのかも知れませんが) -
そして、この呉線の最高潮区間と言われている、忠海駅〜安芸幸崎駅区間を走る!
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船を意識させるマリン列車の本領発揮!
海沿いギリギリを走ります。まるで船に乗っているかのような接近振り!
写真は行きの普通列車から撮影。窓の真下が海という感じでしょ☆ -
‘瀬戸内マリンビュー’の丸窓から見るとこんな感じ。
これは、もはや・・・船!? -
砂浜ギリギリのところも走る。
-
呉線は単線。
行きも帰りも海沿いの景色を満喫出来る。
この景色が見られるなら列車の本数が少なくても文句は言えない。
この後、尾道や鞆の浦も観光をしたけれど、母親が口にする感想はこの区間の景色ばかり。
こんな絶景をありがとう。呉線と瀬戸内マリンビュー☆
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