2009/05/08 - 2009/05/08
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カメちゃんさん
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本来なれば、小樽の次はカムチャツカのペドロパブロフスクに寄港の予定だったのです。
ところが、何らかの事情が生じたらしく(詳しい説明がなかったのです)、ペドロパブロフスクに寄港を青森港に変更してきたのです。今年こそはカミさんの誕生日を洋上で迎えたいとの私達の希望もありましたから、期待の大きかったカムチャツカ寄港の変更にも関わらず、予定通り行くことにしたのです。
青森は私達にとって新婚旅行で通過したことが一度あっただけの街でした。ですから、訪問地としては初めてのところです。
ここでは、函館では結局行くことのなかった青函連絡船を見に行きました。ここを訪れたことは本当によかったと思っています。青函連絡船と内部での展示物を見ますと、船のことに限らず昔のことが偲ばれます。また、戦争や洞爺丸台風での犠牲も辛い歴史の教訓だったと思いますね。
でも、それも20年上も前に終わってしまったことと言えばそれまでです。確かに単なる過去への郷愁の念もあるけれど、それと同時にその時代を生き抜いた人々の姿が鮮烈に描かれていました。
学び得ない過去はないとすれば、過去と今と未来とを結びつける役割を例え僅かでも担いたいものと思います。レトロな人間と言われるかも知れない高齢者ほど過去から学べるものを多く持っており、その役割を果たしやすいのではないでしょうか。八甲田丸の見学は、私にそんな想いを抱かせてくれたのです。
国内4ヶ所の寄港地へは、事前に考えることもなく場当たり的に楽しむことで終わってしまいました。べつに、何も考えずに楽しめばいいのですけど、石川啄木や小林多喜二のことさえ忘れていたのは、あまりに情けなかったですね。
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旅行記中の主な地点をGoogle Map でご覧になれます。
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- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 タクシー
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青森港に到着しました。
埠頭には、タイルで描かれた弘前城?がありました。埠頭で表面を絵で飾るなんて、なんてステキな港でしょうか。
このことだけでも、青森が好きになってしまいました。(^o^)
↓のアドレスをクリックされてから、左側一覧の中の「大型客船接岸地(青森)」をクリックされますと、その場所が分かります(地図画像を拡大されますと、さらによく分かります)。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&msa=0&msid=101016593599736252226.000471a3ac99cac3ffa0d&ll=40.829024,140.752373&spn=0.013914,0.029225&z=16 -
前方を見ますと歓迎の準備がしてありました。
テントには「青森港国際化推進協議会」と大書してありました。
青森も客船誘致に積極的なんですね。羨ましいことです。名古屋港も内外の客船誘致を積極的にやってくれるとイイですね。 -
テント小屋でお茶・団子・土産物などを並べていました。乗船客が覗き込んで楽しんでいましたよ。
こんな風な歓迎をしてくれたのは、青森が初めてですね。私達も誇りに思うし、外人客も喜んでくれたかもね(^_^) -
船の喫水の深さです(水面下の深さ)。
これを見ると7m80cmのようですね。
客船というのは、大きいわりには喫水はそんなに深くはないです。 -
タクシーに乗って、ひとっ走り・・(^o^)
元青函連絡船の「八甲田丸」に乗りました。
↓のアドレスをクリックされてから、左側一覧の中の「「八甲田丸」(青森)」をクリックされますと、八甲田丸の場所が分かります(地図画像を拡大されますと、さらによく分かります)。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&msa=0&msid=101016593599736252226.000471a3ac99cac3ffa0d&ll=40.827531,140.747051&spn=0.013915,0.029225&z=16 -
写りが悪くて分かりにくいですけど、
八甲田丸の各デッキの配置図です。
B1はエンジンのある階です。
1Fは車両を載せる階です。
2Fと3Fは、一般旅客が使用する階です。
各種の客室・レストランなどがあります。
4Fはブリッジと、展望デッキがあります。
船の大きさを表す総トン数は、5382トンと書いてありました。 -
連絡船就航寺の乗客の服装や持ち物の展示コーナーです。
船内の忘れたものを展示したのか、一般市民の生活を展示したのか分かりませんが、これらのものを見ますと昭和20年代?またはそれ以前?のものかと思いますが・・。(年代の具体的表示を確認していませんでした(-_-;) )
このような「どてら」とか「もの入れ」などは私達も子供の頃に見ています。父はお酒を飲まなかったので、「徳利」はなかったですね。
とても懐かしいです!! -
最初の青函連絡船「比羅夫丸」です。
明治41年なんて、亡き母が1歳の時です。
ホントに「レトロ〜!!」って印象の船ですね。
それでも、あの時代に18ノットという高速を誇ったのですから、ビックリですね!!(^_^) -
このような「はっぴ」は、今でも何代も続いているお店にはあるのではないでしょうか。
「大正十四年 会席膳」と書いた箱も、見たことがあります(細かな形はやや違いますが)。 -
これらの「はっぴ」も時代を彷彿とさせます。
「はっぴ」の背中に書いてある目印の、「カネサ」とか、○の中の4つ菱(これは家紋ですね)なども、懐かしいです!!
父は「カネサ」ではなく「カネ安」を使用していました。家紋は何かと「花菱」を組み合わせたものでした。
これも代々続いているお店では伝統を守って今も使われていると思いますが、私達のような会社員が多くなった今、このようなマークや家紋を家とか家族の印に使うことはなくなりましたね。
わが家も何か作ってみますかね(^o^) -
これまた、懐かしい!!
このようなものを使用していた家庭は、当時としてはかなり裕福な家庭ですね。
私が小学校低学年の頃には、雨の日に傘を差して学校に来る子は少なかったです。いわゆる「ゴザ」をかぶって行ったものです。ランドセルでも同様で、風呂敷の子が殆どでしたね。
大正・昭和戦前の頃に連絡船で旅をした人たちは、ある程度の生活水準にあったかも?ですね。 -
これらも、オシャレな履き物ですね。
わらじでも、見たこともない覆いがついていますから、よいものですよね。
履き物一つ見ても、暮らしのレベルが分かりますよね。
左から二つ目の下駄はありましたが、それ以外のものは母にもなかったと思います。 -
奥にある「『カネ吉』『石澤』」と書いてあるものは「行李」ですね。「柳行李」と「竹行李」がありましたが、富山の薬屋などが行李に薬を詰めて、家庭薬を交換したり補充したりして回ったものでした。
本当に懐かしいですね!!
この時代にコウモリ傘をもっていた人はかなりの上流家庭でしょうか。
傘の前にある唐草模様の風呂敷は、当家のカミさんが結婚する時に持ってきましたよ!!(*^_^*)
富山の薬屋さんも、唐草模様の大きな風呂敷で「行李」を包んで、背中に背負って来たものでした。 -
「悠遠の津軽海峡譜」
津軽海峡の歴史でしょうか。
よろしかったら、是非お読み下さい。 -
青函連絡船「津軽丸」です。
津軽海峡の「津軽」を名にした船です。
私達が新婚旅行で乗った船は、どの船だったか分かりませんが、ひょっとしてこの船だったかも??と思ったりしますね。 -
津軽丸の運命が書かれています。
北朝鮮→中国→サウジアラビアと売られて、巡礼者を運んだようです。タンカーと衝突した挙げ句に最後には火災を起こして解体!!(/_;)(T_T)
人の運命と同じように、船の運命も分からないものですね(T_T) 同情します! -
私達が今回見学した「八甲田丸」の勇姿です(^-^)(^_^)v
新婚旅行には、もしかしてこの船に乗ったかも??
♪〜♪
上野発の夜行列車 おりた時から
青森駅は 雪の中
北へ帰る人の群れは 誰も無口で
海鳴りだけを きいている
私もひとり 連絡船に乗り
こごえそうなかもめ見つめ
泣いていました
ああ 津軽海峡 冬景色♪
私達が青函連絡船に乗ったのは3月12日でした。
青森駅はまさに雪の中でした。
カミさんと何を話せば良いのか分からず、無口な船旅をしてしまったのであります(^_^;)
その夜「上座占拠事件」が起きるなんて、だれが予想できたのでしょうか??
「津軽海峡冬景色」
この歌こそは、私達の歌なのです。 -
八甲田丸の運命です。
青森港で、余生を送れるようになったことは幸せなことかと思います。 -
函館港で記念館となっている摩周丸です。
-
船名不詳ですが、連絡船を上から見た写真がありました。
オレンジ色の塗装がオシャレで、船形もスマートでカッコイイ船だと思いました。
実はあの時、私はカミさんを連れてデッキに出てみたかったのですよ!! 上のデッキでなくても両サイドの通路のようなところでも良かったんですけどね。
ところが、カミさんは大部屋に座ったまま
「ここでイイ」
と言って、ガンとして動かなかったのです!(-_-;)
そんなわけで、私は青函連絡船から津軽海峡を見ることがなかったのであります(-_-;)
いま考えてみると、それが「カカア天下」の「予兆」だったんですねぇ。(-_-;) -
連絡船とフェリーとのツーショットですね。
八甲田丸船内では、2本の記録映画を見ました。
連絡船の定時・安全運行のためにどれほどの努力があったことか・・。どんな仕事でもそのような努力が積み重ねられてきたのですが、常に変化する海上にあって定時性と安全が特に求められる連絡船での任務と努力、そこへの強い愛着・使命感を見たとき、思わず感嘆の声が出てしまいました。
デジタル時代になった今ですが、このような経験と努力の積み重ねの上に、今の知識と技術が成り立っているんだということをひしと感じました。
連絡船の運行に心血を注いだ彼らのまなざしが映し出された場面は、私の胸に焼き付けられてズッと忘れられることはないでしょう。 -
これは、あの「洞爺丸台風」で、1139名もの多くの犠牲者を出した「洞爺丸」です。
この洞爺丸の惨事は、新聞でも写真入りで大きく報じられたことを私も見ています。模型とはいえ、その船を見るのは何とも言えない気持ちでした。
その5年後の同じ日に、伊勢湾台風が私達を襲ったのです。二つの台風は私達の暮らしに打撃を与えただけでなく、時代の転機にもなったのでした。
洞爺丸台風の経験から、船の設計は大きく変わったと言われています。洞爺丸は時の変化の象徴となった船のように思います。 -
洞爺丸の沈没要因と、それ以後の安全性向上への取り組みです。
-
当時の蒸気機関車ですね。(模型)
これも、懐かしいです!!。 -
八甲田丸の船長室です。
安全を守りながら青函を短時間で往復する任務は、かなりきついものと思いますね。
船長は確かにかっこいいけど、その重責を考えると本当に大変な仕事ですね。 -
この部屋は「サロン会議室」です。
こんなお部屋もあったんですね。
エライ人たちが、ここで大事な話をしたり、ノンビリ篠かも知れません。
この場合、亭主はどこに座るのがいいのでしょうか?(~o~)
左側のソファーに寝っ転がって、「お茶!!」なんて叫んだら、カミさんに叱られるかもね(^_^;) -
船の頭脳!!
操舵室です。 ここに入ると、ちょっとだけ航海士気分に浸れますね。
皆さんはどうですか?(^o^) -
そこで、当家のカミさんを航海士に!!
ウ〜ン、もうちょっとかなぁ。(~o~)
今では女性航海士があちこちで活躍していますし、大型客船の船長にも女性がいますから、カミさんもひょっとして似合うかもね? -
今度は私。
やっぱりダメだわ!(-_-;)
ま、掃除でもしますか。 -
太平洋戦争末期に、青函航路もアメリカ軍に攻撃されてしまいました。
軍用船ではないのに、しかも敗色濃厚な時期になってから、このような犠牲を強いられたことは悲しいことです!!
降伏決定がもう1ヶ月早かったら救われたのに、本当に残念です。
黄色の船の印は旅客船で、赤い船の印は貨物船です。 -
青函連絡船の歴史(明治41年〜昭和20年まで)の説明です。
-
攻撃される青函連絡船です。
こんな平和的な船まで攻撃するなんて!!
「戦争だから仕方がない」
という説明に納得することは出来ません!!
こうなる前に!!何をなすべきか。
本当に真剣な問題だと思います。 -
八甲田丸の船底部分にやってきました。
これはエンジンです。
1600馬力のエンジンを8基搭載し、合計で1万2800馬力だったのですね。そして、18.2ノットの速力を可能としていたようです。
当時としては結構速い船です。(^o^) -
エンジンと推進機関系の図です。
4基のエンジンで、一つのスクリューを回していたのですね。 -
車両を積載するデッキです。
連絡線が鉄道車両を輸送していたことは知っていましたが、実際の状況は知りませんでした。
すべては、来てみて知りうること。
どんなところにも出掛けていって、いろいろなものをこの目で見たいですね。 -
この塗装は特急列車の塗装ですね!!
なんか、またまたあの時を思い出してしまいました。 -
「おかあさん!! これだよ! これ!! オレたちが乗った特急列車はこんな風なヤツだったよ!!」
たしか、「キハ80系」とかいう形のヤツだった。
そうそう、上野からは583系の「ゆうづる」っていう寝台電車で、函館からはこんな形の「おおぞら」っていうディーゼル特急だったような(^-^)
この旅行の計画はすべて私が作ったので、何となくそんなことが思い出されるのです。
これに乗って運命の登別温泉へ・・
新米亭主の座が危ない!!(-_-;)
もう、この先は言わないのが花であります!! !(^^)! -
青函連絡船の活躍した時代は、展示物からも感じ取られるように人と人とのつながりがまだまだ感じられた頃のように思いましたね。
デジタルな時代になった今、人間関係の希薄化・孤立化がどんどん進んでいることを思いますと、技術の進歩とは何ぞや?と思ってしまいます。豊かな人間関係とデジタル技術を結びつけるという役割は、過去の経験が豊かな高齢者にも可能なことと思います。であれば、彼らの提言を期待したいと思いますね(もちろん、若い人からの提案もですが・・)。
いろんなことを考えさせられた、八甲田丸の見学でした。
写真は八甲田丸から見た「フォーレンダム号」です。海上に浮かぶ「フォーレンダム号」の全景を見たのは、これが初めてです。
6万トンは、やっぱり“小さい”ですね!(^_^;)
乗るなら“9万トン”以上!!(^O^)(~o~)
次回は12万トンがイイ!!というのが、当家のカミさんのご希望なのであります(^_^)v(*^_^*) -
「八甲田丸」から見た青森の風景です。
最近はこのような形の橋が流行りですかねぇ。高速道路でも似たような橋を見ますからね。 -
これも「八甲田丸」からの風景です。
全く知らなかった青森でしたが、これ程の港町だったとは!! これまた、来てみないと分からないですね。 -
青森でも函館で見たのと同じ型の超高速フェリーが停泊していました(^^)
学校の夏休み開始と一緒に臨時運行をするようですので、今頃は活躍しているかも知れませんね。
そして、定期運行に移行できることを祈りたいです!!(^_^)v -
観光船が行きます。
港はいろいろな船が行き交って本当に楽しいですね。
行き交う船の多さと面白さでは、香港がイイですよ。
一日中船の写真が撮れます!!
手前の列車は、確かレストランになっているとかいないとか? しかし、人のいそうな気配がないですね。
どうなっているのでしょうか??
地図上にも「あること」だけは分かるのですけど、施設名までは書いてありません。
これも観光振興の一環のはず!!
事実上放置されていることは、残念ですね。 -
ちょっと薄くて分かりにくいですが、橋の上に雪の積もった山が見えます。
当初、岩木山?と早合点してしまいましたが、八甲田山?かと思いますけど・・ -
貨物船の入港です。(^o^)
「あんたも船が好きだねぇ! こんな船まで撮るの??」
「ハイ!、好きであります! だってカッコイイからね」
カミさんにイヤミを言われましたけど、船は大好きです。船を見れば、写真を撮りますね。
いつのクルーズでもそうですけど、私は船で「何かをする」のではなく、「乗ること(乗っていること)」こと自体が何より好きなんです。
それとは違って、食べること・ダンスをすること・ショーを楽しむこと、カジノを楽しむこと・おしゃべりをすること・オシャレをすること・外人さんと触れ合うこと(英会話)・プールやジムを楽しむこと・寄港地を楽しむことなどなど、「コレをしたい!」「コレが出来る!」から船に乗るという方たちもおられます。殆どの人はこちらだと思いますけどね。
当家のカミさんは、食べて・喋って・踊って(我流)・オシャレしたいのであります。ですから、船そのもの(大きさ・喫水・エンジン形式・出力・推進方式・速力ほか)には関心がないのですよ(-_-;)
まぁ、そんなわけで船の写真を撮り続けるのであります!!(^O^)(~o~) -
駅と「八甲田丸」とを結ぶ橋です。
新婚旅行の時、私達は雪に埋もれたこの橋を通り抜けて北海道へ渡ったんですね。
オレの人生の忘れ得ない一コマ・・
なんか、ジーンとくるものがありますね。 -
では、ここで記念写真を!!(^O^)
-
手前が乗船口 あっちが下船口というワケでした。
ちょっと錆が目立ちますねぇ。
観光宣伝もしっかりやって、お手入れもして、長く保存して欲しいものです。
担当者様、よろしくお願いいますね。 -
跨線橋の内部です。
青森・函館・宇野・高松などでこのようなところを行ったものでした。 -
プラットホームと船を結ぶ階段です。
列車が着き、船が着くたびに大勢の人々が荷物を抱えてこの階段を上り、また降りたものですね。
↓のアドレスをクリックされてから、左側一覧の中の「青森駅」をクリックされますと、駅の場所が分かります(地図画像を拡大されますと、さらによく分かります)。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&msa=0&msid=101016593599736252226.000471a3ac99cac3ffa0d&ll=40.823958,140.744863&spn=0.013916,0.029225&z=16 -
船尾が面白くて一枚撮りました。
ブリッジのようなものが張り出していますが、これは列車進入時の安全を確認するところでしょうか??
例えば、レールがちゃんと合っているかとか。
これをご存知の方がいらっしゃったら教えて下さいね。 -
真後ろからの様子です。
これぞ鉄道連絡船!!
この光景こそ、青函連絡船の使命を物語るもの!!
ジッと見ていると、列車などの車両が船内に進入していく様子が想像されますね。
こうして見ていますと、時の流れの無情ささえ感じます。
人々の暮らしや産業を支え、夢も運んだ連絡船にたいして、改めて「ご苦労さまでした」と言いたいですね。 -
「八甲田丸」からの帰りは、海沿いに歩いて帰ることにしました。
時間はありますし、ゆっくり見ていきたいですからね。
「八甲田丸」への感謝と記念の気持ちを込めて、一枚撮ったのであります!!(^-^) -
「アンタも好きだねぇ。また船を撮るの??」
-
「八甲田丸」のとなりに入港してきた新型の巡視船です。
ちょっと古い巡視船では最近の船の速力に負けてしまうため、30ノット級の高速タイプのやつを作ったのであります。
スパイ船とか密漁船とかはとにかく速いですから、20ノット級の速さでは話にならないですよ!
車は国境の外まで逃げられませんが(特に日本では)、船の場合は領海外に逃げらますからねぇ(^O^) -
青森港に面した三角形のビル「アスパム」の1階レストランで「ホタテラーメン」を見つけました。
カミさんには、やんわりと言ってみました。
「ホタテラーメン、美味しそうだね」
「それじゃあ、一杯だけだよ!」!(^^)!
これ、サッパリとしていながら美味しく、ホタテのよさを活かしていると思いましたよ!!
お味は「○」でありました。
カミさんにも少し分けてあげましたが、カミさんも褒めていました。
これで、
函館=ホタテの焼いたヤツ
小樽=ホタテの刺身
青森=ホタテのラーメン
と、ホタテの味わい方を3つ楽しんだわけであります(^O^)(^_^)v
こんな風に一つの素材をテーマにいろいろ味わってみるのもいいですね!(^o^) -
またまた船を見つけました。
前の船は国土交通省の船で、後は観光船のようですが・・ -
青森県観光物産館「アスパム」をバックに、記念写真です。
おかあさんは、とても元気です!!(^o^)
私は疲れています!!(-_-;)
↓のアドレスをクリックされてから、左側一覧の中の「観光物産館アスパム(青森)」をクリックされますと、その場所が分かります(地図画像を拡大されますと、さらによく分かります)。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&msa=0&msid=101016593599736252226.000471a3ac99cac3ffa0d&ll=40.826621,140.750334&spn=0.013915,0.029225&z=16 -
豊富なカメラ機材をお持ちの、写真のプロ?と思われる方が船の写真を撮ってみえました。
午後の時間帯はちょうど順光となって、綺麗な写真が撮れると思いますね!(^o^) -
船に帰ってきたところを、私達のキャビン担当の船員と出会いました(^^)
いつもお部屋を綺麗にしてくれて、愛嬌のあるタオルアートを毎晩作ってくれているのです。
船内でもカミさんの顔を見れば、
「マダム・マダム」
と言ってくれ、カミさんを喜ばせてくれていました。
片言の日本語で話してくれますし、いつもこんな感じです(^o^)
乗組員も仕事の合間をみて??または非番の時?? こんな風に寄港地を楽しんでいるのですよ。 -
テントではお茶などの接待もあって、にぎわっています。
私達は一つ一つ覗きませんでしたが(今になって反省しています)、地元の人々の熱意が感じられます。 -
テント内でいただいたお饅頭です。
無料でこのお饅頭と緑茶のサービスをしていただき、本当に申し訳ない気持ちです。
私の英語が堪能であれば、外国人乗船客がどんな風に味わったか聞きたいところですけどね。
残念!! -
青森市の背後に聳える「八甲田山(たぶん、そうだと思います)」です。
私は山を登る体力はないですけど、山を見るのは大好きなのです。
以前の一時期には「山名同定」も趣味の一つのように親しんでいましたが、今ではそれもやれなくなりました。(-_-;)
でも、山を見るのは楽しい!!ですね(^o^)(^_^)v -
いよいよ青森港を出港します。
ここでも、地元の方々の増えや太鼓での歓送の行事がありました!!嬉しいことです!!
この歓送行事の時、地元代表の方が文面を読みながら英語で歓送の挨拶をされたそうです。こんなところにも地元の熱意が感じられて、感激しますよね!(^^)!
ところが、それを見た英語を話せる日本人女性乗船客が
「顔を上げて挨拶せよ。日本人の恥だ」
と船上から叫んだとか。そんな話が船内で噂になりました。
もし本当であれば、なんて恐い話でしょうか。
その後、英語を話せる日本女性の礼儀を失した行動がたびたび話題になりましたが、同じ方かどうかは分かりません。
これまで国内外でたくさんの旅をしましたが、このような話を聞くのはただの一度もなく、本当に初めてでした。
「旅は道連れ世は情け」のことわざ通り、皆さんと楽しい旅をしたいものですね。いつかどこかで再会した時にも喜び合える出会いでありたいものですね。
ちょっと暗い話をしてしまいましたが、今回のクルーズの中では無視できない話題でしたので、取りあげました。
話を戻して、
これからは、アジアがクルーズ市場として注目されますので、客船誘致を積極的に進めるとイイですね。 -
これまた、とても見づらい写真で申し訳ないのですが、あの有名な「岩木山」が霞んで見えました!!
なんか、宝物を見つけたみたいに嬉しくなってしまった私です。!(^^)!(^_^)v -
さぁて、ディナータイムですよ!!
ディナーの帰りには、赤い帽子をかぶったお兄さんからジンジャエールとミントのあめ玉をいただくのです。
当家のカミさんは一つでなく、
「二つがいい」
と言うのです。
それは、ちょっとねぇ(-_-;)
やっぱり淑女のように!!って思うんですけどね(^_^;) -
前菜ですね。
詳しいことは忘れました!(^O^) -
これはマッシュルームのスープです。
-
きょうもニューヨーク・ステーキをとってしまいました。(^o^)
-
この時刻の(8日深夜)船の位置は函館市の東方およそ100Kmあたりです。
-
船は一路アラスカをめざします。
明日の寄港地は?
ありません!!
明日から6日間走り続けて、7日目の朝にアラスカの「コディアック」に到着します。 -
キャビンではこの子が待っていてくれました。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- エムさん 2009/07/24 15:43:53
- 青森港を出港
- カメちゃんさん、こんにちは。
青森を出港して、アラスカへと向かいましたね。
お茶やお菓子のおもてなし・・・地元の歓迎振りが目に浮かびます。
地元代表の方の英語のご挨拶、これも素晴らしいですね。
慣れない英語を必死で練習されたのでしょう!?頭が下がりますよ。
とても野次を飛ばす気にはなれませんね。
殆どの方は感謝の心で拍手を送られたことでしょう・・・('-'*)
出港シーンはいつ見ても胸が詰まります。
ではまた続きを楽しませて頂きます。
エム
- カメちゃんさん からの返信 2009/07/24 23:20:34
- RE: 青森港を出港
- エムさん こんばんは!!(^^)
きょうはお出掛けしていまして、お返事が遅くなって申しわけありません。m(_ _)m
きょうも時々の雨と蒸し暑さとで、梅雨らしいイヤなお天気でしたね。
> お茶やお菓子のおもてなし・・・地元の歓迎振りが目に浮かびます。
お話のとおり、青森の方たち熱心に歓迎してくださいましたよ〜(^_^)
私は日本人として、外国の乗船客に喜んでもらえたことを本当に嬉しく思いました。
> 地元代表の方の英語のご挨拶、これも素晴らしいですね。
> 慣れない英語を必死で練習されたのでしょう!?頭が下がりますよ。
> とても野次を飛ばす気にはなれませんね。
> 殆どの方は感謝の心で拍手を送られたことでしょう・・・('-'*)
そうですよ!!
必死に練習されて英文の挨拶を読み上げられたことには、心からご苦労様!!と言いたいですよね!! 国内でさえ挨拶文を読み上げている例はたくさんあるのに、しかもそれが失礼でも何でもないのにねぇ!!
実は、「英語の出来る日本女性」の行動には、それをテーマに一冊の旅行記が書けるほどの無礼・失礼な言動が多々あったのです。 いかなる才能や能力も、ごく当たり前の常識と思い遣りの心に支えられていなければ、人々に迷惑を掛けることになりかねないという誠に残念な事例でした。
> 出港シーンはいつ見ても胸が詰まります。
本当にそうですね。
外国の寄港地でも、手を振って見送って下さる方々を見ますと、ウルウルッてきちゃいますよね。
こうした情感に浸れるのは、船の旅ならではこそのものですね。
> ではまた続きを楽しませて頂きます。
>
ありがとうございます!!
旅行記作成が遅れていますけど、よろしくお願い申し上げますm(_ _)m
話が変わりますが、
当家のカミさんはエムさんの地中海クルーズを読ませていただいて、
「いいな、いいな」
を連発しております。今年は諸事情で「我慢!」のつもりですが、心の方がチョットぐらついたりして・・(^O^)(~o~)
それでは、また・・
今後ともよろしくお願いします。
カメちゃんより
-
- 白い華さん 2009/07/18 21:19:58
- 思い出! いっぱい の 「青函 連絡船」 でしたね。
- 今晩は。
ロシア カムチャッカ 半島! の 街・・・って、 そりゃあ〜、 滅多に 行けない 所!で しょうし、
国内の 青森!に 変更・・・と、 なれば、 オランダの 船!に 乗っている 外国人は 思わなくても、
ーーーカメちゃんの ちょっと、 残念な 気持ち! お察し! 致します。
でも、カメちゃんの 若かりし 頃! 『3月は、雪の 青森 ・・・新婚 旅行』 で 訪れた 思い出! いっぱい の 「青函 連絡船 『八甲田丸』 の 博物館(?) 訪問」 は、 ご夫婦に とって、
また、 素晴らしい 一日! と なった 様ですね。
かなりの 時代を・・・ 経て (笑)、
立派に 人生を 過ごして、 現在も 夫婦 仲良く・・・世界 クルーズを 楽しんでいる 素敵な カメちゃん 夫妻! だから こそ、
『「新婚 旅行!の 思い出の ひとコマ」 の 再訪』 には、 意味が あるのでは・・・??? と 心底 思う ワタシ・・・ ナのでした。
カメちゃんは、 船にも 詳しいし、 「八甲田丸」
とっても 楽しめた ようで・・・ ワタシも 一緒に 乗っている 気分!で 説明を 読み、良〜〜く 理解 出来ましたよ〜。 (♪)
船の 何処を 歩いて・・・も、
『カメちゃんの 知識! で 納得の ご説明!』が いやぁ〜、 実に 嬉しい〜 ですねぇ〜。
昭和も 20年代!の 品々・・・は、 懐かしい けど、
それぞれの 貧富の差!を 感じる・・・、 厳しい 時代! でも あったんデスネ〜。
沢山の お写真と 共に、 「八甲田丸」 を ひとつの 旅行記!で ご紹介。
カメちゃんの 船 好き!
そして、 新婚 旅行!と いう 人生の 大きな 節目!
「ただ、 ソコ!を 見てきた」 だけ!!!
では ない、 『深み!の 感じられる 旅行記』 だと 感じました。(♪)
レールの 向こう!に 黄色い お船・・・。
この 一枚! いい デスネ〜。
『青森の・・・お茶や 和菓子! での オランダ船 の 歓迎』 は、 心が こもって いますね。
やっぱり、 外人が 多い・・・と 思う と、
受け入れ 側!も 力!が 入って しまうのでは ないでしょうか?(笑)
それでは また
- カメちゃんさん からの返信 2009/07/18 23:11:06
- RE: ようやく国内脱出!!です。
- 白い華さん こんばんは!!(^^)
旅行記作成のピッチが上がらず、ようやく国内脱出にまでこぎつけました(-_-;)
白い華さんにはいつも応援していただき、また、こうしてお話をお聞きできて本当に感謝・感激です!!
> ロシア カムチャッカ 半島! の 街・・・って、 そりゃあ〜、 滅多に 行けない 所!
これには本当にがっかりしましたね。
いっそ、やめようかと思ったこともありましたが、20日間の船旅も滅多に出来ることではないし、何よりカミさんの記念の旅!!でしたから行くことにしたのですよ!!
> でも、カメちゃんの 若かりし 頃! 『3月は、雪の 青森 ・・・新婚 旅行』 で 訪れた 思い出! いっぱい の 「青函 連絡船 『八甲田丸』 の 博物館(?) 訪問」 は、 ご夫婦に とって、
> また、 素晴らしい 一日! と なった 様ですね。
青函連絡船という一時代を画した船と、私達の第二の人生の出発点の思い出とが重なって、想うことは多々ありましたね。
それが、他の観光地とは違った印象にもなったんですね。
でも、カミさんは船そのものへの関心も薄いこともあってか、以外にサッパリしているんですね(~o~)
> カメちゃんは、 船にも 詳しいし、 「八甲田丸」
> 船の 何処を 歩いて・・・も、
> 『カメちゃんの 知識! で 納得の ご説明!』が いやぁ〜、 実に 嬉しい〜 ですねぇ〜。
> ワタシも 一緒に 乗っている 気分!で 説明を 読み、良〜〜く 理解 出来ましたよ〜。 (♪)
ありがとうございます!!
このお話で、白い華さんを船の中にご案内することが出来たんだと、実感しています(^^)(*^_^*)
旅行記に「説明」じみたことはあんまり良くないと思いながら、想いばかりが強いものですからついつい書いてしまうんですね(^_^;)
とは言え、それも旅の中で感じたこと。遠慮しながらやっぱり書いています。
でも、それも白い華さんに読んでいただけて、本当に感謝していますよ〜〜!!(^_-)(^-^)
> 昭和も 20年代!の 品々・・・は、 懐かしい けど、
> それぞれの 貧富の差!を 感じる・・・、 厳しい 時代! でも あったんデスネ〜。
戦中生まれの私達の年代は戦後初期の生活を体験していますから、あのような品々を知っていますし、使ったこともあって、特に懐かしく想いましたね。
あの時代に青函連絡船に乗る人々は、あの品々を見る限りある程度の生活レベルの人が多かったと思われますね。
> レールの 向こう!に 黄色い お船・・・。
> この 一枚! いい デスネ〜。
白い華さんにもそう仰っていただき、嬉しい限りです!!
あの一枚の光景を見落としたら、「ただの船」になるところでしたよ!!(^_^;)
> 『青森の・・・お茶や 和菓子! での オランダ船 の 歓迎』 は、 心が こもって いますね。
> やっぱり、 外人が 多い・・・と 思う と、
> 受け入れ 側!も 力!が 入って しまうのでは ないでしょうか?(笑)
クルーズ船が頻繁に寄港する港(私達が海外でクルーズするところ)では、歓送迎の行事なんてありませんから、今回の日本各地への寄港はその点でも楽しかったですね。
日本脱出からアラスカへと旅行記は続きます。
ご声援のほどお願いしますm(_ _)mm(_ _)m
白い華さんの方へもお邪魔したいと思っています!!
ありがとうございました。
それでは、また・・
カメちゃんより
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