Nature Garden ～2009秋～

2009/09/21 - 2009/09/21

今年の秋は早い。巾着田の彼岸花がもう見頃だと言います。
その上、なくても良い５連休なので相当混雑しているでしょうね。
そんな人気スポットに背を向けて秘密の彼岸花スポットへ。

野草の宝庫、野川公園の自然観察園は去年見つけたミニ巾着田です。
連休中日の花のピークでもゆったり撮影に没頭できます。
天気は曇り。むしろその方が彼岸花撮影には向いているかも。

と言っても、今年も巾着田には行くんだろうなぁ。

エリア 吉祥寺・三鷹(東京)

• 交通手段: 自家用車

それほどメジャーな場所ではないので情報不足。
普段は月曜休園なので朝電話でやっているか確認しました。
「今週は無休です。彼岸花も見頃なのでお待ちしてます♪」とのこと。

久し振りにデジイチを積み込んでＧＯ！
４０分後にはこの景色の中にいました。

これは去年より良いですね。
真紅の絨毯が敷きつめられて見応え十分です。

ほとんど花が痛んでないということは、やはり彼岸花は正確にお彼岸にピークを迎えるということか。
密度もあるし、良い色してます。

毒性はあるし、血の色ということで印象が良くない花ですから、そんなに好きではありません。
でも群生となると話は別ですね。

どんよりというより薄曇りという条件下。
絞ったり開いたり、いろいろ試してみます。
日射しがあると飛んでしまって色味が出ないので好条件かも知れません。

カメラマンもこれくらいの間隔ですから、巾着田では考えられない空き具合です。
これだけ少ないと、お隣り同士で写真談義がはじまるのは自然の成り行き。
しかし、皆さん結構長尺を使ってますね。

花が一色ですからすぐ飽きますね。
撮影３０分、カメラ談義１時間という配分でしょうか。
この居心地の良さは何なのでしょう？(^^;

木道に座り込んで話をしているとお客さん到来。
長尺の意味が良くわかりました！
連写のシャッター音が一斉に鳴り響きます。

まぁ、彼岸花の接写はどこで撮っても一緒なのでこのくらいで・・・。
旅行記を真っ赤にするのが目的ではありませんから。

別の場所に白色彼岸花があります。
白は赤より早いのか、そろそろ終わりです。

こちらも数十株の群生ですが迫力は今ひとつ。
アングルが限られますしね。

こちらは色違い。

傍らには小さなゲンノショウコが咲いてました。
目を凝らさないと見逃しそうな野草がいっぱいです。

秋の七草のオミナエシは終わっていて、オトコエシの方が見頃。
花より蜂くんのホバリングを狙っただけです。(^^;

危うく見逃しそうだったツリガネニンジン。
左右に目を凝らしながらゆっくり進まないと確実に見逃します。

ワイルドな感じに咲き乱れているのはシュウカイドウ。
結構広い範囲の群生ですが、花が下向きなので撮りにくいのがネック。

透明感のある花弁は爽やかで良いですね。
下から見上げた感じで撮るべきかな？
来年の課題。

この辺に咲いているはずだが・・・。
とウロウロして見つけたヤマホトトギスです。
思ったより小さい花でした。

何もない季節かと思ったら、結構いろいろ群生しています。
こちらはツリフネソウです。

数ヶ所に固まって群生してました。
上から吊り下げられた格好が独特です。

こちらはどーんと群生です。
なかなか見られないキツリフネが満開でした。

はい、ツリフネソウの仲間であることは一目瞭然。

秋の七草のフジバカマです。
他にも終盤のキキョウもあったし、ススキもそろそろ穂が出てました。

最後はヤマハギ。
秋の七草は全部揃っているようですが、この萩も終わり近い様子でしたね。

自然観察園は彼岸花の時期が一番混むそうです。
それでもこんなにゆったり。やはり穴場なのだなぁ。