涼を求めて - EPSONアクアスタジアム

2009/06/27 - 2009/06/27

夏は苦手です。
全日本くせ毛の女子の敵たる湿気、種々雑多な昆虫たちとの望まぬ交流、我が脳細胞を完膚なきまでに破壊する暑さ…

南極でペンギンさん達ときゃあきゃあ鬼ごっこする妄想はとりあえず脇に置いておいて、近場の水族館に涼みに行って参りました。

エリア 品川(東京)

まずはＪＲ品川駅・高輪口から階段を降りた右手にある緑色のエレベータで、２階にあるイタリアンレストランに上がり腹ごしらえ。
帆立クリームコロッケはゴロゴロ帆立が入っていて美味であった！

海の恵みによってじゅうぶん活力を得たのちアクアスタジアムへ。入り口は意外と手ごわい坂を上った所にある。
入場料1,800円でイルカとアシカのショーも見られる。メリーゴーランド的なアトラクションもある。これは別料金。しかも高い。

まずはサメとエイのコーナー。
水中を優雅にふわふわと舞うさまは、宇宙生物のようだ。

小さな水槽のコーナーではお魚の赤ちゃんwith『ポニョ』の特別イベント開催中。
ぷりぷり怒っているような顔が無闇に可愛らしいふぐの赤ちゃん。

サメとエイのコーナーは水中トンネルになっている。
陽炎が立つほどの外の暑さに比べここは別世界！

この日の東京の最高気温は31℃だそうで、全国の水族館と稲川淳二は笑いが止まらないであろう。

13:30から水中トンネルにて餌付イベントが始まった。

このノコギリエイは、下から見ると「いったんもめん」の顔のようで怖い。思いがけず淳二的な涼しさも味わえた。
上から投げ込まれる餌は死んだ魚で、彼（彼女？）ばかりもぐもぐ食べている。この水槽のボスに違いない。
自然界ではノコギリの歯に引っ掛けてブンブン振り回し、気絶させて口に運ぶ。

しろくろ・きいろ。

むちむちのうしろ姿に、抱きしめたい衝動に駆られること必至のペンギン軍団。

こども達からは「きゃぁぁ〜きもちわるい！きらい〜！！」と大不評のカニ軍団。

カマイルカ、バンドウイルカ、オキゴンドウ（これは鯨）の３種が繰り広げるイルカのショー。
彼らが華麗にジャンプした際に水が飛んでくるので、前方の赤い客席は「危険」、黄色は「要注意」の目印。売店で合羽(100円)を売っている。黄色の席に座ったが全く濡れなかったので逆にちょっと残念。

不覚にも、何だか意気のいいマグロがぴちぴち跳ねているように見えてお腹が空く。
イルカは本当におりこうさん。ABBAの"Dancing Queen"に合わせてノリノリ♪

イルカショーが終わったら、すぐさまアシカショーの会場に民族大移動。
２組のペアが芸を競い、集音器で計測された拍手と笑い声によって勝敗が決まるという出し物。
反省サルならぬ「反省イルカ」をする敗者、サラサちゃん。

EPSONアクアスタジアム訪問、こども向けかと思いきや大人も意外と楽しめた。涼を求めるには○。
ただ館内はこじんまりとしており展示数も少ないので入場料1,800円はやや高すぎる感はあるかも。。。都会のど真ん中なので仕方ないのかなぁ。